ジグ単だけがメバリングじゃない!
メバルをルアーで狙うときに多くの人はジグ単(ジグヘッド+ワーム)での釣法をおもい浮かべると思いますが、時期や捕食するベイトによってプラグ(ハードルアー)にアグレッシブに反応をします。
その季節にシンペン(シンキングペンシル)とミノーを使い分けてメバルの狙い方、釣り方を自分なりに書きたいとおもいますので、参考にして頂ければ幸いです。
メバルをプラグで狙う上でのタイミングは?
実際にメバリングをする上で、プラグ(シンペンやミノー)をどのタイミングで使えば釣果を伸ばすことができるのか?それはズバリ4月~5月の春です。冬から季節が進み春になってくると水温が上がり、15℃ぐらいになってくるとメバルは活発に餌を求めて行動します。
その時がメバルプラッキングで釣果を伸ばすタイミングです。逆に言えば15℃以下で水温が低いとメバルは活性が低く底付近であまり動かないので、この場合はワームで狙う方が釣果は確実に上がります。
メバルをプラグで狙う上で使用するタックル
ロッドは長く、柔らかめがベスト
基本的にジグ単ロッドと同じでも問題はありませんが、アジングロッドなどに多く見られる穂先が張りの強いロッドはプラグを引く横の釣りにはあまり向いていません。
穂先が固いと当たりを弾いてしまい、しっかりフッキングしてくれないのです。なので、柔らかめのロッドの方が食い込みが良く、フッキング率が上がります。また、より遠くを攻めれる方が有利なので、アジングロッドより長めの7フィート代の方が飛距離をかせげるのでお勧めです。
リールは長めにラインを巻けるものを
リールは2000番が理想的だと思います。(最大巻上長が1000番より長く巻き取れシンペンやミノーのようなプラグを使う巻きの釣りに有効の為)ラインはPEライン0.3号前後、リーダーはフロロカーボンラインの4~5lbぐらいで大丈夫です。
メバルをプラグで狙う方法
メバルをプラグで狙う方法はいたって簡単で、キャストしてルアーの着水後にゆっくりただ巻きするだけでメバルが当たってきます。メバルは活性が高いと表層のベイトを意識して浮いていることが多いので、比較的簡単にプラグ(シンペンやミノー)にアタックしてくるのでイージーに釣果を伸ばすことができるでしょう。
これから海でルアーフィッシングを始めたいと思っている初心者の方でも、比較的簡単に釣果に繋がるお勧めの釣法です。
メバルをプラグで狙う上でのシンペンとミノーの使い分け
使い分けのポイントを見極めるのが大切
メバルをプラグで狙うルアーは主に「シンキングペンシル(シンペン)」と「ミノー」がメインになると思います。この2つは、違う特性を持ったルアーになりますので、どのように使い分けるかを理解しておくことで、より多くの魚と出会える近道になると思います。
では、メバルをプラグで狙う上で、シンペンとミノーをどう使い分ければいいのか?を簡単にお伝えしたいと思います。
広範囲なレンジを狙うならシンペン
探るレンジは自由自在
まずは、「シンペン」の方からお伝えします。シンペンは名前にも入っているようにシンキングなので、着水後放置したままにしておくと、どんどん沈んでいきます。その為、広範囲のレンジを探ることができるのが利点です。
ですが、沈めて使うと海藻や根がかりをしてしまうケースが多く発生するので沈めて使うより、表層を狙うルアーとして使用することをお勧めします。
バチパターンでも威力を発揮
特に表層をゆっくりと引くとバチが表層を泳ぐのに似ている為「バチパターン」の時にも友好的です。このようにメバルが何を捕食しているか?を把握してルアーをチョイスするのも良いと思います。また、シンペンはミノーに比べてアピール力が弱いので、高アピールルアーに反応が無い時に効果を発揮します。
高いアピール力のミノー
一定のレンジにアピールしたいならコレ!
次に「ミノー」についてお伝えします。ミノーはリップが付いていて、そのリップが水を噛むことにより高アピールで、決まったレンジを容易に引くことが可能。
同時に、ルアーを引いている際に手元に伝わる振動がある為、どの辺りをどのようにルアーが通っているかが分かやすく、ルアーの操作感も感じることができる人気のルアーです。
シンペンより下層をレンジキープしてメバルを狙うのに有利
ミノーもタイプとしてシンキング、フローティングがありますが、今回お勧めするルアーは「スローシンキング」なので、中層より下まで沈めて使うのは根がかりするので不向きで、シンペン(表層10cmぐらい)より下の層(10cm~1mぐらいの中層)のレンジを一定に狙うときに有効。また、ミノーの使い分けとしては、アピール力がシンペンより強いので、中層付近に活性が高いメバルがいるときに使用することをお勧めします。
メバルをプラグで狙うお勧めルアー
シンキングペンシルタイプ
表層を攻めるルアーの代表といえばシンキングペンシル。しかし、シンキングペンシルは着水後は沈下が早く表層を狙うのであれば、リトリーブスピードを上げるしかなかったのですが、このお勧めルアーは、表層10cmという狭いレンジをきっちりトレースするためにチューンされたペンシル系ルアーです。
ミノータイプ
ボルテックスジェネレーターを搭載することで、安定した飛行姿勢と飛距離を獲得。フラットサイドデザインによってリトリーブ時には、メリハリの効いたフラッシングを発生し、程よい水押しと、サイズ感以上のアピール力を発揮したミノールアーです。
まとめ
メバルは「春告魚」と書くだけあって、春に行動範囲が広がり活性が非常に高くなる魚です。特に3月後半~梅雨ぐらいまでは活性が高く浅場に餌を求めて接岸してきますので、ショアから比較的簡単に釣れることが多いので、是非一度フィールドに繰り出して手軽に釣れるシンペンやミノーを使ってメバルプラッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか…。
Athlete 55LL Mebaru Tuneでの釣果