LURHACHI カーボンハンドル ロード
RXL SLフラットハンドルバー
シマノプロ(SHIMANO PRO) LT ステム
TNI Peloton
VIBE エアロ カーボン
クロスバイク向けカーボンハンドルを紹介!
クロスバイクを楽しまれている方なら気になってくるのが「カーボンハンドルへのカスタム」です。カーボンは振動の吸収に優れる人気の素材・パーツであり、高いクロスバイクになるとよく使われています。
自分でカスタムすることも可能ですので、現在アルミを使われている方はカスタムを検討してみて下さい。今回はそんなクロスバイクのカーボンハンドルを6選してご紹介すると共に、交換して得られるメリットなども解説します。
クロスバイクの基礎知識
クロスバイクのハンドルは3種類
クロスバイクの重要パーツ、ハンドルには基本的に3種類あります。定番はストレートなフラットバーで、普通の姿勢で乗れますのでクロスバイク初心者におすすめです。次に、ドロップハンドルは湾曲しており、握るポジションを変えることで姿勢を変えられます。
そして最後に、画像のものがブルホーンという牛の角のような形のハンドルです。姿勢を変えて楽に走行するために、自分に合ったものにカスタムしていきましょう。
クロスバイクハンドルの目的別の選び方
クロスバイクのパーツは目的に沿って考えるのがおすすめです。初心者の方で、普通の姿勢でクロスバイクに乗りたい方であればフラットバーで十分になります。しかし、もっと前傾姿勢で、空気抵抗の少ない姿勢でと考えている方はドロップハンドルを検討しましょう。
前傾姿勢を取るのには慣れが必要ですが、慣れると体への負担が減り、長時間走っても疲れにくくなるメリットがあります。
クロスバイクはステムパーツの交換が必要?
シマノプロ(SHIMANO PRO) LT ステム
クロスバイクのハンドルを選ぶ際は、クランプ径に注意して下さい。クロスバイクの一般的なクランプ径(ハンドル中央部の径・サイズ)は25.4㎜ですが、ロードバイクなどは31.8㎜サイズが一般的です。
そのため、25.4㎜サイズのものを探すか、ステムを交換して取り付けることになります。ステムを交換するなら、シマノプロのステムがおすすめ。立ち漕ぎしてもびくともしない、信頼性のある製品になっています。
クロスバイクのグリップとは?
クロスバイク初心者の方であれば、ハンドルとグリップのパーツの違いが分からない方もいるかもしれません。グリップとはまさに握る部分を指します。ロードであればグリップ部分にバーテープというアイテムを巻きつけ、滑り止めやクッション性を持たせます。
クロスバイクであればハンドル部分にグリップが付いていますが、交換するカーボンハンドルはバーテープを巻くものがほとんどです。バーテープの巻き方も合わせてチェックしておくことをおすすめします。

