はじめに
おしゃれなベランダガーデニングをしている方のマンションの住居を訪れると憧れますよね。ベランダガーデニングの初心者は誰でもベランダをおしゃれに飾れるガーデニングのコツを知りたくなります。初心者向けのベランダガーデニングのおすすめのコツをご紹介します。
ベランダガーデニングを始める前に確認しょう
マンションのベランダ部分は、専用使用権が認められていますが共用部分ですので管理組合の規約に即した使用が求められます。という訳で、勝手にベランダでガーデニングを始める訳にはいきません。また、ベランダをよく見ると非常口(避難のための降り口、避難経路としての通路)や排水路などがありますので、ご注意ください。 ベランダガーデニングを始める前に、マンションの管理組合の規約やベランダをチェックしましょう。ベランダには、ベランダガーデニングの制限となるものが多々ありますので、ご注意下さい。これらは安全上考慮数する要素ですので、確実にチェックして下さい。 ベランダガーデニングに対する制限が解決できたら、ガーデニングのデザインの開始です。
ベランダガーデニング初心者向けのデザインのおすすめのコツ
ベランダガーデニングを始めるとなると、ワクワク・ドキドキでベランダガーデニングの初心者は、ベランダにお好みの植物を植えたプランターを置きがちですが、チョット待ってください。 おしゃれなベランダガーデニングにするには事前の準備が必要です。また、デザイン画の作成も必要になります。
初心者の方はベランダの寸法、位置関係と避難経路などの位置を確認しょう
ベランダガーデニングのために手を動かす前に、事前の準備が必要です。先ほど述べた排水路や避難経路を含めた図面を作りましょう。メジャーを持ってベランダに出ましょう。形状や前後左右の寸法と排水路と避難経路の位置を図面に記載します。 また、ベランダの造作を確認してください。単なるコンクリート作りの床ですか、すのこ状の床材がコンクリートの床に乗った状態で作られていますか? 更にベランダならでの特徴があります。方位と風当たりです。地上の庭づくりとは異なりある程度の高さのある場所に庭をつくる訳ですので日当たりと風当たりのチェックは必須です。 南向きのベランダでガーデニングには申し分にない場所は、逆に風が強く背の高いもの(木々、日傘、藤棚など)を設置するのに適さない場合があります。
ベランダガーデニングの目的を明確にしよう
ガーデニングに取組む上で重要なポイントは、目的をハッキリさせることです。この点が明確であれば出来上がったときに、“あれっ”といったハズレ感が無くなります。 目的の事例ですが、ベランダを第二のリビングにするためにベランダガーデニングに取組む、という目的でベランダガーデニングを始める方もいます。これは、ベランダガーデニングには、戸建ての庭づくりとは一味違った特徴があります。第一に人目(閉鎖性)、第二に広さと形状、第三に高さ(位置)です。この特徴からベランダガーデニングならではの目的が出てくるわけです。
初心者の方はベランダガーデニングのために色々な種類のイメージを作ろう
ベランダガーデニングに初めて取組む方は、イメージの作り方に不案内なところがあります。具体的なイメージ作りのおすすめの方法は、実物や写真を見ることです。これによりビジョンとしてベランダガーデニングのイメージが作られてきます。
お好みのイメージはセカンドリビング、カントリースタイル、枯れ山水、モダン?
