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和歌山県の川が温泉に?川湯キャンプ場で最高の時間を過ごす方法を伝授!

和歌山県の田辺川湯キャンプ場は、川のそばにあって釣りや水泳が楽しめるキャンプ場です。さらに近くの河原を掘れば温泉がわき、キャンプと温泉の両方が楽しめることで人気を集めます。予約不要、直火okなども魅力的な田辺川湯キャンプ場で、最高の時間を過ごしませんか?
2022年5月6日
カレーパン
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和歌山県川湯キャンプ場で楽しむ天然温泉!

出典:https://o-dan.net/ja/

国立公園や世界遺産エリア内にあるキャンプ場

和歌山県南部にある田辺川湯キャンプ場は、令和3年3月に川湯野営場木魂の里から名称を変えました。「野営場」という名称が示すように、古くから親しまれてきたキャンプ場です。

このキャンプ場は、吉野熊野国立公園内の大塔川沿いにあります。自然豊かな環境の中で釣りや川遊びが楽しめるほか、近くには天然温泉が湧き予約なしで行けるキャンプ場です。また、世界遺産・熊野古道が集まる熊野本宮大社にもほど近く、古道散策も体験できます。


 

温泉や川遊びが堪能できる田辺川湯キャンプ場

古くから修験道の地とされてきたエリアにある田辺川湯キャンプ場は、今風の高機能な施設ではありません。それだけに、自然と親しむには絶好のロケーションでしょう。

この記事では、自然と温泉で最高の時間が過ごせる川湯キャンプ場の楽しみ方について紹介します。※この記事は2022年5月の情報によります。
 

田辺川湯キャンプ場の概要をチェックしよう

田辺川湯キャンプ場は予約不要のフリーサイト

田辺川湯キャンプ場は、熊野川の支流・大塔川の河原沿いに整備された広いキャンプ場です。このキャンプ場では予約の必要はありません。受付で料金を支払えば、あとは先着順でどこでも好きなところにテントが張れるフリーサイトです

受付は8時~18時の間だけです。時間外でも駐車場には入れるので、そこで待機してください。サイト内は芝生張りと河原の二つに分かれていて、木陰が多くて地面が柔らかい芝生エリアが人気です。

山の中でも広々とした田辺川湯キャンプ場

山中でも広々とした田辺川湯キャンプ場は、大塔川の河原より1mほど高くなっていて、少々の増水でも浸水の心配はありません。ここでは人気の芝生サイトから埋まりますが、その広さはテント30張分だけです。

一方の河原サイトはテント150張分の広さで、車も入れるオートキャンプ風です。ただ、混んでくると駐車スペースがなくなり駐車場利用になります。河原サイトは駐車場の下まで広がり、ここなら荷物の積み下ろしは芝生サイトより便利です。
 

田辺川湯キャンプ場内の施設は綺麗で快適


キャンプ場内の水場・炊事場は受付付近と芝生エリア、河原エリアの3ヵ所、コンロは芝生エリアに2ヵ所あります。トイレは水洗の洋式トイレが2か所、ゴミ捨て場は各エリアに1ヵ所ずつです。どこも綺麗に整備されていて、快適に利用できます

受付の奥には小さな売店があって、薪や炭、カップ麺、飲料、冷凍の猪・鹿肉などが買えます。野菜も置かれていますが、午後になるとよく売り切れるようです。あくまで非常用的な存在と考えておきましょう。

田辺川湯キャンプ場周辺でも食材や日用品が調達可能

川湯キャンプ場は山間部ですが、熊野本宮大社が5㎞ほどのところにあります。神社の門前町には地元スーパーや小型のホームセンター、各種商店があるので、食材などたいていものはここで調達できます。

また、大搭川下流方向3㎞のところにはコンビニもあります。車なら7~8分で行けるので、何か買い忘れたものがあっても致命的なことにはならないでしょう。

田辺川湯キャンプ場へのアクセスは車が便利

田辺川湯キャンプ場は山間部なので、公共交通機関は1日数本の路線バスしかありません。荷物が多いキャンプでは、アクセスはもっぱら車に頼ることになります。マイカーか、和歌山線五条、紀勢本線田辺駅、新宮駅からレンタカーを使ってください。

ルートは、五条から国道158号で2時間、阪和道上富田IC(田辺)から1時間10分、熊野尾鷲道路大泊ICから1時間20分、新宮駅から40分です。大阪・名古屋方面から田辺駅、新宮駅へは高速バスもあります。

口コミチェックはこちらから!

田辺川湯キャンプ場の口コミ一覧 - じゃらんnet

田辺川湯キャンプ場

  • 住所
    〒647-1717
    和歌山県田辺市本宮町川湯1288
  • 公式サイトURL
    https://tanabe-kawayu-camp.com/access

田辺川湯キャンプ場ではどんなことして遊ぶ?

