検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【初心者必見】沢登りに必要なおすすめ装備品5選。事前準備で、安心安全に楽しもう!

登山道を歩くだけでは物足りない!そんなアクティブな経験がしたい人に人気の「沢登り」は川を泳ぎ、岩壁を登るなど大自然を満喫できるスポーツです。しかし危険が伴う沢登りは装備が大変なので、この記事では初心者にも分かりやすく基本的な装備品の準備を紹介します。
2022年6月7日
ハムカツ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

この記事で紹介しているアイテム

阪神素地 フィッシングタビ

mont-bell ディナリーパック

Black Diamondモーメンタム

マムート Skywalker 2 ヘルメット

キャラバングローブ 渓流グローブ

ファイントラック エバーブレスフォトンジャケット

ファイントラック ドライレイヤーベーシックロングスリーブ

沢登りに必要な装備とは

沢登りとは

沢登りは日本固有の山登りの形態として、古くから足袋とワラジを用いて行われていました。普通の山登りでは物足りない!とアクティブに山登りを楽しむために、沢に沿って河原を歩き滝や岩壁を登るシャワーくらいみへと進化したのです。装備も安全に配慮されたギアが、たくさんのブランドから販売されています。

沢登りを安全に楽しむ装備とは

大自然を満喫できる遊びとして人気の高い「沢登り」を安全に楽しむためには適切な装備品を準備する必要があります。それは、沢登りが登山道を歩かずに道なき道を進んでいくためです。

登山は山頂まで登山道に沿って歩きますが、沢登りでは登山道を飛び出しロープなどを使って山の中を自由に登っていきます。ロッククライミングで崖を登り、川を泳いで渡るためには状況に応じた道具を装備しなくてはなりません。

装備品は値段より機能を重視する

装備品をそろえるときに大切なのは、値段を安く済ませようと機能を無視すると命を落とす危険性があります。極端な例を出すと、安いからと100均で購入したヘルメットが落ちてきた石や枝から頭部を守ってくれるのかは疑問です。

しかし、誰にでも予算があるので基本的な予備知識をつけて比較検討をするために、この記事では安全に沢登りができる装備品の種類や素材を紹介していきます。

始める前に準備するもの2選

1.沢靴選びから始めよう

沢登りの装備品は、まず靴選びから始めます。山道を歩くだけの登山と違い、沢登りは川や岩で滑ると命にかかわる重大な事故につながるため慎重に選びましょう。靴のタイプや靴底のゴムの素材によって向き、不向きがあります。また、いろいろなアウトドアブランドから沢靴が販売されていますがサイズに若干の違いがあるので必ず試着しましょう。

靴の種類は全部で4パターン!

沢登りの靴の種類には、つま先やソールが堅く長時間の登山でも疲れにくい「沢靴」とソールが薄く足裏の感覚が鋭くなり岩壁などに登りやすい「沢足袋」の2種類あります。

ソールの素材には、ヌメリやコケに強く泥に弱い「フェルトソール」と乾いた岩や草付きに強くヌメリに弱い「ラバーソール」の2種類あり全部で4パターンです。初心者には歩きやすいフェルトソールの沢靴を装備しましょう。

沢足袋は抜群のフィット感!

阪神素地 フィッシングタビ

出典:Amazon

長年、釣り用の履物を手掛けている阪神素地の経験を生かした沢足袋は沢登りを安心して楽しめます。川や岩場で抜群のグリップ力を誇る沢足袋は、靴下にフェルトソールを貼りつけた状態なので桁外れのフィット感で足裏の感覚が鋭くなり軽くて動きやすいです。また、軽いので持ち運びにも便利だから使うポイントで履き替えて使用できます。

2.ザックに求める機能とは


沢登りに使うザックは登山用のザックでも大丈夫です。しかし、沢登り用の装備品をそろえるのであれば装飾がないシンプルなタイプのザックを選んでください。藪漕ぎなどで装飾が引っかかるとストレスが溜まります。ウエストベルトも、しっかりした素材だと保水して重くなるので簡単なタイプがおすすめです。

