岐阜は観光の魅力満載
白川郷や高山の町並み、下呂温泉やアクア・トトぎふなど岐阜には魅力的な観光スポットがたくさんあります。一度は訪れてみたい県のひとつですが、東京からは直線で約270キロメートルもの距離があるため二の足を踏んでいる人も多いことでしょう。
東京から岐阜までの延長線上には高い山々もあるため、飛行機以外はまっすぐに岐阜までアクセスすることは不可能です。岐阜まで行くにはいったいどんな行き方の選択肢があるのでしょうか。
東京から岐阜までの行き方はいろいろ
東京と岐阜を結ぶ飛行機はないため陸上での移動手段のみが選択肢となります。挙げられるのは新幹線を利用した行き方と在来線を利用した行き方、長距離バスを利用した行き方と車を利用した行き方の4通りです。
それぞれの行き方はかかる交通費や所要時間などが大きく異なるため、どの行き方をセレクトするかは岐阜旅行のプランニングに大きな影響を及ぼします。考え得る4通りの行き方についてご紹介しましょう(記載の情報は2021年11月11日現在のものです)。
東京から岐阜への行き方【新幹線】
最初にご紹介するのは東京から岐阜まで新幹線を利用した場合の行き方です。超特急は飛行機の次に速い乗り物ですが、残念ながら岐阜駅までは直接アクセスすることができません。
そのため新幹線での行き方を選択する場合にはのぞみに乗って途中の名古屋駅で列車を降り、そこから特急や快速に乗り換えて岐阜駅まで向かうことになります。東京駅から名古屋駅までの新幹線の所要時間は約1時間40分で、名古屋駅から岐阜駅までの所要時間は約20分です。
新幹線なら日帰りの往復も可!
東京駅から新幹線と在来線の快速電車を乗り継いで岐阜駅へ移動した場合の交通費は10,780円となります。乗り換えの連絡時間も考慮しなければなりませんが、2時間台で岐阜まで移動できるのは大変魅力的です。
東京駅から始発ののぞみに乗車すると午前8時過ぎには岐阜駅に到着できるため、朝から観光スポットを巡って一日楽しんだ後その日のうちに東京駅まで戻るというプランが成り立ちます。一泊すればさらに時間的な余裕ができるでしょう。
新幹線での行き方のメリットとデメリット
新幹線を利用した行き方の場合の一番のメリットは所要時間の短さですが、豊富な便数も見逃せないメリットになっています。時間帯によっても異なりますが、どの時間帯にもたくさんののぞみが運行しているため、東京を出発する時間帯をある程度自由に選択することが可能です。
一方のデメリットは交通費の高さで、在来線や長距離バスを利用した行き方と比べて2倍近くの金額となります。速さ重視の人にはこの行き方がイチ押しです。
東京から岐阜への行き方【在来線】
次にご紹介するのは東京から岐阜まで在来線を利用した場合の行き方です。まず東京駅から山手線で品川駅まで移動し、品川駅から東海道本線の小田原行きに乗り換えて小田原駅へと向かいます。
小田原駅からは熱海行きに乗り換えて熱海駅まで移動し、熱海駅からは浜松行きに乗り換えて浜松駅まで向かいます。浜松駅からは豊橋行きに乗り換えて豊橋駅へと移動し、豊橋駅からは快速電車の大垣行きに乗り換えて岐阜駅を目指します。
電車の旅を楽しみたい人にはおすすめ!