田辺川湯キャンプ場は、大規模キャンプ場のような遊具やレジャー施設はありません。名称は変わっても野営場のままで、山間の素朴な野営場です。そのキャンプ場での遊びでは、地の利を生かした水遊び・水泳・焚き火などがあります。

大塔川では大人から子供まで水泳が楽しめる


田辺川湯キャンプ場は大塔川がU字形に曲がった部分に沿って設けられています。どこからでも川に入れるので、暑い夏は水遊びがおすすめです。川岸は広い河原だったり切り立った岩壁だったりしますが、浅瀬も多く綺麗な水で、小さい子供も安全に遊べます。

大人が泳ぐのなら、深みがあって流れが緩い駐車場の前がいいでしょう。夏以外の季節では、川を眺めてまったりしてください。カジカが鳴き魚が跳ねたり鳥が来たり、5月の夜はホタルも見られて退屈することはありません。

川には危険もある!川遊びで注意したいこと

プールと違って川は流れがあり、一旦流され始めると大人でも岸に戻るのが難しくなります。川岸より中央部が流れが速いので、子供は川岸の近くで遊ばせてください。子供の川遊びにはライフジャケットが必須です。

また、大塔川のような上流域の川では、河原の中に尖った石や割れた石が混ざります。足を傷つける恐れがあるので、裸足で歩かないほうがいいでしょう。サンダルや、子供にはビーチ用のゴム靴をはかせてください。

キャンプ場近くの大塔川では魚釣りで遊ぼう

川湯キャンプ場の前を流れる大塔川は、温泉水の影響で年間を通して暖かいのが特徴です。そのためテントの前では冬でもハヤ(=ウグイ・地元ではイダ)がよく釣れます。仕掛けは単純なウキ釣りで十分で、重りだけのミャク釣りでも楽しめます。

キャンプ場付近はハヤの数が多く、入れ食いになることもあります。釣った魚は頭と内臓を取って素揚げ、唐揚げにするとおいしく食べられるでしょう。泥臭さの元になるエラ、内臓を取るのがコツです。
 

河原のサイトでキャンプファイアを楽しもう

田辺川湯キャンプ場では焚き火台使用が原則ですが、河原サイトに限っては直火可能です。灰や燃え殻の後始末は当然ですが、焚き火台を使わなくていいので燃料の大きさには制限がありません。河原で見つけた流木や木の枝がそのまま燃やせます。

何といっても焚き火はキャンプの醍醐味でしょう。このキャンプ場では大きめの薪でも切ったり割ったりせずに使えます。焚き火を囲むキャンプファイアや燃え続ける炎を、のんびりと楽しみましょう。

田辺川湯キャンプ場近くの川湯温泉が最高!

川湯温泉では自分でマイ温泉を掘り出そう

田辺川湯温泉キャンプ場の特長は、徒歩5分で行ける無料の温泉です。キャンプ場の脇を流れる大塔川の上流にある川湯温泉で、河原を掘ると天然温泉が湧いてきます。温泉そばのキャンプ場はよくありますが、自分で掘り出す温泉は珍しいでしょう。

河原を掘るのは少々大変ですが、好きなサイズの温泉が作れます。源泉は70度以上とかなり熱く、川の水を引き込むと適温の温泉が完成です。ちなみにここは川なので、せっけん・シャンプーは使用禁止、水着を着用してください。

温泉をゆっくり楽しむには常設風呂か公衆温泉へ


マイ温泉は珍しく楽しいものですが、かなりの労力や道具が必要です。そんなことは苦手という方には、温泉街下の河原にある常設の露天風呂がおすすめです。ここならすぐ入れるので、川遊びで冷えた体を温めるのには最高でしょう。

また、温泉街の中央部分には有料の公衆浴場があります。大人250円の格安料金で源泉かけ流しが堪能できる天然温泉施設です。朝6時30分~20時の営業時間なので、キャンプに来て朝風呂が楽しめます。

 

【冬季限定】巨大露天風呂の仙人風呂を楽しもう

キャンプ場から徒歩5分のところにある川湯温泉街の河原では、12~2月限定で巨大な露天風呂・仙人風呂がオープンします。重機で河原を掘って川をせき止めた、温泉のダム湖です。無料で利用できるので、冬場のキャンプに行ったらぜひ試してみましょう。

温泉とはいえ河原なので、やはり水着が必要です。子供たちは天然の温水プールに大喜びすること間違いありません。期間中の土曜日の夜には温泉の周囲に灯篭がおかれ、幻想的な湯煙が楽しめます。

河原の温泉が人気を集める田辺川湯キャンプ場

田辺川湯キャンプ場は紀伊半島の山の中にありますが、オートキャンプもできる広いテントサイトでゆったり過ごせます。そして、ここの目玉は河原に湧き出す無料の天然温泉です。自分たちだけの温泉が作れる楽しさは他では味わえません。それが田辺川湯キャンプ場の魅力と人気の源になっています。

 

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