diyでおしゃれな庭にする
自由にできるお庭があるならおしゃれにしたいと思いますよね。diy初心者でも簡単に、素敵なお庭へ変身させることができるんですよ。 ガーデニング系のネット情報や雑誌にのっているようなおしゃれなお庭。
憧れの対象としてだけでなく、我が家のお庭も同じくらい魅力的にしちゃいましょう!素敵な空間でおこなうガーデニングはとっても癒されます。新築やリフォームきっかけに始めるのもいいですね。
好きなデザインを見つける
いきなりおしゃれなお庭作りをしようと思っても作り方がさっぱりで、何から取りかかればいいのか分からなくなってしまいます。イメージを思い描く前に進めるのもひとつの方法ですが、慣れていないと雰囲気がまとまらなかったり、全体で見ると満足いかないお庭になる場合がほとんど。
そこで、まずは自分が素敵だと思うデザインのお庭を見つけましょう。そのデザインをもとにして、diyしたいお庭のイメージを固めていきます。
参考にする
理想のお庭のイメージができた次は、もとのデザインからひとつひとつを参考にして自分なりにdiyで再現していきます。作り方はあまり気にせず、できそうな部分から始めるのがおすすめです。
ひとつできると自信がつきますし、モチベーションのキープにつながります。それに調子がでてくるとオリジナルのアイデアやイメージが浮かんできて、お庭作りがやめられなくなるほど楽しくなってきますよ。
ナチュラルガーデンについて
おしゃれなお庭といえば、ナチュラルガーデンではないでしょうか。 エクステリア、インテリア、diy、ファションなど様々な分野で、ひとつのカテゴリとして確立しているナチュラルテイスト。飲食でもナチュラルフードがありますよね。
ナチュラルとは、自然だったり、手を加えていないそのままの状態のことを意味します。ガーデニングは植物を扱うからこそ、ナチュラルと相性がいいんです。
ナチュラルガーデンとは
ナチュラルガーデンについての定義は特にありません。ですが「自然」がキーワードになってきます。 自然界の様子を再現したようなお庭はもちろん、本当は細かく手を加えていても自然に見えるお庭などがナチュラルガーデンといえます。
または、そういったことを特に意識しない自然体のお庭作りもあてはまりますよ。 植物は自然のままでも美しいものです。それを上手に活かしたナチュラルなお庭は素敵です。
庭の作り方/小道をdiy・2つの実例
お庭から玄関までスムーズに進める小道。来客者のためになりますし、素敵なお庭を散策する際の通路にもなります。それに小道があれば、雨が降っても水たまりにジャマされず行き来が可能です。
きちんと管理されたお庭だということも分かりますよ。 何よりレンガの小道はとってもおしゃれ!ガーデニングの重要なポイントです。diyでお庭に素敵な小道を取り入れた外構の実例をご紹介します。
小道のデザイン実例.2-1
レンガの端をそろえないことで、人工的な印象をなくしています。ですが一定の規則で配置しているため、小道ということが分かりますね。通行に迷わず済みます。ナチュラルガーデンによく合う小道です。 しっかりと敷き詰めなくていいことと、多少ズレがあっても目立ちづらいので、diy初心者にも設置しやすくなっています。
庭の作り方/花壇をdiy・2つの実例
園芸スペースになる花壇もdiyで簡単に作れます。 小道と同じくレンガを使ったり、木材や石などで囲うだけの簡単な作り方でも立派な花壇になります。思い描くイメージや、お庭または外構全体の雰囲気に合わせて材料を選びましょう。
お庭のスペースや日当たりなども考えて、花壇の大きさと作る場所を決めていきます。直線、曲線といった形でも印象が大きく変わりますよ。
花壇のデザイン実例.2-1
レンガを立たせることで高さをだし、1段だけで済ませた簡単な花壇です。レンガは置いているだけでなく、モルタルでくっつけているため強度も安心。diyの手作り感をだすことで、温かみを演出することができます。
植物を植え付ける花壇にしなければ、土は必要ありません。鉢やプランター植えを素敵に飾るスペースにもできます。飾りとしてだけならdiy初心者も気軽に試せますね。
花壇のデザイン実例.2-2
ちょっとしたスペースを上手く利用するのもいいです。サイズが小さければその分、作り方も簡単になりますのでdiy初心者向きともいえます。まずは小さなものを作ってコツをつかんでみてはいかがでしょうか。
レンガを並べたシンプルなdiyですが、色違いのレンガを組み合わせることで楽しい見た目になります。それに花壇をあまり主張させないことで、お花を主役にできます。
庭の作り方/多肉植物・2つの実例
ぷっくりとかわいらしい姿の多肉植物は、ガーデニングのアクセントになってくれます。それに色んな種類があってルックスも様々。ちょっと寂しいなと思う場所にいくつか置けば、あっという間ににぎやかになります。
基本的には管理が簡単なので、園芸初心者にもおすすめです。 この多肉植物をセンス良く配置して、個性のあるお庭にしていきましょう。
多肉植物のデザイン実例.2-1
