検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

鹿ヶ壺の川遊びスポットおすすめ4選!子供とキャンプやBBQを楽しめる場所も紹介!

景勝地の鹿ヶ壺(しかがつぼ)は、兵庫県の夏の時期に訪れたい魅惑のスポットです。山林にある水辺は迫力の川遊びができることで知られ、夏になると大人気。川遊びと組み合わせてキャンプやバーベキューの楽しみもある、鹿ヶ壺をご紹介します。
2021年8月4日
はぐれ猫
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

鹿ヶ壺とは

兵庫県の姫路市にある川遊びスポット

鹿ヶ壺は、兵庫県の姫路市の山地にある夏にぴったりな自然の名所です。峰山高原の雪彦山に端を発する林田川上流部にあり、多段の滝と滝壺が合わさり迫力の絶景を作っています。

鹿ヶ壺という名の由来は滝壺の姿がまるで鹿が寝ている姿の様なところから。鹿ヶ壺は姫路市の市街地からも離れておらず、林田川上流部は川遊びを始めとしたアウトドアの趣味が充実します。(当記事では2021年7月29日現在の情報を掲載中です。)

夏は川遊びとキャンプ+BBQが人気

鹿ヶ壺の周辺は飛び込みもできる川遊びだけでなく、多彩な楽しみが詰まった観光エリアです。例えば自然の中のキャンプ場でコテージに宿泊したり、バーベキューを楽しむこともできます。

しかも鹿ヶ壺はハイキングも気軽にできる上、ホタルの名所を含む名所にも恵まれた場所です。鹿ヶ壺を訪れたら、観光は複合的な面白さが期待できます。

基本情報

鹿ヶ壺

  • 住所
    〒671-2416
    兵庫県姫路市安富町関775
  • 公式サイトURL
    https://www.himeji-kanko.jp/search/48

鹿ヶ壺のアクセス

車で鹿ヶ壺にアクセス

鹿ヶ壺の近くには中国自動車道が通り、山崎ICが利用しやすいエリアです。国道29号と県道430号で、鹿ヶ壺の川遊びスポットへ向かうのが近道になります。姫路市街からは国道29号を北上すれば、1時間ちょっとの道のりです。

鹿ヶ壺の周辺は、無料を含む駐車場も見つかりやすく、車で出かけても比較的安心できます。駐車場から川遊びのスポットまでは、登山道をハイキングで移動するのが通常です。

電車とバスで鹿ヶ壺にアクセス

こちらの鹿ヶ壺なら、電車とバスに乗り川遊びやキャンプに出向くこともできます。鹿ヶ壺の最寄りの駅となっているのは、姫路市内にあるJR姫路駅です。

駅前からは神姫バスが出ていて、鹿ヶ壺のそばまで1時間程度で移動できます。鹿ヶ壺の近くでは、グリーンステーション鹿ヶ壺などのバス停があって、鹿ヶ壺までは時間をかけません。

鹿ヶ壺周辺の川遊びスポット4選!

①鹿ヶ壺

目的地となる鹿ヶ壺があるのは、雪彦山の自然の中です。ここは林田川の支流がある坪ヶ谷の、標高335m地点。鹿ヶ壺の川遊びポイントは、落差70mに渡って存在しています。

水流はくねくねと蛇行しつつ、急激に角度を変えながら険しい岩場を下って行くので、まるでうねる竜のよう。滝壺が連続しますが、これは年月をかけて水流が侵食して削り取った姿です。


それぞれの滝壺には、昔と変わらぬ名前が残されています。最上段の鹿ヶ壺から、底無、五郎田壺、雑桶壺、鳥のしこみ、尻壺など全部で9ヶ所。それぞれ川遊びができるポイントです。

滝壺と滝壺の間は天然の滑り台のようになった流れもあり、迫力の川遊びスポットになっています。大人も子供も飛び込みや滑って遊ぶには、勇気が必要なほどの急峻な崖。しかし夏には遊びに来る人が絶えません。

鹿ヶ壺までの散策路

山上の鹿ヶ壺に行くなら、近隣のキャンプ場の駐車場や、奥播磨かかしの里の駐車場などを利用するのがおすすめです。坪ヶ谷の散策路は樹林に伸び、序盤から滝が現れたりと秘境的な空気に満ちています。

散策路は途中から急な階段の道となり、滝の横を通るなど常に絶景と隣合わせなので魅力的。やがて川遊びポイントになる幾つもの滝壺が現れます。最上部の鹿ヶ壺までは、20分ほどの楽しい道のりです。

