高知は走りたくなるサイクリングコースだらけ。絶景もグルメも楽しめるルートを厳選！

高知でサイクリングをしよう

高知のサイクリングコースの特徴

高知は四国4県の中で最大の面積を持ち、南は太平洋に面しています。県の面積のうち山地率が89%と高く、変化に富んだ景色が見られるのが魅力です。四万十川や剣山地・石鎚山脈、足摺岬など景勝地がたくさんあり、多くの観光客が訪れます。

豊かな自然に恵まれた高知には「ぐるっと高知サイクリングロード」と呼ばれるサイクリングコースがあります。全部で43のコースがあり、初心者から上級者まで変化に富んだコースが楽しめるのが魅力です。

レンタサイクルも充実

高知はレンタサイクルショップが多く、観光客も気軽にレンタサイクルを利用できます。またサイクルオアシスも多く、無料でトイレを利用したり、空気入れを借りたりすることができます。休憩スポットとしても利用できるので便利です。

タンデム自転車で走行可能

タンデム自転車とはペダルが縦に並んでいる2人乗り用の自転車で、後ろに乗る人はハンドルの操作が必要ありません。高知では、公道でのタンデム自転車の走行が認められていて、観光やツーリングなどで楽しめます。タンデム自転車のレンタサイクルもあるので利用してみてください。

高知のサイクリングコースをチェック

今回は、高知のサイクリングコースの中から初心者やファミリー向けのコースとして2選、中・上級者向けのコースとして2選をご紹介します。

太平洋の景観が楽しめるビュースポットや、おすすめ観光スポット、周辺のグルメスポットなども合わせてご紹介いたしますので、いろいろな場所を自転車で訪れてください。（本記事は2022年6月11日時点での情報を元に作成しています。）

ファミリー向けサイクリングコース2選

①リョーマの休日コース

「リョーマの休日コース」は高知の歴史や文化、自然を体験できるサイクリングコースで、高知市内の観光スポットを巡ります。高知駅前からレンタサイクルで気軽に楽しめるコースで、初めて高知を訪れる人におすすめです。

走行距離は約34kmで、ルート沿いには見どころが多く、時間をかけてゆっくりと回るといいでしょう。コースは平坦で、初心者やファミリーで楽しめます。

高知市内の見どころが満載

高知駅を出発したら、四国八十八ヵ所霊場・第31番札所の竹林寺を訪れます。標高145mの五台山の山頂にあり、ビュースポットとしても人気です。続いて自転車で南下し、瑞山記念館や坂本龍馬記念館、桂浜を訪れます。

桂浜の南端にはパワースポットとして有名な海津見神社（竜王宮）があり、太平洋の絶景が一望できます。その後、北上し、龍馬の生まれたまち記念館、高知の名所・はりまや橋を訪れ、高知駅に戻ってゴールです。

食事は「ひろめ市場」で

ひろめ市場は高知の台所とも呼ばれるスポットで、地元のグルメを提供する屋台や飲み屋が40軒以上入っています。屋台で好きな料理を注文し、イートインスペースで飲んだり食べたりするシステムです。安くて美味しい料理が食べられると、いつも多くの人で賑わっています。

②室戸満喫コース

「室戸満喫コース」は、高知県東部の室戸岬を一周するサイクリングコースで、走行距離は約16kmと短いものの、体験スポットが多い見どころ満載のコースです。コースは平坦でファミリーで楽しめます。中・上級者は室戸岬から海沿いの絶景ロード「スカイライン」を北上するのもおすすめです。

スタートは室戸世界ジオパークセンターで、アクアファーム、室戸岬、第25番札所津照寺、室戸ドルフィンセンターなどの観光スポットを回り、起点に戻ります。

パワースポット「室戸岬」

こちらのコースのハイライトは、四国の東南端・室戸岬です。岬の下には弘法大師空海が修行をしたとされる御厨人窟（みくろど）があり、高知のパワースポットとして知られています。

室戸岬灯台や室戸岬展望台は「恋人の聖地」にも認定されている絶景スポットです。高台から太平洋の大海原が一望できます。

「室戸ドルフィンセンター」もおすすめ

ファミリーにおすすめの観光スポットが、室戸岬周辺にある「室戸ドルフィンセンター」です。イルカと触れ合い体験ができる施設で、餌やり体験やトレーナー体験、ドルフィンスイム体験などのプログラムが用意されています。更衣室やシャワールームが完備されているので、サイクリングの途中に立ち寄ることもできます。

中・上級者向けサイクリングコース2選

①目指せ!四万十源流点コース

「目指せ!四万十源流点コース」は四万十川の源流域を目指すサイクリングコースで、走行距離は約100km、所要時間の目安は約6時間40分のロングライドです。

「道の駅 かわうその里すさき」からスタートし、前半は安和海岸沿いを走行して四万十川源流点まで、後半は新荘川沿いを走って道の駅まで戻ります。「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川の景色、海や茶畑、沈下橋など、変化に富んだ景観が楽しめるのが魅力です。

緩やかなワインディングコース

コースはゆったりとしたワインディングコースが続きます。獲得標高は1,132mありますが、勾配が緩やかなので、初心者でも休憩を挟みながら登ることができます。コース沿いには道の駅があり、地元のグルメが楽しめるのも魅力です。

「道の駅 四万十とおわ」で一休み

「道の駅 四万十とおわ」は四万十川沿いにある道の駅で、休憩スポットにおすすめ。「とおわのアイス屋さん」は四万十の食材を使ったオリジナルのソフトクリームやアイスが楽しめる人気店で、地元産の紅茶を使ったソフト「しまんとアフォガード地紅茶」は絶品です。

また「とおわ食堂」では四万十川エリアの名産、鮎、ウナギ、四万十ポーク、十和錦などを使った美味しいメニューが味わえます。毎週木曜の郷土料理のバイキングもおすすめです。

②足摺満喫コース

「足摺満喫コース」は四国最南端、足摺半島を一周するサイクリングコース。走行距離は42kmと中・上級者コースにしては短いのですが、途中、標高差約700mのヒルクライムがあるチャレンジコースとなっています。

「海の駅あしずり」を起点とし、足摺スカイラインを抜け、足摺岬、鵜の岬展望台などの絶景スポットを回ります。ジョン万次郎資料館や万次郎足湯などの観光スポットを訪れるのもおすすめ。所要時間は2時間50分です。

足摺岬の絶景を楽しもう

足摺岬は高知県南西部にある景勝地で、2か所の展望台があります。どちらも視界270度のパノラマビューが見られます。岬の先端には約18mの足摺岬灯台や、坂本龍馬やジョン万次郎の銅像が立つ広場などがあり、周辺を散策するのもおすすめです。

その他にも足摺岬の周辺には四国霊場第38番札所・金剛福寺や「足摺七不思議」などの見どころがあります。

高知をサイクリングを満喫！

出典：https://unsplash.com/

高知のサイクリングコースを4選ご紹介しましたがいかがだったでしょうか。高知は自転車での観光を推進していて、40以上のサイクリングコースがあります。

ファミリーや初心者でのんびりと楽しめるコースや、中・上級者向けのチャレンジコースなどがあり、レベルに合わせてコースを選べるのが魅力です。スイーツやグルメを楽しんだり、観光スポットを訪れたりしながら、高知でサイクリングを満喫してください。

高知の観光情報はこちら

高知には観光スポットがたくさんあります。高知の絶景スポットや四万十川のラフティング体験コース、温泉などの情報をまとめた記事はこちらになります。サイクリングをしながら、高知の観光スポットを訪れて楽しんでください。

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