ベランダガーデニングの代表的なイメージとしてセカンドリビング、カントリースタイル、和風の枯れ山水といったとことでしょうか・ ベランダガーデニングの入門として初心者にもとっつきやすいスタイルとしてセカンドリビングがあります。作りやすく明らかな失敗とならないスタイルです。ただ、奥の深いデザインの種類でもあります。
ここまでの初心者におすすめのコツのまとめ
ベランダガーデニングの準備段階の初心者に対するおすすめのコツを述べてきましたが、ここまでの内容をまとめてみましょう。
準備段階のコツのまとめ
マンションは集合住宅であるので多数の方がトラブルなく生活できるよう管理規約が定められています。また、ベランダは避難経路であるために安全対策上の備えがありますので以下の項目に注意して下さい。ベランダガーデニングの初心者にとって必須のコツです。 ① 管理規約のチェック ② ベランダの排水溝、避難経路の確保 ③ ベランダの寸法、形状、位置関係(方向)、日当たり、風当たり ④ ベランダの造作
デザイン上のコツのまとめ
おしゃれなベランダガーデニングのコツを以下に示しますが、ベランダガーデニングの初心者にとって必須のコツです。 ① ベランダガーデニングの目的の明確化 ② ベランダガーデニングのイメージをビジョンとして習得 ③ 自分の作りたいベランダガーデニングのイメージを持つ
ベランダガーデニングに取組もう
いよいよベランダガーデニングを実際に手掛けます。初心者のベランダカーデナーにとって外すことのできないおすすめの方法とコツをご紹介します。
マンションのベランダの床は色々な種類の材料でできています
マンションのベランダの床は、コンクリート床、ブロックなどの床材をおいる床などがあります。コンクリートがむき出しの床よりも床材を置いてあるベランダの方が、見た目のおしゃれ感を醸し出すことができます。
すのこを利用しましょう
ベランダにプランターに植えた花や草木を置くときの注意点としては、直にベランダに置くことは避けましょう。ブロック材をすのこ状にして下置き材にすることをおすすめします。また、すのこ状の床材も市販しています。すのこ材を下置きするのはコンクリートからの熱を避けるためです。また、清掃にも便利です。
ガーデニング用品のウッドデッキを利用しよう
ブロック材を置いてあるベランダは高級感ができますが、多少無機質感がでますのでウッドデッキを部分的に置くと無機質が中和されます。また、ウッドデッキを置いてある部分にリゾート感がでますので椅子(ビーチチェア、リゾートチェア)やテーブルを置けば、リゾート感倍増です。また置く椅子やテーブルの種類を選択すればセカンドリビング感もでます。 ホームセンターで人工芝を売っていますが、これを床材とすればカントリースタイルの演出に利用できます。
ベランダの壁や仕切りをガーデニング用品として利用する場合の注意
ベランダの仕切板や壁にトレリスを立てかけてプランターやガーニング用品を吊り下げたり、コンクリートやタイルの壁に板をすのこ状に配列しててカントリースタイルを演出するデザインがあります。ただ、ベランダは避難経路の役目もありますので、マンションの管理規約上問題が無いことを確認してから行ってください。 また、マンションの高層階になるほど風が強くなります。そして風は壁を沿って吹き上げますので安全性を充分考慮して、トレリスやガーデン用品を設置して下さい。
色々な種類の植物を置こう
おしゃれなベランダガーデニングの主役は植物です。色とりどりの花や草木をベランダガーデニングに取り入れることで、多層的なおしゃれ感が作れます。ただ、ベランダガーデニングですので、直接床に植物を植えることは避けた方が賢明です。すのこを上手に利用しましょう。 主役である植物を活躍させる脇役は、プランターです。ただ、プランターは種を蒔いて苗に育てるポットと花や草木を入れて育(保持)てる植木鉢の二種類に分けられますが、植物は所定にサイスのポットに植え替えて、デザイン的に適合したプランターに入れ込むという二重構造にした方が植え替えの手間が軽減されます。 お気に入りの陶器製(陶器製は比較的高価です)のプランターを定まった場所に置いて植物の植え替えはホットの交換で対応するようにすれば、プランターの置き過ぎの防止になります。ガーデニングの初心者にとって間違いやすいことは、植物を植えたプランターの置き過ぎです。過剰に植物を置くことでおしゃれ感が減少します。
ベランダガーデニングに取組む上のまとめ
