molten フィンガーテープ 1.3cm×15m(2巻入)
ニトムズ ニトリート CBテープ スポーツテープ
3M マルチポアスポーツ レギュラー 50mm 6巻
ボルダリングでは定番のテーピング
今や大人気アクティビティとなったボルダリング
ロッククライミングの一種であるボルダリング。歴史や知名度こそ以前からあったものの、実際に挑戦する人たちはそれほど多くありませんでした。しかし、近年は全国各地にボルダリングジムがオープンするなど、競技として盛り上がりを見せています。
小さな子供も楽しんでいる光景が見られるほどで、今や大人気アクティビティ・スポーツになったと言えるでしょう。東京オリンピックではスポーツクライミングが正式競技に採用されたこともあり、ますます注目は高まっています。
指や手首を痛めた時はテーピングをしよう!
ボルダリングは必要な器具類なども少ないのも大きな特徴の1つです。加えて、用具類をレンタルしてくれるボルダリングジムも多く、未経験の方でも気軽に挑戦しやすい環境が整っていると言えるでしょう。
しかし、その身1つで壁を登っていくという性質上、どうしても指・手首・腕などに痛みを抱えてしまいがちです。そんな時は、ぜひテーピングを試してみてください。本記事を通して、ボルダリングのためのテーピング方法を部位別にチェックしていきましょう!
意味やメリットを確認しておこう
痛みを和らげることが可能
最初に、わざわざテーピングを施す意味やメリットについて認識をしておきましょう。まず、テーピングをすることで関節を固定し、動きのサポートができます。それにより、痛みを和らげたり軽減することが可能です。
ボルダリングや指や手首・腕などの関節をハードに使うスポーツです。しっかりとテーピングを行うことで、痛みにくくしたり、和らげたりできるでしょう。
手や皮の「保護」にもなる!マメ防止効果も期待できる
テーピングは、手のひらや指、そしてそれらの皮の保護にもなるのでおすすめです。結果的にマメの防止効果も期待できます。また、特にボルダリングをしても痛みを感じていなかったとしても、試す価値があると言えるでしょう。
ホールド力UPにも◎
ボルダリングにおいて、指のホールド力を高めるのにも「テーピング」は有効的な手段となり得ます。特に中指と人差し指をテーピングで固定することで、がっちりとしたホールド力が得られ、ウォールをより登りやすくできるでしょう。
決して「ケガやマメの予防」・「痛みの軽減」のためだけのものではないということを頭に留めておきましょう。ただし、指先にはテーピングをしないようにしましょう。指先にテープを貼ると滑るリスクが高く、逆効果になってしまいます。
手や手首へのテープの巻き方を確認!
手に行う際は「甲側」から巻こう
最初にチェックしておきたいのが、指などの「手」まわりにテーピングを行う場合の注意点です。必ず「手の甲側」から巻き始めるようにしてください。というのも、手のひら側にテープのスタート(端)があると、ホールドなどと擦れてしまいます。
そうすると、せっかく巻いたテープがめくれてしまったり、粘着力が弱くなったりしてしまいます。そのため、手の甲側から巻き始めて、手の甲側で巻き終えるようにすれば、はがれにくく長持ちするテーピングができます。
「指」への巻き方を解説
それでは早速、ボルダリングで痛めやすい指へのテーピング方法を確認しておきましょう。特に初心者の方が痛めやすい部位になるので、ボルダリングを始めたての方も頭の片隅に入れておくといいでしょう。
指にテーピングをする時は、手の甲側から1〜2周、根元を巻くといいでしょう。このとき、2周目は1周目から少し軌道をズラして巻くのがポイントです。こうすることでテープと皮膚の粘着面が増えるため、より剥がれにくいテーピングに仕上げられます。
「手のひら」への巻き方を解説
続いては、マメなどもできがちな「手のひら」、厳密にいうと指の付け根あたりへのテーピング方法に注目いたします。こちらのやり方もシンプルで、手の甲側から横向きで一直線にテープを1〜2周、軌道をズラしながら巻けばOKです。
この時、指を閉じた状態で巻いてしまうと実際にボルダリングに取り組む際に手が開きにくくて苦労します。そのため、テーピングをする時は指・手のひらを軽く開きながら巻くのがおすすめです。
「手首」への巻き方を解説
ボルダリングで痛めやすい部位で、TFCC損傷などのリスクもあるのが「手首」です。手首にもテーピングを行っておくのはとても賢明だと言えるでしょう。とはいえ、テープの巻き方自体はここまで紹介してきた部位と大差ありません。
テープを巻く際、尺骨茎状突起(手首のぐりぐりとした骨)を気にする必要はありません。テープで隠してしまうつもりで巻いてください。テープ端が尺骨茎状突起に少しかかる位置から巻き始めて、2周目で完全に隠れるように巻くイメージです。
おすすめのテープをチェック!
