花壇をDIYしてガーデニングで四季を楽しんでみませんか?
初心者でも簡単にできる花壇のDIY
お庭に花壇がないから、お花が楽しめないとおもっているなら、花壇をDIYしてしまいましょう。 難しそうだからと躊躇してしまいそうですが、初心者でもできます。 初心者とは思えないすばらしいできになれば、すばらしいガーデニングライフがスタートできるはずです。 少しイメージと違って不格好になったとしても、ご自身で作った花壇なので愛着がわくはずです! ぜひ、TRYしてみてください。
花壇の設置位置を決め、デザインしてみましょう!
イメージふくらましてガーデニング設計
お庭を見渡してみてください。どこに花壇を設置するのがいいでしょうか? 玄関脇にしますか?それとも、お部屋の窓から眺められる場所にしますか? どのくらいの規模の花壇を作成しましょうか? そんな感じで、イメージをして花壇をデザインしてみましょう! 実際に紙に書いてもいいですし、頭の中だけでデザインしてもいいでしょう。 デザインなんて絵心がないからできないっと思われるかもしれません。 そんなの気にしないで、思いつくデザインを描いてみましょう。 もちろん頭の中でデザインされてもいいです。 デザインが決まったら、次は実際に作ってみましょう! デザイン通りの花壇ができるといいですね。
DIY花壇~レンガでつくろう!
花壇をレンガでつくる場合は、初心者には少し根気がいる作業となりそうです。 時間と体力のいる作業です。 中途半端になってしまうと、おしゃれなお庭にならなくなるので、気合を入れて取り組んでください。 完成したときの達成感は、他のどの方法で作成したものより高いと思います。
レンガでDIYの手順
準備するものとして、 レンガ 砕石 モルタル(セメント・砂) 水平器・水糸 スコップ 小さいスコップ コテ 目地ゴテ スポンジ 手袋(軍手等) モルタルを混ぜる箱等 ダンパー(あれば) タガネ(必要であれば) ※道具を購入して花壇を作成する場合は、花壇自体の材料以外にお金がかかってしまいます。ご家庭に代用できそうなものがあれば、代用してみてください。
1、地面を掘っていく
2、レンガを仮置きし、イメージをつかむ
レンガを仮置きし、どのように並べたいか確認していきます。 曲線のある花壇を作る場合は、曲線の内側はタガネを使って角を落としておくと、なめらかな曲線になりますが、レンガが割れないよう注意が必要です。 初めては、四角い花壇のほうが簡単です。
※色がセメント色にならない場合は、混ぜ具合が足りないということです。 水の量は、気温や天気によって調整したほうがよいそうですが、レンガ積みの場合は、耳たぶくらいの固さがいいようです。
3、レンガを積みあげていく
レンガの位置が決まったらモルタルを置き、レンガの表面が水平になるよう、レンガをもみ込むように設置していきます。このときレンガ同士を完全にくっつけずに少し間をあけて並べっていってください。その隙間が目地となります。 モルタルは、セメントと砂を混ぜます。(セメントと砂の比率は、1:3) 色がセメント色になったら、水をいれます。
※水平器や水糸等で高さの調整をしてください。
★インスタントモルタル
モルタルを作るのが大変とか面倒だなというときは、インスタントモルタルというものがあります。 既に、セメントと砂が混ぜ合わされているものです。 使用するときは、水を加えるだけなので簡単です。 インスタントモルタル20キロの場合、水を3~3.5ℓ(用途により調整)を加えて練っていってください。
2段目レンガの積み上げ
1段目のレンガの上にモルタルを山状に置き、1段目と互い違いになるように、レンガを積んでいきます。 積んだ時に、ゴムハンマー等でトントンと軽くたたいて水平をとります。 強くたたくとズレたり、レンガが割れてしまうので、少しづつ軽くです。 2段目を積んだ後も水平器等で高さを確認してください。 (神経質になりすぎないように、ご自身の納得いく範囲で。)
4、目地にモルタルをいれて、固定していく
レンガを置いたときに目地からはみだしたモルタルをコテですくい、縦の目地に押し込んでいきます。 はみ出したモルタルが足りない場合は、足して入れてください。
5、余分なモルタルをとっていく
モルタルの水気が抜け完全に固まらないうちに、目地ゴテの先端やワイヤーブラシ等使ってモルタルをかき取りならしていきます。
6、仕上げ
余分なモルタルを取り終えたら、濡れたスポンジで全体に残っているモルタルをしっかりふき取ります。スポンジは一定方向に動かしてください。この作業が十分でないと、乾いてから白っぽくなります。そのような雰囲気にしたい場合は、少し手を抜いてふきとってください。白っぽくなるのが気になるようでしたら、ジョロ等で最後に洗い流してください。 ふき取りの際は、こまめにバケツの水をかえながらおこなうようにしましょう。
セメントが完全に固まるまで、2~3日かかります。その間はレンガが動かないように注意が必要です。
といった具合です。 どうでしょう?できそうでしょうか? ぜひチャレンジしてみてください!
