東京から富山へアクセス!
富山は海と山両方の自然に恵まれており観光資源には事欠きません。素晴らしい景色を楽しめる場所や歴史的名所、美味しい食べ物などその魅力について挙げたならきりがないでしょう。
ただ、東京都心から富山までは直線距離で約250キロと遠く、一昔前までは行き方も限られていたため決して手軽に訪れることのできる観光地ではありませんでした。しかし、交通網の発達によって今ではより便利により早く富山までアクセスできるようになっています。
選べる富山への行き方
東京から富山への行き方としては「飛行」、「北陸新幹線」、「長距離バス」、「車」という4つの交通手段が考えられるでしょう。特に注目なのは2015年に走行区間延長がなされた北陸新幹線を利用した行き方ですね。
今回の記事では4通りの行き方を解説します。それぞれの行き方のメリットとデメリットをぜひチェックして最適な行き方を選択してみてください。(記載の情報は2021年11月6日現在のものです)。
東京から富山への行き方【飛行機】
最初にご紹介するのは東京から富山まで飛行機を利用した場合の行き方です。東京の羽田空港から富山空港までを約1時間という速さで結んでいます。利用できる航空会社はANAのみとなっており便数は一日4便です。
通常の料金は富山空港まで片道約25,000円ほどとなっていて、早朝7時台から便があるためそれに乗れば日帰りでの富山観光も決して不可能なことではありません。ただ、平日と休日で出発時間が異なることがあるため前もってチェックしておくことが重要です。
料金を安くするコツ!
通常の料金で飛行機に乗ると片道のみでも約25,000円ほどの高額な料金がかかりますが、ANAが提供している「スーパーバリュー」と呼ばれるプランを活用すると割引料金で飛行機に乗ることが可能です。
このプランは2018年10月から導入されたもので、最短3日前から最長75日前までに予約をすると料金が割引になります。3日前であっても予約をすれば半額程度にまでプライスダウンするため利用しない手はないでしょう。
飛行機での行き方のメリットとデメリット
飛行機を使った行き方での一番のメリットは何といっても短い所要時間でしょう。富山空港までわずか1時間と寝ている間もなく富山に到着してしまいます。この行き方をセレクトすれば一日たっぷりと富山観光に時間を費やすことが可能ですね。
一方のデメリットですが、飛行機に乗るために羽田空港までアクセスしなければならず、富山空港から富山駅までも何かしらの手段で移動することが求められます。手荷物検査など面倒な手続きがあるのもこの行き方のデメリットです。
航空券の予約手配はこちら!
飛行機を利用した行き方を検討している方はこちらのサイトが役立つに違いありません。東京と富山を結ぶ航空便の発着時間や予約状況確認することができます。ぜひこちらを利用して航空券を早めに手配してみてください。
東京から富山への行き方【新幹線】
次にご紹介するのは東京から富山まで北陸新幹線を利用した場合の行き方です。北陸新幹線が高崎から金沢まで延長されたのは2015年で、北陸方面への新たな行き方の誕生により大勢の観光客が東京方面から訪れるようになりました。
東京から富山までの移動に利用できるのは北陸新幹線の「かがやき」と「はくたか」で、何とどちらも2時間台で富山駅までアクセスすることが可能です。飛行機ほどの短い所要時間ではありませんが日帰りでの富山観光も決して不可能ではありません。
かがやきとはくたかの違いとは?