在来線を使った行き方の場合、東京駅から岐阜駅までの全行程は約400キロメートルになります。その間に行う乗り換えの回数は5回で停車する駅は全部で77です。交通費は6,600円ほどと新幹線よりもかなり安くなりますが、所要時間が約6時間30分ほどと新幹線の約3倍もかかってしまいます。
乗り換えに待ち時間が生じるとさらに所要時間が多くなってしまうため、電車での旅を楽しみながら岐阜までアクセスしたい人にはおすすめできる行き方です。
在来線での行き方のメリットとデメリット
在来線を利用した行き方の場合のメリットは移動そのものを楽しめることです。各駅停車の電車は新幹線よりもゆっくりとしたスピードで走行するため、窓越しにいつもとは違った景色を眺めながら岐阜まで向かうことができます。駅弁を買って食べたりなどのお楽しみもありますね。
ただ、在来線の車両には新幹線のような快適さはなく、長時間電車に揺られるため疲労の蓄積も増大します。単なる移動手段としてみた場合にはデメリットの方が大きいでしょう。
東京から岐阜への行き方【長距離バス】
続いてご紹介するのは東京から岐阜まで長距離バスを利用した場合の行き方です。いくつかのバス会社が東京と岐阜間の長距離バスを運行しており、夜行バスだけでなく朝早くの便や日中の便も選択することができます。
乗車する場所は多くの長距離バスがバスタ新宿となっていますが、バスによっては東京駅八重洲南口などから乗車することも可能です。かかる所要時間については早朝や昼間の便と夜行バスとでは大きく異なっています。
近年では快適さもアップ!
早朝や昼間に東京を出発する長距離バスであれば所要時間は4時間から5時間ほどですが、夜に出発する夜行バスの場合には途中休憩も入るため6時間から7時間の所要時間となります。
長距離バスといえばリーズナブルな料金が魅力ですが、東京と岐阜を結ぶ長距離バスの料金も2,000円台から7,000円台と安価です。近年では長距離バスの車両も設備が充実してきており、トイレ付きやゆったりシートなど快適さは確実に向上しています。
長距離バスでの行き方のメリットとデメリット
長距離バスを利用した生き方の場合のメリットはやはり交通費の安さでしょう。新幹線や在来線では実現できない2,000円台からの格安料金は長距離バスならではです。今回の記事で取り上げる行き方の中では最安値の選択肢となります。
デメリットは狭い空間で過ごすストレスです。快適さが向上しているとはいえ、限られた広さの空間をたくさんの搭乗者で共有しなければなりません。場合によっては異性と隣り合って座ることもあり得ます。
東京から岐阜への行き方【車】
最後にご紹介するのは東京から岐阜まで車を利用した場合の行き方です。マイカーやレンタカーを使って移動したいという人も多いことでしょう。最も最短のルートですが、最初に首都高速道路から東名高速道路に入り静岡へと向かいます。
御殿場から新東名高速道路に路線変更して愛知県へと向かい、豊田からいったん伊勢湾岸自動車道に入ってから再び東名高速道路へと路線変更します。小牧まで移動した後はそこから名神高速道路に入り、東海北陸自動車道を経て岐阜入りします。
高速料金に燃料代もプラス
高速道路をメインに車で岐阜までアクセスした場合の走行距離は約370キロメートルです。ノンストップで3時間40分ほどかかりますが、適度な休憩を挟むとさらに多くの時間が必要となります。高速道路の料金は9,740円で、ETC搭載なら曜日や時間帯によって割引料金の適用が可能です。
ただ、車での行き方の場合には燃料代も自前となり、レンタカーの場合にはレンタル料金もこれに上乗せされます。場合によっては最も費用のかかる行き方となってしまうでしょう。
車での行き方のメリットとデメリット
車を利用した行き方の場合のメリットは寄り道を楽しめることです。ドライブの途中で観光を楽しんだり、サービスエリアやパーキングエリアに立ち寄ってその土地のお土産を購入したり、ご当地グルメを味わったりすることができます。
デメリットは雪が降る時期の安全性です。冬は岐阜だけでなく途中の県でも雪が降ることが多いためより慎重な運転が求められます。寒い時期は無理をせず公共交通機関をセレクトするようにしましょう。
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自分に合った行き方を選ぼう!
ここまで東京から岐阜までアクセスする4通りの行き方について解説しましたがいかがでしたか?新幹線、在来線、長距離バス、車とそれぞれの行き方によってメリットとデメリットがあります。岐阜に出かける際にはぜひ本記事を参考にして、自分の旅行スタイルに合った行き方をセレクトしてみてください。
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