簡単レンガ花壇でガーデニング
そんなレンガ花壇ですが、下記のレンガセットはモルタル不要で組み立てができます。 コンクリートの上にも設置可能です。 また、モルタルで固定しないので、違う形にも組み換えが可能なので、お庭の雰囲気を変えたくなった時には簡単に変えることもできます。 初心者でも簡単に組み立てることができそうです。やり直しがきくところがいいですね。
DIY花壇~レンガを積まずにつくろう!
レンガを積んで高さをださず、レンガを並べるだけの簡単DIY! この方法ですと、レンガを一個ずつ並べていくだけなので失敗はないです。 上記の1段目のレンガの施工までのやり方で設置してください。 手を抜きたい場合は、モルタルを使用せずにレンガ用の接着剤での施工だけでも大丈夫! レンガを横ではなく、縦にして並べる方法もあります。
ピンコロ石などレンガより小さい石を並べてもおしゃれになります。 和風のお庭にあいそうですね。
普通の白色もいいですが、ピンクっぽい色の石もかわいくていいですね。
DIY花壇~ブロックでつくろう!
花壇ブロックとは、レンガのように一個ずつが小さいものではなく、すでにレンガが何個か組み合わされたような状態にみせているもの(コンクリート)です。 そのブロックをつなげて花壇を作成します。 積み上げるレンガとは違い、つなげるだけなので簡単に花壇をつくることができます。
ブロックをつなげるときは、コンクリート用(凹凸用)の接着剤でつなげていくと簡単にできます。 接着剤では、土の流出が不安だと思われるのであれば、モルタルでつなげていく方法をおすすめします。
DIY花壇~フェンスでつくろう!
花壇をフェンスで囲んで簡単につくってみましょう。 フェンスを土に差し込んで設置するだけなので、他のどの方法よりも簡単にできます。 自分の好みのフェンスを探してみてください。 この方法ですと、100円均一でもフェンスを購入することができるので安価ですむかもしれません。
DIY花壇~柵で囲ってみよう!
花壇を柵で囲ってみてもいいのではないでしょうか? このような柵も設置は、差し込むだけのものや、置くだけのものが多いのでとても簡単にできます。 どちらかというと、洋風のお庭に似合いそうです。
洋風のお庭にこのような柵はいかがでしょうか? とってもおしゃれなお庭になりそうですね。
DIY花壇~レイズドベッド
花壇をレイズドベッドで作成してみましょう。 この方法は、土を掘ったりしないで初心者でも簡単にできます。 上の簡単レンガセットでご紹介したように、コンクリートの上等にしか花壇をつくれないといった場合にこの方法を使ってみてください。 土を掘らないので、地面からの高さは20センチ~30センチは必要です。 土を掘り起こさないので購入等する必要がありますが、もともとの土壌を改良することを考えなくていいので、そういった点ではいいと思います。 上記の簡単レンガセットやブロックをつなげるだけのタイプの花壇は、レイズドベッドといっていいと思います。 アスファルトの上やベランダ等で水や土が流出してしまうと困る場合での設置の際は、透水シートを活用されてはどうでしょうか?
使い道はいろいろです。 防草シートとしても使えるようです。
花壇~プランターをおいてみよう!
