ダイワシーバスジグヘッドSS
ミドルアッパーの使い方やコツをインプレ
釣り具メーカーダイワからラインナップされている釣れるワーム「モアザンミドルアッパー」。さまざまなワームが存在するなかでも、モアザンミドルアッパーはシンプルな形状で余計なパーツが付いてないのが特徴です。そして超ソフトマテリアル素材が活かされたフッキング率の高さを実現。
そんなシンプルなワームがなぜ釣れるのか?使い方やコツ、おすすめリグを詳しく解説していきます。
以下、ミドルアッパーにサイズ表をご参考にしてください。
アイテム | サイズ(inch) | 色数 | 入り数(本) |
Jr2.5 | 2.5 | 12色 | 8本 |
3.5 | 3.5 | 14色 | 6本 |
4.2 | 4.2 | 13色 | 5本 |
ミドルアッパーに適したフィールド、シチュエーションをインプレ
ミドルアッパーの特徴を活かしたシチュエーションは魚が居付いてそうなポイントです。例えば、ストラクチャーがあるところ。ミドルアッパーはシンプルな形状がゆえにアピールが弱く、ピンポイントで攻める必要があります。
ですが、ミドルアッパーはアピールが弱いことで魚の警戒心がうすれるため、パイプレッシャーフィールドに効果を発揮できる。これがダイワミドルアッパー最大の特徴です。
ミドルアッパーはジグヘッドリグが最適
おすすめジグヘッド
おすすめのジグヘッドはダイワのシーバスヘッドSSです。SaqSas(サクサス)という表面加工処理が施され、ショートバイトでもフッキングするという貫通力を備えているところがおすすめの理由です。
ダイワシーバスヘッドSSのウエイトは3g~28gで、フックサイズは#2~#3/0がラインナップされてます。前述にもありますが、ウエイトは7g~12gを基準に選ぶとロッドワークがしやすいのでおすすめ。
ダイワシーバスジグヘッドSS
ジグヘッドのウエイト
主に使用するウエイトは7g。風が吹いてキャストしづらい状況や、リトリーブするレンジを下げたい場合は12gを使います。7g以下を使うと飛距離が伸びず、深いレンジを探れないので7g~12gを基準にジグヘッドを使いましょう。
ジグヘッドに適したミドルアッパーのサイズ
ジグヘッドに使用するミドルアッパーのサイズですが、3.5inchもしくは4.2inchを使用するのがおすすめです。Jr2.5は飛距離が稼げないため、足元や周囲10m以内のピンスポットで使いましょう。また、Jr2.5を使うときはタックルもライト寄りに使用変更が必要になってきます。シーバスやヒラメをターゲットにしているなら、Jr2.5を使う必要性はありません。3.5inch、4.2inchをメインに使っていきましょう。
ジグヘッドを使用したミドルアッパーのアクション方法2つをインプレ
アクション方法は大きく分けて2つあります。1つ目はワームのフラット面を下にする通常セッティング。2つ目はフラット面を上にするダートセッティング。それぞれ解説していきます。
通常セッティング
通常セッティングの使い方としては、余計なアクションは加えずワームをゆっくり引いてくる「ただ巻き」で使用します。コツは一定の速さでリールを巻くということ。リールを巻く速さがバラバラだとターゲットに見切られてしまいます。
速さに強弱をつけるならば、ターゲットがミドルアッパーを追ってきてもなかなか口を使わないとき。リールを巻く速度を上げてベイトが逃げる演出をしてあげましょう。ターゲットは逃げられないように口を使ってくれます。
ダートセッティング
ダートセッティングは「リアクションバイト」を誘発したいときに使用します。コツはただ巻きと同様に一定のリズムでダートさせるということ。ダートを途中でやめたりリズムがバラバラだとターゲットに見切られます。ダートの幅は大きいほど効果がありますので、イメージがつかめないときは足元で動きを確認するのがおすすめです。
2つのアクション方法を使って効率のよい釣り方を見つけましょう。
おすすめタックル
釣りにいくときは何本ものタックルを持ち歩くことが困難です。状況に合わせたタックルを準備しておきましょう。ここではミドルアッパーにおすすめのタックルをインプレします。
ロッド、ラインの太さ
ミドルアッパーに適したタックル
おすすめのタックルは8フィートクラスのミディアムライトのロッドに3000番リール、ラインはPE1.0号に10lbのリーダーがおすすめです。7g以下のジグヘッドを使用するならもう少しライトよりのロッドでもよいですね。反対に硬すぎるロッドを使用するとバイトを弾いてしまい、フッキングまで持ち込めないので注意が必要です。
7g~12gのジグヘッドを使用するなら、上記タックルがキャストや操作をしやすいですが、12g以上を使用するならミディアムロッド、ミディアムヘビーロッドとスペックを上げていく必要があります。
適材適所のタックルを選ぼう
1日中ミドルアッパーを投げ続けることはないです。おかっぱりアングラーならタックルバックやフローティングベストを着用しての釣行になるので、ミドルアッパーをベースとしたタックルではなく、その日に狙うターゲットやフィールド、天候に合わせたタックル選定が大切です。
おすすめカラーをインプレ
チャート系、ナチュラル系
おすすめはチャート系の派手なカラーになります。ダイワのモアザンミドルアッパーはアピール力が少ないので、派手なカラーのワームを選びましょう。魚に見つけられやすくなるからです。ただし、プレッシャーが高すぎてバイトがないときは、ナチュラル系を使用しましょう。選択肢の一つとして何色か所持しておくことをおすすめします。
水質でカラーを選ぶ
もう一つのカラー選びのポイントは水質です。雨が降ったあとや強風が吹いていて水質がにごっている状況ではチャート系やシルエットがはっきり見えるカラーがおすすめです。ミドルアッパーのカラー名でいうと、チャート系は「ライムチャート」「銀粉グローチャート」。シルエットがはっきり見えるカラーは「ブラピン」「ブルピンイワシ」が有効です。
狙える魚種は主にシーバス、ヒラメ
ミドルアッパーで釣れる魚種はシーバスをメインに、ヒラメ、マゴチなどがあげられます。
シーバス
フィールドでいうと漁港や河川での使用がメインになります。おすすめのリーリング方法はゆっくり引いてくるただ巻きが効果的です。シーバスが途中まで追ってきてバイトまでいかない場合はリーリング速度に強弱を入れてリアクションでバイトを誘発しましょう。
ヒラメ、マゴチ
主にサーフでの使用がメインになります。ヒラメ、マゴチを狙うならボトムのズル引きや、ボトムから30㎝のレンジをゆっくりただ巻きが効果的です。ヒラメやマゴチはボトムから30㎝~50㎝くらいであれば普通に食いあげてきます。レンジを上げて巻くときは、たまにフォールさせることをおすすめします。
ミドルアッパーを使用してシーバスやヒラメを釣りに行こう!
モアザンミドルアッパーはシンプルだからこそ、シーバスやヒラメに見つけてもらえれば簡単に釣れてしまうワームです。サーチとしての使用ではなく、ここぞという状況で投入しよう。ミドルアッパーの使い方を知り、楽しいフィッシングライフを送りましょう。
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