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簡単でお安い、ウッドフェンスのDIY方法を解説!必要なものや施工手順もご紹介!

ウッドフェンスがdiyできるのを知っていますか?ウッドフェンスは、業者に頼むよりも自分でdiyした方がお値打ちです。diyは難しいと思われがちですが、必要なものや手順を抑えておけば簡単にできます。簡単で安くできる、ウッドフェンスのdiy方法を見ていきましょう。
2021年9月29日
AOSHI
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ウッドフェンスとは?

最近、見栄えがよく目隠しにもなるフェンスを建てる人が増加中です。ところが、フェンスはそれなりの費用がかかります。お値打ちにフェンスを作るには?自分でdiyできる?とお悩みなら、ウッドフェンスがおすすめです。まずはウッドフェンスについて詳しくご紹介します。

ウッドフェンスとは木製の塀

その名の通り、ウッドフェンスは木製タイプの柵や塀のことです。等間隔に立てた柱の間に木の板を貼っていくことで、目隠しになり塀として使えます。おしゃれな見栄えで目隠しにもなり、フェンスの中でもdiyしやすく自分で設置する人が増加中です。

木が素材だから温もりのあるお庭に

ウッド素材なので、アルミタイプやブロック塀に比べると温もりを感じられます。お部屋からお庭を眺めた時も、ナチュラルな見栄えになるでしょう。見栄えがよくて目隠しもでき、ウッド調が自然でどんな空間にも馴染みやすいため、お庭に取り入れる人が多いです。

ウッドフェンスのDIY方法

ウッドフェンスをdiyする方法は全部で4つあります。diyが得意な人なら手間をかけて挑戦したい方法や初心者でも作りやすい簡単なやり方まであるので、無理をせずに自分のdiyレベルに合った方法にしましょう。

diy方法①木材カットから始める

diyが得意なら木材を切ることから始めると、本格的でdiyを楽しみながら作れます。ウッドフェンスを目隠し塀として建てる場合は、支柱が長くなり木材の扱いが大変ですが、大掛かりなdiyをしたいと思っている人にはピッタリの方法です。

diy方法②カットされた木材を使う

ホームセンターに売られているカットされた木材を使って、diyする方法もあります。売っている木材によいサイズがなくても、木材を切ってくれるお店も増えているため、希望の長さにカットしてもらうとよいでしょう。

diy方法③ラティスを使う

ホームセンターにも売られているラティスを支柱にビスで留めれば、あっという間に完成するという方法もあります。しかし、ラティスは見栄えはおしゃれですが、隙間が多く目隠し塀としては不向きのため、お庭を目隠ししたいと思っている人にはあまりおすすめできません。

diy方法④ウッドフェンスdiyキットを使う

Photo byFree-Photos

diy初心者ならキットを使うのがおすすめです。ウッドフェンスdiyキットは、支柱とフェンスが既に固定されているものが多く、基礎ブロックを設置したら穴に支柱を立てて固定すれば完成する簡単なものとなっています。

おしゃれで見栄えのよいデザインも多く、金具なども全てセットになっているため、必要なものはブロックと電動ドリルなどの道具を準備すればOKです。

ウッドフェンスをDIYするメリット

ウッドフェンスを設置するにあたり、diyするメリットは何があるのが。そもそも業者に頼まずに自分でdiyできるのか?と悩む人も少なくありません。では次は、ウッドフェンスをdiyして建てるメリットを見ていきましょう。

diyメリット①業者に頼むよりもお値打ち

Photo byShutterbug75

ウッドフェンスは、業者に頼むと1mあたり約1.5万円~4万円ほどかかります。素材や基礎の種類によっても価格は変わり、10mで約40万円ほどになることもあるでしょう。

自分でdiyすると、1mあたり約5千円~2万円ほどで作ることが可能です。こちらも素材により価格は増加しますが、業者に頼む半額以下で建てられます。

diyメリット②好きな高さや形にできる


アルミタイプのような既製品を使わないため決まった高さだと目隠し塀として足りない場合でも、ウッドフェンスなら好きな高さの塀にすることができプライベートな空間を作れます。木の形も自分好みにできるので、おしゃれな見栄えにすることも可能です。

diyメリット③自分好みのカラーにできる

ウッド素材なので、自分好みのカラーに塗装することもできます。温かみのある木目調の素材を活かしそのまま使うのもGOODですが、お庭や家の見栄えに合わせて塗装してもよいでしょう。

最初はウッド調の素材を活かしてた色味にし、数年後メンテナンスの際はカラフルに塗装してdiyを楽しむのもおすすめです。

ウッドフェンスをDIYする時の注意点

ウッドフェンスをdiyする時は、注意しなければならない点もあります。あらかじめ注意点を把握しておけば、建ててから強風での倒壊や白アリの被害を防ぐことができるでしょう。さらに、選ぶ木の素材によってメンテナンスの時期も変わります。

diy注意点①木材を選ぶときは耐久性もチェック

低価格・軽量:レッドシダー

ウッドフェンスに使う素材を選ぶときは、耐久性もチェックしておくことが大切です。ホームセンターでも購入できる比較的お値打ちな木材は、耐久性が低めとなっています。

レッドシダーは、手を出しやすい価格帯で軽量のためカットしやすく、diyする際にも扱いやすいのでおすすめのウッド素材ですが、寿命は10年程でしょう。5年おきくらいに、防虫剤入りの塗料を塗り直す必要もあります。

