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タチウオテンヤの仕掛け&釣り方ガイド!必要な道具やおすすめタックルもご紹介!

大型で釣りがいがあり、味も美味しいということで近年人気を集めている太刀魚釣り。特に船の上からテンヤという仕掛けを用いて太刀魚を釣るタチウオテンヤが流行中です。今回はそんなタチウオテンヤの仕掛けの作り方や釣り方についてご紹介します。
更新: 2022年3月28日
tambakouta
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タチウオテンヤの釣り方をご紹介

大型で釣り上げた時の達成感が大きく、近年流行となっている太刀魚釣り。特に、船の上からテンヤと呼ばれる仕掛けで太刀魚を釣り上げるタチウオテンヤが人気です。比較的初心者の方でも釣りやすいため、タチウオテンヤを始める方がどんどん増えています。

今回はそんなタチウオテンヤの仕掛け方法や釣り方について解説します。おすすめのタックルや仕掛けについてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

シンプルな準備で大きな収穫を得られる

太刀魚は食用としての旬の時期が長く、刺身、天ぷら、ソテー、汁物などどんな料理にしても美味しく食べられる上に、大型太刀魚の卵巣は非常に美味しいということで釣り人の間で人気が高まっています。

タチウオテンヤに必要な道具はロッド、リール、ライン、仕掛けととてもシンプルで初めての方でも準備しやすい構成です。それにも関わらず、釣った瞬間の満足感が高く、食べ物としても優秀であるということで、どなたにでもおすすめできます。

タチウオテンヤに必要な道具

タチウオテンヤに必要な道具①:ロッド

タチウオテンヤは釣りの中でも長丁場の戦いとなりやすいため、体への負担が小さいロッドをおすすめします。

タチウオテンヤ専用ロッドという軽量のタックルが販売されているので、あればそちらがよいのですが、ない場合は船竿30号などでも代用可能です。

タチウオテンヤに必要な道具②:リール

タチウオテンヤでは垂直に長くラインを下ろして、それを繰り返し上下させる必要があります。この作業をするには小型の電動リール、もしくはベイトリールが最適です。深い場所を攻めたいという方や、一年を通じてタチウオテンヤに出かけるという方には、体力を消耗しづらい電動リールをおすすめします。

タチウオテンヤに必要な道具③:ラインとリーダー

太刀魚は歯が鋭く、ラインが切られてしまうことがよくあります。そのため、最初から多めに巻いておくのがベストです。目安でいうと、狙う水深の2倍の長さ、最近では200mから300mの長さが標準になりつつあります。

そして、ラインの先端には、噛み切られにくいナイロンやフロロのリーダーを1m前後接続しておきましょう。

タチウオテンヤに必要な道具④:仕掛け・エサ

仕掛け(テンヤ)は場所によって決まりがありますが、だいたい40号から60号のおもりを使うことが多いです。取り付けるエサはイワシが主流ですが、サンマの切り身でもよいでしょう。エサは仕掛けから外れないように、頭の部分を中心にしっかりと針金で固定してください。

タチウオテンヤに必要な道具⑤:ライフジャケット

2018年から、船釣りにおいてライフジャケットの着用が義務化されています。コンパクトに折りたためるものから、頑丈で高品質な商品まで幅広く揃っていますので、ご自身のスタイルに合わせて選んでみてください。

その他タチウオテンヤにおすすめの道具


おすすめの道具①:クーラーボックス

魚は釣った瞬間から鮮度が落ちていってしまいますので、鮮度を保つためにクーラーボックスを用意することをおすすめします。タチウオは比較的大きな魚ですので、長辺の長さが50cm以上あるものが望ましいでしょう。

おすすめの道具②:帽子

夏場の船釣りは直射日光が強烈です。たとえ涼しい風が吹いている船の上だとしても、熱中症になってしまう危険性があります。直射日光を防ぐために、帽子を持参するとよいでしょう。風で飛ばされないように、固定できるような構造のものだとなおよしです。

おすすめの道具③:飲食物

Photo byHans

タチウオテンヤは長時間の釣りとなることが多いです。その間に小腹を満たしたり、喉の渇きを潤したりするために、ある程度の飲食物を用意しておくとよいでしょう。特に、夏場にタチウオテンヤに出かける場合は2L以上の飲み物を持参し、熱中症対策をすることが重要です。

タチウオテンヤの仕掛け&釣り方

①:まずは仕掛けをポイントに着底させる

船釣りのタチウオテンヤの場合、沖合に出て太刀魚の連れそうなポイントまで来たら、船長が指示を出してくれます。その指示や投入ポイントを参考に、仕掛けを海中に投げ入れ、着底させてください。

ラインのテンションが下がり、リールが止まったら着底確認です。底に仕掛けがついたのを確認したら、速やかに数m巻き上げましょう。

②:リールで巻き上げながら太刀魚を誘う

10mほど巻き上げたら、アタリに注意しながら太刀魚を誘っていきます。魚群探知機が搭載された船で船釣りをする場合は、船長がおすすめの深さを教えてくれます。リールの水深表示やPEラインの色などでおおよその水深をつかみ、目的となる深さに仕掛けを漂わせましょう。

以下では太刀魚の誘い方をいくつかご紹介します。

ただ巻き

その名の通り、リールを一定の速度で巻いていくだけのアクションです。電動リールだと一定速度を保ちやすいので、初心者の方でも簡単に行えます。太刀魚がかからない場合は、その都度速度を変えてみましょう。

