夏の海やプールは焼けやすい
海やプールでなど真夏のレジャーでは直射日光を多く浴びることになります。水面や砂浜によって日光が反射されることから紫外線の量も多くなり、強い日差しによって日焼けする確率が非常に高くなるからです。
そんな紫外線の弊害を受けやすい海やプールなどの真夏のレジャーでは日焼け対策は必須です。UVカット製品もしっかりと選ばなければなりません。今回は日焼け対策やおすすめのUVカットアイテムのご紹介です。なお、本稿は2022年4月24日現在の情報を元に作成しております。
海での日焼け対策用アイテムおすすめ5選
腕や足を紫外線から守るラッシュガード
ラッシュガードは、夏の海やプールなどの紫外線からしっかりとUVカットする効果があるほか、ケガなどの防止にも働きます。屋外の風による肌寒さを予防することもできるなど、さまざまな点でとても有用です。
選び方のポイントとしては、UVカット対策がなされているかどうか、利用するシチュエーションに合ったサイズかどうかです。水中などで着用する場合、体にフィットしたタイプが使いやすいですが、水から上がったときに着用する場合、ゆったりと身に着けられるタイプがおすすめです。
【メンズ】QuicksilverラッシュガードALL TIME LR
アメリカのスノーボードブランド、クイックシルバーのこちらのラッシュガードは、リサイクルポリエステルを使い、強い伸縮性と高い速乾性を併せもったトリコット素材で作られています。UVカットの世界基準であるUPF値は最高値の50+でしっかりと紫外線から肌を守ってくれるのも重要なポイントです。なお、フロントの定番グラフィックには単色タイプとボードショーツの柄タイプの2種類があります。
【レディス】ROXY WATERCOLOR LEAF PULL OVER 長袖 ラッシュガード
クイックシルバーのレディースブランド、ロキシーのこちらのラッシュガードは、UV機能が搭載された速乾性の高いタイプです。袖のリーフ柄プリントが印象的で、プールや海などでアクティブな女性らしさをアピールできます。カラーは白と黒の2種類、それぞれ袖のプリントが異なるのもポイントです。
顔の日焼けが気になる人は帽子・サングラス
夏のお出かけでは、帽子やサングラスも効果的です。2020年環境省が改訂した「紫外線環境保健マニュアル2020」によりますと、紫外線防止効果のあるサングラスなどを適切に使用すると、眼の紫外線ばく露を最大で90％カットすることができ、帽子も眼の紫外線ばく露を20％程度減少するとあります。
帽子やサングラスは、日焼け効果とともにおしゃれを楽しめるアイテムでもあります。ぜひ気に入ったひとつを見つけるようにしましょう。
紫外線防止効果のあるサングラスや眼鏡を適切に使用すると、眼の紫外線ばく露 を最大で90％カットすることができます。
【ユニセックス】Ray-BanサングラスNEW WAYFARER
世界的に有名なサングラスブランド、レイバンから、モダンな定番モデルのサングラスがこちらです。目から入ってくる紫外線をしっかりとカットするだけではなく、電子機器によるブルーライトの照射からも目を守るフィルターが装備されています。
こちらのモデルはユニセックスなので男性も女性も楽しめます。フレームもレンズのカラーもバリエーションが豊富なのでカップルや家族でも使えるのもポイントです。
こちらは、アウトドアブランド、The North Faceでも人気のホライズンハットです。紫外線カット機能を有し、つばも広く、真夏の海やプールでのUV対策としてもおすすめとなっています。
頭の周囲にはベンチレーションメッシュパネルが配置され、通気性もしかりと確保され、あごストラップは取り外しも可能です。サイズやカラーも豊富なのでファッションに合わせて購入できます。
一休みする時はパラソルの下が◎
海に持参したいビーチパラソルは、熱中症の対策として利用することが可能です。強い日差しによる熱中症にかからないために、海辺で休憩する際に役立つからです。ただし、ビーチパラソルだけでは紫外線対策は不完全です。空気中の紫外線を完全に遮光するのが難しいため、しっかりとした日焼け止めで皮膚を防御しなければなりません。
こちらのビーチパラソルは、信頼のおける日本のアウトドアブランド、キャプテンスタッグの製品です。持ち運びのよい1.3kgのパラソルで、表面がシルバーコーティングされたUVカット対策がなされています。
