高知は観光の魅力たっぷり!
四万十川や桂浜、室戸岬や足摺岬など高知の観光スポットを挙げたならきりがありません。また、カツオのたたきやペラ焼き、室戸キンメ丼など美味しいグルメの宝庫としても高知は有名です。一年を通じて温暖な気候であることも高知の魅力のひとつ。ぜひ一度は旅行に出かけてみたい県の1つでしょう。
今回の記事では遠距離となる東京から高知までのアクセス方法についてみていきます。果たしてどんな行き方の選択肢があるのでしょうか。
4つの行き方をセレクト
東京から高知まで旅行のスタイルによっていろいろな行き方をセレクトできますが、今回の記事では全部で4通りの行き方について解説します。飛行機を利用した行き方と新幹線を利用した行き方、長距離バスを利用した行き方と車を利用した行き方です。
それぞれの行き方によってかかる交通費や所要時間などが大きく異なるため、ご紹介する選択肢をじっくりと比較しながら高知旅行のスケジュールを作成してみてください(記載の情報は2021年11月12日現在のものです)。
東京から高知の行き方【飛行機】
まず最初にご紹介するのは東京から高知まで飛行機を利用した場合の行き方です。羽田空港から高知空港まではANAとJALが航空便を運航しており、約1時間30分ほどで両空港間を結んでいます。
ただ、高知空港から高知駅のある市内までバスで40分ほどかかるため、高知市内での観光をメインに飛行機を利用する場合にはその移動時間も考慮に入れる必要があるでしょう。「とさでん交通バス」が高知空港と高知駅を結んでいます。
安く飛行機を利用するコツ
ANAとJALでは早期に航空券を予約した人に対して大幅な割引制度を設けているため、それを活用することで高額になりがちな航空券をお得に購入することができます。前日の予約からでも割引が適用され最も安いのは75日前予約です。
羽田空港から高知空港まで割引なしでの運賃は片道約35,000円ですが、75日前に予約すると何と9,000円台までプライスダウンします。高知旅行は早めのプランニングがおすすめです。
飛行機での行き方のメリットとデメリット
飛行機を利用した行き方の場合のメリットは何といっても所要時間の短さでしょう。バスの移動時間をプラスしても2時間10分ほどで高知までアクセスすることができるのは大変魅力的です。朝一番の飛行機に乗れれば日帰りでの高知旅行も決して不可能ではありません。
ただ、飛行機に乗るためには空港までアクセスしなければならず、手荷物の検査など面倒な手続きをしなければなりません。速さ重視の人はこの行き方を選択するのがベストです。
航空券の予約手配はこちら!
飛行機での行き方を検討中の方はこちらのサイトをご活用ください。東京ー高知間、高知ー東京間の航空券の予約手配が可能です。
東京から高知の行き方【新幹線】
次にご紹介するのは東京から高知まで新幹線を利用した場合の行き方です。飛行機の次に速く高知まで行くことのできる乗り物ですが、残念ながら高知までは直接新幹線でアクセスすることはできません。
そのため東海道新幹線でまずは岡山駅までアクセスして、そこからJR土讃線を走る特急列車「南風」に乗り換えて高知駅へと向かいます。新幹線と特急列車の所要時間を合計すると約5時間50分となり、これに乗り換えの時間がプラスされます。
往復切符で新幹線をお得に利用しよう!