クロスバイクのバーテープ交換ガイド!初心者にもおすすめの巻き方を解説!
実はクロスバイクのバーテープの交換は思っているより簡単です。クロスバイクのフラットバーやエンドバーのバーテープを巻き直して交換したいけど、巻...
クロスバイク向けカーボンハンドルの特徴
クロスバイクのカーボンハンドルとは?
ロードバイクやクロスバイクを楽しむ方に人気なのが、カーボン素材です。この素材を使用したのがカーボンハンドルですが、実はカーボン素材は衝撃に対して弱く、転倒した際に折れやすいというデメリットがあります。
それでも人気なのは、クロスバイクの乗り心地が向上するためです。カーボン素材はしなやかで軽量、フィーリングが上質。衝撃に対しては弱いのですが、硬さとしなやかさを感じさせます。
アルミから交換すると何が変わる?
クロスバイクにおいてカーボンハンドルは人気がありますが、アルミがよくないということでは決してありません。結局、パーツを交換した際の変化具合は、そのパーツのサイズに比例する部分がありますので、ハンドルの素材が変わった際の変化は大きくはないのです。
ただ、乗り心地は多少変わるだけでも嬉しいものですし、その乗り心地に慣れた状態でアルミに戻すと、やはりカーボンハンドルがいいと思うはずです。
カーボンに変えると軽量になる?
カーボン素材は軽量で人気があります。しかし、アルミと比較すると大きく軽量化されないことも多いのです。アルミ自体が元々重たい素材ではありませんので、変えてもその差は大きくありません。
どれだけ軽量化されるかは交換するハンドルの差によりますが、10g程度になることもあれば、100g程度になることもあります。軽くなるに越したことはありませんので、交換するメリットはあると言えるでしょう。
クロスバイクのカーボンハンドルは昔は高かった
カーボンは値段が高いイメージがある方が多いのではないでしょうか。確かに、昔は値段が高かったのですが、現在は安価に購入することが可能になっています。
かつては数万円程度したものも、今では数千円のものが販売されている時代です。また、ハンドルだけなら交換作業も比較的簡単ですので、初心者でも気軽に交換できます。
安価なクロスバイクカーボンハンドル2選
安価なカーボンハンドル1:LURHACHI
LURHACHI カーボンハンドル ロード
中国のカーボンパーツメーカー「LURHACHI」から販売されている安価なクロスバイクハンドルが人気です。中国製は賛否がありますが、こちらは購入者からの評価が高く、比較的仕上げのよいものになっています。クランプサイズは31.8㎜です。
エアロハンドルは、アウターごと内装するケーブル内装式が一般的ですが、こちらはアウターを這わせる溝が深く掘られており、バーテープを巻くと内装式とほとんど変わらない感じになります。
その他のメリット・デメリット
価格帯は安価で、数千円程度ではありますが、アルミと比べると路面からの振動がかなり減ります。強めのブレーキ、下ハンでもがけばある程度しなる所はありますが、折れそうな感じはあまり無く、安いのに安心感があるはずです。ブラケットポジションでは高い剛性があります。
また、下ハンのグリップが絞られているので、厚めのバーテープでもグリップが握りやすくなっています。
安価なカーボンハンドル2:RXL SL ハンドルバー
RXL SLフラットハンドルバー
こちらは安価で人気がある、クランプサイズ25.4㎜の製品です。フラットバーとライザーバーのどちらもラインナップされており、価格はなんと約3000円からという破格さで、初めてのカスタムにピッタリの製品と言えます。
驚くほど軽量ですので、カスタムが楽しくなること間違いありません。転倒すると亀裂が入りやすいのがネックではありますが、交換しやすい価格であることがこちらのメリットとなります。
その他のメリット・デメリット
このメーカーの製品だけではありませんが、段差を超える時の衝撃で回転してしまうことがあります。その際に転倒して怪我をする方もいますので、固定時にはケミカル剤を使用すると安全です。
また、こちらのクロスバイクハンドルはギリギリのコストパフォーマンスを攻めていますので、少し肉厚が薄いのが不安な部分かもしれません。締め込みしすぎないように気をつけてください。もう少し肉厚なものが欲しくなったら、価格帯を上げることをおすすめします。
中堅カーボンハンドルなら「TNI Peloton」
軽量かつ耐久性のあるカーボンハンドル
TNI Peloton
こちらは31.8㎜サイズのドロップハンドルで、価格が約2万円前後。値段は上がりますが、実はTNIは格安カーボン製品で人気のメーカーです。
元々は、「安いけど質がもう一歩」というイメージがありましたが、現在は質が高くなっており、こちらもとにかく軽いと高評価されています。重量は約160gで、他のハンドルよりも軽い作りです。
TNI Pelotonのメリット
軽量丸ハンドルとしては珍しい。ケーブル内装式になっています。内装式は見た目がスッキリしますのでスタイリッシュ。また、剛性は抜群なので、安価なカーボンハンドルにありがちなふにゃふにゃ感がありません。
リーチは73mm、ドロップ128mmで落差の少ない形をしており、ブラケットポジション、下ハンポジションであまり姿勢を変えたくない方におすすめです。
高級カーボンハンドルなら「VIBEエアロ」
最高峰のカーボンエアロハンドル
VIBE エアロ カーボン
クロスバイクのカーボンハンドルは、価格帯が4万円ほどになってくると、最高級レベルになってきます。シマノプロのカーボンハンドルは、ロード・クロスバイクを楽しまれている方々の憧れでもあり、多くの方が快適さを感じる事でしょう。
この31.8㎜サイズのハンドルは高額ですが、比較的オーソドックスな印象があるハンドルでもあり、落ち着いた印象です。かなり剛性が高く、柔らかいタイプに比べると振動吸収性は少し低いかもしれません。
下ハンの形状がポイント
こちらの大きな評価ポイントが、下ハンの握りやすさです。握った瞬間に握りやすさを感じる、奥が細くなった形状で、もがくときに力を入れやすいのがメリット。
メーカーはカーボン積層を見直したことによる軽量さと剛性を強調していますが、実はこの下ハンの握りやすさを気に入っている方が多数います。
ケーブルアウターが通しにくい
唯一のデメリットが、ケーブルアウターの通しにくさです。穴がタイトすぎて、ワイヤーを通すのに時間がかかる可能性があります。そのため、アウターの外側が傷だらけになってしまう可能性があるのです。
通すのに苦戦するかもしれませんが、それでも最高峰のクロスバイクのカーボンハンドルと言える製品となっていますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ:目的に応じたカーボンハンドルを
クロスバイクのカーボンハンドルはさまざま
今回はクロスバイクのカーボンハンドルの魅力やおすすめのハンドルについてご紹介させていただきました。アルミと比較するとメリットの多いカーボンハンドルですが、製品によっては高額となってきます。
しかし、安価なものも現在はよく親しまれており、初めてのクロスバイクカスタムにはおすすめです。数千円でカスタムを始められますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
クロスバイクのカーボンハンドルが気になる方はこちらもチェック!
今回はクロスバイクのカーボンハンドルについてご紹介させていただきましたが、暮らしーのでは他にもクロスバイクについての記事が多数あります。クロスバイクが気になる方はぜひ、下記リンクの記事も見てみて下さい。

クロスバイクとロードバイクの違いとは?外観から性能まで徹底比較!
最近健康のために自転車でツーリングをされている方をよく見かけるようになりました。自分も自転車を購入してみようと思うけど、どんな自転車を購入し...

クロスバイクのグリップおすすめ8選!デザインや機能性もこだわろう!
クロスバイクのグリップは最近だと色々なデザインがあったり、機能性も抜群だから実際に購入する時に参考にすると良いです。そうすればクロスバイクの...

クロスバイクメーカーまとめ!初心者向けにメーカー選びを簡単解説
スポーツバイクの入門におすすめなのがクロスバイク! クロスバイクはメーカーごとに、走りの追求、乗りやすさ重視、デザインへのこだわりなど様々...