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【ライダー必見】バイクの梅雨対策ガイド。愛車をサビから守る保管のコツを伝授!

梅雨の期間は、雨の日が多くバイクに乗る機会が少なくなりがちです。とはいえ、だからといってバイクを放置していいわけではありません。雨・風への対策を講じる必要があります。本記事では、梅雨に行えるバイク管理方法について紹介いたします。
更新: 2022年4月11日
奏咲
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バイクと相性が非常に悪い「梅雨」

バイクを乗る方にとって、「梅雨」の時期は非常に憂鬱な季節と言えるでしょう。毎日のように雨が降る不安定な天気が、バイクに乗ることをなかなか許してくれません。たとえ少し晴れていても雨になる可能性が高く、乗る気が失せてしまうケースも考えられます。

もちろん雨の日でもバイクの運転は可能です。しかし、見通しの悪さや普段とは異なる路面状態など、雨の日は事故のリスクを高めてしまいます。やはり雨とバイクは相性が非常に悪い間柄と言えるでしょう。

Photo byi17Studios

さて、バイクに乗る人が梅雨の時期に意識するべきなのは、雨天時に運転する際の事故リスクだけではありません。バイクを保管している際の「梅雨対策」を講じる必要もあります。適切なお手入れをしないと、大切な愛車がサビてしまう事もあるでしょう。

乗らないから放置するのではなく、梅雨・雨が多い時期だからこそいつも以上に丁寧なお手入れやメンテナンスが必要になってきます。本記事を通して、バイクの梅雨対策について確認をしていきましょう。

カバーを使った基本的な対策方法をチェック

Photo by joegoauk73

最もオーソドックスかつ、普段から意識されている方も多いであろう対策が、「カバー」をかけてバイクを保管するという方策です。特に屋外でバイクを保管する際は確実に着けることをおすすめいたします。雨など天候に関係なく普段から利用している方は多いかもしれませんが、梅雨の時期はよりカバーを丁寧にかける意識をしましょう。

基本対策1.カバーをしっかりと着ける

バイクにカバーをかけると、物理的に風・雨からバイク本体を守れます。シンプルではあるものの効果が大きい対策ですので、忘れずにカバーをかけるようにしましょう。ただし、梅雨の時期は風が強いことも珍しくありません。

そのため、カバーをただ被せるだけでなく、紐などを活用してしっかりと「固定」することを意識しましょう。多少の風などが吹いてもカバーが取れないように工夫するのが大切です。

基本対策2.カバーに撥水スプレーなどをかけておく


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カバーを利用して保管する際に、簡単にできるおすすめの一工夫でがカバーに「撥水スプレー」などを噴射しておくという対策です。衣料品用の撥水スプレーを噴射しておくことで、水に更に強いカバーの出来上がりです。

とはいえ効果が永続するわけでないので、適宜スプレーをかけ直す必要があるのは注意しましょう。定期的に水はけなど撥水状態をチェックし、落ちてきたなと感じたら再度スプレー噴射を行ってください。

基本対策3.晴れた日はカバーを外そう

梅雨の時期は雨の日が多いので、ほぼ毎日のようにカバーを装着している状態になるかもしれません。確かに雨や風からバイク本体を保護できるものの、カバーの内部では湿気が溜まっていくため、着けっぱなしで放置するのはあまりいいことではありません。

これは季節関係なく普段からカバーを付けているライダーの方にも共通して言える注意点ですが、もし梅雨中に晴れたタイミングがあったら、ぜひカバーを外して溜まってしまった湿気を放出しましょう。

雨季はガレージを借りてしまうという選択肢

いくらカバーを完璧に装着をしたとしても、雨・風の影響を完全にガードするのは難しいものがあります。どうしても隙間は空いてしまい水が付着するおそれがあるほか、湿気の影響をダイレクトに受けてしまうなど、サビの原因になる要素が密接に絡んできます。