高価格・重量:ハードウッド

メンテナンスが億劫という人は、少し価格は上がりますがハードウッドがおすすめです。ハードウッドは重くて硬い素材で、さほどメンテナンスをしなくても20年ほどは持ちます。

しかし、ハードウッドは初期費用がかかりdiyするにはカットや運搬作業が大変です。ハードウッドを使用するなら、カットや運搬をしてくれるホームセンターや通販で購入するとよいでしょう。

diy注意点②基礎工事はきっちり丁寧に

ウッドフェンスを建てる際は、基礎工事をきっちり丁寧にすることが大切です。倒壊の原因にならないように、最低でもウッドフェンスの高さの3分の1分は、基礎として地中に埋め込まなければいけません。

例えば2mのウッドフェンスを建てる場合は、約70cmの支柱を基礎として地面に埋め込みましょう。
 

diy注意点③塗装をするなら防腐・防虫効果ありのものを

木材の塗料には様々な種類がありますが、防腐・防虫タイプの塗料を使用しましょう。防腐塗料は、他にも防蟻や防カビ効果があるものもあります。価格は上がりますが、木材を長持ちさせるために防虫タイプの塗料を使いましょう。

ウッドフェンスのDIYに必要なもの

あらかじめ注意点を抑えたら、さっそくウッドフェンスのdiyに必要なものを揃えていきます。まずはウッドフェンスを設置したい場所の長さや高さを測っておきましょう。長さを測ることで、ウッドフェンスの枚数やブロックの数が決まります。

必要なもの①基礎材料

基礎ブロック

基礎ブロックは、支柱を地面に建てる際に使います。ホームセンターではフェンスブロック・沓石と記載され、屋外の資材置き場に売られていることが多いです。

支柱をブロック内の空洞部分に入れ、支柱周りの隙間にコンクリートを流し込める余裕がある大きさのものを選びましょう。支柱は約90cmおきには立てた方がよいので、建てたいフェンスの幅に合わせてブロックの数を決めます。

コンクリート・モルタル

支柱を基礎ブロックに立てる際に使うコンクリートやモルタルも必要なものです。基礎ブロックに流し込むコンクリートを作るために、セメント・川砂・砂利を準備しましょう。砂利は、砕石など細かくて低価格で売られているもので十分です。

支柱を立てた後にブロックとの隙間を埋めるためにモルタルを使用しますが、モルタルはセメント・川砂があれば作れるので上記の材料を準備すればOKですよ。

砕石

基礎ブロックを設置する際に、ブロックを入れる前に砕石を底に入れることで土のぬかるみ・沈みこみを防ぎます。砕石はコンクリート作りに使う砂利と同じもので構いません。小さめサイズの砂利を準備しておきましょう。

必要なもの②フェンス材料


木材(支柱用)

支柱用木材は、建てたいフェンスの高さ+地面に埋める長さを準備しましょう。例えば2mのフェンスを建てたいなら、地面に埋める長さはフェンスの高さの3分の1の約70cmほどになるため、基礎ブロックの分も考え60cmほどあればOKです。なので支柱用の木材の長さは2m60cmとなります。

目隠し塀として高さが必要なら、地上の塀部分だけでなく地面に埋める長さも含めた全長をしっかりと計算し、木材を準備しましょう。

木材(フェンス用)

フェンス用の木材は、ウッドフェンスの支柱に貼り付ける横板です。ウッドフェンスの見栄えを考え、好みの木目調のものや色・素材のものを選びましょう。

diyには決まりがないので、目隠し塀として自由な幅・高さにできます。フェンスを設置する場所に合った長さの横板、必要な枚数を準備しましょう。

ビス・電動ドリル

ビスは横板を支柱に留めるための金具です。等間隔に立てた支柱に横張りしていく際に両側2本ずつ(1枚の板に計4本)使います。板の厚さに合わせ、横張りする木材を貫通し支柱に固定できる長めのビズを必要本数準備しましょう。ビスを留める電動ドリルも必要です。

塗料・ハケ

ウッドフェンスを塗装するなら、塗料・ハケも準備しましょう。塗料は種類が豊富で、浸透性や造膜タイプなどがあります。それぞれにメリットやデメリットがあるので、よく確認した上で納得のいく塗料を選んで下さい。

必要なもの③その他の道具

メジャー

メジャーは、ウッドフェンスを建てる場所や支柱間の長さ、ブロックを入れる穴の深さを測るために使います。目隠し塀を設置するにあたり、最初にウッドフェンスの建てる長さや高さをメジャーで測って決めるため、木材や他の道具などを揃える前に準備しておく必要があります。

