ハルタホース スカウト
ハルタホース 砥石
はじめに
時間の流れをゆっくりと感じることが密かなブームとなっている昨今ですが、そんな中"スカウト"というハルタホースの手斧の使い勝手が話題です。
ハルタホースのスカウトをお供にすれば手斧の機能性に満足するだけでなく、ビジュアルのよさに持っているだけで心が満たされることでしょう。(この記事は2021/12/11時点の情報をもとに作成しています。)
ハルタホースのスカウトが人気
皆さんはアウトドア好きから選ばれる手斧をつくるメーカーハルタホースをご存知ですか?ハルタホースは言わずと知れたスウェーデンのメーカーであり、造りのよさや見た目のよさからキャンプのお供に選ばれる斧を作り続けて100年以上が経つ老舗です。
職人が作った本格的な代物はいつの時代でも輝き続けます。手に取るときは値段が張るなと思っても長く使い込める耐久性と廃れない普遍性を思えば決して悪い投資ではありません。
ハルタホースの斧"スカウト"
ハルタホースは9種の斧を制作している老舗の工具メーカーで、今回ご紹介する商品は9種の中では小柄なタイプの手斧で片手でも使いこなせるくらいの重さとサイズ感が売りの商品です。
重さは斧にして900gと1L牛乳パックよりも軽く大きさは頭部分は15cm、刃が9cm、全体の長さが38cmで、柄の形は湾曲しており使い方に合わせて持つ位置を変えられます。
キャンプ映えするデザイン
ハルタホースの斧の人気にはその見た目も関係しているようです。キャンプ好きの心をたまらない気持ちにさせる美しさがハルタホースの斧にはあります。キャンプ好きはギア好きでもあるため見た目は重要なのです。
スウェーデンの老舗メーカーということもあり丁寧に作られた斧部分の輝きや、ヒッコリー素材で作られた木目が美しい持ち手部分などが際立つスカウトは、持っているだけでも胸が高鳴ります。
ハルタホース スカウト
ハルタホースの手斧スカウトの使い方
アウトドア用の斧を探していると「ハンドアックス」「ハチェット」などの呼び名が飛び交います。アックス=斧でハンド=手でハンドアックスつまり手斧を意味しハチェットもほぼ同等の意味ですが、本格アックスよりも小柄な斧という意味です。
斧は大きさや長さによって用途が分かれますがハルタホースのスカウトも小柄な斧と同等程度の大きさをしています。そんなスカウトの使用法はこちらです。
スカウト使用法①薪割りのお供に
太すぎる薪は火がつくのに時間がかかるため、早く火をつけたいなら薪割りをしてくべたほうがよい場合があります。ハルタホース製のハンディ斧はこういう場合に役立つでしょう。
中でも片手で軽く叩けるのがハルタホースのスカウトです。900gであるため女性でも振ることができるでしょう。場内の木を薪に使っていいキャンプ場もありそういった際にも便利です。
スカウト使用法②フェザースティック作りに
フェザースティックは焚き火をするときに使う焚きつけの一種で木を薄く削ってつくります。柄が独特なカーブを描いているハルタホースのスカウトは短く持っても手にフィットするため、小手先の作業もできるサイズ感の手斧です。
斧頭の大きさや斧自体900g程度ということも影響しているのでしょう。つまり焚き火用の準備はハルタホースのスカウトさえあれば完了するということで、ブッシュクラフトにも向いています。
スカウト使用法③山散策に
ハルタホースのスカウトは山間を歩く際の枝を払う斧としても向いているサイズをしています。ハルタホースのスカウトはまさに手持ちサイズで山でのきのこ・山菜取りや登山の際にも1つ持っておくと便利でしょう。
大きすぎると持ち歩くのには重すぎたり使い勝手が悪かったりしますがハルタホースのスカウトは900gで小柄なため、ベルトに着けられるホルダーなどを使えば腰回りに装備しておくことができます。
ハルタホースのスカウトお手入れ方法
ハルタホースのスカウトはスウェーデンの老舗が作る質のよい鋼材でできた手斧です。使い込む予定のものほど購入後には丁寧なお手入れが必要となります。丁寧に使われると道具は長持ちするからです。
手にすれば必要に駆られてやるというよりも上質な斧の質感を守りたいと自然にお手入れしようと思えるのがハルタホースのスカウトでしょう。ここではハルタホースのスカウトのお手入れの仕方としまい方をご紹介していきます。
ハルタホースのスカウトの取り扱い注意点
