ロンドン・ノッティングヒルカーニバルとは?
50年以上の歴史を持つカーニバル
ノッティングヒルカーニバルが初めて実施されたのは。1964年と言われています。当時、ロンドンのアールコートで演奏をしていたストリートのミュージシャンを呼んで、パレードなどを開催をしました。彼らの演奏を聴こうと多くの地元の住民たちが詰め掛けたと言われています。今では、8月の最終週にの期間に行われる大きなイベント、カーニバルとなり、毎年世界中から多くの方に訪れて100万人以上が参加する、欧州最大のストリートカーニバルになっています。東京の渋谷ハロウィン並みかそれ以上に人が密集をしています。
また、このイベントは8月の夏時期に開催されるのですごく熱中症で人が倒れたりします。規模が大きいので初めていくと自分がどこを歩いているかもわからなく迷子になってしまいます。ここでは、ロンドンのノッティングヒルカーニバルの楽しみ方を解説をしていきますので、参考にしていただけると幸いです。(この記事では、2021年12月17日時点の情報を元に随筆をしております。)
ノッティングヒルカーニバルの由来は?
クラウディア・ジョーンズが提案した音楽イベントを皮切りにノティングヒルカーニバルでは、当時のヒッピー文化も融合して毎年カーニバルが開催をするようになりました。
トリニダード・トバゴが発祥の地
ノティングヒルカーニバルの起源は、トリニダード・トバゴにあります。イギリスの植民地で、19世紀前半に奴隷制が廃止になり、これに伴いカーニバルが恒例化になりました。
ロンドン・ノッティングヒルカーニバルへの会場への行き方
最寄り駅はノッティング・ヒル・ゲート駅
最寄駅は、ノッティング・ヒル・ゲート駅で、駅を出るとすごい人が密集をしていますので、そのまま人に流れて歩いていくと自分がどこを歩いているかわからなくなります。毎年100万人以上集まるとも言われており、お友達などと待ち合わせをしていく場合は、ちゃんと待ち合わせ場所を決めることをおすすめします。また夏の時期にも開催をされるので、水分補給や日焼け対策なども対策も十分にされることをおすすめします。
ロンドン・ノッティングヒルカーニバルの楽しみ方3〜4
屋台
イベントなどお祭りなどで醍醐味が屋台の料理だったりします。会場内には、約300以上もの屋台があります。ロンドンは人種のるつぼでもあるので色々な国の料理が食べることができます。ここではロンドンらしい料理などをピックアップをして紹介をしていくので参考にしていただけると幸いです。
ジャマイカンパティ
おやつ感覚で食べられるのがパティという野菜やお肉をパイ生地で包んで焼き上げたジャマイカのファストフードです。優しくて親しみやすい美味しさと言われていて、食べ歩きにもちょうど良いサイズとも言われています。チキン、ラム、シーフード、ビーフなど様々な種類の味が揃っていたりもします。
ジャークチキン
ノッティングヒルカーニバルで特に人気があるのが、ジャークチキンというチキンが人気があります。チキンをスパイスに漬け込んで、カリカリに焼き上げているので香ばしい匂いが広がります。チキンとサラダとライスのセットで大ボリュームなのも特徴的です。すごく人も多いので、落ち着いて食べる場所もないので、木陰などで座って食べることをおすすめします。
ドリンク
ラムパンチという季節のフルーツをたっぷり漬け込んで果実酒にもなっているのがノッティングヒルカーニバルの定番のお酒だったりもします。ラムパンチも非常に人気なドリンクになるので、イベント会場では色々な場所で販売をされています。
ロンドン・ノッティングヒルカーニバルの楽しみ方1〜2
ストリートアート
ロンドンでは、ストリートアートも盛んで楽しめたりできます。壁にペイティングされている絵がそこらへんで見かけることができたりするので、アートを見ながら散策をするのも楽しいはずです。
音楽
普段は、閉静な高級住宅街の地域ですがカーニバルの開催中には町中のあちらこちらから様々な音楽が大量に流れてきます。ノッティングヒルカーニバルの目玉のイベントでもあり、ヒップホップ、レゲェ、カリビアンミュージック、ドラムンベース、テクノ、ハウスなど色々なジャンルの音楽が流れます。ストリートに設置された各ブースでは、DJたちが音楽を大音量でプレーをしていますのでここでは思い切り踊っても大丈夫です。ダンスするのも、ノッティングヒルカーニバルのアトラクションなので、恥ずかしがらず踊ることをおすすめします。
レゲェの発祥は、カリブ諸島のジャマイカとなりますが、刺激的なレゲェサウンドは、新しいジャンルとしてヨーロッパの方でも急速に広がっていきました。日本国内では野外での爆音の場所は数が限られていたりもしますが、ノッティングヒルカーニバルのようなストリートに数多くの色々な音楽のジャンルがあるので面白いです。レゲーのイベントがあったと思ったら、少し歩いたらまた違うイベントが開催などをされていたりします。日本ではなかなか体験できないのも特徴的です。
ストリートパレードなども開催をされる
派手で奇抜な格好をした踊り子のメンバーたちが次々に踊り歩いていて、ストリートパレードは世界の中でも優れているカーニバルだと言われています。リズムに合わせて踊れば嫌なことも忘れられるはずです。
音楽は誰にも平等
音楽は人を差別せず、誰にも平等だと言われています。音楽を通じて誰もが楽しめ、そこには壁はなく誰もが楽しめるをテーマに開催をされているのがノッティングヒルカーニバルとなります。
ロンドン・ノッティングヒルカーニバルのトイレ事情
会場内でのトイレの注意
イギリスは先進国ですが、トイレに関しては日本の方が進んでいると感じます。有料のトイレもあったりし、そのほとんどが男女混合のトイレが多く、途中で水が流れなくなってしまったりもします。イギリスの野外のイベントなどでは、このような光景は多く見かけます。 このエリアは、閑静な住宅地でもあるので居住者の方が自宅のトイレを有料で解放をされていたりするのもよく見かけたりもします。
ロンドン・ノッティングヒルカーニバルに行ってみよう
欧州最大のイベントを楽しもう
ロンドンのノティングヒルカーニバルは、音楽などを通じて人種の壁をなくし、多くの方が楽しんでいます。そして、イギリスは日本と同じで季節があり、8月の夏の時期は非常に暑い時期でのイベントとなります。ノッティングヒルカーニバルは、無料なのが嬉しく、カーニバル開催時には、街全体が歩行者天国になっておりあちらこちらで野外ライブが行われています。また世界中から100万人ほど訪れてくるので、色々な人がいて人種のるつぼでもあるので歩いているだけでも楽しく新鮮さを感じます。
治安もそこまで悪くないですが、人は多いのでスリなど十分に気をつけましょう。そこらへんに警察官も立っているので、安心ができます。ノッティングヒルカーニバルは、規模の大きいお祭りなのでお祭りが好きな方は、ハマることまちがいないです。最低限のルールを守りながら、踊ったり、食べたり、飲んだりを楽しみましょう。
イギリスロンドンをもっと知りたい方はこちらをチェック
ここでは、ロンドンのノティングヒルカーニバルについて解説をしてきましたが、ロンドンには他にも多くの見所が多くあるので、これをきっかけにロンドンをもっと知りたいと思われた方はこちらをチェックされることをおすすめします。
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出典:ライター撮影