グレンスフォシュ ワイルドライフ
ファイヤーサイド アックスホルスター
グレンスフォシュ ディスクストーン
グレンスフォシュ ダイヤモンドシャープナー
グレンスフォシュ ファイルシャープナー
手斧が人気のグレンスフォシュとは
伝統的でおしゃれなデザイン
グレンスフォシュは、林業の勢いが増していた1902年創業の伝統ある斧メーカーです。主に、キャンプ用などで使用する手斧を作っています。
機能が優れているのはもちろん、デザインにもこだわっているため、魅力的でキャンプ好きから人気が高いメーカーです。また、消費者や環境へ配慮し、責任を持ってハンドハチェットなどを制作しているメーカーでもあります。
魅力ある手斧と環境への責任
グレンスフォシュは斧の質だけでなく、消費についても考えているメーカーです。それは「消費者への責任を果たすことだけでなく、大量消費を抑えることで環境への責任も果たすことができる」という、メーカー側の責任感からきています。
大量生産をすれば、低コストで高利益を得ることが可能です。しかし、責任感の強いグレンスフォシュは利益やコスト削減より、環境によい製品作りを心がけています。
消費者への責任が環境への責任につながる
グレンスフォシュは「高品質の製品を作ることは、斧を利用してくれるユーザーに敬意を示せる」と考えているメーカーになります。耐久性のある製品を作り、その分消費を減らすことが可能になるからです。また、製品の材料にも心配りがあり、廃棄物として処理される材料はなにかにも配慮しながら手斧作りをしています。
ハンドハチェットの特徴
使いやすい小サイズが魅力の手斧
ハンドハチェット
全長(柄長) | 24.5cm |
---|---|
刃渡り | 8cm |
斧頭 | 13cm |
重量 | 600g |
メーカーの中でも柄が短く小サイズの手斧は、小回りがきき汎用性があります。そのため、ハンドハチェット1本で削り作業や小枝のなぎ払いなど、さまざまな方法の使い方が可能です。また、重量も軽いため専用ケースに入れて腰に装着していても疲れにくいでしょう。
その他、機能だけでなくデザインにもこだわっています。伝統的でおしゃれな見た目でありつつ、握りやすさなどユーザーの使い勝手を重視した設計です。
他の片手斧との違い
スウェーデンで昔から、魅力あふれる製品を作ってきました。そのメーカーでは、サイズ違いで数多くの斧を販売しています。
なかでも、キャンプ好きの方に人気の製品は、簡単に作業ができ荷物がかさばらないサイズ「ハンドハチェット」と「ワイルドライフ」です。ワイルドライフの特徴に触れつつ、ハンドハチェットと他の斧との違いを見てみましょう。
キャンプの薪割りに最適なサイズワイルドライフ
グレンスフォシュ ワイルドライフ
ワイルドライフもメーカーで作成される種類では、小サイズの斧です。しかし、柄の長さが程よくあるので、振り下ろし作業がしやすくなります。そのため、小さめの薪であれば苦がなく薪割り可能です。また、他の製品と比べ重量が軽く持ち運びが楽なのも、人気がある理由の一つになります。
2つの手斧の違いと魅力
同じメーカーの人気片手斧になりますが、この2つの主な違いは柄長です。柄が10cmほど短く、細かな作用がしやすいのがハンドハチェットになります。そのため、キャンプで使う焚き付け用の薪削りなど向きです。柄が長いワイルドライフは、振り下ろしが楽に行えます。そのため、薪を割るなど力が必要な作業に向いているでしょう。
グレンスフォシュハンドハチェット作業方法
小サイズだからできる作業4つの方法紹介
大きく分けて「薪割り」「削る」「ナイフかわり」「なぎ払う」の4通りの作業方法があります。この万能性が、人気の高い理由です。ここでは、グレンスフォシュの質のよさと一緒に、ハンドハチェットの作業方法について詳しく紹介しましょう。
作業方法①細い薪割り
メーカーが作る斧は、切れ味がよいです。そのため、小サイズでも細い木材であれば、差し支えなく薪割り作業ができます。やり方は木材を斧の切っ先で刺し、地面にコンコンとたたきつけるように割りましょう。そうすれば、小サイズの手斧でも安全に作業が可能です。
しかし、薪割り可能だからといって斧を振りかぶって作業するのは、大変危険な行為になります。この方法は、重量・柄長が充分ある大きな斧に限った作業方法です。
薪を断ち割って切れ味を実感!
