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【連載】3月の寄せ植えにはこれがおすすめ!春の草花・7選

3月に出回る春の花、寄せ植えにおすすめなのはどのお花?初心者にも扱いやすいおすすめの植物をご紹介します。3月から秋まで咲く開花時期の長いもの、花後もカラーリーフとして使えるものなど、寄せ植えが終わっても楽しめるものも。プレゼントにも自宅用にもおすすめです。
2021年3月28日
しまうま花屋
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目次

3月の寄せ植えにぴったりのお花は?

3月は花苗がたくさん入荷!

出典: https://unsplash.com/photos/O6gvQe70DD4

いよいよサクラや春の花が街で咲き始めて、一気に暖かくなってきました。お花屋さんや園芸店でも花苗の数が増え、色とりどりの春の花が並ぶ季節です。

また卒業や入学、歓送迎など出会いと別れの時期でもあります。花束のプレゼントも定番ですが、お花が好きな人へはちょっとした寄せ植えなどを贈るのも素敵。長く楽しめて、育てる楽しみもあります。

寄せ植え向きの3月の花たち

出典: https://unsplash.com/photos/O6gvQe70DD4

1月・2月と引き続き、今回も3月にお花屋さんに並ぶ植物たちの中から寄せ植えに向く春の花たちをご紹介します。春の寄せ植えは、ふんわり柔らかく優しい雰囲気のものが人気。春らしいパステルカラーの小花など、初心者でも合わせやすくてセンスのいい寄せ植えに仕上がりやすい花を選んでみました。

1:チューリップ

球根を買い逃しても大丈夫

出典: https://unsplash.com/photos/rhLuwAunoO8

2〜3月になるとよく見かけるのがポット苗のチューリップ。チューリップをガーデニングで楽しむには秋に球根を買って植えますが、球根のシーズンを逃してしまっても、この時期鉢植えで手に入りやすいお花です。

花が咲く前のチューリップは、根っこをちぎってしまうとうまくお花が咲かないので、芽出し球根の場合は根鉢を崩さないように気をつけます。花が色づいた後のチューリップは多少根っこを切っても咲いてくれますが、負荷を減らすために一番大きな葉っぱは切り取っておくのがおすすめです。

いろんな種類で試してみるのも

2〜3月になるとお花屋さんの店頭でもよく並びますが、ネットショップなどでは珍しい種類のポット苗もたくさん並びます。

原種系のチューリップなどは草丈も低くほかのお花と合わせやすく、寄せ植えにはおすすめです。基本的にチューリップは茎がよく伸びるので、草丈の長さはよく確認してからバランスを決めるとうまくまとまります。

2:スズラン


香り高い春の花

甘い香りも特徴のスズラン。愛らしい花姿が人気の高いお花で、3月頃から鉢植えのスズランをお花屋さんで見かけるようになります。一般的にガーデニングショップで出回るのはドイツスズランという、お花が大きく香りが強い種類。ほかにも、北海道など日本に自生するニホンスズランもあります。

ナチュラルな寄せ植えに

寄せ植えにするときはあまり根鉢を崩さないように植えるのがおすすめです。スズランはバスケットやブリキの鉢など、ナチュラルな雰囲気の鉢と相性抜群。カラーリーフなどと合わせ、足元にコケなどを敷くとセンスのいい寄せ植えに仕上がります。

ただし、スズランは全草に毒があります。寄せ植えした後はよく手を洗うなど、扱いには気をつけましょう。カットした花を切り花として楽しむ際にも、花瓶の水の扱いには注意が必要です。

3:ラベンダー

ラベンダーカラーがかわいい

出典: https://unsplash.com/photos/Ft57Af_NiDY

淡い紫色が優しく、春〜初夏の雰囲気を運んでくれるラベンダー。実は非常に種類が多く、原産地などの違う系統が5つほどあります。代表的な香り高いイングリッシュラベンダーや柔らかい印象でかわいらしいフレンチラベンダーなど、咲き方や花色も豊富です。

ラベンダーは3〜4月が植え付け適期で、3月頃からポット苗がよく出回り始めます。イングリッシュラベンダーは高温多湿に弱く、フレンチラベンダーは比較的耐暑性があります。

カラーリーフとしても

ラベンダーは種類によって葉っぱの色もさまざまで、レースのような繊細な葉のかたちが美しいレースラベンダーなど、カラーリーフとしてもアクセントになる品種もあります。ブラキカムなど開花時期の長いキク科の植物と合わせると、長い期間楽しめます。

また、ラベンダーは系統によって耐暑性・耐寒性に違いがあるので、お住まいの地域にあるラベンダーを選ぶことが長持ちさせるポイントです。

4:デージー

爽やかブルーの春の花

Photo by kanonn

爽やかな青色がかわいいブルーデージー。お花らしいフォルムも愛らしい春の花です。キク科フェリシア属の植物で、白やピンク色の種類もあります。

まんまるのフォルムがかわいいデージーと名前が似ていますが、デージーはヒナギク属で別の種類です。ブルーデージーの開花時期は3〜5月と10〜12月で、春先によく苗が出回ります。


なんでも合わせやすくて使える!