角度を微妙に変えることができるため、太陽の位置に合わせることができるなど、細かい機能が配されているのもポイントです。自宅のテラスなどでも使用できるので使い勝手がいい点も見逃せません。
日焼け止め選びのポイント
紫外線をカットする基準はどれぐらいか
紫外線にはUV-AとUV-Bという種類があるため、それぞれの紫外線を防ぐ効果がどれぐらいなのかをチェックする必要があります。UV-Aを防ぐ効果はPAという数値で表記され、+の数が多いほどその効果が高いことを示します。一方、UV-Bを防ぐ効果はSPFと表記され、最大値は50です。
海や屋外プールで使用する日焼け止め製品はこうした効果が高い製品を選びがちですが、効果が高いほど肌への負担も大きくなることにも注意しましょう。
皮膚だけではなく海にやさしい製品かどうか
市販されている日焼け止め製品に含まれる成分には、オキシベンゾンとオクチノキサートなどのように皮膚に悪影響を与えるほか、サンゴなど水中の生物にも害を与えるものがあります。パラオやハワイなどのように、こうした成分が使われた製品を禁止している国もあるため、購入の際には注意が必要です。
海にやさしい製品選びとして、肌に刺激が少ないミネラル由来の酸化亜鉛や酸化チタンの製品を選ぶという方法が有効です。製品選びの指標にしてみてはいかがでしょうか。
汗や水分に強いウォータープルーフかどうか
真夏のプールや海などのレジャーシーンでは、水に強いウォータープルーフの日焼け止めを使うのがおすすめです。ウォータープルーフとは防水を意味し、汗や水などに強い日焼け止めのことを表します。
ただし、水に完全に濡れてしまったり、水分をタオルで拭いてしまったりすると、紫外線防止機能が損なわれる可能性が高くなります。したがって、日焼け止めはこまめに塗り、UVカットを心がけることも大切です。
ビーチ用｜おすすめの日焼け止め3選
WELEDAエーデルワイスUVプロテクト【赤ちゃんも使える】
こちらの製品は、肌にやさしいUV対策のオーガニックミルクです。100％天然由来の成分で作られ、肌に刺激の強い紫外線吸収剤が使用されていないため、赤ちゃんや子どもにも使えます。顔や体にも使えるので使い勝手もよく、使用後は石けんや洗顔料で気軽にオフできるのもうれしいです。
なお、こちらの製品は肌にやさしい分、紫外線カット効果が最高値ではありませんので、こまめに塗って顔や体を保護するようにしましょう。
オーガニック認証も受けたお墨付きでUV対策を
こちらの製品は、オーガニック認証のひとつ、NATRUEを取得しています。これは、その製品が限りなく自然に近いことを保証する認証のひとつで、動物実験も行われていない製品であることを示すものです。製品を選ぶ際、こうした認証についてもチェックするようにしましょう。
alobaby UV モイスト ミルク【肌荒れしない成分も】
こちらの製品は、赤ちゃんの繊細な肌や敏感肌の方のためのUVミルクです。紫外線吸収剤を使用しないノンケミカルタイプで、ホホバオイルやシアバターなどのうるおい成分も配合されています。
こちらはなめらかで使いやすく、お湯でも洗い流せます。しかしその分、紫外線防止効果はさほど強くはありません。UVカットアイテムなどと併用し、製品をこまめに塗っていくことで顔や皮膚を保護するように努めましょう。
子どもと使いたい方必須の最強のラインナップも魅了
ALOBABY（アロベビー）は、赤ちゃんのような敏感肌のために作られた日本製のオーガニックベビースキンケアブランドです。肌にやさしい成分で作られ、生まれたばかりの赤ちゃんでも使うことができます。UV製品のほか、保湿製品やマッサージオイル、シャンプーやソープなど、実にさまざまな製品がありますので、気に入ったらそろえていくのも手です。
F organics UV プロテクトベース【肌にツヤを与えたい人必須】
こちらの製品は、紫外線をしっかりと防止し、透明感のある肌に整えるUVベースとしても使える顔用の日焼け止めです。血色のいい肌に見せるパール材も天然鉱物マイカが使用され、美容効果が期待できる植物由来の成分が99％以上含まれているため、安心して使うことができます。
肌がしっとりとして保湿も確保され、ナチュラルで軽い着け心地が人気です。顔のブライトニングやエイジングケアなどにも働きます。
ブライトニング効果で肌をケアすることも可能