ストップ&ゴー

ただ巻きよりも速めの速度で、数m巻き上げ、そこで数秒ストップさせるという手順を繰り返すシンプルなアクションです。シンプルながら太刀魚の生態をつかんでいる効果的な方法で、回数を重ねつつ、巻き上げ量や停止時間を少しずつ変えながらアタリを狙うとよいでしょう。

ジャーク&ステイ

ロッドを上下にしゃくる事で仕掛けを動かし、エサが生きているように見せかけてから数秒止めるというアクションです。場合によってはリールを巻きながらロッドをしゃくってもよいでしょう。こちらも、しゃくる距離や止める時間を変更しながらアタリを探っていくのがおすすめです。

③:アタリとアワセ


小さなアタリの場合、太刀魚が完全に食いついていない場合があるため、ロッドが引き込まれるような大きいアタリが来たところでフッキングします。ここで、大きな抵抗を感じたらフッキング成功です。

あとは太刀魚を引き上げていくだけなので、一定の速度でリールを巻いていきましょう。

タチウオテンヤにおすすめの仕掛け

タチウオテンヤにおすすめの仕掛けの選び方

タチウオテンヤの仕掛けには選び方のポイントがあります。釣りをする場所やタックルの構成などによっても変わりますが、基本的な方針はそれほど変わりません。以下で仕掛けの正しい選び方を見ていきましょう。

夜光タイプのヘッドがおすすめ

一般的にグローと呼ばれる、暗いところでも視認しやすい夜行性のヘッドがついている仕掛けがおすすめです。あたりに光が届かない水深の深いところでも太刀魚が見つけやすいので、結果として食いつきがよくなります。

フックサイズを多種類揃える

タチウオテンヤは、釣りをする日の状況や釣り場の違いによって、太刀魚の食いつき方が全く異なります。そのため、状況に合わせた仕掛けを選ぶことが大切ですが、そこで重要な要素となるのがフックサイズです。

環境に応じて臨機応変に対応できるよう、小型のエサをつけられるサイズから、長めのフックまで、いくつかの種類を揃えておくとよいでしょう。

おもりの重量や形状もバリエーション豊かに

フックサイズと似たような理由となりますが、釣れ方の良し悪しに応じて仕掛けを変えられるように、おもりも30号から60号までの重さのものや、ヘッドの形状が異なる種類など、幅広く用意しておくとよいでしょう。

おすすめ①:ジャッカルアンチョビドラゴンテンヤ

大型の太刀魚を狙いたい方におすすめの仕掛けです。釣り場の状況に応じて仕掛けのカスタマイズができるため、非常に汎用性に優れています。上部に向かって張り出す突起がエサをしっかり固定してくれる点もポイントです。

おもりの大きさもタチウオテンヤに最適な30号から50号の展開となっているので、余裕があれば全部揃えたい商品です。

おすすめ②:ヤマシタ猛光太刀魚テンヤ船シングル

ヘッドがグロータイプになっており、業界トップクラスの光度と輝度を誇ります。従来モデルと比較しても約2倍強力に発光するので、太刀魚へのアピールに最適な仕掛けです。

エサの腹部に食いつくことの多い太刀魚の習性に目をつけ、太刀魚が飛びつきやすいよう、常に水平を保つようにデザインされています。

タチウオテンヤにおすすめのタックル

おすすめロッド①:ダイワテンヤタチウオX180

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タチウオテンヤ専用に設計されたダイワのテンヤタチウオX180。アタリを取りやすい8:2の先調子タイプとなっており、持ち重り感の低減もはかることによって操作性をアップさせています。

ブランク最外層をX状にカーボンテープで締め上げ、ねじれを抑える強化構造を取り入れたことにより、細身ながらも優れた耐久性を発揮します。


おすすめロッド②:シマノサーベルマスターSSテンヤ

シマノ サーベルマスターSSテンヤ

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大型の太刀魚にも対抗できるロッドパワーを追求して作られたシマノのサーベルマスターSSテンヤ。ブランクスに基本構造スパイラルXを採用し、快適な操作性と優れた耐久性を実現しています。

リールシートにXシートエクストリームガングリップを使用しており、ロッド性能を飛躍的に高めた上に、小型電動リールとの高いパーミング性能も持ち合わせています。

おすすめリール①:シマノフォースマスター600

シマノ フォースマスター600

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魚の大きさや引きの強さに応じて微調節しながら巻き上げられるシマノの電動リール、フォースマスター600。食い上げの多い太刀魚では速めに、口の弱いアジなら遅めにというように、目的となる獲物によって初期設定を調節できるので、幅広い活用が可能です。

おすすめリール②:ダイワレオブリッツ200J

ダイワ レオブリッツ200J

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魚の引きに合わせて滑らかに反応するオートマチックドラグシステムを搭載したダイワのレオブリッツ200Jは、魚に違和感を与えることが少ないため、大型の太刀魚相手でも安心してやり取りができます。

直感的に操作しやすいダイヤル式のパワーレバーをリールの中心に配置したことにより、親指一つでクラッチのON・OFF、タナの切り替え、アワセ、巻き上げが可能です。

タチウオテンヤで太刀魚を釣ろう!

タチウオテンヤは難しいテクニックが必要なく、準備も簡単ということで多くの人に楽しんでいただける魚釣りです。今回ご紹介した仕掛けの作り方や太刀魚の釣り方、おすすめタックルなどを参考にして、ぜひ大物を釣り上げてみてください。

慣れてきた方は上記で紹介した太刀魚の誘い方をマスターしてどんどん釣果をあげましょう。船の上では釣りの駆け引きを楽しみ、釣り上げた太刀魚は美味しくいただき、ぜひ楽しい思い出を作ってください。

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