淡い青紫の花は春の寄せ植えにぴったりで、ナチュラルな雰囲気が好きな人におすすめ。白や黄色、ピンクの花などどんなお花にも合わせやすく、カラーリーフなどとも相性抜群です。

斑入りの葉っぱの品種もあり、ブルーデージー自体もカラーリーフとして使えるのもスグレモノ。素焼きの鉢でもブリキの鉢でも春らしいおしゃれな雰囲気にしてくれるお花です。

5:マーガレット

花色も豊富でかわいい春の花

Photo by ftomiz

こちらもキク科のマーガレット。アルギランセマム属のスペイン原産の植物です。マーガレットといえば黄色い芯に白い花びらが思い浮かびますが、園芸種では非常にたくさんの種類が出回っています。ピンクや赤、黄色などの花色をはじめ一重咲き、八重咲き、半八重咲きなど多種多様に楽しめるお花です。

初心者でも扱いやすくておすすめ

開花時期が非常に長く、11月頃〜5月頃まで長く楽しめます。夏以外には出回っていますが、植え付け適期の春先と秋によく出回ります。

葉っぱが細く主張しないので、寄せ植えに使いやすいお花です。茎もしっかりしているので、ガーデニング初心者でも扱いやすいのがポイント。アイビーなどリーフと合わせるだけで春らしいセンスのいい寄せ植えに仕上がります。

6:ブラキカム

長く楽しめる春の花

Photo by BONGURI

こちらもキク科の植物・ブラキカム。キク科の植物は開花時期も長く、ガーデニングには欠かせない存在です。3月頃から11月頃まで咲きますが、真夏の暑さには少し弱いブラキカム。日陰にも移動できる寄せ植えなどで育てると管理もしやすくておすすめです。一年草の種類と、宿根ブラキカムという多年草の種類があります。

おしゃれな寄せ植えの名脇役に

和名では姫小菊などとも呼ばれるブラキカム。小輪と大輪の種類があり、小輪の品種はどんなお花にも合わせやすい名脇役。紫やピンク、白や青など花色も豊富で、優しいパステルカラーがおしゃれな春の雰囲気を作ってくれます。大輪の品種は主役にもなれる華やかさで、ハンギングなどにも向いています。

7:センテッドゼラニウム


香りを楽しむゼラニウム

開花時期が長く、育てやすいことから日本のガーデニングでも人気のゼラニウム。鮮やかな赤やピンクが目を惹く定番のゼラニウムから、肉厚のアイビーのような葉っぱが魅力のアイビーゼラニウムなど種類も豊富です。

中でもハーブにも分類されるセンテッドゼラニウムは、バラの香りのローズゼラニウムや柑橘系の香りのレモンゼラニウム、アップルゼラニウムやミントゼラニウムなど香りも楽しめます。

センスのいいプレゼントにも

多くのセンテッドゼラニウムの開花時期は4月から初夏頃までで、定番のゼラニウムより小ぶりのお花が咲きます。葉っぱの形や大きさ・色の濃淡も品種によってそれぞれで、個性的。寄せ植えのアクセントにも使いやすいのがセンテッドゼラニウムです。

ラベンダーなどと合わせて香りの寄せ植えに仕上げるのもおしゃれ。ローズゼラニウムはお菓子作りなどにも使えるので、この時期はほかのキッチンハーブと合わせて母の日のプレゼントにもおすすめです。

さいごに

3月はよりどりみどり

出典: https://unsplash.com/photos/_2dmkceL-Mk

3月になると春の花たちがたくさん入荷して、花屋や園芸店、ホームセンターでも花苗が充実してきます。今回ご紹介したキク科の花たちのような開花時期の長い植物は、3月のこの時期から育てればとても長い間お花を楽しめます。

ただし3月に苗を購入する場合、この時期は寒暖差が激しいので水切れと水のやりすぎには要注意です。急に暖かくなって土が乾きやすい時期でもあるので、水やりの間隔には気をつけて楽しんでくださいね。

過去の連載はこちらから

この日曜連載では、お花屋さんや園芸店で手に入りやすいお花を中心に、季節のいろんなテーマで特集してご紹介しています。実際にこの時期に店頭に並ぶことの多いお花をご紹介していますので、気になったらぜひお花屋さんに足を運んでみてくださいね。

ほかにも季節の切り花などもご紹介していますので、気になる方は過去の連載もご覧になってみてください。