ブライトニングとは肌を明るくする効果のことで、肌にツヤを与え、張りのある肌へと導く効果のことを表します。その美容成分となるのが梅果実エキスやレモン果汁で、ほかにもダイズイソフラボンエキスなど、女性ホルモンに似た働きのある成分も配合されているのもポイントです。
肌のケアも同時に行いたいという方には必須の製品となっていますのでぜひチェックしてみましょう。
海に入る時用｜おすすめの日焼け止め3選
ALL goodサンスクリーンバター【サンゴにやさしい日焼け対策】
こちらの製品は、自然と一体化した生活を送るための製品を輩出するカリフォルニアのエコロジーブランドの製品です。オーガニックの植物成分をベースに、肌や自然に優しい製品をラインナップしているブランドで、しかも紫外線カット効果も十分に期待できます。
SPF50、ウォーターレジスタントタイプで、80分もの耐水時間が実現されるのもポイントです。ココナッツオイルがベースで、なめらかなテクスチャーで肌にしっかりとなじみます。
サンスクリーン製品のラインナップが豊富
こちらのブランド、ALL GOODでは、ご紹介しているUVケアバームのほか、チューブに入ったUVケアクリームタイプもあります。
また、スキントーンを整えて透明感のある仕上がりを実現できるBBクリームでも、クリームタイプとバームタイプがあるほか、手軽に使えるスティックタイプなどもありますので、気に入った方はぜひほかの製品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
moani organics UV SKIN PROTECT MILK【世界基準のオーガニックコスメ】
こちらの製品は、原料すべてが天然由来の製品です。紫外線防止効果は最高値で、しかも肌になじみやすいミルクタイプなので、肌に負担をかけずにしっかりと日焼けを防止することができます。
肌にストレスとなる成分が入っておらず、しかも、海のサンゴを傷つける日焼け止め成分も配合されていないため、安心して使うことができます。無香料なのでにおいが気になる人にもおすすめです。
世界基準のオーガニック認証を取得
当製品は、国際的にも確かな有機認定機関であるECOCERTのオーガニックコスメ認証を取得しています。これは、製品の95％以上が天然由来の原料で、植物原料の95％がオーガニック原料で、化学原料が製品の5％未満であるなど、地球の環境を守るための厳しい基準です。この認証を冠する製品だからこそ、安心して選ぶことができます。
SURFER‘S Diane UVミルク【海の紫外線対策におすすめ】
真夏のレジャーを存分に楽しみたい方におすすめの日焼け止めがこちらです。SPA50+、PA++++と紫外線防止効果は最高値で、200分間耐水テスト済みの水分に強いスーパーウォータープルーフタイプとなっています。
海にやさしいノンケミカル製品で、保湿成分にはオーガニックハーブエキスが配合されており、安心して使えるのもポイントです。こちらの製品は、顔にも体にも使えるため、使い勝手がよく、石けんでも落とせます。
ヘアケアやボディケア対策としてもおすすめ
こちらの製品ラインナップは、シャンプーやトリートメント、ヘアミルクやヘアミストなどのヘアケアシリーズのほか、ハンドクリームやリップクリームなど、日焼けの後で乾燥した肌をしっかりと保護する製品の種類が多いのも特徴です。こちらの日焼け止めが気に入ったら、同シリーズの製品を買いそろえていくのもおすすめとなっています。
海で焼けたくない人は日焼け対策をしっかりしよう
真夏の海やプールでのレジャーシーンでは、日焼け対策は必須です。強い日差しによって日焼けしないように、しっかりとUV対策をする必要があります。
今回、ラッシュガード、サングラスや帽子、パラソルなど、日焼け対策グッズをはじめ、肌や海にやさしい日焼け止め製品をご紹介しました。日焼け止めはこまめに塗って肌をガードすることも大切ですので、ぜひご自身の肌に合った製品を見つけるようにしましょう。
日焼け対策が気になる方はこちらもチェック
今回は、紫外線による影響が強い海などにおける効果的な日焼け対策についてご紹介しました。もっと日焼け対策について知りたいという方はこちらの記事も参考になるはずです。ぜひチェックしてみてください。
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