スタンレーのコーヒードリッパー「クラシックプアオーバー」
王冠を頭にかぶり、背中には羽根の生えた熊がトレードマークなのが、スタンレーというブランドです。このスタンレーのコーヒードリッパー「クラシックプアオーバー」がキャンプでも家でも使えて便利だと話題になっています。
発表時から評判が良く、発売と同時に買いに行ったという人も多い人気商品で、多くの人から注目される秘密は、たくさん使えてお得というコスパのよさだけではありません。
色やデザインなどの見た目もおしゃれなこのコーヒードリッパーは、インスタ映えのする人気のキャンプギアです。しかし実際に使ってみると、見た目のよさだけではない多くの魅力を持ったコーヒードリッパーだというのがわかります。
今回はこのスタンレーのコーヒードリッパー「クラシックプアオーバー」にスポットライトをあてて、その実力を詳しくご紹介するとともに、ペーパーレスのコーヒードリッパーの使い方も解説いたします。
スタンレーブランドの歴史や人気商品
コーヒードリッパーの魅力をご紹介する前に、まずはスタンレーというブランドがどのようなものかもぜひ知ってみてください。ここではスタンレーブランドの歴史と製品の特徴・コーヒードリッパー以外の人気商品やおすすめ商品について解説いたします。
スタンレーは歴史の古いブランドである
スタンレーはそのおしゃれなHPデザインや商品ラインナップから、海外のブランドと勘違いされることも多いですが、株式会社津田商会という日本のメーカーのサーマルウェアブランド名です。創業は1936年設立は1977年と長く歴史と実績のある老舗の企業となっています。
スタンレーというブランドの特徴
スタンレーの商品開発のポリシーは、インドアからアウトドアへのシームレス化であると謳っています。リビングで使ってもおしゃれで使いやすく、キャンプや登山でも役立つ丈夫なギアの制作・販売をしている会社です。
コーヒードリッパー以外の人気スタンレー商品は
キャンプにはクラシック真空マグやコーヒーシステムが人気
スタンレーはサーマルウェアのブランドとしてだけでなく、少し変わったおしゃれなアウトドア用品を作る会社としても注目されています。
蓋付きで屋外でも保温効果に優れたクラシック真空キャンプマグ(画像は0.37L)やコーヒーシステム(フレンチプレス式のコーヒー用品オールインワンセット)もSNSでよく見かける人気のキャンプギアです。
家でも使えるおしゃれなアイテムも
インドアとアウトドアの両方でシームレスに使える製品開発がモットーなスタンレーには、人気の真空断熱タンブラーも揃っています。
特に注目したいのがカラーバリエーションで、シルバー・黒・グリーンといったアウトドアに使いやすいものから、青や赤やオレンジといった明るいカラーも選べます。
これらはスタッキングできるので、アウトドア用として持ち歩くのにも便利です。
スタンレーのコーヒードリッパーについて
スタンレーのコーヒードリッパーには、個性的な部分がたくさんある面白いキャンプギアです。ここではそんなスタンレーのクラシックプアオーバーの魅力的な部分についてご紹介いたします。
スタンレーのクラシックプアオーバーの特徴
見た目がかっこいい
スタンレーのクラシックプアオーバー(コーヒードリッパー)は、ご覧のように一般的なペーパーフィルター用のドリッパーとは、少し違った形をしており、それが味となっています。
また素材も少し個性的で、ステンレス鋼が使われています。一般的な家庭用に多いガラスや陶器ではないところも、ほかでは出せない独特の雰囲気を醸し出しているのです。
少しざらついた塗装も雰囲気があり評判が高い
スタンレー マグとコーヒードリッパーが届いた！
— スシボー@Monkey125＆CT125 (@Roland119GT) October 8, 2021
塗装がめちゃくちゃカッコいいわ pic.twitter.com/jUN71ULJBB
スタンレーのクラシックプアオーバーはそのデザインだけでなく、ざらつきのある塗装も無骨なキャンプギアとしてかっこいいと評判です。こちらもニュアンスの同じマグカップとセットで揃えられるので、一緒に使っているというレビューが目立ちます。
素材は錆びにくいステンレス鋼
先程も素材について少し触れましたが、スタンレー製のコーヒードリッパーは錆びにくいステンレス鋼で作られています。そのためご家庭でもアウトドアでのメンテナンスもそれほど難しくなく、簡単です。
スタンレーのコーヒードリッパーフィルターは
フィルター内蔵のペーパーレスは経済的でお手軽
クラシックプアオーバーには、本体にコーヒーフィルターが付いています。そのためペーパーを買うというランニングコストが不要で経済的です。挽いた豆を入れてお湯を注ぐだけなので、手軽にコーヒーを淹れられます。
