ラグゼ アルミプライヤー 175㎜ メタルグリップ
オーナー スプリットリングレギュラーワイヤーB3
カルティバ スティンガートリプルフック ST−46 #8
がまかつ トレブルSP-MH #8
ダイワ DトレブルフックSS バリューパック 4S
ルアーのフックを交換してみよう
使い込んだルアーをリフレッシュ!
手持ちのルアーをリフレッシュ!ルアーフックの交換方法まとめです。具体的な交換の方法はもちろん、交換の目安やおすすめのフックについてもご紹介します。
フックは魚とルアーの接点となる重要度の高いルアーパーツ。劣化しているとフッキングミスやフックアウトの原因になります。目で見えない程度の劣化でも釣果に影響するので、初心者の方もぜひフック交換にチャレンジしてみてください。
ルアーのフックは交換が必要!
針先の劣化やサビはフックの交換で解決!
ルアー本体に投げ傷やピックアップ時の塗装剥げが起きるように、ルアーについているトレブルフックにも先端のつぶれや錆びといった劣化が発生します。
このフックの劣化は目で見て判断するのが難しいケースが多く、気が付かないうちに先が丸くなったフックで釣りを続けていたということも。いい魚をキャッチする確立を上げるためには、ルアーのフック交換が欠かせません。
作業はそれほど難しくなく、ルアー本体を買い直すよりもフックを交換しながら使い続ける方がリーズナブル!交換方法を覚えて、一軍ルアーのフックをリフレッシュしましょう!
ルアーフックの交換タイミング
フックを交換すべきタイミングは使っている釣り場の状況やルアーの使用頻度次第。定期的な交換タイミングを持つ基準の1つとして、オフシーズン中やシーズンイン直前などをきっかけにケース内のフックをすべて交換するという方が多いです。
釣行回数が多い方は半年に1回、少ない方は1年に1回など、まずは定期的な交換タイミングを作るところから始めてみてください。
交換の目安について
フック交換の目安についてもご紹介します。もっともポピュラーな方法は指先の爪に針先を立てて、引っかかるかどうかを目安にする方法です。引っかかりなくスッと動いてしまう場合は針先の状態がイマイチ。爪に掛かって止まれば針先の状態はバッチリです。
また、錆びなど見た目の劣化を交換の目安にする方法もあります。この2つの目安を使って、フック交換が必要なルアーをピックアップしてみてください。
スプリットリングも交換するべき?
エイト環(ルアー本体から飛び出している丸い金具)とフックを繋いでいるパーツはスプリットリングといいます。このリングは開け閉めすると広がっていく、という劣化の仕方をするパーツなので、常に鋭利な針先が求められているフックよりも寿命が長いです。
目で見てサビや変形が無い場合は、フックと同じタイミングで交換しなくてもOK。2サイクル、3サイクルごとなどタイミングを決めて交換を行いましょう!
フック交換前に知っておきたいチェックポイント
フック交換に向けたチェックポイントを4つご紹介!
フック交換の準備に入る前に、まずは知っておくべき4つのポイントをチェック!初めてのフック交換にチャレンジする方向けに基本情報をまとめてご紹介します。
フックやリングを買う前に確認しておくべきポイントがあるので、購入前に必ずチェックしてください!
①ルアーフックにはサイズがある
一番大事なポイント!ルアーのフックはシングル(1本)もトレブル(3本)もフックサイズがあります。
動きの強いルアーはある程度フックサイズが前後しても泳ぎますが、浮力設定がシビアなものや弱弱しく動くルアーはフックサイズを変えると重さでアクションに大きな影響が出る場合があるので注意。ルアーのボディにフックが引っかかるケースもあります。基本的には標準で装備しているサイズのフックをそのまま付けるのがおすすめです。
フックサイズは数字が大きいほど小さい
フックサイズの表記は#8<#6<#4というように数字が大きい方ものほどサイズが小さいです。#1からは#1/0、#2/0という表記になります。
フックサイズの調べ方
標準で装備しているフックのサイズを知りたいときは、パッケージやメーカーホームページをチェックするのがおすすめです。サイズは#+数字で表記されています。フロントとリアで違うサイズのフックを装備している場合や、モデルによってフックサイズが異なるケースがあるのでしっかりチェックしておきましょう。
②ルアーフックには太さがある
もう一点、フック購入前に必ずチェックしておきたいのがルアーフックの軸の太さについてです。スタンダードなフックもサイズの変化に合わせて針軸が太くなったり細くなったりしますが、これとは別に細軸・太軸のフックが存在します。
太さは重量の変化に、つまりルアーのアクションに影響を与えるポイントになるので、こちらもまずは標準で装備しているフックに合わせて交換するのがおすすめです。特別記載がないルアーはスタンダードなフックでOK、太軸装備モデルには太軸を、細軸と記載があるルアーには細軸のフックを合わせましょう!
③スプリットリングは別売り
オーナー スプリットリングレギュラーワイヤーB3
交換用のフックにはスプリットリングは付属していません。リングも交換したいという場合は、フックだけでなくスプリットリングも合わせて購入しておきましょう。こちらもフック同様にサイズがあるので、交換したいルアーのパッケージやメーカーホームページを確認してから購入するようにしてください。
④交換にはプライヤー(リングオープナー)が必要
ラグゼ アルミプライヤー 175㎜ メタルグリップ
交換前に用意しておきたい道具についてもチェックしておきましょう。必要なアイテムはたった1つ、スプリットリングを開くためのプライヤーorリングオープナーです。どちらも先端に細い爪がついていて、リングの間に爪を入れて力を掛けることできれいにスプリットリングが開きます。
プライヤーもリングオープナーも爪の幅や太さを変られないので、#2~#4のように推奨リングサイズが設定されています。交換したいルアーに合うものを用意しておきましょう。プライヤーは実釣時も出番が多いアイテムなので、1つ持っておくと便利です!