日帰りなら20Lが目安

ザックの大きさは初心者の日帰り沢登りであれば20Lで充分です。反対に20Lで収まる荷物にしなければ重さでバテてしまいます。沢登りの装備品を選ぶとき大切なことは100gでも軽く、保水せずにコンパクトに収まる道具を購入することです。そして、山岳での荷上げで岩や枝で擦れるので丈夫な生地のザックを選びましょう。

モンベルのザックは生地がスゴイ!

mont-bell ディナリーパック

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

アウトドアブランドのモンベルのザックは、軽くて丈夫で保水しにくいので沢登りの装備品に最適です。モンベルが素材開発したバリスティックナイロンが繊維を分子レベルから強度を高めたことで通常素材の5倍の強度を実現。

空洞の高強化糸を使って軽量化にも成功したので軽くて岩壁の摩擦にも耐えられるザックが誕生しました。特に、ディナリーパックは通気性がよく保水しにくいので沢登り初心者におすすめです。

登攀で必ず必要なもの2選

1.ヘルメットは必ず試着しよう!

沢登りの装備品の中で、大切な頭部を守ってくれる「ヘルメット」は最も重要な道具選びです。サイズが小さいと長時間の使用で頭が痛くなり、大きいとヘルメットが動いてしまい転倒や落石から頭部を守れません。ヘルメットを準備するときは、必ず試着を行い経験の豊富な仲間やショップの定員にアドバイスを求めてください。

沢登りのヘルメット選びの基準とは

Photo byHans

沢登りのヘルメットは、基本的に登山用ヘルメット基準の物を選びます。ヨーロッパのEN規格または、国際山岳連盟のUIAA規格に合格したヘルメットを購入しましょう。UIAA規格はEN規格よりも厳しい傾向にあり、有名なアウトドアブランドが販売しているヘルメットは両方の規格をクリアしている物が多いです。

ヘルメットのタイプは2種類

Photo byEllen26

ヘルメットは大きく2種類に分けられます。ABC樹脂などを使った頑丈で傷に強い「ハードシェル」と、軽くて通気性のよい「インモールド」です。ハードシェルは衝撃を跳ね返すことで頭部を守り耐用年数が約5年と長く、安価で購入できますが重さがあります。

インモールドは発泡ポリスチレンに堅いシェルをコーティングしたヘルメットで、本体が壊れることで衝撃を外へ逃がし頭部を守ります。

2.沢登り用ハーネスの選ぶポイントとは

Photo byDorianKrauss

沢登りではロッククライミングなどの登攀行為の装備品「ハーネス」が必要です。ハーネスにはスポーツクライミング用とフリークライミング用の2種類あります。スポーツクライミング用は、クッション性があり体への負担が少ないですが脱着しにくいです。

フリークライミング用は取り外しが可能なので脱着が簡単ですが、クッション性がないので墜落したときは体へのダメージが相当あります。

ハーネスの選び方

Photo byCarlosgmenezo

基本的に道具選びで大切なのは、荷物を軽くすることです。しかし初心者が選びがちなスポーツクライミング用のハーネスは、衝撃を弱めるためのクッションがあることで荷物になります。また、クッションの素材が保水して重くなるので沢登りの経験がなくてもフリークライミング用のハーネスがおすすめです。

ハーネスの安全な装備とは

ハーネスを安全に装備するには、必ず試着を行い手のひら1枚分の余裕があるものを準備しましょう。サイズ感は基本的に、余裕がありすぎると岩壁にぶら下がったときにバランスを崩しやすく危険です。また装備した際、調整ベルトのあまり具合が短いと山で厚着をしたときにベルトを締めることができないので注意が必要です。

ウェア選びで大切なこと

ウェアは速乾性と動きやすさ重視!