そこで、極力雨ざらしにしたくないという方におすすめなのが「屋内型のガレージを借りる」という選択肢です。

ガレージなら雨・風が強くても安心

ガレージを借りると言っても、屋内車庫の場合、屋外の駐車場と比較すると料金が高い傾向にあります。従来の費用と比較すると出費がかさむので予算などとの相談が必要になってきますが、ガレージであれば雨・風から愛車を確実に守れるのでおすすめです。

また、ガレージはそれ以外にも数々のメリットがあります。例えば、監視カメラなどが設置されている施設があるので、セキュリティ面で安心です。バイク盗難被害も全く珍しくない現代社会において、比較的安心して保管できるでしょう。

短期貸しOKなガレージもある


Photo bySplitShire

とはいえ、ガレージによっては「○ヵ月以上」を条件として提示しているケースも少なくありません。そのため、短期で貸してくれるガレージを探す必要があります。しかし、地域などにもよりますが、1ヵ月からOKというガレージもないわけではありません。

諦めずに探し続けることが大切です。屋外の駐車場・駐輪場よりは値が張るガレージ賃貸ですが、あくまで梅雨の時期のみの利用が前提。愛車を守るためのメンテナンス費用と捉えられてみてください。

屋内保管の場合でもサビ対策は必須

ガレージや自宅の車庫など、屋内でバイクを保管する場合、雨・風の影響を直接受けることは少なくて安心できます。しかし、だからといって放置していいわけではありません。梅雨の時期は、当然「湿度」が高くなります。湿度が高くなると、「サビ」るリスクも高くなるので注意が必要です。

Photo by haru012

バイクをサビさせないためには、洗車の後などにワックスやシリコンスプレー、サビ防止剤などでしっかりとサビ対策を講じることが大切です。この中でも手軽なのが、シリコンスプレー。吹きかけるだけなので、簡単にサビ対策できます。

さすがにワックスほどの効果の持続性はないものの、手軽なのでおすすめです。また、これらは梅雨の時期に限った話ではありません。日常的なメンテナンスの一環として、大切な愛車がサビないように普段から意識することが大切です。

意識するべき他のポイント

バッテリーに注意

梅雨は、ある程度の期間一切バイクに乗らない可能性も考えられます。そうなると怖いのが、バッテリーが上がってしまうというケースです。もし仮にバッテリーが上がってしまったら、交換しなければなりません。面倒なのはもちろん、費用もかかります。

対策として考えられるのが、バッテリーを外してしまうという方法です。その際は、一定の気温で湿度が高くない場所へ保管しましょう。また、もし可能なら専用の充電器で充電を行えば、バッテリーの劣化を防げます。


晴れの日は日に当てよう

カバーを用いた対策についてお伝えしている中で、梅雨の時期に晴れたらカバーを外して内部に溜まった湿気を放出することについて紹介しました。晴れの日はそれに加えて、バイクそのものを太陽に当ててあげることも大切です。

いわば「天日干し」する感覚でしっかりとバイクを乾燥させましょう。大切な愛車をサビさせないためにも大切な工程です。合わせて洗車やシリコンスプレーなどでお手入れするのもおすすめ。梅雨の合間の貴重な晴れの日を最大限活用しましょう!

梅雨だからこそバイクを大切に

Photo byStockSnap

梅雨の時期は、バイクに乗る機会が減るため愛車をついないがしろにしてしまう可能性が考えられます。しかし、バイクに乗れない状況だからこそ、バイクのことを考え、しっかりとお手入れや湿気・サビ対策などを講じる必要があるのです。

本記事でお伝えしてきた「カバー」・「ガレージ」・「サビ対策」・「バッテリー上がり対策」などをしっかりと行い、愛車の美しく健康な状態を保つようにしましょう。

バイクの梅雨対策について気になる方はこちらもチェック

今回の記事では「梅雨の時期のバイクの管理」にフォーカスを当ててきました。本サイトでは、逆に「雨の日のツーリング」の際に役立つアイテムを紹介している記事なども掲載中です。また、雨・風からの保護だけでなく防犯対策にもなるおすすめのバイクカバー特集記事なども掲載しています。ぜひ他の記事も併せてご覧ください。