登山の日焼け対策は重要！
登山に日焼け対策が必要な理由
登山中は長時間太陽の光にさらされることになります。登山時間が長ければ長いほど紫外線の影響も受けやすくなり、何もしていないと顔のシミやシワの原因になると言われているため、日焼け対策は必要不可欠です。きちんと対策をしていれば、紫外線の影響を最小限に抑えられるでしょう。
日焼け対策をして登山に出かけよう
本記事では、登山時に取り入れておきたい日焼け対策について解説します。アウトドアで役立つ女性向けUVカットグッズや万が一肌が焼けてしまった時の対処法についても紹介しますので、登山をする際の参考にしてみてください。
服装を活用した対策2選
①：UVカット素材のジャケットを着る
肌が受ける紫外線の影響を抑えるためには、UVカット素材を使用したジャケットを活用するのがおすすめです。UVカット素材で肌を覆っていれば肌が紫外線にさらされる可能性が低くなり、安心して登山を楽しめるようになります。
ジャケットを選ぶ際には、80〜90%以上のUVカット素材を使用しているものを選ぶとよいでしょう。また、登山中は汗をかくことが多いため、通気性の高い素材であることも重要なポイントです。
女性向けグッズ：ビーフリージャケット
紫外線カット率85%以上の素材を使用したジャケットです。強い紫外線から肌を守り、登山時に活躍します。また、UVカット素材に加えて防虫加工を施した素材を使用しており、不快な虫からの被害を軽減することも可能です。
ウェアの内側には通気性の高いメッシュ生地を採用し、汗をかいても蒸れにくいのに加えてニオイを抑えます。シンプルなデザインはレディースコーデにも取り入れやすく、アウトドアだけでなくタウンユースにも最適です。
②：黒か青の服を選ぶ
お気に入りのUVカットジャケットが見つからない場合は、色に注目するのがポイントです。一般的に、白系の色は紫外線を通しやすいと言われています。一方で、黒や青系の色は紫外線を通しにくいため、日焼け対策をしたい時にぴったりです。
登山をする時は、黒か青を中心にコーディネートを組み立てれば、紫外線の影響を抑えられるようになります。黒や青系のウェアはアウトドアブランドからもたくさん出ていますので、活用してはいかがでしょうか。
女性向けグッズ：マウンテン・クラシック・アノラック
女性の体にフィットし、きれいなスタイルに見せてくれる人気ジャケットです。スタイルアップだけでなく動きやすさにもこだわり、快適な登山を叶えてくれます。黒をベースとしていますので、日焼け対策をしたい場合にも最適です。
また、耐水性のあるナイロン生地を使用しているため、突然雨が降ってきた時も心配をする必要はありません。太陽光が強い晴れの日から天候が変わりやすい日まで、あらゆるシーンで役立ちます。
小物を活用した対策2選
①：アームカバーをつける
UVカット効果のあるジャケットを装備していても、場合によっては暑くて長袖を着用するのは難しいと感じることもあるでしょう。そんな時は、半袖にUVカット素材のアームカバーを組み合わせる方法がおすすめです。
UVカットはもちろんのこと、涼感性のあるアームカバーなら暑さに煩わされることなく日焼け対策ができるようになります。寒い時はUVカットジャケット、暑い時はアームカバーといったように小物を役立ててみてください。
女性向けグッズ：フリーザーゼロアームスリーブ
紫外線の影響を抑えるのに加えて、涼感性も備えた便利なアームカバーです。汗を利用して生地の温度を下げる機能を採用しており、夏シーズンの登山でも快適な状態をキープできます。ストレッチ素材を使っているため窮屈さはなく、アクティブに動くことが可能です。
ブラックだけでなくカーボンやブラックリアルツリーマコといったカラーバリエーションが揃っているのも魅力として挙げられます。コーデにこだわりたい女性にもぴったりです。
②：帽子をかぶる
ジャケットやアームカバーで日焼け対策をしていても、顔や首周りが無防備だとシミやシワの原因になることがあります。顔や首回りもきちんと日焼け対策をしたい場合は、つば広の帽子が便利です。
つばが広い帽子であれば、かぶるだけで顔や首周りをカバーし、紫外線による影響を抑えられます。また、頭に直射日光が当たるのを防ぐことで、熱中症の予防になるのも嬉しいポイントです。登山の必須アイテムとして取り入れてみるとよいでしょう。
女性向けグッズ：イエロードッグマウンテンブーニー
ブランド独自のUVカット機能を備え、約98%の紫外線を防ぐ便利グッズです。強い太陽光が降り注ぐ日も紫外線をカットし、顔や首周りを守ってくれます。また、熱ごもりを防ぐために通気性の高い素材を採用しており、汗蒸れを軽減できるのも人気を集めている理由です。
シンプルなデザインはレディースコーデにも合わせやすく、おしゃれに登山を楽しみたい女性にも最適です。ブラックやグラファイト、ネイビーといったカラーが揃います。
日焼け止めの対策
カバーできない部分は日焼け止めを活用