良質なスウェーデン鋼を使用したハルタホースは鋼製のため錆びには注意が必要です。お手入れの際には鋼部分を綺麗に拭くことをおすすめします。毎回の丁寧な拭き上げに加えて、シーズンオフなどで長い間使用しない場合にはオイルを塗って片付けましょう。
忘れずに行いたいのは斧頭のメンテナンスだけでなく柄のメンテナンスです。レビューでは商品を手に取ってすぐに柄にオイルを塗ったというレビューもありました。
私は使う前に全て研ぎ直しました。(写真は購入直後で未処理のものです)柄はどれもヒッコリーでオイルフィニッシュされていますが、やや荒っぽい仕上げなので、軽くサンドペーパーで処理し、亜麻仁油を改めて塗りました。
すぐにお手入れして整えると愛着の面でも長く使える斧になるようです。購入後は手を掛けなくても使えるという声もありますが、斧頭の錆びを防ぎ柄をより持ちやすくすることで愛着が湧き愛すべきギアとなることでしょう。
また収納時に都度行うメンテナンスは長く使うためには必要ですが、遊び疲れてできないときもあるかもしれません。そういったときのために最初に手をかけておくと安心です。
ハルタホースの砥石でスカウトを磨こう
ハルタホースのスカウトで焚き火を楽しんだ後は、斧の刃をきちんと砥ぐことで次使うときに万全の状態にしておけます。ハルタホースの砥石は円形で握りやすく、粗い面は粒度180、細かい面は粒度600の2面構成です。
斧の切れ味を保つにはこれ1つで十分でしょう。高評価レビューされるハルタホース製砥石は斧と同時に購入するとよいかもしれません。
この砥石使い勝手がいいですよ‼️
レビューの中には斧造りの老舗グレンスフォシュの斧を砥ぐのに購入されたという方もいるようでした。より手に取りやすい価格で砥ぎやすいハルタホース製はブランドの垣根を超えて人気なのでしょう。
円形の砥石は握りやすく力を込めやすいため人気ですが、ハルタホースの砥石はそれに加えて専用の革のケースが付属するのも魅力の1つであるようです。スムースに砥ぐために水で濡らすとより簡単に砥げます。
ハルタホース 砥石
ハルタホースのスカウトのお手入れ後の保管方法
刃欠けから守るために付属の革ケースを斧刃につけておくことも忘れずに行いましょう。ケースに入れておくことで手斧をしまった場所を忘れ、手探りで物を探した際に手を切らないための対策にもなります。錆びが心配な斧はなるべく湿気が溜まりづらい場所へ片付けておくのがおすすめです。
ハルタホースのスカウトのレビュー
ハルタホースのスカウトは薪割りや薪割り周辺の作業をするのに絶妙なサイズ感や重さをしています。見た目にもハルタホースのロゴが可愛らしくもあり、斧部分やヒッコリー素材の柄部分の色味などもキャンプ好きにはたまらないビジュアルです。
そんなハルタホースのスカウトはユーザーにどんな評価をされているのでしょうか。実際の切れ味や900gという重さへの評価などをまとめてレビューしていきます。
スカウトの評価①切れ味
庭で試しに薪数本を割ってみましたが、驚くほどあっさり割れました。今までナイフや鉈で割っていたあの苦労は何だったのかと思うほど簡単に割れます。
このレビューのうにハルタホースのスカウトは庭仕事をされる方にも人気があります。伸びた木を伐採する程度の庭のお手入れに重宝するでしょう。スカウトの切れ味を高く評価するレビューが多く見受けられ、ナイフなどとの違いを身に染みて感じているようです。
重量は900gあるのでズッシリと重みがあり、キャンプでの薪割りは楽そうです。(片手でバンバン割っていく感じではないです)
また柄のカーブ形状も非常に握りやすく、両手でもってもしっくりきます。
刃はすぐに使えないこともないですが、切れ味は鋭い訳ではないので一旦研いでから使いたいと思います。
柔らかいヒッコリー素材だからこそ成し得たカーブへの評価も高いものが多く、握りやすさから扱いやすいと感じる方も多いようです。刃については届いてすぐに使えたという方の他に、やはり切れ味をより鋭くするために砥いでから使い始めたという方もいました。
スカウトの評価②デザイン
ビジュアルもカッコイイので、所有欲がものすごく満たされます。
「所有欲が満たされる」という表現をされていた方が数名高評価レビューしていたスカウトは、やっぱりその見た目に惹かれて購入を決めた方も多いようです。
ビジュアルのかっこよさはキャップでは大事ですから妥協せずに決めましょう。ハスクバーナは皆持っているから周りと差をつけるためにもおすすめ、との評価をされているユーザーさんもいらっしゃいました。
