検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【謎多き植物】グミの木になる実の正体は一体何?旬の時期や味わいを大解明!

グミの木の名前を聞いたことがある人も多くいるとは思いますが、お菓子のグミとは全く関係がないです。グミの木の実は果実であり食べることができます。皆さんが造像しているお菓子のグミはゼラチンでできており、グミの木の名前の由来は方言で「グイミ」とよがれていたからです。
2021年5月7日
Hiroshi
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

グミの木になる実はグミ科の果実

Photo by iyoupapa

グミの木は名前が特徴的でお菓子のグミを連想する方も多いと思いますが、こちらの木は、グミ科のグミ属に分類される木の実です。

グミの木になる実は食べることができますが、それを知らない人がほとんど。なので、謎多き植物でもあるグミの木について詳しく紹介いたします。

名前の由来はいくつかある

グミの木の名前の由来はいくつもありますが、1つに口の中に含み果実の皮を出す「含み実」(くくむみ)という言葉があります。さらに、九州の方言ではグイミとも呼ばれており、なごりでグミと呼ばれるようになりました。

他にも、古い歴史からですと日本の古来にある大和言葉から由来されています。ほとんどの人はお菓子のグミの元になる木と勘違いしているのですが誤解です。

野生のグミの木がある場所は決まっていない

野生のグミの木は日本のあちこちに生息しています。決まった場所でないと生えてこない植物ではないため、自然が生い茂っている場所に行くと見られるのがグミの木です。野生のグミの木は様々な場所で確認されており、海岸沿いの土でも育つことが確認されています。

グミの木は世界に約60種類もあるといわれ、その中でも、日本にはナツグミやナワシログミがあるのです。日本では園芸品種として育てられる植物になります。

お菓子のグミとは全く関係ない

Photo byHans

よく勘違いされがちですが、お菓子のグミとグミの木は全く関係がありません。お菓子のグミはドイツが発祥の国で果汁などをゼラチンで固めたお菓子で、お菓子のグミの名前の由来はドイツ語のGummi(ゴム)から来ているのです。

グミの木の果実の特徴


Photo by naitokz

グミの木の果実はいくつか特徴があります。見た目もかなり特徴的で、食べることもでき、体にいい影響を与える栄養素がある木の実です。また、日本では手軽に育てることもできるので、割と身近な植物といえます。グミの木が気になる方も多いと思いますので、グミの木になる実の特徴について紹介しましょう!

赤く大きな実になる

グミの木の実は真っ赤で品種によって大きさが異なります。日本にもさまざまな種類のグミの木がありますが、中でもビックリグミと呼ばれるグミの木は真っ赤で大きな実をつけるタイプです。

2cm~3cmサイズの大きさで形はサクランボを楕円形にしたイメージになります。他の品種にナツグミがあるのですが、そちらはサイズが一回り小さく1cm弱で少し薄い色合いが特徴的です。

様々な効果があることが確認されている

グミの木になる実は食べると様々な効果があるといわれています。グミの木の果実には大きく3つの効果が期待されていて、1つは美肌効果がありビタミンEが人間の老化を抑制し肌を美しく保てるのです。

2つめはむくみを予防する効果があり、カリウムを130mgも含んでいるため、細胞の中にあるの浸透圧を一定に保つことでむくみを予防できます。3つめはリンが含まれていて活動に必要な機能をサポートする役割があるのです。

比較的簡単に育てられる

グミの木は比較的簡単に育てることができます。品種によって若干ことなりますが、乾燥に強く、暑さにも対応できるからです。ビックリグミを育てる場合、太陽の光がさす場所で育てるのがいいでしょう。

水をあげる際は、土の表面が乾いたらあげる程度で十分です。害虫にアブラムシやハダニがいるので、風通しの良い場所で定期的に葉にも水をかけてあげると害虫対策になり効果的!比較的簡単に初心者でも育てられます。

グミの木の旬な時期

フリー写真素材ぱくたそ

グミの木にも旬のタイミングがあります。もし、旬を逃してしまうと実の状態が悪かったり、食べられないくらい渋くなってしまうのです。品種ごとに変わってはきますが、グミの木の実が一番いい状態で実る時期があります。