服装や小物類だけではどうしてもカバーできない部分がある場合や、さらに日焼け対策を強化したい場合には日焼け止めが便利です。ただし日焼け止めにもいろいろな種類があるため、登山に合ったものを選ぶことが大切になります。
SPF50以上、PA+++以上がおすすめ
日焼け止めのパッケージを見てみると、SPFやPAといった記載があることがわかります。SPFはソバカスやシミの原因となる紫外線、PAはシワやたるみの原因となる紫外線を防ぐ効果を表したものです。
どちらも数値が高いほど、紫外線予防効果が高くなると言われています。長時間太陽光にさらされることが多い登山では、SPF50以上・PA+++以上がおすすめです。
ウォータープルーフなら汗をかいても安心
登山中は汗をかきやすく、汗と共に日焼け止めが流れてしまうことがあります。せっかく塗った日焼け止めが無駄にならないよう、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使うとよいでしょう。
また、ウォータープルーフであることに加えて石鹸で簡単に落とせることも重要です。専用のクレンジングが必要な日焼け止めだと登山後の肌のお手入れに手間がかかるため、落とし方にも注目してみてください。
日焼け止めを塗るポイント
顔の塗り方
顔に日焼け止めを塗る場合は、500円玉一枚分の量を目安に使用します。しかし、一気に日焼け止めを出すと塗りムラができやすくなるため、少量ずつ出して顔の中心から外側に向かって塗り広げてください。
保湿を忘れずに
日焼け止めを塗ると、肌が乾燥する場合があります。事前に化粧水などで保湿してから日焼け止めを塗るようにしてください。また、メイクをする場合、日焼け止めを塗った直後だとヨレる原因になります。日焼け止めを塗ってから20〜30分ほど置いてからメイクをするのがおすすめです。
体の塗り方
体にムラなく日焼け止めを塗るためには、5cm間隔くらいに少量ずつの日焼け止めを点置きする方法が効果的です。日焼け止めを点置きしたら、指の腹を使って全体に塗り広げていきます。1カ所だけに日焼け止めを置くのではなく、広範囲に点置きすることで、ムラができるのを防ぐのがコツです。
2〜3時間ごとに塗り直す
日焼け止めの効果は、3時間ほどと言われています。そのため、2〜3時間に1回は塗り直すようにするとよいでしょう。もし登山に集中して日焼け止めを塗り直すのが難しいと感じる場合は、帽子やアームカバーを活用するのもおすすめです。
おすすめの日焼け止め2選
①：アウトドアUV
アウトドアUV ホワイト
出典:Amazonアウトドアでも液漏れの心配をせずに持ち運べる、スティックタイプの日焼け止めです。汗をかいたり水に濡れたりしても日焼け止め効果をキープできるウォータープルーフタイプになりますので、登山で使用するのに適しています。
また、虫を寄せつけにくいと言われているペパーミントとユーカリ精油を配合し、防虫効果を期待できるのも嬉しいポイントです。
②： ディープ プロテクト&ケアエッセンス
美容成分を配合し、肌に優しい日焼け止めとして人気を集めています。乾燥小ジワに効果があると言われる保湿成分も含み、肌のケアが気になる女性にもぴったりです。滑らかなジェルが肌になじみ、ベタベタしないのも高評価を集めています。
肌が焼けた時のアフターケア
焼けたところを冷やす
しっかり気をつけていても、紫外線の強さによっては肌が焼けてしまう時があります。肌の赤みや痛みを感じた場合は炎症が起きている可能性が高いため、タオルに包んだ保冷剤や冷水に浸したタオルなどで冷やすとよいでしょう。早めに冷やすことで炎症が落ち着き、日焼けの影響を軽減できます。
保湿成分で潤いを与える
日焼けした状態を放置していると、肌の乾燥につながります。ジェルや化粧水を使い、潤いを与えることも大切です。日焼けをした肌は敏感になっていますので、低刺激性の保湿アイテムを使ってみてください。
万全な日焼け対策で登山を楽しもう！
紫外線にさらされる時間が長くなる登山では、事前に日焼け対策をしておくことでシミやシワなどの悪影響を抑えやすくなります。UVカット機能を備えたジャケットやアームカバー、帽子などを揃え、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
また、日焼け止めを塗って肌を守るように意識することも重要なポイントになります。日焼け止めの効果を持続させるため、登山の休憩時に塗り直すとよいでしょう。万全の日焼け対策で、登山を楽しんでみませんか。
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強い紫外線が降り注ぐ登山では、日焼け対策はもちろんのことアフターケアも重要です。関連記事では日焼けした時の対処法について解説していますので、参考にしてみてください。
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