飛行機の場合には早期割引の制度がありますが、新幹線の場合には往復切符を購入することで安く利用することができます。JRでは同じ区間を往復する場合に利用できる往復切符を販売しており、片道で601キロ以上の長距離に限り利用が可能です。
割引率は10%となり東京駅と高知駅を往復する場合には新幹線の運賃のみが適用対象となります。割引なしの片道のみの運賃は新幹線の自由席と特急列車を合わせて19,170円です。
新幹線での行き方のメリットとデメリット
新幹線を利用した行き方の場合のメリットは最寄りの駅から東京駅までアクセスしてそのまま電車に乗れることです。大がかりな移動も少なくて済み飛行機のような面倒な手続きも必要ありません。乗り換えも一回限りでストレスはそれほど感じないでしょう。
デメリットとしては費用面と所要時間のバランスが挙げられます。2時間台でアクセスできる飛行機には早期割引の制度があるため、予約日によっては飛行機の方が安くなってしまう可能性があります。
東京から高知の行き方【長距離バス】
続いてご紹介するのは東京から高知まで長距離バスを利用した場合の行き方です。いくつかのバス会社が長距離バスを運行しており、すべての便は夜の出発となっています。出発時間は午後8時30分から午後9時の間となっていて、高知に到着するのは午前8時30分です。
長距離バスの乗り場は「東京駅鍜治橋駐車場」で、「高知駅」が終着点のバスと「はりまや橋」が終着点のバスがあります。寝ているうちに高知までアクセスできるのは魅力的です。
早割で激安価格も!
長距離バスの所要時間は11時間から12時間ほどとなっています。移動に時間はかかるものの運賃の安さはどの行き方にも負けません。運賃は8,000円台から9,000円台となっており、通常料金であっても十分に割安感があります。
バス会社によっては飛行機のように早期割引制度を取り入れていて、最安値の長距離バスでは6,000円台という破格の運賃で利用することが可能です。安さ重視という人にはこの行き方をおすすめします。
長距離バスでの行き方のメリットとデメリット
長距離バスを利用した行き方の場合のメリットは何といってもかかる交通費の安さでしょう。6,000円台からの料金で遠方の高知までアクセスできるのは大変魅力的です。バスの設備も年々向上しており、快適さも昔に比べるとアップしています。
ただ、室内の全体的な空間の広さはそれほど変わらないため、たくさんの乗客がいる場合には多少の窮屈さを覚悟しなければなりません。また揺れると眠れないという人にもこの行き方は向いていません。
東京から高知の行き方【車】
最後にご紹介するのは東京から高知まで車を利用した場合の行き方です。ルートは首都高速からスタートして東名高速に入り、御殿場から新東名高速で豊田まで行きます。そこから伊勢湾岸自動車道に入り四日市まで行き、新名神高速で草津へと向かいます。
草津からは名神高速道路に入って西宮まで行き、そこから阪神高速に入って垂水まで走ります。垂水からは四国に渡る神戸淡路鳴門自動車道に入り、高松自動車道を経て高知入りします。
高速料金に燃料代もプラス
高速道路をメインにした東京から高知までの全行程はおおよそ800キロメートルです。高速料金は割引なしの料金で24,000円となっており、ETCを搭載した車の場合には時間帯や曜日によって割引が適用されます。
ただ、車の場合には燃料代がかかるためそれを高速料金に加えなければなりません。ノンストップで走行しても9時間近い所要時間が必要で、適度な休憩を挟むとさらに多くの時間を要します。単なる移動手段としてはおすすめできません。
車での行き方のメリットとデメリット
車を利用した生き方の場合のメリットは途中で寄り道が可能なことです。高速道路を降りて観光スポットに立ち寄ってみたり、サービスエリアやパーキングエリアでご当地グルメを味わったりと、移動途中の行程をエンジョイすることができます。ただ、9時間にも及ぶ所要時間と飛行機や新幹線よりもかかる交通費を考えると効率的な行き方とはいえないでしょう。特に冬場はルートの途中で積雪にも見舞われるためおすすめできません。
レンタカーの予約手配はこちら!
レンタカーでの行き方を検討中の方はこちらのサイトをご活用ください。レンタカーの予約が手配できます。
ベストな行き方で高知旅行を満喫!
ここまで東京から高知までの行き方について解説してきましたがいかがでしたか?飛行機、新幹線、長距離バス、車とそれぞれの行き方にはメリットとデメリットがあります。費用や所要時間、体力面や出かける時期などをよく考慮して、自分に合った最善の行き方をセレクトしてみましょう。
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