東京から島根へアクセス!
出雲大社といえば縁結びの神様として有名ですね。ほかにも湯ノ川温泉や玉造温泉、松江城や宍道湖など島根の観光名所を挙げたならきりがありません。
一度は島根を旅行してみたくなりますが、東京から島根までは直線距離で600キロメートル以上あるため、なかなか手軽に旅行とはいかないに違いありません。島根へ旅行するには数通りの行き方があるので、それらをすべて考慮して自分に合った最適な行き方をセレクトするのがおすすめです。
島根への行き方はいろいろ
東京から島根へアクセスするにはどんな行き方が考えられるでしょうか。一般的な行き方として挙げられるのは、飛行機を利用した行き方と新幹線を利用した行き方、寝台列車を利用した行き方と夜行バスを利用した行き方、車を利用した生き方の5通りです。
本記事ではその5通りの行き方についてわかりやすく解説します。それぞれの行き方の所要時間やかかる費用など、自分にぴったりな行き方を選び出すのに役立つ情報をたっぷりと盛り込みました。ぜひご覧ください(記載の情報は2021年11月9日現在のものです)。
飛行機を利用した島根への行き方
最初にご紹介するのは東京から島根まで飛行機を利用した場合の行き方です。島根には東京からの飛行機が発着する飛行場が全部で2ヶ所あります。「出雲空港」と「萩・石見空港」の2ヶ所ですね。
出雲空港にはJALの定期便が発着しており、萩・石見空港にはANAの定期便が発着しています。出雲空港は一日5便が発着しているため、東京と島根との行き来も比較的容易です。特に観光地として名高い出雲大社を訪れるなら出雲空港がベストな選択でしょう。
早めの予約でリーズナブルに観光
通常飛行機を利用して東京から島根までアクセスする場合には片道約30,000円ほどの料金がかかります。ぎりぎりになって島根観光が決定したという場合には仕方がありませんが、早めに旅行の計画を立てておくとリーズナブルに飛行機を利用することが可能です。
JALでは「先得」という早期のプランを導入しており、ANAも「スーパーバリュー」という早割のプランを用意しています。半額以下になる割引もあり飛行機という交通手段がより魅力的になってくるでしょう。
飛行機での行き方のメリットとデメリット
飛行機を利用した行き方をセレクトすると、東京から島根まで約80分でアクセスすることができます。2時間かからずに島根までアクセスできる交通手段は非常に魅力的です。朝一番の便に乗れば日帰りでの往復も可能となります。
ただ、飛行場までわざわざアクセスしなければならない点や、手荷物検査など余分な手間がかかる点はデメリットといえるでしょう。また、直前の利用となると他の行き方と比べて料金がかなり高くなるため、何よりも早めの予約がポイントとなります。
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新幹線を利用した島根への行き方
次にご紹介するのは東京から島根まで新幹線を利用した場合の行き方です。残念ながら島根には新幹線が通っていないため、新幹線を利用する場合には途中で乗り換えをしなければなりません。
行き方としては東京駅から新幹線「のぞみ号」に乗りまずは岡山を目指します。出雲大社へ向かうには岡山から在来線を乗り継いで行くこととなりますが、松江まででいいなら特急「やくも」を利用して1回の乗り換えで島根にアクセスすることが可能です。
飛行機より高くつくこともアリ!
新幹線を利用した行き方の場合、松江までの所要時間は6時間15分ほどとなります。新幹線を岡山で降りてからも在来線で時間がかかるため、所要時間が長くなることは致し方ありません。観光に多くの時間を費やしたい人は可能な限り早い時間帯に東京を出発するのがおすすめです。
東京から島根までの料金ですが、最も早い新幹線とやくもを利用した場合自由席でおおよそ20,000円ほどかかります。早割の利用によっては飛行機の方がお得になるでしょう。
新幹線での行き方のメリットとデメリット
新幹線を利用した行き方の場合のメリットですが、飛行機と比較すると一日の便数が多いため、ある程度自由に出発時間を決められるのが魅力です。最寄りの駅から東京駅までアクセスしてすぐに電車に乗ることができるため飛行機と比較すると利便性に優れています。
ただ、島根にアクセスするためには乗り換えが必要となり、新幹線のような快適さは在来線には備わっていません。料金と所要時間のバランスという面においても疑問符が付いてしまいます。
寝台列車を利用した島根への行き方
続いてご紹介するのは東京から島根まで寝台列車を利用した場合の行き方です。寝台列車の名前は「サンライズ出雲・瀬戸」で、旅行好きなら一度は乗ってみたい寝台列車ではないでしょうか。東京駅から東海道本線や琵琶湖線などJRの路線を乗り継いで岡山駅へとアクセスします。
注意しなければならない点はこの寝台列車が岡山駅から2方向に分かれることです。サンライズ瀬戸は岡山駅から四国高松へと向かい、サンライズ出雲は島根の出雲市駅まで向かいます。
列車の旅を楽しみながら島根へ!