上記動画は、ハンドハチェットを使って薪割りをしているものです。切れ味抜群な刃にかかれば、細めの薪割りがスムーズに進みます。動画のように、斧の刃を薪に差し込んでから割ると安全です。ぜひ、試してみてください。
作業方法②削る
重量が軽く小サイズの片手斧は、細かい仕事を得意としています。そのため、木材や薪を削ぐ、フェザースティックを作成するなど、焚き付け作業に最適です。作る方法のポイントは、木の繊維に沿って、一定の力で上から削っていきましょう。このとき、あまりの切れ味のよさに鳥肌がたつ感覚をおぼえる人もいます。
キャンプでフェザースティックを上手く作る方法
片手斧があれば、キャンプの焚き火で重宝するフェザースティックが簡単に作成可能です。しかし、作り方の方法など、コツが必要になります。上記動画は、姿勢から刃を入れる角度まで細かく紹介してあるので参考にしてみましょう。
細かい仕事は、片手斧の得意分野です。ナイフを使わなくても、動画と同じような方法で作成が可能になります。
作業方法③ナイフかわり
メーカーが作成する手斧の魅力は、重厚感があるデザインです。その見た目に反して刃は薄く、そして握りやすく設計されています。そのため、ハンドハチェットで腕の毛が剃れるくらい切れ味がよく、ナイフ代わりに購入する人もいるほどです。
作業方法④なぎ払う
野営地のような場所でキャンプをする場合、自分で焚き付け用の小枝などを探すこともあります。そういった場面活躍するのが、ハンドハチェットです。小サイズで重量もさほどないので、小枝をなぎ払ったりする作業がとても簡単にできます。また、グレンスフォシュは斧専用カバーが付いてくるので、安全に持ち運び可能です。
グレンスフォシュの純正お手入れ道具
ディスクストーンで研ぎが簡単に
グレンスフォシュ ディスクストーン
ハチェット(斧)を長くキャンプで使うためには、刃の手入れが欠かせません。しかし、自分で刃を研ぐのは少しハードルが高いと感じる方も多いでしょう。そんな方におすすめの製品です。水を使いながら、円を描くように滑らせるだけで簡単に研げます。また、裏と表で粗さが違う石になっているのも便利です。
ダイヤモンドシャープナーで刃を整える
グレンスフォシュ ダイヤモンドシャープナー
ディスクストーンで研ぎが終わったら「ダイヤモンドシャープナー」で整えると、切れ味が増します。裏と表で粗さの違う、ダイヤモンド粒子で構成されたシャープナーです。粗めで磨いたあと細かめで磨くと、新品の切れ味がよみがえります。
ハンドハチェットの刃こぼれにも対応
グレンスフォシュ ファイルシャープナー
キャンプで使っていると、想像以上に刃こぼれをする場合があります。そういった状況でも「ファイルシャープナー」を用意しておけば、自分で手入れ可能です。粗めのヤスリになっているため、大きく刃こぼれした手斧でも対応ができます。手のひらサイズのヤスリなので、常備してもじゃまになりません。
ハンドハチェットの魅力
職人が責任を持って作る手斧
伝統斧メーカーグレンスフォシュには、約46人の職人がいます。ひとつの斧に対し一人の職人が、はじめから終わりまで責任を持って担当するのです。そのため、大量生産のように数多く作ることができません。
日本場合、発注から届くまで数年かかる商品があるほどです。しかし、たとえ期間がかかっても、大量生産では味わえない、スペックとデザインが楽しめる手斧ができあがります。
魅力①伝統的な手作業で作成
職人たちは、伝統的な方法を使い手作業で作成します。その職人たちは皆、プロ意識が高く責任をもって斧作りをしているのです。その責任を目に見えるかたちで表すため、手斧の刃に製作者はイニシャルを刻印します。
しかし、手作業で作るため機械のように正確に重量・サイズをきっちり同じくは作れません。言い換えれば、世界で一つだけの製品を、手に入れることができるといえるでしょう。
魅力②丈夫で長く使える鍛造鉄
ハンドハチェットの刃は、鍛造の「スウェーデン鉄」です。鍛造とは、加熱と磨き(叩き)を繰り返し、丈夫になるよう鍛えられた金属を意味します。
