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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~夏の新潟&福島で絶景ロードを走ろう!~

夏の新潟県を福島県をドライブで観光してみませんか?期間限定の絶景ロードは走りごたえも抜群で、沿線には魅力の観光スポットが目白押しです。今週は夏の新潟県と福島県をマイカーで巡るおすすめの観光コースをご紹介します。全7ヶ所のスポット情報をご覧ください。
2021年7月29日
iiyudana
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ドライブで巡る夏の新潟&福島

いい旅してますか?今週は夏の新潟県と福島県をドライブで観光します。旅の舞台となるのは新潟県魚沼市と福島県桧枝岐村、南会津町です。新潟県と福島県の県境付近は非常に山深く、秘境のような場所がいくつもあります。随所で絶景を堪能できるのでドライブ旅にはもってこいですね。

旅のスタートとなるのは関越自動車道「小出IC」で、新潟県と福島県の県境を走る国道352号線をドライブしながら周辺の観光スポットを巡っていきます。国道沿いにはマイカーをとめて景色を眺めたくなる絶景ポイントが目白押しです。

ドライブ旅の行程をご紹介

ここで今週のドライブ旅の行程を簡単にご紹介しておきましょう。最初にICを下りてすぐの場所にある道の駅でお土産探しと観光情報をゲットします。そのまま今回の旅のメインルートとなる国道352号線に合流してワイルドなトンネルロードへと向かいます。ドライブを楽しんだ後は秘境のダム湖で観光と食事を楽しみます。

午後の部は再び国道352号線へと戻り、福島県側にある穴場の滝を見学します。さらにそのまま国道を進み、渓谷美を堪能できる絶景スポットにアクセスします。最後は近くの日帰り温泉でドライブ旅を締めくくります。

人気の道の駅で新潟土産をゲット!

道の駅 ゆのたに

出典:ライター撮影

まず最初に立ち寄るのは小出ICから5分ほどドライブした場所にある道の駅です。周囲を山々に囲まれた景色のいい施設で、ドライブの途中に休憩を入れるには最適です。道の駅にある「深雪の里」には、新鮮野菜が並ぶ農産物の直売所、新潟の地酒や山菜の加工品などを販売する売店、新潟自慢のコシヒカリを使ったグルメが味わえるレストランなどがあります。

今回の観光コースでは朝一番で立ち寄るため食事はしませんが、まずはこちらで新潟土産を手に入れてみてはいかがでしょうか。売店は朝8時半から利用することが可能です。

観光情報を仕入れよう!

この道の駅には「魚沼市インフォメーションセンター」が隣接していて、周辺の観光情報を手に入れることができます。観光スポット情報はもちろんのこと、地域で行われるイベント情報など地元ならではの情報が盛りだくさんですね。

これからドライブする国道352号線周辺にある見どころ情報も提供していて、今回のドライブ旅で立ち寄る観光スポットの最新情報も入手することができます。観光マップやパンフレット、割引券なども置かれているのでぜひこちらで観光情報をゲットしてからドライブ旅に出発してみてください。

観光スポットは新潟のココ!

道の駅 ゆのたに

  • 住所
    新潟県魚沼市吉田1144
  • 電話番号
    025-792-7300
  • アクセス
    関越自動車道「小出IC」より5分

ワイルドなトンネルをドライブ!

奥只見シルバーライン


新潟土産を購入したならさっそく国道352号線に合流しましょう。次に向かうのは道の駅から50分ほどドライブした場所にある奥只見シルバーラインです。長いドライブになりますが国道352号線でのドライブをぜひ楽しんでみてください。

この国道は「酷道」などとも呼ばれるハードなドライブロードで、冬は積雪が多く新潟県側から福島県側への通り抜けは6月下旬から11月中旬の間の短い期間しかできません。シルバーラインまでアクセスする途中には早朝に雲海が眺められる「枝折峠」などの絶景ポイントがあります。

通行は車限定

国道352号線から折れて奥只見湖方面へと向かう道路が奥只見シルバーラインですね。トンネルの先にある奥只見ダムの開発のためにつくられた道路で全長は約22キロメートルあります。豪雪地帯にダム湖を建設するという過酷なプロジェクトを実現するために、人力と発破のみでトンネルを掘り進みました。

頻繁に発生する雪崩や厳しい寒さなどの問題を克服してこのトンネルは完成しました。トンネル内は暗く洞窟のような雰囲気が漂っていて初めて走行すると恐怖を感じます。車以外の通行は許可されていないためドライブには最適ですね。

観光スポットは新潟のココ!

