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【連載】カラーリーフおすすめ8選!春の寄せ植えにおすすめの種類は?

寄せ植えにおすすめのカラーリーフをご紹介!春のお花に似合う、優しい色合いのカラーリーフを集めてみました。花屋さんや園芸店で探しやすい種類をピックアップしています。これから暖かくなるシーズンの寄せ植えにも使える、丈夫で育てやすいものも。初心者にもおすすめです。
2021年4月4日
しまうま花屋
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寄せ植えにおすすめのカラーリーフ

寄せ植え向きのカラーリーフとは?

出典: https://unsplash.com/photos/s2LQkm91peA

カラーリーフとは、葉っぱの色が美しい植物のこと。たいていが多年草で、1年を通して葉っぱを鑑賞できるのが特徴です。

中でも寄せ植えにおすすめなのは、乾燥に強い種類。特に多湿に弱い種類は寄せ植えだと弱ってしまう可能性があるので、丈夫な性質の植物が向いています。

春の寄せ植えに使えるのは?

出典: https://unsplash.com/photos/pUQDsA0Vfb8

今回は、春の寄せ植えにもぴったりのカラーリーフを8つご紹介。どれも多年草で、基本的に耐暑性も耐寒性も強い丈夫な種類をピックアップしてみました。春の優しいお花たちに合わせやすい、やわらかな色合いのカラーリーフたち。お花屋さんや園芸店で手に入りやすい種類を選んでみていますので、気になったらぜひ探してみてくださいね。

1:ヘデラ(アイビー)

手に入れやすいカラーリーフ

出典: https://unsplash.com/photos/-4qhiC6RmQw

壁やフェンスに絡ませたり、ガーデニングでも定番のヘデラ。観葉植物としても人気があります。アイビーは英名で、ヘデラという名前は植物の学名です。園芸品種では、ヘデラと表記されていることが多くあります。花屋や園芸店などで年中出回っており、カラーリーフの中ではかなり手に入りやすい植物です。

初心者におすすめ!

ヘデラの魅力は、色や模様が豊富なところ。真緑・ライトグリーン・斑入り、ピンクの斑入り、覆輪などさまざまな種類があります。一年中姿が変わらず、さらに非常に丈夫で強いので、初めての方にもおすすめのカラーリーフです。

垂れる性質があるので、寄せ植えの手前に配置すると動きが出ます。また、ツルが伸びるので足元隠しにもなるスグレモノ。日向〜日陰まで育ちますが、斑入りの品種は葉焼けに注意が必要です。

2:ワイヤープランツ

春の寄せ植えに似合う小さなリーフ

Photo by kuromeri

ヘデラと同じく、ツル性のカラーリーフとして人気のワイヤープランツ。細い茎に小さい葉っぱがたくさんつき、茎の伸びもよいのが特徴です。全体的にふんわりした印象になり、ナチュラルな雰囲気が好きな方にもおすすめです。優しい雰囲気の春の花にもよく合います。

育てやすくて初心者にも

ワイヤープランツは暑さに強く、育てやすい植物です。きれいなグリーンの品種、白やピンクの斑入りの品種、スペードのようなかたちの葉っぱの品種などがあります。

寄せ植えの手前に植えたり、ハンギングなどに使うと垂れ下がる姿が魅力的です。葉っぱが小さいので主張が小さく、どんなお花とも合わせやすいのもポイント。

3:グレコマ

香りも楽しむカラーリーフ

グレコマは、ヨーロッパ〜東アジア原産のシソ科の植物。日本名はカキドオシ(垣通し)といい、垣根をくぐり抜けるほどよく広がるという性質を表しています。茎と葉っぱに爽やかな香りがあるのも特徴です。葉っぱは通年楽しめ、4月〜5月頃にラベンダー色のお花を咲かせます。

斑入りでやわらかな印象に

グレコマも丈夫で育てやすいカラーリーフ。主に出回るのは、緑の葉に斑が入る日本原産のグレコマ(カキドオシと表記されることも)と、ライムグリーンに白い斑入りのグレコマ・バリエガタです。

ツル状に伸びていき、寄せ植えの手前に植えると動きが出ます。斑入りはやわらかい印象を与えますが、斑入りのカラーリーフをひとつの寄せ植えにいくつも入れるとまとまりにくくなるので、1〜2つに抑えるのがポイントです。

4:ミスキャンサス

流線型が美しいカラーリーフ

Photo by MeganEHansen

ミスキャンサスは、細い葉っぱの線形が美しいカラーリーフ。ミスキャンタス、ミスカンサスなどと表記されることもあります。アジア原産のリュウノヒゲの仲間で、丈夫で管理しやすいことからガーデニングではよく使われる植物です。ミスキャンサスにはグリーンの種類と、白い斑入りの種類があります。