ショベル・スコップ

ショベルやスコップは、地面に基礎ブロックを入れるための穴を掘る際に使います。ショベルは、脚で押せてたくさん掘りやすい大きめのものや複式ショベルがあると便利でしょう。スコップは普通サイズのもので構いません。

バケツ・ゴム手袋・コテ

バケツ・ゴム手袋・コテは、コンクリートやモルタルを作るため必要なものです。バケツは、コンクリートやモルタルを練りやすい大きめの丈夫な入れ物でもOKです。

ホームセンターには様々なサイズのコテが売られていますが、基礎ブロックを流した後に表面を形成しやすい、手の平サイズほどのコテを準備しておくとよいでしょう。

水平器・水糸

水平器や水糸は、基礎ブロックや支柱が水平に入っているか、フェンスの横板が水平に張れているかをチェックするために使います。どちらもホームセンターで購入出来るので、持っていなければ他のものと一緒に準備しましょう。

ウッドフェンスのDIY手順

今回は、diyが得意な人でも初心者でも挑戦しやすい、カットされた木材を使ったdiy方法の手順をご紹介します。あらかじめ手順を確認しておくことで、やり方が分からないと手こずることもありません。必要なものを揃えさっそくdiyしましょう!

diy手順①基礎ブロックを埋める穴掘り

ウッドフェンスのdiyは、基礎ブロックを地面に設置するための穴掘りからスタートです。まず支柱を立てる場所を約90㎝以内ごと、均等になるように決めます。深さは決めた場所をフェンスの高さ3分の1分、ショベルやスコップを使って掘っていきましょう。

大きさは、基礎ブロックの一回り大きい程度でOKです。ブロックを入れやすいように四角に掘り進めていきます。

diy手順②砕石・基礎ブロックを入れ水平を確認


穴が掘れたら底に砕石を敷き、まずは1ヵ所基礎ブロックを入れます。ブロックを入れたら水平器を使い、水平になっているか確認して下さい。この時点でブロックが傾いているとフェンスも傾き、倒壊の原因になるため注意が必要です。

水平が確認できたら、ブロックの高さに水糸を張ります。他のブロックも同じ高さで水平になるように、砂利+ブロックを設置していきましょう。

diy手順③コンクリートを流す

穴にブロックを設置したら、周りにコンクリートを流していきます。コンクリートはセメント1:砂利6:砂3の割合で混ぜて作りましょう。砂利を6割ほど入れた方が強度が増しますが、流し入れにくければ砂利を多少少なくしても構いません。

コンクリートはスコップで入れていきますが、隙間や空洞ができないよう棒や割りばしでつつきながら入れていくのがポイントです。表面はコテで平に形成し、24時間は最低でも放置して下さい。

コンクリート・モルタルの作り方を知りたい人はこちらをチェック!

コンクリートを作って流すという手順は、どうやって?混ぜ方は?と悩む人も多く、diyの際につまずく工程の一つでもあります。そうならないために、セメントを使ったコンクリート・モルタルの作り方を紹介した下記の記事をチェックしてみてください。

diy手順④支柱を立てる

次はブロック穴に支柱を立てていきます。全ての支柱を立てたら、水平器を使って水平を確認し、支柱とブロックの隙間をモルタルで固めます。

モルタルは、水1:セメント2:砂6の割合で混ぜましょう。スコップや棒を使って隙間に流し、表面をコテで平らにします。最後にもう一度水平器で傾きを確認したら、24時間ほど固めて下さい。

diy手順⑤横板を貼り付ける

支柱周りのモルタルが固まったら、横板の貼り付けです。上部から順番に平行になるように支柱間に設置し、両サイドにビスを2本ずつ電動ドリルで打ち込みます。

横板を貼り付ける際に、等間隔で隙間を開けておきましょう。隙間なく横板を貼ると風の影響を受けやすく、倒壊の恐れがあります。隙間が広い方が風の影響は少ないですが、目隠し度は下がるため見栄えなども踏まえてお好みで調整して下さい。

diy手順⑥横板・支柱の塗装

横板を全て付けたら、塗料とハケを使って塗装していきます。横板・支柱を塗る際は垂れやすいため、支柱周りのブロックは養生しておいた方がよいでしょう。

今回は手順の最後が塗装になっていますが、横板・支柱の木材を塗って乾かせる場所があるならあらかじめ塗装しておいても構いません。塗装が乾いたら、ウッドフェンスの完成です!

ウッドフェンスをDIYして素敵なお庭に

ウッドフェンスをdiyするのは、決して簡単ではありません。必要なものや手順をしっかりと抑えておかなければ、フェンスが倒壊する恐れもあります。目隠しにもなり見栄えもよいウッドフェンスのdiy手順を抑えて楽しく作り、自分好みの素敵なお庭にしましょう!

diyが気になる人はこちらもチェック!

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