フック交換のやり方を解説!
フック交換の動画と手順をご紹介
続いては実際に行うフック交換作業を解説!3ステップの解説と作業動画を合わせてご紹介します。スプリットリングの開閉作業はメタルジグを使う釣りでも使うので、初心者の方もこの機会にマスターしておきましょう。
事前にフック交換したいルアーをピックアップ、必要なフックを確認してプライヤーやリングオープナーを用意するところまでしっかり準備しておけば、初心者の方でも簡単!準備をしっかりするのがコツです!
ルアーフックを交換してみよう!
ルアーフックの交換方法には複数のパターンがありますが、今回は最もベーシックで失敗しにくい方法をご紹介します。1回目は動画を見ながら作業してみてください!
ルアーからリング・フックを外す
まずは古いフックをルアー本体から取り外します。スプリットリングを回しながら切れ目を探して、少し手前にプライヤーの爪を差し込んでください。軽く力を掛けるとリングが開きます。
開いたスプリットリングの切れ目を回し、回転させながらアイを通していくとスプリットリングが外れます。フックからスプリットリングを取り外すときも、同じ要領で回転させればOKです!
フックにリングをつける
ルアーからリング・フックを取り外したら、新しいフックにリングを取り付けます。先ほどと同じようにプライヤーでリングを開いて、回転させながらフックに取り付けましょう。
ルアーにリング・フックをつける
リングが外れているルアー本体にフック付きのリングを取り付けます。取り外したときと同様にリングを開いて、アイを通しリングを回転させていけばOKです。
このとき気を付けたいポイントがトレブルフックの向きで、フックを中央側に倒したときにボディに2つのフックが接触する向きでセットするのが基本のパターンになります。フロントとリアで向きが異なる点に注意しましょう。フックが3つ付いている場合はフロント・フロント・リアの向きでOKです!
フックの向きとリングの位置を確認
取り付けが終わったら最終確認!フックの向きとリングの位置を確認しておきましょう。
スプリットリングはアイ、フックとも二重になっている部分で止まっていないか、しっかり回りきっていて動く状態になっているかをチェックすればOK。フックの向きはフロント、リアのフックをボディ内側に向けて、両方ハリが1本飛び出ている向きになっていればOKです!
フック選びに迷ったらコレ!
おすすめルアーフック3選!
最後はおすすめのトレブルフック3選!コレを選んでおけば間違いナシの超定番アイテム、人気メーカーの純正フックをご紹介します。フックは大容量パックを買った方が1本あたりの価格が安くなるので、コスパ重視ならたくさん入っているパッケージを買うのがおすすめ。
意外なタイミングで釣具店のセール対象になることもあります。まとめて沢山買っておくというのが交換用フック購入のコツです!
オーナー「カルティバ スティンガートリプルフック ST−46」
カルティバ スティンガートリプルフック ST−46 #8
標準装備しているルアーも多い定番のルアーフックです。強さ、形状、耐錆びとバランスよく揃っていて、実績抜群のロングセラーアイテム。#10番~#2/0までのラインナップで、トラウト・バス~シーバスやヒラメまで幅広く対応できます。フック選びに迷ったらまずはこのアイテムから検討してみましょう!
がまかつ「トレブルSP-MH」
がまかつ トレブルSP-MH #8
抜群の耐錆び性能で長持ち!先ほどご紹介した「ST−46」と双璧をなす超定番トレブルフックです。1本あたりの価格が「ST−46」より高い場合が多いフックですが、刺さりや強度面での評価も高く実績抜群。使っているとコーティングが変色して黒くなりますが、刺さりや耐久性はそのまま維持されます。
また、強度の限界に近い負荷がかかった場合、「ST−46」は曲がって「トレブルSP-MH」は折れると言われているので、この部分も選択の目安になります。大型魚とのファイトをイメージしながら検討してみましょう!
ダイワ「DトレブルフックSS バリューパック 4S」
ダイワ DトレブルフックSS バリューパック 4S
ダイワの純正トレブルフックです。全てのダイワルアーがこのフックを標準としているわけではありませんが、なるべく同じものがいいという方におすすめ。サクサスフック加工で刺さりがよく、錆びについても標準的な耐久性を持っています。
モデルが2種類用意されていて、3Rはバストラウト向け、4Sはシーバス向けのモデルです。お持ちのルアーに合わせて選んでみてください。
新品フックで釣果アップ!
交換サイクルを決めておくのがフックマネージメントのコツ!
必要なフックを調べてプライヤーを用意すれば、作業自体は簡単なフック交換。釣行頻度が高い方は釣り場でフックを交換することもあります。鋭いフックは釣果アップへの近道、釣りを始めて半年~1年程度経ったら、ぜひフック交換を検討してみてください。
まずはオフシーズンの冬~早春を目安にフックを総入れ替えするところから始めるのがおすすめ!鋭いフックで貴重なチャンスをモノにしましょう!
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