なので、グミの木を野生で見つけたときは、どこにあったか場所を覚えておくと旬の時期にスムーズに実を摘めておすすめです。


グミの木に実がなる時期は品種ごとに違う

グミの木に実がなる時期は品種ごとに違います。理由は、グミの木の実の種類によっては春や夏など実る時期がバラバラだからです。グミの木の実にもいくつかあり、中でもビックリグミは収穫時期が7月になります。

ビックリグミは真っ赤に熟していれば収穫にベストなタイミングで、グミの木の実の中では果汁がとても多いです。ナワシログミの場合は、5月から6月にかけて実が熟していきます。

収穫時期は実が赤く熟したとき

グミの木の実の収穫を考えているのであれば、実が熟したときが一番です。なおさら、食用で摘むなら、熟していたほうが味を楽しめます。品種によって実が熟すタイミングや色合いも変わりますが、ビックリグミは収穫するタイミングが一番わかりやすく、おいしいので食用におすすめです。

グミの木の実を観賞する場合も一緒で、実が熟したほうが鮮やかな色合いを楽しめます。なので、品種ごとに熟した写真を事前に確認するとよいでしょう!

害虫がつかないように注意すること

グミの木を育てる場合、害虫対策をしっかりとしましょう!もし、対策をしないとせっかく育てたグミの木が台無しになってしまいます。グミの木を育てる際は、アブラムシとハダニに注意が必要です。

アブラムシは湿気を好むので庭で、庭で育てる場合は風通しが良い場所におきましょう。ハダニは水に弱いので土以外にも全体に水を定期的にかけることで、害虫対策になります。

グミの木の果実は食べられる

Photo bycongerdesign

グミの木の実は、食べれる果実です。食用として販売されていることはめったにありませんが、生のままや調理して甘いジャムにするとおいしい食材になります。

グミの木の実は、見た目が真っ赤でミニトマトのような実は食べることができ、食べる際は真っ赤に熟していないとおいしくないです。また木の実によっては虫が入っていることもあるので、注意して食べる必要があります。

品種や時期によっては渋みがある

グミの木の実は、品種や時期によっては味に渋みがあります。熟していない場合やそもそも渋い味の木の実もあるからです。真っ赤でおいしそうな実を熟すビックリグミは甘酸っぱさがあり、そのまま食べるのに向いています。

しかし、ナツグミは渋みがとても強く、食用に全く向かないので注意してください。もし食べる際は、木の実の大きさで判断するとよいでしょう。ナツグミの実は小さく、ビックリグミは少し大きいです。

甘いジャムにするとおいしい


グミの木の実をジャムにするとおいしくて甘く、いちごジャムに似たような甘酸っぱさがあります。作り方は簡単で、よく洗ったビックリグミの木の実をざるでこしていき、こしたものに砂糖をいれて5分煮詰めましょう。

沸騰したら弱火にし。レモン果汁加えさらに5分煮詰め完成です。完成したら、瓶に移し替えて冷めたら冷蔵庫で保存すれば約2ヵ月~3ヵ月もちます。甘いジャムはどんなものに合わせてもおいしいです。

スーパーでは売られていない

残念ながら、グミの木の実はスーパーで販売されていない果実になります。理由は、果実として販売するまでにかなりの手間がかかるからです。

グミの木の実は収穫時期が限られており、販売するにしてもコストパフォーマンスがあまりよくないので、店頭に並ぶことがほとんどありません。なので、グミの木の実を食べたい人は、野生で見つけるかグミの木の苗を購入して育てるしかありません。

グミの木の実はどこか懐かしさを感じる植物

Photo by haru__q

グミの木の実はどこか懐かしさを感じる植物になります。小さいころに一度は目にしたことがあるはずです。登下校中にグミの木の実も食べていた方もいるでしょう。

大人になってからどんな味だったか確かめたい方は見つけたら、食べてみてください!懐かしい気持ちになり、小さいころの記憶が蘇りますよ。

他にも気になる植物がある方は下の記事をチェック!

この記事を読んでガーデニングが気になる方は下の記事を参考にしてみてください!初心者の方でも安心してガーデニングを始められます。ガーデニングを始めたいと思う人もどこから始めればいいのかわからない人も多くいるはずです。

ですが、下の記事を読んでいただけると初心者でも簡単にガーデニングを楽しめる方法やコツを紹介しているので、是非ガーデニングを楽しんでください!