フィルター部分は外せてメンテも楽
使い終わったあとのメンテナンスをしやすい様に、フィルター部分と本体は手で回して簡単に取り付け取り外しできるようになっています。特別な道具は不要なだけでなく、バラバラになるため洗いやすく設計されているのも魅力です。
ペーパーを使わないコーヒーの落とし方
簡単にドリップコーヒーを楽しむ方法として一般的なのが、ペーパーフィルター方式でしょう。スタンレーのようなペーパーレスのコーヒードリッパーをはじめて使うという方は、その違いなどを先に確認しておくと失敗が少なくなります。
ここでは、スタンレーのコーヒードリッパーを実際に使っている動画を御覧いただきちょっとしたポイントも解説いたします。
スタンレーのコーヒードリッパーを使っている動画
本体にフィルターがついているスタンレーのコーヒードリッパーを使い方は基本的にはペーパーフィルターと変わりません。ただしフィルターの穴の大きさはペーパーとは違うため、美味しく淹れるにはコツがあります。
特に豆の挽き方で大きく味が変わってきます。動画では出発から撮影されているため、コーヒーの淹れ方だけ見たい方は1分28秒あたりまでシークバーを進めてください。
スタンレーのコーヒードリッパーはたっぷり抽出するのがコツ
このたっぷりとは量のことです。豆の量が少なすぎると薄くて味気ないコーヒーになってしまいます。豆もお湯の量もたっぷりめで、大きなマグを使って2人で召し上がるくらいの量を使うのが上手に淹れるポイントです。
スタンレーコーヒードリッパーに合った豆の挽き方
ペーパーフィルターよりもやや粗挽きがおすすめ
コーヒーの挽き方があまり細かすぎると、フィルターの目が詰まったり粉がドリンクに落ちてしまいます。スタンレーのコーヒードリッパー用のコーヒー豆の挽き方は、ペーパーで使うよりもやや粗挽きがおすすめです。
極端な粗挽きもペーパーレスドリッパーには不向き
しかしペーパーレスフィルターは底の穴が大きめで抽出時間も短いです。そのため、あまり粗挽きにするとコーヒーが薄くなってしまう場合があります。細かい挽き方もよくありませんが、極端な粗挽きも避けてください。
スタンレーコーヒードリッパーのサイズ感
スタンレーのマグカップにちょうど乗るサイズのコーヒードリッパーですが、思った以上に入るお湯の量が多く、たくさんコーヒーができてしまうというケースもあります。
最後になりますが、ここではスタンレーのクラシックプアオーバーはソロキャンプにも快適に使えるのか、そのサイズ感について解説いたします。
スタンレーコーヒードリッパーは4人分用
よく大は小を兼ねるといわれますが、コーヒードリッパーについては大は小を兼ねません。大きなコーヒードリッパーは洗う手間もかかりますし、少量淹れようとすると美味しく抽出するのが難しいからです。
スタンレーのコーヒードリッパーも1人用から4人用まで目盛りが付いています。しかし美味しさにこだわるなら最低でも2人分、できれば4人分を淹れてた方がおいしいコーヒーになるでしょう。
アウトドアでは気になる製品の大きさは？
4人前用でも意外と小さなサイズ設計
ただしスタンレーのコーヒードリッパーが特別大きなサイズであるわけではありません。サイズでいうとハリオの1-2分のペーパーフィルター用のコーヒードリッパーとほぼ同サイズとなります。
持ち運びに困るほど大きなものではない
中の容量の違いはスタンレーコーヒードリッパーの形です。底部分も円形で広く、すりばち状も途中までで、その上が円筒形であるためたくさんお湯が入ります。持ち運びに関しては大きくて邪魔になるものではありません。
スタンレーコーヒードリッパーはソロキャンでは考えて
スタンレーのコーヒードリッパーをソロキャンプで使うならば、よほどのコーヒー好きで何杯もおかわりして飲む・ファミリーキャンプでコーヒーを淹れる方におすすめします。
そんなにたくさん飲めないけれどスタンレーのコーヒードリッパーが好きという方は、2-3人用淹れて残りを保存しておく保温ボトルも用意しておくのがおすすめです。
淹れたてよりも味は落ちますが、同じ豆を沸かし直して飲むよりもずっと美味しくいただけます。
おしゃれなコーヒードリッパーを使ってみよう
いかがでしたでしょうか。今回はスタンレーのコーヒードリッパーの魅力とその使い方・サイズ感の注意点を解説・ご紹介してきました。
真空保温ボトルの製造を中心におこなうメーカーであるスタンレーは、コーヒードリッパーとおそろいのキャンプギアも多数あります。統一感のあるデザインの保温ボトルやコーヒーシステム・保温マグなどでキャンプギアを揃えるのにもおすすめです。
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出典：https://unsplash.com/