グリップの木のくびれ、カーブが美しいです
ヒッコリーが創り出すカーブの美しさに見惚れた高評価レビュワーもいました。このヒッコリーカーブが握りやすく使いやすいスカウトに貢献しているのですが、ビジュアル的にも一役買っているようです。ヒッコリーの柔らかい材質ならではの特徴にも人気が集まっています。
スカウトの評価③重さ
重量もあるので、それほど力を入れて振り下ろさなくても大抵の薪は割れそうです。
薪割り斧において重さがあることは悪いことばかりではありません。重い斧頭を振り抜くことで力が加わりやすく太い薪割りでもこなせる利点があります。900gはある程度の重さを感じられ、少し重すぎると感じる人もいる微妙なラインの重量であるようです。
腕力が無いほうではありませんが、片手で正確に打ち降ろすのは難しいです。
片手で振り下ろすには少し重いかもという声を挙げているのは50代の男性です。成人男性からも重さについてレビューがあるため、重量感に耐えられないかもしれない方は念のため両手を添えて使うとよいかもしれません。
ただやはり薪割りがうまく行くためには多少の重量は必要です。使いやすい派と重量を感じる派が同量程度にいるスカウトは、ちょうどいい重量であると考えられるかもしれません。
みんなのスカウトアレンジ術
手斧は小道具感もありアレンジするとより可愛く映えるアイテムです。また、アレンジは滑り止め効果やギアとしての取り扱いやすさへと繋がるため、ビジュアルと実用性を兼ね備えています。それでは世のキャンパーたちのハルタホースのスカウトアレンジ術を見ていきましょう。
アレンジ①柄アレンジ
柄の保護
ハルタホースのスカウトの柄上部にパラコードを巻くアレンジが流行しています。こちらは斧を振りかざして薪割りをする際に、薪と柄が衝突して柄を折ることがないようにするための実用的側面も兼ね備えたアレンジです。
パラコードはワークマンやネットショップなどでも購入できるため、好きなカラーや模様を選んでお好みに仕上げることができます。
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掌握時の補佐に
パラコードでのアレンジは柄の上部の保護だけでなく柄の下部でもアレンジできます。柄の下部の場合ハルタホースのスカウトを握る際、柄にロープを着けることで手首にそのロープを巻いて使っていると万が一手から滑り落ちそうになっても堪えることができて安心です。
また倉庫などで保管する際、壁に吊るせるようにもなり便利でしょう。ハルタホースのスカウトには柄の下部に穴が開いているので、こうしたアレンジに向いています。
アレンジ②斧カバーアレンジ
ハルタホースのスカウトには斧の刃先のカバーがついてきますが、上級者はカバーもお手製にしてハルタホースのスカウトをより楽しんでいるようです。キャンプの醍醐味は既存のアイテムを自分仕様にカスタマイズすることでもあるため、こうしたアレンジはもっとキャンプを盛り上げてくれるでしょう。
スカウトの納アレンジ
ハルタホースのスカウトのアレンジは物自体へ工夫を凝らしたアレンジだけでなく、その収納方法にもこだわる上級キャンパーがいました。可愛いデザインだからこそ魅せる収納が映えます。
素敵なギアたちが整理整頓されていると気持ちがよいでしょう。スカウトを手にしたことをきっかけに、手持ちのギアを気持ちよく収納する方法を考えるのも楽しいかもしれません。また、置き場所を決めると紛失防止にもつながります。
おわりに
ハルタホースの振り下ろすにも細かい作業に使うにも便利なアイテムをご紹介しましたがいかがでしたか。キャンプの薪割りにはサイズ感や雰囲気向上の意味でも欠かせないアイテムでしょう。
ヒッコリーの柄は無駄な加工がない無骨さとヒッコリー特有のしなやかさを兼ね備え、使いやすいけれど見た目はワイルドでもある絶妙なバランスです。ハルタホースのスカウトをキャンプ好きのあの人にプレゼントとしてもいかがでしょうか。
ハルタホース以外の斧も気になる方はこちらをチェック!
ハルタホースのスカウトは手斧としては振り下ろす薪割りも小回りよく使いたい小手先での使用もできる万能アイテムでした。ただキャンプにおいて斧は便利なだけではありません。
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