かがやきとはくたかは停車駅に違いがあります。かがやきは東京を出発してからほぼ途中停車なしで富山駅までアクセスすることができます。一方のはくたかはかがやきに比べて停車駅が多くなっているため、その分乗客は余分の時間の確保が必要です。料金は以下の通りとなっています。
普通車自由席 | 12,430円 |
普通車指定席 | 12,960円 |
グリーン車 | 17,680円 |
グランクラス(シートのみ) | 21,880円 |
グランクラス | 26,060円 |
かがやきには自由席がありませんがはくたかには自由席があります。そのため時間よりも料金の安さを優先したい人ははくたかをチョイスすることになるでしょう。ただ、その差は500円ほどと少額なため所要時間とのバランスを考慮するとメリットは小さくなります。
かがやきもはくたかも所要時間はいろいろ
かがやきとくたかには所要時間にも違いがあります。どちらの列車も便によって東京駅から富山駅までの間の停車駅が異なっており、最も停車駅の少ないかがやきは停車駅が2駅、最も停車駅の少ないはくたかの停車駅は6駅です。
この停車駅の数の違いが東京駅と富山駅間の所要時間の差となっていて、かがやきを使った行き方の場合には2時間10分ほどの所要時間を、はくたかを使った行き方の場合には2時間30分ほどの所要時間を考慮しておく必要があります。
新幹線での行き方のメリットとデメリット
飛行機などとは異なり自宅の最寄り駅から東京駅や上野駅にアクセスして、そのまますぐに乗り物に乗ることができるのは大きなメリットでしょう。駅で余分な手続きやチェックなども行う必要がなく、すぐに座席についてあとは富山駅に到着するのを待つだけです。
ただ、料金的なメリットという側面で飛行機と新幹線を比較すると、必ずしも新幹線のほうが優れているとはいえません。前述のように割引プランが適用できるなら飛行機の方がお得になる可能性があります。
東京から富山への行き方【長距離バス】
次にご紹介するのは東京から富山まで長距離バスを利用した場合の行き方です。東京から富山まで長距離バスを運行しているバス会社はたくさんあり、北陸新幹線で富山まで行くことができなかった時代には多くの人がこの長距離バスを活用していました。
長距離バスのスケジュールは夜10時台から11時台に東京を出発して、朝5時台から6時台の早い時間帯に富山に到着するという夜行型です。東京鍜治橋やバスタ新宿などバスによって乗り場は異なります。
時間はかかるが低予算
長距離バスを利用した行き方の場合には6時間半から7時間半の所要時間を覚悟しなければなりません。富山までは主に高速道路を走行しますが、バスによっては途中にあるパーキングエリアなどで長い時間休憩をすることもあります。
そうしたバスの場合にはさらに1時間ほど余分に時間がかかる可能性があるでしょう。料金は最も格安なものでは2,000円台から利用することができ、料金が高額なバスはトイレが標準装備となるなど設備面も充実しています。
長距離バスでの行き方のメリットとデメリット
長距離バスを利用した行き方の最大のメリットは料金の安さでしょう。2,000円台から高くても7,000円台という料金設定は、飛行機や新幹線と比較して最も安くなっています。交通費にはお金をかけたくないという人にとっては大変魅力的な行き方の選択肢です。
ただ狭い空間に多くの人が乗車することや、一部のバスを除いて異性と合席になる可能性があることなど、人によってはストレスを感じさせる要素があることも考慮しておく必要があるでしょう。
長距離バスの予約手配はこちら!
長距離バスを使った行き方を検討している方はこちらのサイトをご活用ください。東京と富山を結ぶ長距離バスの最新の運行スケジュールと料金をチェックできます。ぜひこちらから長距離バスのチケットを早めに手配してみましょう。
東京から富山への行き方【車】
最後にご紹介するのは東京から富山まで車を利用した場合の行き方です。東京から富山まで車で走ると400キロメートル以上の距離があるため、高速道路と下道を使ってアクセスすることになります。
東京駅方面からの行き方ですが、首都高速都心環状線や首都高速5号線などを使ってまずは関越自動車道にアクセスします。群馬に入ったなら次に走るのは上信越自動車道で、そこから新潟県まで移動して北陸自動車道に乗りそのまま走れば富山です。
休憩しながら安全運転
高速道路に乗っている時間は約5時間15分と長くなるため、適度な休憩を入れて走るのが最善でしょう。2時間に一回は休憩を入れるペースで富山まで向かうとおおよそ6時間から6時間半ほどの所要時間を見込む必要があるでしょう。
このルートでアクセスした場合にかかる高速道路の料金は8,870円で、それに消費する燃料代をプラスしなければなりません。ETC搭載の車であれば高速道路を利用する時間帯によって通常の料金よりもさらに安く利用できる可能性があります。
車での行き方のメリットとデメリット
車を利用した行き方のメリットは富山に到着してから観光スポット巡りがしやすいことです。車でそれらのスポットをそのまま巡ることができるため、荷物を積んだまま移動することが可能です。また、トランクに入るだけ荷物が載せられるのも車での行き方のメリットでしょう。
デメリットは寒い季節のドライブ旅で、富山のみならず途中通過するの群馬や新潟も積雪が予想されます。冬道走行に慣れていないなら寒い季節は公共交通機関を利用するのがおすすめです。
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レンタカーを使った行き方を検討している方はこちらのサイトをご活用ください。レンタカーの予約手配がスムーズにできます。
ジャストフィットな行き方をチョイス!
ここまで東京から富山までの3通りの行き方について解説しましたがいかがでしたか?飛行機、北陸新幹線、長距離バス、車とそれぞれの行き方にはメリットとデメリットが存在します。東京から富山に出かける際にはぜひ本記事の情報を参考にして自分の旅のスタイルにマッチした行き方をセレクトしてみてください。
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