鹿ヶ壺の遊び方

夏に鹿ヶ壺で川遊びをする時は、まずは滝の最上段を目指すのをおすすめします。なぜなら鹿ヶ壺は、最上段の滝から川遊びしてみたい、大迫力の渓流が存在しているからです。

滝壺から次の滝壺までには傾斜した岩場の流れがあって、そこは天然のウォータースライダーとなっています。勇気を出して挑めば、落ちながら流されるスリルが満点です。滝壺に飛び込み、潜水する、生物を探すといった楽しみもあります。

鹿ヶ壺で遊ぶ時の注意

鹿ヶ壺で川遊びをするなら、大人も子供も気をつけたいことがあります。鹿ヶ壺はとても高低差がある自然の岩場であり、怪我の可能性がある場所です。子供の飛び込みなどの遊びは、保護者同伴が不可欠となります。

子供でも大人でも、ライフジャケットや、ヘルメットなどの着用を推奨します。また、衣服を身に着けて川遊びをすると、怪我の回避につながるでしょう。雨の翌日などは、川の増水に注意をはらってください。

②グリーンステーション鹿ヶ壺

人気のグリーンステーション鹿ヶ壺は、姫路市が運営しているキャンプ場です。兵庫県の山間部に流れる林田川に接する場所にあり、キャンプではオートサイトとフリーサイトを用意しています。

さらにおしゃれなコテージの宿泊もできるところです。屋根付きのBBQサイトで、日帰りバーベキューのプランもおすすめします。川遊びがしやすく、夏は大勢の人がアウトドアを楽しむ名所です。

グリーンステーションの川遊び

グリーンステーションの川遊びは、近くを流れる林田川が利用できます。雪彦山から流れる清流は、水深が浅い場所が目立つ場所。飛び込みは難しいながら、子供を連れて行くにもおすすめです。

テントに宿泊しながらでも、朝から川遊びに熱中できます。しかもこのキャンプ地からは、迫力の鹿ヶ壺の川遊びスポットまでも決して離れていないため、川遊びは充実しやすい環境です。

グリーンステーションのオートキャンプ場

清流のそばに広がるグリーンステーションのオートキャンプ場は、気軽にテントで過ごせるスポットです。芝生の大サイトと小サイトがあり、駐車場スペースと電源や水道も完備しています。

大人が宿泊キャンプする場合、3,000円台から、デイキャンプでは1,000円台からと料金は格安です。鹿ヶ壺までも近い上に林田川でも遊べるので、ここをバーベキューと川遊びの拠点にしてみてください。

グリーンステーションの鹿ヶ壺キャンプ場

もう1ヶ所の鹿ヶ壺キャンプ場も、グリーンステーションが運営する施設です。こちらは鹿ヶ壺の川遊び場所に近い立地にあります。駐車場から離れた場所にある、区画のないシンプルなキャンプ地です。

テント1張で大人1,000円台、それに+入場料という格安な料金は魅力的。森に囲まれた中で自然を感じながら、バーベキューをするにも最高の立地です。子供と一緒の川遊びを、組み合わせやすいのもメリットになります。

グリーンステーションのコテージ


グリーンステーションのコテージは、ログハウスな外観がおしゃれ。格安な4名用、新築の7名用、広い10名用と3タイプが用意されています。

家電も充実したコテージは、お風呂やキッチンからBBQ設備までも完備です。このコテージを選んだら、川遊びとバーベキューをしながらのプライベートな時間になります。とことん贅沢を求める大人にもおすすめです。

グリーンステーション鹿ヶ壺

  • 住所
    〒671-2416
    兵庫県姫路市安富町関775
  • 電話番号
    0790-66-3505
  • 公式サイトURL
    https://shikagatsubo.com/

③水尾神社付近

林田川沿いに立地する水尾神社の付近は、地元でも知る人ぞ知る穴場の川遊びスポットです。鹿ヶ壺からも離れていない水尾神社は、兵庫県で暦応元年(1338年)に創建したという歴史ある神社。

境内にある大杉は県指定の天然記念物であり、樹齢600年を越える杉の幹周りは優に5m超えて圧倒されます。境内は幾つもの巨樹が立ち並び、巨大な磐座があったりと、おごそかな自然の雰囲気を感じることができるでしょう。

水尾神社付近での川遊び

水尾神社の横にある林田川はとても清らかで、鹿ヶ壺よりずっと安全な河原が続いています。浅いので、飛び込み遊びは難しいかもしれません。しかし無料なので、キャンプやBBQを目的にしない人にはぴったりなスポットです。

