歓送迎会・卒業式に贈る花って?
シーズン到来!予約は早めに!
歓送迎会や卒業式のシーズンがやってきました。お世話になった上司や先輩・先生に感謝の気持ちを込めてお花を贈るシーンも増えてきますよね。歓送迎会や卒業式シーズンはお花屋さんの繁忙期なるため、早めの予約が確実。早割などを行なっている花屋さんもあります。
シーン別にご紹介
しかしいざ注文するとなると、どんなものを送ったらよいのか、ものも相場も分からない…というお客様も結構多いのが実態。そもそもお花屋さんでの注文の仕方もよく分からない…という思いがある方も多いのでは。今回はよくあるシーン別に分けて、おすすめのお花をご紹介してみます。
歓送迎会・卒業式にはどんな花がおすすめ?
花束
歓送迎会や卒業式で定番なのは花束。大きい花束から小さな手のひらサイズの花束まで、予算や渡す相手・シチュエーションに合わせてそれぞれです。大きい会場での歓送迎会では大きい花束がおすすめですが、会社などで渡す場合には持ち帰りやすい大きさにしておくほうが喜ばれます。
一輪巻き
一輪巻きとは、お花1本をラッピングしたものです。バラやガーベラ、カーネーションなど予算に合わせて注文することができます。卒業式などでたくさんの先輩に渡す場合には、一輪巻きがおすすめ。学生でも用意しやすい予算で、工夫次第ではとてもかわいくなります。
アレンジメント
家に帰って飾りやすいアレンジメントも人気があります。花瓶を持っていないような男性などにはアレンジメントのほうがそのまま飾れて喜ばれる場合も。しかしアレンジメントは花束に比べて重く持ち運びにくいので、相手が持ち帰る場合には少し不向きでもあります。
花鉢・ミニ観葉植物
卒業式で先輩に渡す場面では、小さな花鉢をラッピングして渡すというパターンも。食べられるハーブ系や、長く楽しめる小さな観葉植物や多肉植物などが育てやすくておすすめです。また、苔玉なども人気があります。お花が好きな人には、長く楽しめるお花をプレゼントしてみては。
プリザーブドフラワー
生花に特別な加工をしたプリザーブドフラワーは、水やりなどのお手入れ不要で長く楽しめるフラワーギフトです。写真立てにあしらったものなど、いろんな商品があります。花束やアレンジメントに比べるとボリューム感は少なくなりますが、残るものなので上司や先生の退職祝いの記念品などにおすすめです。
scene1:歓送迎会にて上司へ
花束が人気
歓送迎会でお世話になった上司に贈るときには、花束が人気です。歓送迎会場や職場で渡すときには、持ち歩きやすい大きさの花束がおすすめ。お花屋さんに頼む際、持ち帰り用の袋を用意してもらうと丁寧です。たくさんお花やプレゼントをもらうことが想定される場合には、アレンジメントなど重いものを避けるのが無難です。
相場の値段って?
上司に渡す花束の金額は、5000前後が相場です。平均的に5000円の花束は女性が片手で抱えるくらいの大きさ。お花の数もボリューム感もしっかり出てかつ大きすぎないので、上司に渡す場合は5000円の花束にしておくと失敗がありません。大きな歓送迎会場で渡す場合には7000〜8000円でもよいかもしれません。
scene2:歓送迎会にて同僚へ
花束がおすすめ
歓送迎会で異動などの同僚に渡す場合にも、花束がおすすめです。数人に渡す場合には、色味を変えて注文するケースも多く見られます。渡す相手のイメージに合わせて赤系・黄色系・青系などで分けると、写真映えもよいかも。すべてまったく同じ花束にしておくと、渡す際に迷わずスムーズに渡せるという利点もあります。
相場の値段って?
異動などで同僚に渡す花束の相場は、3000〜4000円です。3000円の花束は女性が片手で持てるくらいの大きさ。電車などでも持ち帰りやすい大きさです。お店によって花束の大きさには違いがあるので、ボリューム感をよく確認しておくのがおすすめです。茎が短めのブーケタイプが女性には人気があります。
scene3:歓送迎会にて退職祝いに
壇上で渡すなら花束
歓送迎会で華やかにすてー上で渡す場合には花束がおすすめです。この場合の花束の相場は、7000〜8000円程度です。茎を長く作ったロングタイプの花束だとより見栄えがアップします。ただし、渡す相手が電車やバスで持ち帰るようであれば、あまり大きすぎないほうがよいかもしれません。
届ける場合はアレンジメントなどでも◎
定年退職などの場合、思い出に残るプリザーブドフラワーでもよいかもしれません。直接渡さずに届ける場合や歓送迎会とは別の日に渡す場合には、アレンジメントにするともらったそのまま飾れて便利です。アレンジメントの中にプレゼントを仕込んだり、お花でイメージを描いたりして工夫しても喜んでもらえるかも。
値段の相場って?
