下ごしらえは冷水でするのがコツ！簡単に美味しく調理できる、めかぶの食べ方講座！

めかぶの食べ方が知りたい！

さまざまな栄養を含み、低カロリーなめかぶは、日常的に取り入れておきたい食材の1つです。しかし、「どのような食べ方をすればよいかわからない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。基本の食べ方・調理方法を覚えていれば、気軽にめかぶを活用できるようになります。

美味しいめかぶの食べ方を取り入れよう

本記事では、めかぶを美味しくいただきたい時にぴったりな食べ方をご紹介します。生めかぶをゆでる時の調理方法からアレンジレシピまで、バリエーション豊かな食べ方を集めました。

丼にしたり、麺類に加えたり、おかずに役立てたり、めかぶの食べ方はさまざまです。お気に入りの食べ方を取り入れて、普段の食卓にめかぶを活用しましょう。

生めかぶの食べ方・下ごしらえ方法

鮮魚コーナーで新鮮な生めかぶを見つけたら、ぜひ食べてみましょう。生ならではのシャキシャキ感とネバネバ具合を楽しめます。ここでは、生もずくの食べ方・下ごしらえ調理方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

生めかぶの食べ方①：茎を切り離す

めかぶをよく見てみると、蛇腹状になっている部分と茎の部分があることが分かります。ゆでる時は、それぞれの部分を分けておいた方が均等に火を入れられるため、まずは包丁でカットしていきましょう。

茎の部分を中心に、蛇腹状の部分を切り落としていきます。ヌメっとした食感があるので、包丁が滑らないように気をつけるのがポイントです。茎の部分と蛇腹状の部分で分けられたら、次のステップに進みます。

生めかぶの食べ方②：各部分ごとにゆでる

茎の部分と蛇腹状の部分では、ゆでる時間が異なります。茎の方が固くて火が通りにくいので、長くゆでるのが調理方法のコツです。鍋にお湯を沸かして沸騰させたら、茎の部分を入れましょう。茎をゆでる時間は、1分30秒ほど。茶色っぽかった色が緑色に変わるので、そのタイミングで引き上げます。

続いて、蛇腹状になった部分をゆでるステップに入ってください。沸騰したお湯で、20秒ほどゆでたら引き上げます。蛇腹状の部分は短時間でゆでるので、注意が必要です。

生めかぶの食べ方③：冷水につける

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ゆで上がっためかぶは、冷水に浸します。水の中に氷を入れて、冷水を作っておきましょう。冷水に浸すことで鮮やかな緑色をキープできます。

冷水に浸していないと、変色しやすくなるだけでなく、余計な熱がどんどん入って食感が損なわれることも。美味しい食べ方をするために、冷水を準備するのを忘れないようにしてください。

生めかぶの食べ方④：冷蔵庫で冷やす

1分ほど冷水に浸したら、水気をしっかりと切ります。水気を切っておかないと、変色しやすくなるため気を付けましょう。水気を切った後は、冷蔵庫で冷やして置きます。冷蔵庫で冷やしておくと、シャキッとした食感を保ちやすくなるのがポイントです。

生めかぶの食べ方⑤：刻んで調味料をかける

冷やしためかぶは、好みの大きさにカットしましょう。そのまま食べる場合は、あえて大ぶりにカットしてボリューム感を出す食べ方がおすすめです。ポン酢や生姜醤油など、お好みの調味料をかけていただきます。刻んだネギをトッピングするのも人気の方法です。

また、細かく刻んでご飯の上に乗せる食べ方もあります。醤油を垂らすだけで、めかぶご飯のできあがりです。レシピに合わせて切り方を変えて、いろいろな食べ方を楽しんでみてください。

フードプロセッサーを使う方法も

「細かく切るのが面倒」と感じている場合は、フードプロセッサーにかけるのがおすすめです。自動で切り刻めるので、独特のぬめりで包丁が滑ってしまうときにも重宝します。ただし、プロセッサーにかけすぎると食感が損なわれてしまうため、様子を見ながら刻むようにしてください。

冷凍保存が可能

調理を終えためかぶは、冷凍庫に入れて保存できます。1食分をラップで包んで小分けにし、ジッパー付き保存袋に入れましょう。そのまま冷凍庫に入れておけば、2ヶ月ほど日持ちします。たくさんのめかぶを手に入れて食べきれない、という場合は冷凍しておくとよいのではないでしょうか。

