SUPの始め方を徹底解説!
SUPは、サーフィンよりも気軽に始められるアクティビティとして人気が高まっています。しかし、初心者にとって始め方はわかりにくいものです。当記事では、SUPに必要なアイテムや乗り方、おすすめの体験スポットまで徹底解説します。「SUPの始め方がわからない!」という方はチェックしてみてください!
当記事は、2022年5月11日時点の情報をもとに作成しています。
楽しむのに必須のアイテム
SUPを始めるためには、事前準備が大切です。レンタルできるものと準備したほうがよいものがあります。ここでは、レンタルできるものと準備しておいたほうがよいものについて紹介しますので、チェックしておきましょう。
初心者はレンタルから
初心者向けのスクールや体験ツアーに参加する場合、SUPボードやパドル、ヘルメットなど必要なものはレンタルできることがほとんどです。価格はサービス提供会社によって異なります。スクール代金に含まれている場合や別途必要となることがありますので、事前に問い合わせておくと安心です。
自宅から持っていくもの
水着とラッシュガード、熱中症対策として帽子を持参しましょう。水着はラッシュガードやライフジャケットを着用しますので、シンプルなものがおすすめです。SUPを楽しむ川や湖などでは日陰となるスポットがほとんどありません。
そのため、帽子はサンバイザー、キャップ、ハットなどタイプを問いませんが、必ず持参したいアイテムです。
メガネやコンタクトレンズをしている場合
メガネやサングラスを着用する人は、失くさないようにスポーツ用バンドを準備しておくとよいでしょう。コンタクトレンズを使用している人は、取れても失くさないようにゴーグルを着用しておくといいかもしれません。また、使い捨てのコンタクトレンズを使っている人は予備を忘れないようにしましょう。
フットウェアの注意点
フットウェアは、バランスがよい性能を備えたマリンシューズがおすすめです。足元が不安定な場所を歩くこともあるため、ビーチサンダルでは滑りやすく危険。クロックスタイプのサンダルは、水に入ると脱げてしまいやすいので、SUPにはあまり向いていません。
タオルや着替え、ドライバッグがあると便利!
そのほかにも持っていきたいのは、大小のタオルと飲み物、着替えです。施設によってはタオルを貸し出ししてくれることもありますが、ほとんどの場合持参しておくほうが安心。また、ドライバッグを持っていくと、濡らしたくないもの・濡れた水着をしまうときに便利です。
最適な服装をチェック
SUPは、ビキニやシャツとショートパンツなどの軽装でできるアクティビティです。しかし、直射日光をそのまま浴びるため、思っているよりも体力を消耗してしまいます。そういったことを防ぐには、ウエットスーツやラッシュガードの着用がおすすめです。ここでは、SUPに最適な服装を解説しますので、チェックしておきましょう。
ラッシュガードを着用するメリット
慣れないうちは、ボードやパドルを体に当ててしまいケガをしてしまうおそれもあるため、肌の露出を抑えておくと安心です。始めたばかりの頃は、落水もしやすく夏場でも体を冷やしてしまうこともあり、防寒対策にもなります。
また、ほかの船舶やジェットスキーなどから存在を認識してもらいやすい派手な色のものは、衝突事故を予防する観点からもおすすめです。
おしゃれなコーディネートを意識したい場合
スタイリッシュにSUPを楽しみたい人におすすめのコーディネートは、水面が穏やかで無風のときは、ラッシュガードとレギンス、ショートパンツを合わせるのが定番です。
しかし、気温が低い・風があるときは、保温性の高いウエットスーツを選ぶとよいでしょう。全身を覆う「フルタイプ」だけではなく、ノースリーブとロングパンツが一体化している「ロングジョン」など、バリエーションが豊富にあります。気になるデザインのものを選んでみましょう。
基本の乗り方
最初は、必要な道具をレンタルしてくれる体験や初心者講習に参加してみるのがおすすめです。最初から上手に乗れないかもしれませんが、実際のSUPに乗ってみることが大切。ここでは、SUPに乗る準備から漕ぎ方まで解説します。
1:ボードの準備
ボードの裏に「フィン」が適切に取り付けられているか確認しましょう。「フィン」は、ボードが効率よく進むための役割を果たすパーツです。歪みがないか、適切な枚数がついているかをチェックしてください。