空いている壁にピンを打ち、そこに吊るして飾るだけと簡単です。こういうアイデアを活かせるのもガーデニングの楽しいところ。 かわいいバッグのようなポットは、リメ缶といって空き缶をdiyで作ったものなんですよ。
カラフルにペイントすればポップで明るくなりますね。 市販のポットでも吊るせるように加工すればいいだけなので、diy初心者でもすぐにできちゃいます。
多肉植物のデザイン実例.2-2
多肉植物は小さいものでも形と色合いが様々なので、寄せ植えにするとこんなにワチャワチャしてくれます。にぎやかしとして置けば、どんな場所でも明るくなりますよ。
プランターにこだわることで可愛いいだけじゃなく、おしゃれな雰囲気もだしてくれるんですね。意外にどんな植物とも合わせやすいので、ガーデニングのあらゆる場面で活用できます。
庭の作り方/雑貨のdiy・2つの実例
素敵な世界観のお庭を作るなら、雑貨や小物は欠かせません。 ガーデニンググッズのミニチュア、サインボード、オブジェなど、飾りつけるためのdiyアイテムはたくさんあります。イメージする雰囲気になるよう色々加えていきましょう。
木材の切れ端などを使って、自分でdiyするのもおすすめです。簡単なものからちょこちょこと自作していけば、diy技術の向上につながりますよ。
雑貨のデザイン実例.2-1
基本色を白でまとめているので清潔感のある明るい印象です。木やアイアン、グリーンと小物が映えますね。ガーランドもさりげなく飾ってあって、ナチュラル&ガーリーに仕上がっています。 小さな棚、台、フック、ボックスなどは初心者でもdiyで作ることができます。ちょっとしたものが欲しい時はdiyで作ることも考えてみてください。
雑貨のデザイン実例.2-2
フレンチカントリーを意識したカフェ風というような1つのテーマにそってdiyされています。細かなテーマを決めることで、統一した世界観を作り上げることができますよ。 背面のボードは“すのこ”です。
自分で白くペイントするというdiyです。雑貨や多肉植物、ボード、ガーランドなどを飾りつけできる素敵な場所にしているんですね。お庭の一角にあるだけで全体の雰囲気が変わります。
庭の作り方/棚のdiy・2つの実例
多肉植物、雑貨、鉢植えなどを置く棚もお庭に必要なものです。棚といっても大がかりなものでなくて大丈夫。初心者でもdiyで作りたいところです。安く購入できるカラーボックスは、ペイントをほどこすdiyで素敵な棚に変身します。
外に置くものだから、雨や風などの被害から守るために塗料は2度塗りしてくださいね。アンティークワックスなどを使えば、重厚感がでておしゃれになりますよ。
棚のデザイン実例.2-1
脚立(きゃたつ)に板を置いただけの棚です。脚立と板それぞれのペイントにこだわることが、おしゃれのポイントになります。アイアンはサビ加工をほどこしたり、木材はワックスなどでヴィンテージっぽさをだしていきます。
無骨なナチュラルを演出するなら、多少ジャンク感があるといいですね。 あるものを組み合わせるだけでもdiyです。アイデアしだいで素敵な作品をdiyで簡単に作り出せます。
棚のデザイン実例.2-2
こちらも脚立に板を置いた棚です。板に重さがなく強風で飛ぶ心配がある場合は、板裏の脚立に当たっている部分を金具でとめてしまいましょう。金具やビスは、diyer御用達の100均やホームセンターにあります。
棚をいくつか置いて、植物の種類や飾り付けのテーマで分けるのもおすすめです。 スペースの仕切りに柵を設置すれば、空間がシマリます。すのこでも簡単に作れちゃいますよ。
庭の作り方/レイアウト・2つの実例
お庭全体を見て、どこに何を設置していくかなどレイアウトも考えていきます。花壇や棚などの配置を思い描いてください。そこにベンチ、大きな木材、木製の車輪などのオブジェを加えると、お庭がひとつのパークとして完成します。
オブジェなどは実用性がないと思うかもしれませんが、世界観を作り出すための重要なアイテムです。diyで芸術性を発揮してみてください!新たな才能に気付けるかも。
レイアウトのデザイン実例.2-1
レイアウトに1つは欲しいベンチ。ガーデニング作業に疲れたら休めますし、お庭での居場所にできます。白色にすることでどんなテイストにもあわせられますよ。置き場所によってはベンチの下が半日陰になります。
その環境を好む植物は多いので貴重なスペースともいえますね。 もちろんdiyでベンチ作りにも挑戦してみましょう!人が座るものではなく、鉢植えや雑貨を置くだけなら、強度をあまり考えなくてもいいので簡単です。
レイアウトのデザイン実例.2-2
本来のナチュラルというべきお庭です。木の枝に吊り下げたランタン、年季の入ったポスト、使っていない荷車、大きな材木、そして自生しているかのような植物。これらが一体となって、素敵な世界観を作りだしています。
diyを活用したり、鉢や棚もシャビーなものを使って徹底しましょう。 材木はベンチ代わりにもなりますね。毎日、自然の中で癒してもらうことができます。
庭の作り方/照明・2つの実例
お庭は日が落ちても存在しています。ライティングすることで夜のお庭も楽しめますよ。暗闇の中、ライトで照らすガーデンはとってもロマンチックでムード満点!暖かい季節なら、お庭でディナーや晩酌などいかがでしょうか。