お庭によっては、花壇をつくれないということもありますよね。 そういった場合は、プランターや鉢を取り入れてみてください。 おしゃれな棚に鉢を複数配置してみてもいいでしょう。 棚は、レンガ等を下に置いてその上に木を置いた簡単なものでもいいですし、お店でおしゃれな棚を購入してもいいと思います。 この棚自体、DIYしてみてもいいかもしれません。 フェンス付きの棚を利用すると写真のように鉢をぶらさげてもおしゃれですし、つる性の植物をまきつけて楽しむこともできます。 棚の形状によりいろいろな配置を楽しめそうです。 花壇自体をつくるのではないので、初心者でもとても簡単にできそうですね。 鉢もかわいいのを選んでみてください。
注意事項
玄関先にプランターや鉢を置いて、水やりをすると水の跡がタイルに残ってしまうことがあります。 そうなってしまうと、せっかくの玄関とお花がもったいないですよね。 玄関先のタイルもきれいなまま過ごしたいものです。 その場合は、プランターや鉢の土を入れる際に鉢底石を入れるようにしてください。 そして、土がでないようにジョロ等で静かに水やりをしてみてください。 玄関タイル等が茶色くシミになってしまうと、なかなかきれいに落とすことができないので、日々気をつけるようにしましょう。 こちらも上記の透水シートをプランターや鉢の下に敷いておくとシミができにくくなると思います。 その際は、水はけが悪くなるかもしれませんので、水やりの際、水の量に気をつけてください。
ガーデニング雑貨を設置してアクセントに!
お庭にあうガーデニング雑貨さがしてみよう!
花壇のアクセントとして、枕木や小物を設置してもいいかもれしません。 かわいいものやおしゃれなもの、お庭にマッチしそうなものを探してみてください。 棚に鉢などと一緒に雑貨をならべてもいいですね。
オーナメントを設置して物語にそったお庭にしてもたのしいです。 また、新たにご自分のお庭の物語をつくってみてもいいかもしれません!
枕木は、雰囲気をだすために天然木を使いところですが、天然木は色あせや腐食・白蟻がわいてしまう等デメリットもあります。 色があせて味がでることもあるかと思いますが、腐食してしまうとやりかえる必要がでてきます。 どうしても天然木でないと雰囲気でない。とかでないようでしたら、人口木のものを選ばれるといいです。 人工木のデメリットは、重いのがデメリットですが、色あせや腐食等しにくくなっています。
お庭にフェンスを取り付けるスペースがあれば、フェンスや柵を設置してみてください。 もしお隣さんとの間に目隠し的なものがなければ、目隠しとしてフェンスや柵を設置してみてもいいと思います。 フェンスや柵の材質も木材やアルミ・金属とありますので、お庭にマッチしそうなものを選んでみてください。 設置も、土に埋める方法、コンクリートに穴をあけて取り付ける方法と何種類かあります。 コンクリートに穴をあけるには、電動ドリルが必要となります。 設置する個所により設置に必要な金具が変わってきますので、そこは調べておく必要があります。
このようなフェンスを設置してもいいと思います。 お庭の雰囲気がガラっと変わります。 目隠しとしても使えます。
DIYガーデニングでストレス解消効果も!
ガーデニングでストレス解消
ここまで初心者でもできそうな花壇の作成方法をピックアップしてきました。アイデア次第でずっとよくなります。ご自身のアイデアの詰まった花壇にしましょう。花壇づくりおよび植物の育成したり、育った植物を眺めたりすることで、ストレス解消すると思います。
ガーデニング小物を集めてみて
ストレス解消効果として、おしゃれなデザインの小物があるので、ガーデニング小物を集めてもいいかもしれません。 ジョロやスコップなど、お庭に出しっぱなしにするものではありませんが、お庭いじりの際にまた楽しみが増えます。 かわいい道具を探すことでもわくわくすることでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 初心者でも簡単にお庭をおしゃれにする方法でした。 参考になったでしょうか? 花壇をDIYするのに、作る方法や作る素材など探せばたくさんあります。 この方法なら簡単にできて完成することができるという方法が見つけて、 お気に入りの花壇をつくり、ガーデニングライフを楽しんでみてください。 お花を植えてお庭を彩ることで、四季を通してワクワクすること間違いなしです。
レンガを積む位置を決めたら、地面を掘り下げていきます。掘り下げる目安は、画像のとおりです。掘り下げたら、タンパーや足でよく踏み固めた後、砕石を敷きさらに平らに突き固めます。