奥只見シルバーライン

  • 住所
    新潟県魚沼市大沢上折立
  • 電話番号
    025-792-7300
  • アクセス
    関越自動車道「小出IC」より55分

秘境の湖で新潟と福島の絶景を堪能

奥只見湖

出典:ライター撮影

奥只見シルバーラインを堪能した後はその先にある奥只見湖を観光しましょう。シルバーラインを抜けて少し走ると奥只見湖の広い駐車場に到着します。死者を出しながらも完成したこの奥只見湖は日本屈指の大きな人造湖で貯水量は約6億トンほどです。水力での発電を担っていて東京電力や東北電力にその電気が売電されています。

秘境にあるダム湖のため景色がとても素晴らしく、季節によって山々の色が変化するため春夏秋冬それぞれに絶景を堪能できるのが魅力です。特に秋は新潟屈指の紅葉の名所として大勢の観光客が絶景を楽しみにやってきます。

絶景見物は遊覧船で!

奥只見湖には遊覧船が就航していて湖上から絶景を眺めることができます。遊覧船の乗り場まではグリーンのスロープカーに乗ると便利ですね。遊覧船には3つのコースがありますが最も一般的なのは「奥只見湖周遊コース」です。奥只見湖の見どころをくまなく巡ってくれるコースとなっていて、夏は山々の深い緑色がとても綺麗ですね。

夏の間は午前9時半から午後3時半まで7便が運航されるので、出かける際にはその時間に合わせてドライブ旅のスケジュールを組むといいでしょう。船旅の所要時間は約40分ほどとなっています。

観光スポットは新潟のココ!

奥只見湖

  • 住所
    新潟県魚沼市湯之谷芋川
  • 電話番号
    025-792-7300
  • アクセス
    関越自動車道「小出IC」より60分

名物グルメでランチタイムを満喫

奥只見レイクハウス

出典:ライター撮影

遊覧船で絶景を眺めた後はお楽しみのランチタイムといきましょう。ランチを食べるのは奥只見湖の駐車場に隣接している奥只見レイクハウスです。地元魚沼市や新潟県全域のお土産などを販売するお店で、店内からは奥只見ダムの景色が眺められます。

建物の2階は団体用の大広間となっていて、一般の観光客は1階にある食堂を利用するスタイルです。夏でも窓を開けると山から吹いてくる風が心地いいですね。ランチグルメとスイーツグルメともに美味しいメニューが揃っていてどれにしようかと迷ってしまいます。


おすすめグルメはコレ!

数量限定で食べられる「流れるダムカレー」はいかがでしょうか。奥只見ダムをイメージしたグルメで、白いご飯とカレーが半々に盛られていて境目にはご飯でこしらえたダムの壁が立ちはだかります。食べる際にはその壁をスプーンで破壊するとカレーがご飯のほうに流れてくる仕組みですね。

このダムカレーにはオリジナルの「ダムカレーカード」が付いてくるので、ダムマニアならオーダーしてみる価値があるのではないでしょうか。ほかにも岩魚や山菜が味わえる定食やスイーツの山ぶどうソフトクリームなど新潟グルメが目白押しです。

観光スポットは新潟のココ!

奥只見レイクハウス

  • 住所
    新潟県魚沼市奥只見
  • 電話番号
    025-795-2445
  • アクセス
    関越自動車道「小出IC」より60分

福島の穴場の滝に立ち寄ろう!

モーカケの滝

ランチタイムを満喫した後は再び国道352号線に戻り福島県境を目指しましょう。次の目的地はランチスポットから1時間40分ほどドライブした場所にある穴場の滝です。ここからの国道352号線はよりいっそう秘境ムードが漂う区間となりますね。

民家やお店などは皆無でタイトコーナーが連続するアップダウンのある道を走行します。センターラインなどもなく道幅も狭いため走行には注意が必要ですが、所どころに現れる素晴らしい絶景に感動ひとしおです。夏はセミたちと鳥たちの鳴き声しか聞こえてこないまさに秘境の地ですね。

山の緑と滝のコントラストが素敵!