こだわってお庭作りをした成果を味わうことができます。 寒い季節は家の中から眺めるのもいいですね。夜ならではの美しさを発見してみてください。
照明のデザイン実例.2-1
お庭へ簡単に照明を加えるならソーラーライトがおすすめ。太陽の光を電気に変えて、暗くなると光るライトです。電気代がかからず経済的なことと、電源の場所を気にしなくていいからどこでも設置できます。
それに多くはライト自体が低予算で済みます。 お庭が美しく照らされるように要所へ置いてください。日が落ちたら自動的にライトアップしてくれます。
照明のデザイン実例.2-2
メイソンジャーの中へライトを入れることで、素敵なランタンになります。アイデアが活きる簡単diyですね。小さなものでもアイデアを織り込んでいくことで、オリジナルのお庭が出来上がります。 使わなくなったものを上手に飾ればおしゃれなディスプレイとなりますが、それだけでなく活用できるものは適材適所に使っていきましょう。
庭の作り方/外構diyについて
本格的なお庭作りをするなら、外構工事が必要になってきます。工事と聞くと身構えてしまいますが、外構diyととらえてください。diyに言い方を変えるとやれそうな気がしませんか?実際に難しいことではありません。
初心者でもできますよ。 外構は外まわりに関する全てが対象で、芝生を張ることから、木材、レンガやコンクリートを使ったdiyになります。といっても実は、ほとんど上項でご紹介してきた内容なんですよ。
手作り感がdiy
外構diyはそこそこ大がかりになってきます。慣れていないと、見た目が気に入らない出来になったりするかもしれません。ですが多少の失敗ぐらいならそれで十分です。外構に目をこらして鑑賞する人はいないと思って大丈夫。
それに手作り感のあった方が、温かみや個性が加わってお庭がより素敵になります。 ただし、強度が必要なところは安全性に関わってきますので、しっかりと慎重にdiyするようにしてくださいね。
庭の作り方/diyで使う道具
外構diyをおこなうにあたって、まずは道具を用意しましょう。外構は範囲が広いので、必要なものだけをそろえます。 木材を自分でカットするなら、電気丸のこがあるといいですよ。
ガーデニングにおいては木工関係のdiyをする機会が多いので、ビス打ちが楽にスムーズになる電動ドライバーは必須になります。ドリルドライバーとインパクトドライバーの2種類ありますが、後者の方が使い勝手がいいのでおすすめです。
庭の作り方/レンガを使うdiy
上項でご紹介したレンガ作りの小道や花壇も、レンガを使った外構diyになります。 レンガは本格的なdiy感がでる上に、設置が簡単です。積んで完成されたものを見ると重くて大変そうに思えますが、レンガ1個あたりは軽いものです。
子どもでも運ぶことができますよ。 それを敷いたり積んだりして、小道や花壇などをdiyしていきます。ブロックを組み合わせるようなパズルゲーム感覚で楽しんでください。
庭の作り方/コンクリートを使うdiy
コンクリートを使うdiyはさすがに業者へ頼みたくなってしまうかもしれませんが、難しくはありません。狭い範囲で済む簡単な箇所なら自分でdiyしてみましょう。
セメントに砂と砂利、水を混ぜたものがコンクリートで、強度が必要な部分に使います。積んでいくブロックの基礎にしたり、土台に用いられます。 ただ、diyでは安全性に不安があるところは、業者に頼むのも選択肢のひとつになります。
モルタルを使うdiy
セメント3:砂1をあわせたものがモルタルです。レンガやタイルはよく使うことになると思います。そのレンガ同士をくっつける接着剤のような役割をしてくれるので、diyでの出番は多くなりますよ。
気をつけないといけないのは、モルタルを作る際の分量で、間違えると粘度や強度が足りなくなっちゃいます。 このモルタルに色をつけるとカラーモルタルになり、みせる外構に使うのがおすすめです。
庭の作り方/地面に対してのdiy
地面、土に対してもdiyで手を加えていきます。主に雨が降ったあとの水たまりやぬかるみ、雑草などへの対策です。小道を敷いていれば解決できますが、そこ以外の場所ではこの外構diyが必要になります。
お庭の印象を良くする、土ほこりを抑える、雑草を生えさせないと、総合的に判断すれば芝生を張るのがベストです。土ほこりと雑草に関しては、防草シートを敷くという方法もあります。手間やお庭のイメージから、都合に合う外構diyをおこなってください。
おしゃれな庭の作り方とdiyのまとめ
おしゃれなお庭をdiyで作る方法について、実例をまじえて説明してきました。素敵なお庭を作りたいけど何をしていいのから分からないという初心者でも、どこから始めるべきか見えてきたと思います。
憧れるお庭のデザインを参考に、できることから進めていきましょう。色んなアイデアを取り入れ、自分なりに工夫し、diyしていけば、個性あるおしゃれなお庭になりますよ。 diyで作ったこだわりのお庭でガーデニングを楽しんでくださいね。