神社の近くには無料の駐車場もあり、そこを利用して川遊びをしてみるのもよいです。水尾神社の少し上流にあるトイレは、川遊びの場所からも離れておらず、いつの時間でも利用しやすく感じます。
 

④カニワロ渓谷

そんな林田川を上流へ向かうと、カニワ口(かにわぐち)渓谷という穴場的な自然の名所があります。兵庫県の奇妙な名前の渓谷は鹿ヶ壺からも離れておらず、大落しの岩場や千寿の水といった名所も間近です。

このカニワ口渓谷の付近は標高が300mを超え、渓谷だけに都会より涼しい空気に満ちた場所。夏になったら、川遊びの拠点とするのもおすすめします。

カニワ口渓谷の川遊び

森のカニワ口渓谷は鹿ヶ壺とは違い、全体が石の転がる河原地帯になっています。カニワ口渓谷は河川敷に駐車場スペースがあり、川遊びだけでなくデイキャンプもしやすい環境です。

林田川上流の流れは浅い場所が多く、冷たい水には小滝があったり変化に富んでいます。飛び込みは難しいですが、生き物探しなどでも楽しめます。環境保護地区なためバーベキューや焚き火は禁止ですが、ピクニックは可能です。

基本情報

カニワロ渓谷

  • 住所
    〒671-2416
    兵庫県姫路市安富町関
  • 公式サイトURL
    https://yasutomibiyori.net/

鹿ヶ壺の川遊びの時期

川遊びに相応しい時期

毎年鹿ヶ壺が6月頃を迎えると、川遊びが本格化します。梅雨の頃は水温は20度台で、とても冷たいと評判です。6月下旬以降になれは気温も水温も上昇し、川遊びやすい環境になっています。

鹿ヶ壺の川遊びの最盛期は、7月から8月の夏休みの頃です。川遊びは9月下旬まで楽しめますが、秋に入ると水温が下がりだすので早めに訪れるのをおすすめします。

川遊びの混雑状況


これから鹿ヶ壺に行くなら、混雑状況が気になります。人気の鹿ヶ壺ですが、ハイキングを兼ねて訪れるので、実は真夏でもそれほど混雑しません。ただし夏休みシーズンの週末は、人の姿がぐっと多くなります。

キャンプ場の付近も多くの人が訪れますが、予約制キャンプ場ならば川遊びも混雑の心配はありません。穴場の川遊びスポットも、人混みになる心配はそれほどない様子です。

鹿ヶ壺周辺の見どころ

①奥播磨かかしの里

案山子に出会えるかかしの里も、姫路市の鹿ヶ壺の川遊びと一緒に訪ねたいスポットです。かかしの里は自然の中でのどかな風景を見せるアート空間で、その景色に癒やされると評価されています。

鹿昭和レトロな敷地には130体ものかかしの姿があり、なんとも不思議に満ちたなところです。月に1度の山里カフェ、ひな祭りなど、この場所ならではの行事も興味深いものとなります。

基本情報

奥播磨かかしの里

  • 住所
    〒671-2416
    兵庫県姫路市安富町関568
  • 公式サイトURL
    〒671-2416 兵庫県姫路市安富町関568

②林田川のヒメホタル

キャンプや川遊びができる林田川の上流付近は、ヒメホタルが生息することでも知られています。ヒメホタルは体長6mmほどの小さな陸生ホタル。姫路市の平野部では、環境の変化で姿が見られなくなっている希少生物です。

夏の夜になると、無数のヒメホタルが光を放ち始めます。水辺に光が舞う姿は、都会では決して見られない幻想的な光景。毎年6月の中旬から7月上旬にかけてがヒメホタルショーのピークで、鹿ヶ壺の川遊びと合わせて楽しめます。

夏は鹿ヶ壺で川遊びしよう

自然の中でキャンプの楽しみも合わせて

姫路の山奥にある鹿ヶ壺は、夏に川遊びをするのに最高の場所でした。自然のスリルを感じながら飛び込みや滑り降りで遊べるので、日常から開放されたい大人も子供も納得です。

しかも鹿ヶ壺の近くの林田川にも川遊びスポットがあり、バーベキューのキャンプやコテージで過ごせることも魅力的。夏の兵庫県の姫路市では鹿ヶ壺を訪れて、都会にはない楽しさを実感してみたいですね。

姫路市が気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは川遊びが楽しみな鹿ヶ壺の他にも、兵庫県姫路市の情報をまとめています。休日は姫路市の観光で過ごす方は、チェックしてみてください。