基本的に雨の日は沢登りを行いません。特に初心者は泳ぐ場面も少ないですが濡れることを想定して速乾性のある化学繊維のウェアを装備しましょう。摩擦で破れることも多いので高価で人気のブランド品ではなく、安価なジャージでも充分です。

また、必ず長袖と長ズボンを着用します。擦り傷の防止以外にも、夏でも冷たい沢の水で低体温症の予防や蚊やヒルなどに刺されないためです。

アンダーウェアは撥水性が重要

アンダーウェアは撥水性に、こだわりましょう。特に女性は体が冷えやすいので、長時間アンダーウェアが濡れた状態が続くと低体温症になりやすく危険です。ウォータースポーツ用のアンダーウェアが人気で撥水性の高い素材のものを選びましょう。

レインウェアーは必ず装備しよう

突然の雨対策のためにも必要なレインウェアーですが、沢登りで濡れた体を温める目的もあります。休憩時間や登攀を待っているときなどに上下を装備しておくことで体力の回復にも役立ちます。また木の枝で破れることもあるので、高価なブランド品ではない丈夫な生地のレインウェアを用意しましょう。

グローブは軍手でも大丈夫!

グローブは沢登りでは藪漕ぎでのケガの予防やヌメリのある岩場でグリップ力の向上に役立ちます。初心者は、基本的には軍手がおすすめです。ヌメリに強く安価なので気兼ねなく使うことができます。

しかし、軍手は消耗が激しいので何度も沢登りする人は渓流釣り用のグローブの装備がおすすめです。ケガの予防になる指ありと細かい作業がしやすい指なしがあるので用途に合わせて選びましょう。

キャラバングローブ 渓流グローブ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

アウトドアで人気のキャラバンから販売されている渓流グローブは手のひらに合成の皮革をしようしているのでグリップ力が強く岩に登りやすいです。指先がないので細かい作業もしやすく防寒対策にも使えます。また、何度も使用できる耐久性があるので経済的でおすすめです。

登攀でおすすめのグッズを4つ紹介

ブラックダイヤモンドは初心者でも使いやすい

Black Diamondモーメンタム

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

沢登りで人気ブランドのブラックダイヤモンドから発売されたオールラウンドハーネスのモーメンタムは2020年のモデルチェンジしたことで、さらに耐久性と質感が改良されました。

程よいクッション性と片手でも調節ができるダブルバックルを採用した初心者にも使いやすいタイプになります。登攀道具をかけておくギアラックも4つ装備されているので中級者や上級者でも安心度の高いハーネスです。

マムートのヘルメットはいいとこどり!

マムート Skywalker 2 ヘルメット

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

マムートは160年にわたりクライマーの安全とファッション性を追求してきた人気のアウトドアブランドです。ハードシェルの内側に軽くて反発性のあるEPS素材を採用し、外側は強固な硬化プラスチック素材を使っているので強くて軽量化されたハードシェルを実現しました。

通気口も8カ所設置されハードシェル特有の蒸れも解決済み!微調整は後頭部にあるサムホイールを使えば片手で調整ができる人気のタイプです。

ファイントラックは沢登りに最適なレインウェア

ファイントラック エバーブレスフォトンジャケット

出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

沢登りでレインウェアは突然の雨や寒さでの低体温症の予防など、絶対に持っていきたいウェアです。ファイントラックは立体裁断を使っているので、登攀や急なスリップの動きにも対応します。

ファイントラックのオリジナルの素材「エバープレス®」を使用することで防水透湿性は最高レベルになり、生地との3層構造で耐久性もアップしました。ウェア内の湿気を一気に逃がすポケットなど沢登りの装備におすすめです。

アンダーウェアはファイントラックに決まり!

ファイントラック ドライレイヤーベーシックロングスリーブ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ファイントラックのアンダーウェアは耐久撥水性が高く、ドライ感を持続させるので汗冷えやベタつきを抑えます。適度な厚みもあるので、保温性があり低体温症のリスクを軽減させました。沢登りのアンダーウェアではファイントラック゚が抜きんでた存在です。

大自然を満喫しよう!

今回は沢登りの装備品について紹介しました。大自然を感じられる沢登りですが、事前にしっかりした装備品の準備がなければ安心して沢登りを行えません。この記事で基本的な装備を知って安全な沢登りを堪能してください。

沢登りの魅力が気になる方はコチラもチェック!

当サイト「暮らしーの」では沢登り情報がたくさん掲載されています。沢登りの魅力や初心者の疑問が詳しく掲載され、基礎的な知識を得ることができるコチラの記事も合わせてご覧になってください。