また、水に落ちてしまったときにボードと自分が離れないように「リーシュコード」をしっかりと取り付けておきましょう。
2:パドルの調節
パドルの長さは初心者の場合、軽く手を挙げたところにグリップが来る程度が最適です。長すぎても短すぎても、漕ぎにくくなるため、はじめは基準どおりにし、パドルを漕ぎながら自分が楽に感じる場所へ調整しましょう。
3:ボードを浮かべる
SUPボードの乗る側には、持ち運びやすくするためのハンドルが付属しています。持ち運ぶ際は、水面へと浮かべる側を体に向けて、上からハンドルを掴んで運びましょう。そのまま水面までボードを持って移動します。
SUPを浮かべる場所が浅すぎるとフィンが底に接触してしまい、破損してしまう可能性がありますので、注意が必要です。
4:ボードの乗り方
まずボードをフィンが底に触れず、足が着けられる深さの場所に浮かせます。次にボードの横に立ち、ハンドルの辺りを目安にして乗るようにしましょう。
ボードに乗ったら、正座の姿勢を取りましょう。そこからゆっくり立ち上がるようにしてください。足は肩幅くらいに開き、正面を向きます。バランスを取りやすくするために、膝は柔らかく保つように意識しましょう。
5:パドルの使い方
最初は、楽しみながら自分が思うように漕いでみましょう。パドルは立った状態の長さとなっており、座って漕ぎだすときは、上部を余らせて持つようにしてください。
次に、立ち膝状態を試し、大丈夫そうであればゆっくりと立ち上がってみましょう。
最後に立ち上がったときは、パドルを肩幅より少し広くなるように持ちます。漕ぐときはなるべく前の方にブレードを入れて、軽く膝を曲げて、体重をかけるようにして漕ぎましょう。
おすすめのスポット
関西で始めるのにおすすめ!滋賀県「琵琶湖」
琵琶湖は、日本一の大きさを誇ります。SUPをはじめ、マリンバイクやヨットなどあらゆるマリンスポーツが体験できるスポットです。波や風が穏やかなので、初心者でも挑戦しやすいのが魅力。琵琶湖でも湖西にある「白鬚神社」の大鳥居は、フォトスポットとしても有名です。
ビワコマリンスポーツキャンプ場
琵琶湖でSUPデビューするなら「ビワコマリンスポーツキャンプ場」がおすすめです。一通りSUPについての講習を受けたら鴨川に向けてツーリング。インストラクターが同行するため、子どもや高齢の方でも安心して参加できます。季節によっては、カワセミや鮎の稚魚を見られるかもしれません。
ビワコマリンスポーツオートキャンプ場
- 住所滋賀県高島市安曇川町2063-2
- 電話番号0740-32-0777
- アクセス名神高速道路「大津IC」より60分
- 公式サイトURLhttps://www.biwakomscamp.com/
関東で始めるのにおすすめ!群馬県「四万湖」
四万湖は、美しい青色と高い透明度が魅力のスポットです。水面は穏やかで、神秘的な美しさも味わえます。光の加減や時間帯によって湖の色は刻一刻と変化し、一度訪れると惹き込まれるでしょう。周辺には、温泉施設も豊富にあるため、SUP後の疲れも癒やせます。
ロータスアウトドアーズ
四万湖でSUPデビューするなら「ロータスアウトドアーズ」がおすすめです。操作方法などの講習を受け、四万湖を約1時間SUP体験できます。うれしいポイントは、SUPを楽しんでいる様子を撮影してもらい、当日データを渡してくれる点です。美しい四万湖で映える写真を撮ってもらいましょう。
ロータスアウトドアーズ
- 住所〒377-0601
群馬県吾妻郡中之条町四万86 - アクセス関越自動車道「渋川伊香保IC」から国道353号線経由 四万、草津方面 通常時約50分
- 駐車場あり
- InstaのURLhttps://www.instagram.com/lotus_outdoors/?hl=ja
始め方を知ってSUPデビューしてみよう!
SUPを始めるのに必須のアイテムや乗り方の基本、おすすめ体験スポットまで解説しました。SUPはサーフィンなどと比較すると、簡単で体力が必要でないため、幅広い年齢層に人気です。始め方を知って、SUPデビューしてみましょう!
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出典:https://www.photo-ac.com