この寝台列車はすべて個室という贅沢さで、車内はJRと住宅メーカーが共同で設計したものとなっています。シングルルームとツインルームを備えており、デラックスな個室もあってホテルさながらの設備です。食堂車がないため飲食物は自分で用意しなければなりません。
料金は寝台個室のスタイルや人数によって異なっており、乗車券と特急料金の合計約16,000円に一人7,000円台から13,000円台の寝台料金が加わります。島根までの所要時間は約12時間です。
寝台列車での行き方のメリットとデメリット
寝台列車を利用した行き方の場合のメリットは、何といっても列車内で宿泊するという非日常的な体験でしょう。現在乗ることのできる寝台列車はサンライズしかないため、この列車だけにしかない特別感があります。
島根まで12時間の所要時間がかかるのはデメリットではありますが、列車に乗ることそのものが観光となるため決してストレスとはならないでしょう。ただ、乗車券はみどりの窓口でしか購入できないので注意が必要です。可能な限り早めに購入しましょう。
夜行バスを利用した島根への行き方
次にご紹介するのは東京から島根まで夜行バスを利用した場合の行き方です。東京駅八重洲口やバスタ新宿などから出発する長距離バスで、どの夜行バスも夜7時半頃から8時半頃に東京を出発します。
夜行バスも島根までは約11時間から12時間程度の所要時間がかかるため、夜は少々早めに東京を出発しなければなりません。近年の夜行バスはトイレや個室、女性専用席などを備えているものも登場しているため、一昔前よりもずっと快適に移動ができます。
リーズナブルな料金が魅力
バス会社によって車内の設備が異なっておりそれが料金の差に反映しています。バス会社によってはWeb割引や学割などの割引プランを用意しているため、上手に活用すればよりお得に島根まで行くことが可能です。
最も安い夜行バスでは5,000円台前半のプライスで利用することができ、最も高い夜行バスであっても8,000円台後半の料金設定となっています。松江駅行きがほとんどですが出雲市駅行きのバスもあるため、出雲大社を訪れるならこのバスが便利でしょう。
夜行バスでの行き方のメリットとデメリット
夜行バスを利用した行き方の場合のメリットは何といっても料金の安さでしょう。約600キロメートル先の島根まで5,000円台から8,000円台の料金で移動できるのは大変魅力的です。列車を利用した行き方のように乗り換えが必要なく、寝ている夜の時間を有効に使って移動することができます。
ただ、11時間から12時間という長い所要時間や、狭い空間で他の人と過ごすストレスなどはデメリットとなるでしょう。環境が変わると睡眠がとれない人には向いていません。
車を利用した島根への行き方
最後にご紹介するのは東京から島根まで車を利用した場合の行き方です。出雲大社へアクセスする際に便利な出雲インターチェンジまでの行き方をご紹介しましょう。東京から東名高速道路、新東名高速道路、伊勢湾岸自動車道と乗り継ぎ三重へと入り、そこから新名神高速道路、名神高速道路を走行して兵庫へ入ります。神戸からは中国自動車道、米子自動車道と進み、いったん一般道を走行してから再び山陰自動車道に乗ると出雲です。
所要時間も費用もかかる車での行き方
車を使って東京から島根出雲までアクセスすると約8時間50分の所要時間となります。全行程トータルで約780キロメートルにも達するため、ほぼ一日がかりの行き方となってしまうのは致し方ありません。
こちらの行き方の場合高速道路の料金は17,000円ほどとなり、この費用にさらに燃料代をプラスすることとなります。運転手を交代したり、適度な休憩を入れたりなど車を利用した行き方の場合には安全運転のための工夫が必要でしょう。
車での行き方のメリットとデメリット
車を利用した場合の行き方のメリットはそのまま観光スポットにアクセスできることです。荷物を積み込んだまま観光スポット巡りをすることができ、荷物もトランクに積めるだけ持っていくことができます。また旅の途中で寄り道をしたい人にもうってつけでしょう。
ただ、所要時間と費用とのバランスが悪いため、ドライブ旅にこだわらない人にとってはデメリットとなります。また、積雪の可能性が高い冬場の移動にはおすすめできません。
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ベストな行き方で島根へ!
ここまで東京から島根までの行き方について解説しましたがいかがでしたか?飛行機、新幹線、寝台列車、夜行バス、車とそれぞれの行き方によってメリットとデメリットがあります。自分の旅行の日程や予算、体力などを考慮に入れながら最適な行き方をセレクトしてみてください。
他の観光地への行き方が気になる方はこちらもチェック!
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