福井県勝山市のラブリー牧場の魅力を紹介！ジャージー牛の牛乳やアイスが絶品です！

福井県のラブリー牧場とは？

ラブリー牧場では希少なジャージー牛を放牧

ラブリー牧場は、福井県勝山市の奥越前高原にある牧場で、日本でも数少ないジャージー種乳牛を県内で唯一飼育しています。春から秋にかけて約8ヘクタールの広大な牧草エリアに40頭ほどの乳牛を放牧。大自然に囲まれた環境で、牛たちはのびのびと暮らしています。（2021年7月28日現在の情報をもとに記事を作成しています。）

ジャージー牛とは？

ジャージー牛はイギリス領ジャージー島原産の乳牛です。一般的な乳牛の品種として知られる白黒模様のホルスタイン種と比べて小柄で、体の色が茶色でまったく異なります。しかし、ジャージー牛から搾った牛乳は英国王室に献上されるほどの高級品で、濃厚で味わい深いという特徴があります。

日本で希少なジャージー牛

そもそもジャージー牛は、日本では生乳牛の0.8パーセントしかいません。放牧飼育しているジャージー牛は非常に貴重な存在で、北陸エリアではラブリー牧場だけになります。またジャージー牛は、愛嬌があり人懐っこさも可愛く、とても魅力的。

ラブリー牧場のジャージー牛

残念ながらジャージー牛たちの放牧エリアへ立ち入ることはできませんが、柵の外からジャージー牛たちののんびりと草を食べる様子を眺めることが可能。見学のみは予約不要なので、素晴らしい牧場の景色とともに楽しんでください。

かわいい赤ちゃんジャージー牛にも会える！

ジャージー牛は、1年たつと妊娠・出産が可能になるため、放牧されているのは1歳以上の牛たち。ラブリー牧場内では、1歳に満たない赤ちゃんのジャー牛の姿を見ることができます。くりくりとした目が可愛い赤ちゃんジャージー牛は必見です。

ラブリー牧場のジャージー牛乳が美味しい理由

ラブリー牧場のジャージー牛乳やアイスが美味しいと評判となっています。それは、ジャージー牛たちが春から秋にかけて広大な牧草エリアでのびのびと放牧されているからです。その美味しい乳のもととなるなるのは新鮮な青草。新鮮な草を食べることで、乳脂肪や乳たんぱく質が豊富で濃厚なジャージー乳が生まれるというわけです。

季節によって乳の味が違う？

牛1頭が一日に食べる青草の量が約30～40キログラム。自然の草を食べることで牛乳の味にも違いが出てきます。春の青草は特に栄養豊富で、牛乳の色もクリームがかって甘みが強く濃厚。夏は水分を多くとる牛の乳はさらっとした風味。冬は水分の少ない保存飼料を食べるため脂肪やたんぱく質が多い白い乳になります。

ラブリー牧場の魅力とは？

ラブリー牧場には体験メニューがある

ラブリー牧場では、希少なジャージー牛と触れ合える体験メニューがあります。普段立ち入れない放牧エリアに入り、牛に触れることができたり、搾乳体験など牧場ならではの体験が楽しめます。

乳搾り体験の後には簡単なバター作り体験を行います。作り立てのバターは市販のものより濃厚で食べ応え抜群。自分が作ったバターなので美味しさもひとしおでしょう。

体験メニューは予約が必要？

作り立てのバターと無添加自家製パンの試食ができるほか、ジャージー牛乳の飲み放題というお楽しみもついてきますよ。さらに田舎暮らし体験メニューの1つ、2泊3日の牧場体験も可能です。

ラブリー牧場では、牛への負担を軽減するため、体験メニューは7日前までの予約と、10名以上での申し込みが必要です。家族同士で集まって予約するといいでしょう。大人も乳搾り未経験の人も多いので、子供と一緒に楽しめますよ。

ラブリー牧場体験メニュー詳細

ラブリー牧場では人気のアイスや洋菓子の販売も

ラブリー牧場では、ジャージー牛から搾乳した牛乳から、ソフトクリームやアイス、シュークリームなどのさまざまな洋菓子を製造・販売しています。福井県内や勝山の直営店で販売しているので、是非味わってみましょう。

またラブリー牧場では、ジャージー牛の飼育以外にも100羽以上の鳥を飼い、自家製赤玉鶏卵をスイーツに使用したり、有機農業での畑作、作物栽培で玄米や砂糖、コーヒーなど、こだわりの安心なメニューが揃っています。