上司の退職の場合5000円前後、同僚の退職の場合3000〜5000円、定年退職の場合5000〜8000円が相場です。7000〜8000円の花束は、女性が両手で抱えるくらいの大きさ。電車やバスで持ち帰るのは少し大変な大きさでもあります。注文の際は持ち帰りの袋を頼んでおくと渡す時に親切です。
scene4:卒業式で先輩へ
大人数なら一輪巻きがおすすめ
大人数に用意するなら、値段を抑えられる一輪巻きがおすすめです。カーネーションやガーベラは花色が豊富なので、たくさん用意するとカラフルで写真映えも◎。また、「門出」という卒業式にぴったりの花言葉を持つスイートピーの一輪巻きも人気です。バラは他のお花と比べて少し高価ですが、華やかで高級感が出ます。
プチブーケで工夫を加えても
小さめの花束も定番です。お花を数本束ねたプチブーケは、いろんなお花を入れるとかわいらしく、1種類のお花でまとめるとスタイリッシュな花束に。また色味を単に「赤系」「ピンク系」ではなく、「緑系」「パステルカラー」「アンティークカラー」などと指定するとプチブーケもおしゃれな印象になります。
相場の値段って?
一輪巻きの相場は500〜1000円です。お店によっても差がありますがだいたいカーネーションやガーベラは500円前後で、お花によって値段が変わります。お花を数本入れるプチブーケは1000〜2000円。3000円の花束になると、女性が片手で持てるくらいの十分な大きさになります。
scene5:卒業式で先生へ
花束がおすすめ
先生へ壇上で渡すなら、花束がおすすめです。その後の写真映りもよく、華やかな印象になります。大学の謝恩会などでも、持ち帰りやすいような花束がおすすめです。また、中学や高校など担任の先生へ渡すのであれば、その後も教室に飾っておけるような小さい観葉植物やプリザーブドフラワーなども喜ばれるかもしれません。
相場の値段って?
先生も生徒からのプレゼントであれば値段がいくらであれ嬉しいものだと思いますが、相場は3000〜5000円くらいが多く見られます。30人のクラスで100〜200円出し合うケースが多いのかもしれません。プリザーブドフラワーは少し高価になり、見栄えを想定すると5000円以上が相場です。大学の謝恩会などになると、ある程度のボリュームがある5000〜8000円の花束が相場です。
歓送迎会・卒業式のお花の注文の仕方とは?
絶対に!事前予約がおすすめ
歓送迎会・卒業式のお花は、絶対に事前予約がおすすめです。この時期は同様の注文が多く、店頭のお花が減っていたりして十分な花束を作ってもらえない可能性があるからです。事前予約しておいたほうが、綺麗で新鮮なお花を使って丁寧に作ってもらえる可能性が高くなります。これは絶対に!おすすめですよ!
お店の場所で選ぶと◎
まず、店頭やネット・電話で予約します。事前予約する場合は1〜2週間前に予約すると希望のお花を入れてもらいやすくなります。当日に店頭で引き取りか、たいていの花屋ではそのお店の配達エリア内であれば配達を引き受けてくれます。当日に引き取りたい場所の近くのお花屋さんで頼むと便利です。
用途・個数・予算を伝える
たいてい、誰にどんな目的で渡すのか、いくつ必要か、予算はいくらかを聞かれます。例えば花束に決まっている場合は花束がほしいと伝えます。花束がよいかアレンジメントなどがよいか悩んでいる場合には花屋さんに相談するのが一番です。予算が決まっていれば予算を伝えます。
色やボリュームの希望を伝える
次に、お花の色味や入れたいお花の種類、ボリュームなどを伝えます。予算に悩む場合には、先にこれらを伝えてからどれくらいの金額で作ってもらえるか相談します。イメージが固まっている場合には、参考写真を持っていくのが確実です。ボリュームに関してはお店によって違いがあるので、しっかりと大きさを確認しておくのが大切です。
ポイントさえつかめば簡単!注文の仕方とコツ
何を重視するか伝える
注文するときに大切なのは、重視していることを伝えることです。ボリューム重視であれば、花屋さんは大きく見えるように花束を作ってくれます。伝え方は多少曖昧でも大丈夫。「お花がたくさん入っているように見えて、でも持ち帰りやすいような大きさで…」といった注文の仕方でも、きっと予算や花束の大きさを提案してくれます。
だれに渡すのかを伝える
渡す相手の年齢層や性別を伝えると、お花屋さんはそれらを考慮したお花を用意しやすくなります。例えば、お花らしい花を好む年配の女性宛てにはユリやバラなどはっきりしたお花を使ってオーソドックスな花束を、おしゃれな若い女性には写真映えしそうなトレンドの花束を。贈る相手の好みやタイプを伝えるとより素敵なお花に仕上がります。
歓送迎会・卒業式にはフラワーギフトを
贈ることを楽しんでみて
歓送迎会・卒業式は感謝の気持ちを伝える機会。お花のことがよく分からなくても、店頭で実際に花を見ながら店員さんに相談するとイメージしやすくなります。店員さんと話すのが苦手でも、ちょっとチャレンジしてみると意外と楽しいかも。お花を贈ることを楽しんでみてくださいね。
花束については他の記事をチェック!
花束の大きさや値段、他のシーン別の相場について過去に記事にしていますので、詳しくはこちらをチェックしてみてくださいね。ほかにも、今の時期に変える旬のお花などについても買いていますのでぜひこちらも読んでみてください。
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