この方法で作ると、結晶が整い空気などが潰され、金属同士が密になるのです。こうして、適度な硬さの鉄ができあがります。この刃は簡単に壊れる心配がなく、キャンプなど自然を楽しむ人に人気です。
魅力③手斧の柄はヒッコリー素材
ハンドハチェットの柄に用いられる木材は、最高級のヒッコリーです。ヒッコリーは、衝撃の吸収に優れているため、丈夫で長く使えます。また、柄にポリッシュ加工はせず、家庭用オイル仕上げです。そのため、長く使うほどに手に馴染むでしょう。レザー製品のように時間が経つほどに味がでて、自分の道具を育てる楽しさがあります。
魅力④安全に作業可能なケース
ハンドハチェットの刃は切れ味抜群な分、けがをする危険性があります。そこで、グレンスフォシュは使用者がけがをしないよう考え、専用のケース付きです。ケースは本革製で丈夫な作りのため、安全に保管や収納が可能になります。
また、デザインにもこだわり、メーカーを象徴するシンボルマーク付きです。これも人気が高い理由のひとつでしょう。別途フォルダを用意すれば、さらに使い勝手がよくなります。
別売り本革フォルダ
ファイヤーサイド アックスホルスター
グレンスフォシュの製品を販売しているFIRESIDE(ファイヤーサイド)に、「アックスホルスター」があります。このホルスター、腰に装着できるだけではありません。コードを引くと、斧が固定される機能付きです。
これなら、ハンドハチェットが飛び出す心配なく、作業可能になります。素材には、オイル加工したカウハイドレザーを使用です。そのため、手斧の保護ケースのデザインとの相性も抜群になります。
伝統メーカーグレンスフォシュのデザイン性
グレンスフォシュ手斧の歴史とデザイン
老舗斧メーカーの歴史のはじまり、20世紀初頭までさかのぼります。この時代、林業が盛んになり、斧を求める人が増えました。その結果、手作業で手間ひまかけて作るものより、スピード重視で作成された斧が増えたのです。
その結果、デザインはワンパターンになり、低品質の斧が量産されました。そんな時代を、グレンスフォシュは斧作りを通して見ていたのです。
グレンスフォシュのデザインと品質が人気の時代へ
現在の林業は、チェンソーなど機械化しました。そして、斧のユーザーは、キャンプや薪割りをする人たちに変わります。ユーザーが変わると、斧へ所望する質も変化しました。デザインと品質が、重要視される時代となったのです。
時代の需要に合わせ、再スタートをグレンスフォシュは決意します。そこで、1989年、斧職人のプロフェッショナルであり優秀なデザイナーでもある人物と力を合わせ、工芸的な製品作りを開始しました。
ハンドハチェットはキャンプで作業しやすいデザイン
ハンドハチェットは、丸みを帯びた特徴的なデザインをしています。これは、見た目だけでなく、握りやすさにも、メーカーがこだわったからです。握ると手に馴染み、最小限の動きで作業できるため、長時間使っても疲れにくい設計になっています。
デザインと品質にこだわり受賞
デザインと使いやすさを両立させ、人気が高まり世に認められました。その結果、1990年[エコロジカルデザイン賞]’95年[ハンター斧賞][スウェーデン最優秀デザイン賞]の3つ受講歴があります。これは、地元スウェーデンから環境への配慮と見事なデザイン性が認められた証でもあるといえるでしょう。
魅力あふれる手斧ハンドハチェット
唯一無二の手斧をキャンプで使おう
職人が心を込めた、手作り製品になります。そのため、世界でひとつ、あなたのためだけのハンドハチェットが入手可能です。使いやすさを考えたデザインは、伝統的なメーカーグレンスフォシュだからこその逸品といえます。
すーと手に馴染み、切れ味抜群の手斧ハンドハチェットは、汎用性が高いです。そのため、さまざまな場面で活躍し、キャンプライフのよいパートナーになるでしょう。
グレンスフォシュが気になる方はこちらをチェック!
当サイト「暮らしーの」では、グレンスフォシュについて詳しく紹介したサイトを用意しています。グレンスフォシュの魅力は?他にどんな斧があるの?など、気になる方はぜひご覧ください。
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