ラブリー牧場へのアクセスと駐車場

交通機関での行き方

ラブリー牧場へは、「福井」駅からえちぜん鉄道勝山永平寺線で約1時間で「勝山」駅に到着。勝山駅から勝山市コミュニティバス片瀬・平泉寺口方面行きに乗車し約17分、「平泉寺口」で下車するとすぐです、もしくは勝山駅から車で約20分で到着します。

車での行き方と駐車場

車でラブリー牧場へ行く方法は、中部縦貫自動車道勝山ICから約25分、北陸自動車道福井ICから国道158号線経由で1時間です。勝山市内はもちろん、福井駅からも気軽に行ける距離にあります。

ラブリー牧場には車で行く方法がおすすめで、もちろん駐車場も完備。無料の駐車場があり、20台ほど駐車可能です。

ラブリー牧場の基本情報

絶品！ラブリー牧場の牛乳やアイスを味わおう！

ラブリー牧場の牛乳は絶品！

北陸地方で乳牛を放牧し、自由に草を食べさせて育てているのはラブリー牧場が唯一。日本全体でも放牧飼育されているのは全乳牛のほんのわずか。とても貴重だということがわかります。

自然の草を食べて、自由に運動して、健康的に育てられたジャージー牛から搾れる牛乳は絶品。搾りたての風味を逃さないよう65度30分の低温殺菌した、とても濃厚で牛乳本来の味が楽しめます。

ジャージー乳を使ったアイスクリームは大人気！

そんな濃厚なジャージー乳を使ったアイスや洋菓子もまた格別の美味しさです。一番のおすすめは「ジャージーソフトクリーム」です。牧場から運ばれるジャージー乳生乳100パーセント、無添加で安心して食べられます。

濃厚で牛乳の味がしっかりするのに後味すっきり。カロリーも一般的なアイスクリームより低く、ダイエット中の人も我慢せずに食べてください！そのほかヨーグルトや乳製品もまた格別の美味しさです。

シュークリームやケーキもおすすめ！

ジャージー乳をたっぷり使ったこだわりのチーズケーキ、プリンもおすすめです。まきばのシュークリームは、ジャージー牛乳と、自家製の赤玉卵を使った濃厚なカスタードクリームをシュー皮で包んだ正統派シュークリーム。ラブリー牧場でしか味わえない一品です。

ラブリー牧場の直営店をご紹介

ラブリー牧場 みるく茶屋

「ラブリー牧場 みるく茶屋」は、ラブリー牧場の直営店で、店内には牛乳をたっぷり使った無添加アイスや洋菓子メニューがたくさん並んでいます。店内で食べることもできますが、気持ちのいい野外で味わうソフトクリームは格別！

ラブリー牧場特製濃厚アイスを食べよう！

一番人気はもちろんジャージーソフトクリーム。濃厚なのにすっきりとした甘さで美味しくて癖になる味と評判です。

みるく、抹茶、あずきなどのジェラートは常時数種類ラインナップ、そのほかパフェや冬にはクレープも登場し、豊富なメニューで迷ってしまうほどです。プリンや恐竜もなかアイスなどもお土産におすすめします。コーヒー好きなら有機栽培こだわりのコーヒーはいかがでしょうか。

ラブリー牧場 みるく茶屋へのアクセス

ラブリー牧場みるく茶屋は、日本一の高さを誇る勝山城博物館無料駐車場内にあります。勝山駅から車で10分ほどの場所です。駐車場に車を停めて博物館の見学の後や、周辺散策の際にぜひ立ち寄ってみてください。

ラブリー牧場 みるく茶屋の営業時間・基本情報

ラブリー牧場 みるくの郷

道の駅「越前おおの 荒島の郷」が、2021年4月22日に大野市にオープン。休憩場所だけではなく、体験施設や水族館、宿泊、福井の食材販売やレストランなど、総合レジャー施設のような場所です。

ラブリー牧場の直営店「ラブリー牧場 みるくの郷」は、郷内のフードコートの一角にあります。みるく茶屋ほどメニューは多くありませんが、ラブリー牧場直営ならではの美味しいメニューが揃っていて、早速大人気になっています！

ジャージー牛乳を使ったスイーツをその場やお土産に

人気のジャージーソフトクリームをはじめ、アイス各種、パフェ、ジャージー牛乳などイートインメニューが豊富。新鮮なミルクの味を店内でゆっくり味わってみてください。

また、オーブンで焼きたてのテイクアウトメニューも見逃せません。しっとりチーズタルトや、新商品の自家製卵とジャージー牛乳、大野産米粉を使って焼き上げたエッグタルトもお土産におすすめです。