ラインを生かしてアクセントに

ミスキャンサスの魅力は、その流線型。寄せ植えにスタイリッシュなリズム感をプラスできる点で、洋風の寄せ植えにも和風の寄せ植えにもよく似合います。

ミスキャンサスは細かく株分けできるので、お花の間に散りばめるように入れるとアクセントになります。リースの寄せ植えに細かく分けて入れると、動きのある寄せ植えに仕上がります。

5:ロータス「ブリムストーン」

グリーン〜イエローのグラデーション


マメ科の多年草で、種類の多いロータス。こちらの学名はロータス・ヒルスタスで、一般的には品種名の「ブリムストーン」もしくは「ブリムストン」で出回ります。柔らかいグリーンの葉っぱで、茎の先にかけて明るい黄色のグラデーションになるのが特徴です。春の花がよく似合う、優しい色合いのカラーリーフです。

高さのあるカラーリーフ

こちらも耐寒性・耐暑性ともに強く、比較的に育てやすい植物です。ポット苗だと草丈は10〜20cmほどですが、株が大きくなると低木のように大きくなります。寄せ植えが終わったら、地植えなどに植え替えるのもおすすめです。5月から7月頃に白〜ピンクの花が咲きます。

上に向かって伸びるので、寄せ植えの中〜後方部向きです。寄せ植えの中で高さが出て樹形が乱れてきたら、適宜切り戻しを行うとまとまりやすくなります。

6:ディコンドラ

薄く柔らかい葉っぱが特徴

ひらひらとした軽さのある葉っぱが魅力のディコンドラ。ダイコンドラと表記されている場合もあります。淡いシルバーリーフの品種と、濃いグリーンの葉っぱの品種が主に出回ります。濃いグリーンの品種は水草にも使われるほど多湿を好みますが、シルバーの品種は乾き気味を好むため、寄せ植えにおすすめなのはシルバーリーフの品種です。

日向にも強い

シルバーリーフのディコンドラは日向にも強く、葉焼けもしにくいのが特徴です。日陰でも育ちますが、日光が弱いと葉色の美しさが損なわれる場合があります。葉っぱが薄く、やわらかで繊細な印象のカラーリーフです。

這うように伸びるので、寄せ植えの手前に垂れ下がるように植えるのがおすすめです。細い茎に密集して葉っぱがつくので、ボリュームもよいのもポイント。

7:ロータス「コットンキャンディ」

マメ科のシルバーリーフ

こちらも前述と同じマメ科ドリクニウム属のロータスの仲間。その中でもふんわりとした雰囲気とスモーキーなシルバーリーフが特徴のロータス「コットンキャンディ」。学名はロータス・ベルテロティといい、コットンキャンディは品種名です。糸状の葉っぱが這って広がり、ふんわりとしたイメージを持ちます。

ニュアンスカラーのおしゃれな寄せ植えに

耐寒性にも耐暑性にも優れ、繊細な雰囲気ながら比較的育てやすい植物です。乾燥を好むので、寄せ植えにも向いています。日向を好み、春に赤いくちばしのようなお花を咲かせることがあります。

優しい色合いの銀色で、ニュアンスカラーとの相性がよいカラーリーフです。ラベンダーや紫のペチュニアなど、紫系のお花とよく合います。ハンギングにもおすすめです。


8:シルバーレース

厳密にはシロタエギクとは別

シルバーレースはキク科タナケツム属の植物で、きめこまやかな葉が特徴です。同じキク科のシロタエギクとよく似ているために混同されることがありますが、分類的には別の植物です。

しかしシロタエギクの別名「ダスティミラー」や「シロタエギク」などの表記で販売されていることも。育て方はだいたい同じですが、シロタエギクより耐寒性・耐暑性に欠けるので注意しましょう。

優しい雰囲気の名脇役

繊細な葉っぱが美しく、ほかのお花をグッと引き立ててくれるシルバーレース。パステルカラーのお花と合わせたり、白いお花と合わせたシルバー×ホワイトカラーの寄せ植えなどにもよく似合います。

株はまとまっていますが葉っぱが細いので主張しすぎず、さりげない脇役になってくれます。背丈の高いお花たちの足元にも使えるカラーリーフです。

さいごに

いろんな楽しみ方で

出典: https://unsplash.com/photos/GTb-OGk4HV4

ご紹介したカラーリーフたち。お花の引き立て役に、アクセントに入れるのもとてもかわいいですが、カラーリーフだけを集めたカラーリーフ主役の寄せ植えもおすすめ。もちろん、単体で鉢植えにするのも素敵です。

どれも非常に丈夫なので、地植えやお庭のグランドカバーにも向いています。ただし今回ご紹介したカラーリーフたちは基本的に乾き気味を好むので、水はけのよい土壌が適しています。

過去の連載はこちらから

この日曜連載では、お花屋さんや園芸店に並ぶ代表的な植物たちを季節のいろんなテーマで特集してご紹介しています。春の寄せ植えにおすすめなお花や、この時期に手に入る旬の切り花なども記事にしていますので、気になる方はぜひこちらもご覧になってみてくださいね。