使いたい時は、冷蔵庫に入れて自然解凍させます。汁物に使う時は、冷凍のままで入れても問題ありません。冷凍ストックしためかぶを活用して、好みの食べ方を満喫してください。

めかぶの人気レシピ・食べ方3選：丼編

続いては、めかぶを美味しく食べるために取り入れておきたい人気レシピをチェックしていきましょう。スタンダードな食べ方としておすすめしたいのが、丼です。さまざまな食材と相性ぴったりなめかぶを使って、食べ応えのある丼を作りましょう。

めかぶの食べ方①：納豆丼

同じネバネバ食材である納豆は、めかぶと合わせるのに最適な食材です。どちらも栄養豊富な食材なので、ヘルシーな料理を楽しみたい場合におすすめ。卵黄をトッピングすることで食べ応えを出すのがポイントです。

また、ピリッとした風味がお好みの方はラー油を活用しましょう。味にアクセントが加わり、最後まで美味しく食べられます。

人気レシピ

めかぶは細かく刻んでおきます。ボウルに納豆とめかぶを入れたら、納豆のタレを加えてよく混ぜましょう。温かいご飯に、納豆とめかぶを混ぜたものをかけます。真ん中にくぼみを作って卵黄を乗せてください。お好みで食べるラー油やネギ、ゴマ、醤油をかけたら完成です。

めかぶの食べ方②：バクダン丼

まぐろの切り落としを使った、食べ応えのあるバクダン丼も人気を集めています。他に大葉やミョウガ、キムチなどを使うので、ボリュームたっぷり。食べる時は、全体を混ぜ合わせる食べ方がおすすめです。各食材の食感を楽しみましょう。

人気レシピ

醤油・酒・みりんを混ぜ合わせたら、まぐろの切り落としを漬けます。冷蔵庫で10分ほど置いておいたら、まぐろ漬けのできあがりです。オクラは沸騰したお湯で20秒ほどゆで、小口切りにします。大葉とミョウガは千切りにしてください。納豆はタレを加えて、よく混ぜ合わせます。

ご飯を盛り付けた丼に、準備した食材を乗せましょう。卵黄をトッピングし、白胡麻やだし醤油をかけたら完成です。

めかぶの食べ方③：鮭フレーク丼

手軽に栄養価の高い食事を楽しみたい時におすすめの食べ方です。鮭フレークにマヨネーズを合わせておくことで、まろやかな味わいに。めかぶの食感も相まって、やみつきになる美味しさに仕上がります。簡単な丼を食べたい時にいかがでしょうか。

人気レシピ

鮭フレークにはマヨネーズを混ぜ合わせておきます。冷凍オクラは、解凍しておきましょう。ご飯を丼に盛り付けてから、ちぎった海苔を乗せます。その上に鮭フレーク・めかぶ・オクラを乗せ、真ん中に温泉卵をトッピング。白ゴマを振りかけたら完成です。

めかぶの人気レシピ・食べ方3選：麺類編

麺類にも活用できるのが、めかぶのよいところです。パスタや蕎麦、うどんといった麺類を使って、さまざまな食べ方を楽しんでみませんか？具沢山で食べ応えのあるレシピをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

めかぶの食べ方①：シラスパスタ

トマトやモロヘイヤ、オクラなど、野菜をたっぷり使ったヘルシーなパスタです。めかぶが入ることでネバネバ感が増し、パスタとの絡みもよくなるのがポイント。お好みで野菜を変えて、アレンジを楽しむ食べ方もおすすめです。

人気レシピ

モロヘイヤとオクラはゆでて、食べやすいサイズにカットします。トマトは小さく切りましょう。乾燥もずくは醤油・酒・お湯大さじ2を使って戻しておきます。パスタは表示時間通りにゆでた後に冷水で締め、オリーブオイルと醤油を絡めてください。

ボウルにめかぶ・モロヘイヤ・オクラ・トマト・ごま油・スダチ果汁を入れ、混ぜ合わせます。お皿にパスタを盛り付け、野菜類やシラス、干しエビを乗せたら完成です。

めかぶの食べ方②：ゴマ風味蕎麦

食欲がない時でも食べやすい、めかぶを使った蕎麦です。ツルツルとした食感でさっぱりといただけるのが嬉しいポイント。ふわっと香るごま油の香りが食欲をそそります。納豆や椎茸、卵などが入り、栄養満点なのも魅力です。