モーカケの滝は福島県側の国道沿いにある見どころで、モーカケとは平安時代の女房の装束のことを意味しています。平家の落人伝説を偲ばせるこの滝は桧枝岐村を流れる桧枝岐川の支流にあり、マイカーは国道352号線の御池と七入との間に整備された駐車場にとめることが可能です。

滝の見える観瀑台までは駐車場から1分ほど歩くとアクセスできるので気軽に立ち寄れますね。滝の落差は約40メートルで深い山の緑の中から勢いよく水が流れ落ちています。緊張の連続であった酷道ドライブの休憩にはまさにぴったりなスポットでしょう。

観光スポットは福島のココ!

モーカケの滝

  • 住所
    福島県南会津郡桧枝岐村字燧ヶ岳
  • 電話番号
    0241-75-2432
  • アクセス
    東北自動車道「西那須野塩原IC」より130分

渓谷美が素晴らしい福島の穴場スポット

屏風岩

出典:ライター撮影

穴場の滝を観光したなら今度は美しい渓谷美を堪能しましょう。モーカケの滝から国道352号線をそのまま20分ほどドライブすると屏風岩にアクセスできます。こちらのスポットも国道沿いにあるため気軽に立ち寄ることが可能ですね。

会津南部を流れる急流「伊奈川」の流れが長い年月をかけてつくった渓谷で、高い断崖絶壁が屏風のように見えることからその名前が付けられました。渓谷には奇岩や怪石がたくさんあり、伊奈川の流れとともに独特の景観をつくり出しています。春夏秋冬それぞれに素晴らしい絶景を見せてくれる魅力的なスポットです。

遊歩道を歩いて絶景を堪能!

屏風岩の魅力を体感するなら渓谷沿いにある遊歩道を歩いてみましょう。遊歩道は屏風岩の広い駐車場から200メートルほどにわたって続いていて、20分ほどかけて散策を楽しむことができます。伊奈川は急流ですが水が綺麗で川辺にいると夏はとても涼しげです。

奇岩の中には腰掛けられるようなものもあるので、岩に腰掛けながら流れる川の音を聞いてみてはいかがでしょうか。秋の季節は紅葉の名所として賑わいを見せますが、夏は比較的観光客も少なめでゆっくりと観光を楽しめるに違いありません。ぜひカメラを持って出かけましょう。


観光スポットは福島のココ!

屏風岩

  • 住所
    福島県南会津郡南会津町大桃字平沢山地内
  • 電話番号
    0241-64-5711
  • アクセス
    東北自動車道「西那須野塩原IC」より110分

温泉で旅の疲れを癒そう!

小豆温泉 窓明の湯

美しい渓谷美を満喫した後は温泉でドライブ旅の疲れを癒しましょう。温泉施設までは屏風岩からドライブで1分とすぐ近くです。窓明の湯は町民も頻繁に訪れる日帰り温泉施設で、内湯のみの男女別の温泉浴場と火照った体を休める休憩室があります。

午後7時まで営業しているので今回のドライブ旅のスケジュールなら余裕をもって温泉を満喫できるでしょう。入浴料金がリーズナブルなのが魅力で、町民なら大人200円、町民以外でも大人450円という銭湯価格での利用が可能です。石鹸類も備え付けられていて手ぬぐいも販売されています。

良質の温泉でお肌すべすべ

湯船に満たされる温泉は62.1度で湧き出す弱アルカリ性の単純泉で、毎分500リットルという豊富な湧出量を誇ります。そのため源泉かけ流しの湯使いが可能で、常に鮮度抜群の温泉に浸かることができます。体にまとわりつくような泉質でないため、湯上り後はさっぱりとしていてまさに夏向きの温泉ですね。

畳敷きの休憩室ではアイスクリームやお菓子、飲み物などが販売されているので、風呂上がりにはこちらで十分に体を休めることができます。地元のおじいちゃんやおばあちゃんたちとの交流もぜひ楽しんでみてください。

観光スポットは福島のココ!

小豆温泉 窓明の湯

  • 住所
    福島県南会津郡南会津町大桃字駒ヶ嶽山10-1
  • 電話番号
    0241-76-3131
  • アクセス
    東北自動車道「西那須野塩原IC」より110分

夏の新潟&福島を観光しよう!

出典:ライター撮影

今週はマイカーで新潟県と福島県の観光スポットを巡るドライブ旅をお届けしましたがいかがでしたか?夏は開通期間が限られる国道352号線をドライブするには最適な季節です。ぜひ安全に配慮しながら絶景ロードをドライブしてみてください。