ラブリー牧場 みるくの郷へのアクセス

ラブリー牧場みるくの郷は、福井県最大の道の駅「大野市道の駅 荒島の郷」にあります。道の駅の広い駐車場に車を停めて、一日たっぷり遊んで食べて楽しめます。

越前大野駅から市営バス、もしくは越美北線で下唯野駅から徒歩15分。車なら、北陸自動車道福井ICから中部縦貫自動車道経由で約1時間で到着します。

ラブリー牧場 みるくの郷の営業時間・基本情報

ラブリー牧場と一緒に訪れたい周辺観光スポット

ラブリー牧場でのびのび暮らすジャージー牛の様子を見学したり、ジャージーソフトクリームを味わった後に、ぜひ立ち寄っておきたい勝山市の観光スポットをいくつかご案内しましょう。

観光スポット：①勝山城博物館

「勝山城博物館」には、白山信仰の中心である平泉寺についての詳しい展示や、中国清時代の民間刺繍工芸品、全国から収集された武具や屏風を中心とした多彩なコレクションなど、豊富な展示が楽しめます。歴史好きには、大変興味深く見学できるでしょう。

天守から絶景が楽しめる！

天守閣の高さが名古屋城を上回る日本一。勝山市や大野市の街並み、平泉寺旧境内、日本百名山の荒島岳など、6階建ての天守からの眺望はぜひ見学しておきましょう。ラブリー牧場みるく茶屋があるのは、勝山城博物館の無料駐車場内です。博物館を見学したあとは、ラブリー牧場のアイスで一息つくのがおすすめです。

勝山城博物館の基本情報

観光スポット：②平泉寺白山神社

国史跡「平泉寺白山神社」は苔寺として知られ、白山信仰の拠点として今から1300年前に開かれました。最盛期には、現在よりもはるかに広い敷地に48社、36堂、6千の坊院が建ち並び、僧兵8千人を要する最大規模の宗教勢力でした。

戦国時代の一向一揆による全山焼失で、境内はもとの10分の1に縮小。神仏分離により平泉寺は神社として現存。現在神社周辺では発掘調査が盛んに行われ、当時の遺跡が多く発見されています。

見学ポイントは一面に生える美しい苔や参道

梅雨から夏にかけて敷地内一面が美しい苔で覆われます。ふかふかの苔の上に立つと、異次元に迷い込んだかのようです。また、日本の道100選に選ばれた参道は、境内へ続く石段の両脇には、樹齢千年を超える木々が建ち並び、幻想的な雰囲気が伝わります。

見学時間は自由、中世の平泉寺の敷地を巡る見学コースもあるので興味のある方はぜひ参加してみてください。ラブリー牧場からも近く、駐車場は4か所80台ほど駐車可能です。

平泉寺白山神社の基本情報

観光スポット：③清大寺（越前大仏）

 「大師山清大寺」は、勝山市にある臨済宗妙心寺派の寺院です。1987年に大実業家多田清翁氏が建立しました。約22ヘクタールの広大なエリアに緒伽藍が建ち並び、多数の仏像が安置されています。

なかでも奈良の大仏を超える座高17メートルの越前大仏は圧巻。左右に4体の脇侍仏、壁面には1281体の仏様が安置されています。

スケールの大きさは半端じゃない！

このほかにも高さ75メートルを誇る五重塔、きらびやかな九龍壁、日本庭園など、訪れた人を圧倒するスケール。見学し終わるのに1時間ほどかかります。予約不要でラブリー牧場からも車ですぐなので、ぜひ訪れてみてください。

ラブリー牧場で体験や絶品アイスを楽しもう！

北陸エリアではここだけというジャージー牛を放牧するラブリー牧場。濃厚で味わい深いジャージー牛乳を是非味わってみましょう。見学だけではなく予約制の体験メニューでジャージー牛との触れ合いも楽しみです。

無添加でこだわりのメニューが豊富なのも魅力。人気のソフトクリームをはじめ種類豊富な洋菓子はお土産に最適ですよ。スイーツを使った味わった後は、歴史深い勝山の観光地を巡ってパワーをいただきましょう。

福井の観光が気になった方はこちらもチェック！

自然や歴史に彩られた福井県の観光やお土産についてもっと知りたい人は、エリアごとに紹介しているので、是非参考にしてください。

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