ベランダガーデニングに取る組む際のコツとして以下のポイントがありますが、ベランダの初心者にとって必須のコツです。 ①ベランダの床材のチェックと選定 ②ウッドデッキを利用しよう ④ ベランダの仕切板の利用について ⑤ 植物を置こう
ガーデニング用品の利用でグレードアップしょう
ベランダガーデニングに着手する前や実際にベランダガーデニングを行う際にコツを述べてきました。いうなれば基礎編ですが、よりグレードアップさせるコツを説明します。
ベランダガーデニング用品として椅子・テーブルや水盤を置くと
ベランダガーデニングの基本的な置物は植物ですが、そこに椅子やテーブルを置くことによりおしゃれ度がランクアップします。 前節で述べたようにウッドデッキ上に椅子を並べることでリゾート感やセカンドリビング感が倍層するほど、おしゃれなベランダガーデニングに椅子やテーブルなどの置物は重要です。
色々な種類のベランダガーデニング用品があります
植物や椅子・テーブルでは多少物寂しいベランダガーデニングとなります。その他の置物を考えましょう。水草などの植物を浮かべた水盤はベランダガーデニングをグレードアップさせます。水盤は水を張った薄い器ですが、火鉢なども水盤の代替品となります
リゾート感満載のパーゴラ
パーゴラという藤棚のような植物や日よけを置く棚があります。これをベランダガーデニングの備品として用いることができれば、おしゃれなベランダガーデニングとしては完成域です。ただ、風向きや風の強さには重要ご注意下さい。
ベランダガーデニングの実例
ベランダガーデニング入門として初心でも始めたれるベランダガーデニングの方法とコツを説明してきましたので、この技法を用いて、ベランダガーデニングのデザインにチャレンジしてみます。
事前準備を始めよう
前節で述べたように事前準備は、以下に示す4項目です。 ① 管理規約のチェック ② ベランダの排水溝、避難経路の確保 ③ ベランダの寸法、形状、位置関係(方向)、日当たり、風当たり ④ ベランダの造作 管理組合の規約を読み直したところ、ベランダガーデニングを行っても特に問題はありませんでした。そこで、ベランダの排水溝や避難経路の確認を兼ねてベランダガーデニングの対象となるベランダの寸法を測りました。また、方位磁石にて方向を調べました。 その結果を図1に示します。対象区域としては、2600mm×6500mmです。尚、寸法は概算の数値です。排水溝は、ベランダの端に沿って作られていましたが避難路はこのベランダにはありません。ベランダの向きは東南の方向で、前面道路の向こう側は公園で、風を遮る建物がなく風の日は強い風は吹きます。 ベランダの造りは、コンクリートの上に防水シートを張り、すのこ状の樹脂製ブロックを置いてあります。
ベランダガーデニングのデザインの前にイメージを作ろう
前節で述べたようにデザイン上のイメージ作りのコツは、以下に示す3項目です。 ① ベランダガーデニングの目的の明確化 ② ベランダガーデニングのイメージをビジョンとして習得 ③ 自分の作りたいベランダガーデニングのイメージを持つ 今回のべランダガーデニングの目的はリゾート感のあるベランダで休日を楽しむという目的でデザインします。アンニュイな休日の午後をシャンパンでも飲みながら過ごせるベランダをイメージします。リゾート地の感覚を出すために多少は南の国を意識します。
色々な種類のガーデニング用品を利用してデザインしてみました
前節のコンセプトでベランダガーデニングをデザインしてみました。リゾート感を醸し出すために、中央部にウッドデッキを設置します。また、風が強いので、パーゴラやベランダの手摺にハンギングするようなプランターも不採用ですが、日よけの日傘は必需品です。植物は花やハーブが主体です。 南の国でのリゾート感を出すためには、池をイメージできる水盤や火鉢はおすすめの品です。ただ、水盤の中にメダカを入れることをおすすめします。ボウフラ対策になります。 花木の選択は重要です。花木で季節感と地域感が作られますので、ベランダガーデニングを実際に行う場所での生育可能性と季節感・地域感を作り上げてください。
初心者でも始められるベランダガーデニングの方法とコツのまとめ
ベランダガーデニングには、ベランダならではの制限と限界がありますが、一種の盆栽ライクの世界があります。ただ、盆栽ならではの見立ての世界と見てくれの現実の世界のせめぎわで、おしゃれな世界観を作ることができます ベランダガーデニングの初心者でも、ベランダガーデニング入門として初心者でも始められる方法とコツをご紹介しましたので、今回の解説を利用しておしゃれなベランダガーデニングの実践をおすすめします。