人気レシピ

椎茸は薄くスライスし、フライパンで加熱します。椎茸に火が通ったら、溶き卵を回しかけ、ごま油と塩を加えましょう。そのまま蓋をして、余熱で火を通します。

蕎麦を表示時間通りにゆでて、お皿に盛り付けてください。混ぜておいた納豆とめかぶ、鰹節、椎茸卵をトッピングしたらできあがりです。

めかぶの食べ方③：豚しゃぶうどん

ボリューム感のある豚しゃぶとめかぶを組み合わせた食べ方も、人気を集めています。長芋や大葉を入れることで、爽やかな味わいに仕上げるのがポイント。短時間であっという間に作れるので、気軽な食事に取り入れてみてください。

人気レシピ

長芋と大葉は千切りにしておきます。鍋にお湯を沸かして料理酒を加えたら、豚肉を入れて火を通し、水気を切ってください。うどんを表示時間通りゆでた後、冷水で締めて器に盛り付けます。めかぶや大葉、長芋、豚しゃぶをトッピングし、ポン酢醤油を回しかけたら完成です。

めかぶの人気レシピ・食べ方3選：おかず編

食卓に並べるおかずとしても、めかぶは活躍してくれます。おかずのレパートリーが増えれば、毎日の食事で何を作ればよいか悩むことも少なくなるでしょう。好みのおかずを作って、ヘルシーで美味しい食事を楽しんでみてください。

めかぶの食べ方①：キャベツとアボカドサラダ

キャベツとアボカドを使った、野菜たっぷりのサラダレシピです。めかぶの粘りによってドレッシングがよく絡み、味に一体感が出ます。

また、ドレッシングの中にワサビを入れるのも美味しく仕上げるコツです。ワサビのピリッとした風味が加わって、食欲をそそります。野菜をたくさん食べたい時に、取り入れてみてはいかがでしょうか。

人気レシピ

醤油・顆粒だし・わさびを混ぜ合わせてドレッシングを作っておきます。ボウルにドレッシング・めかぶ・きゅうり・アボカド・トマトを入れて混ぜ合わせましょう。

めかぶのネバネバ感が出てきたら、キャベツを加えて混ぜます。器に盛り付けてから、いりゴマや鰹節、青のりを振りかけて完成です。

めかぶの食べ方②：きんぴら

ご飯と相性ぴったりなめかぶの食べ方を楽しみたい時におすすめのレシピです。きんぴらと言えば人参とゴボウが定番ですが、めかぶを使うことで新食感を楽しめるのが魅力。醤油や酒、砂糖、みりんを使って甘辛く仕上げることで、ご飯が進む味わいに仕上げられます。

人気レシピ

人参とめかぶの茎は3cmほどの短冊切りにしておきます。茎が塩辛い場合は、沸騰したお湯に入れて塩抜きをしましょう。フライパンにごま油と人参、めかぶを入れて、炒め合わせます。

全体に油が回った後に醤油・みりん・砂糖・だし汁を入れ、煮詰めてください。人参が柔らかくなるまで煮て、ゴマを振りかけたらできあがりです。

めかぶの食べ方③：卵焼き

卵焼きにめかぶを入れる食べ方も人気を集めています。味のアクセントして紅生姜を入れるのがポイント。また、レンコンのすり下ろしを入れると、ふわっとした食感に仕上がります。

塩分控えめのレシピなので、お好みでポン酢などの調味料をかけましょう。紅生姜が入っているため、お好みソースとも相性バッチリです。

人気レシピ

レンコンはすり下ろしておきます。ボウルにめかぶ・紅生姜・卵・レンコンを入れ、よく混ぜ合わせましょう。フライパンや卵焼き器にごま油を入れ、卵液を流し入れます。卵液に火を通しながら卵焼きを作ったら、できあがりです。

いろいろな食べ方でめかぶを楽しもう！

工夫次第で、めかぶはさまざまな食べ方ができます。細かく刻んで丼に乗せたり、麺類と組み合わせたり、アレンジによって多種多様な味を楽しめるのが魅力です。

生のもずくを美味しく食べたい時は、ゆでてから冷水に浸す一手間を忘れないようにしましょう。手軽に楽しむなら、下処理済みのパックもずくを使うのもおすすめです。今回ご紹介した中から好みの食べ方を見つけて、ヘルシーなもずく料理を堪能してみてはいかがでしょうか。

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