手におすすめ!モルテンのフィンガーテープ
molten フィンガーテープ 1.3cm×15m(2巻入)
テーピングをするのは、どのテープでもいいというわけではありません。巻きたい部位に適したテープというものが存在しています。指に巻く場合は細めのテープがおすすめです。上記商品のように「指用」として販売されているものを選ぶといいでしょう。
こちらは動きが激しいハンドボール用の商品ですが、レビューなどでもその品質の高さがとても高く評価されています。下記をみると粘着力も程よくて使いやすいことも伝わってくるでしょう。
さすが専用のものだけあり、息子が気にいって、使っています。以前は幅広い専用のものでなく、粘着力も凄く、ベタベタになったそうですが、適度でこの商品はお気に入りになりました。
手のひらにおすすめ!ニトリートスポーツテープ
ニトムズ ニトリート CBテープ スポーツテープ
手のひらへのテーピングは、指よりも若干太めのテープ幅の製品がおすすめです。数値でいえば20〜30mmほどのものでしょう。上記商品は幅最小13〜最大50mmの製品の中から選べるので、自分が使いやすいサイズ感のテープをチョイスできるでしょう。
なお、下記レビューからは粘着力が強すぎなくて肌荒れしにくいことが評価されています。ただその反面、ボルダリングをする際には剥がれやすい可能性もある点は注意しましょう。しっかりズラして貼るのが大切です。
腱鞘炎で手首をテーピング毎回張り替えて使用。
以前使用していたテーピング用テープは粘着力が強く剥がすときに痛く肌荒れしていた。
この手首は粘着力がテープどうし剥がれない程度に弱くちょうどいい。
手首におすすめ
3M マルチポアスポーツ レギュラー 50mm 6巻
手首にテーピングを行う場合は、50mmなど太めのテープを使用するのがおすすめです。しっかり手首を巻いてあげれば、痛みを和らげてくれる効果を発揮してくれるでしょう。上記商品は濡れても乾きやすい撥水タイプのテープなので、汗をかいても安心です。
また、下記レビューを見てみると、使用後に「剥がした際」のベタつき具合が少ないという魅力も伝わってきます。肌が荒れる原因にもなりますので、そういった意味でも安心して使える絵製品です。
以前はAmazonで一番コスパが良いと思われるキネシオテープを使っていましたが、使用後は毎回粘着剤が肌に残り、取り去るのが大変でした。そういうことがあったので、ちょっと高くても国産ならどうだろうとこちらを試したところ、何とまあベタつきがほとんど残らず。たまに剥がした後にテープの端の方で粘着部分が筋状に残るぐらいでした。(それも簡単に取れます)
テーピングをしてボルダリングを楽しもう
今回の記事では、ボルダリングで痛めてしまいがちな指や手首など、部位ごとのテーピング方法、およびおすすめのテープを紹介してきました。テーピングは、痛みなどを和らげるだけでなく、ホールド力を高める効果なども見込めます。
ただし、テープで滑るリスクもあるので使用時には注意しましょう。指や手のひら、手首などに適切にテーピングをすれば、痛みで日常生活に支障をきたしにくくできます。うまく活用しながら、ボルダリングを楽しんでいきましょう!
ボルダリングのテーピング方法が気になる方はこちらもチェック
本サイトには、他にもボルダリング関連の記事を多数掲載しています。今回は「テーピング」にのみフォーカスを当ててきましたが、「ケア」に関する情報を取り扱っている記事も掲載中ですので、ぜひ併せてご覧ください。
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