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【連載】お花屋さんの選び方って?近くの花屋に行って花を買う際のポイントを解説!

お花を買うとき、どこのどんなお花屋さんを選んでいますか?花屋の特徴や欲しいお花に合わせてお花屋さんの選び方を変えると、もっとお花を買いやすくなるかもしれません。お花屋さんって少し入りにくい…そう思っている人にも読んでほしい、お花屋さんの選び方をご紹介します。
2020年8月27日
しまうま花屋
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花のある暮らしを楽しむ

花のある暮らしと花屋

はじめまして、しまうま花屋です。
花のある暮らし、とはどんなものか。そんなことを考えて、植物を楽しみながら生きています。わたしはいろんなお花屋さんに行くことがとても好きです。カラフルで、美しくて、それぞれに個性があって、センスがさまざまで、とても刺激的でとても癒されるからです。

花屋って入りづらい…

でもおしゃれなお花屋さんほど入りづらいし、近くにはスーパーの花屋しかないし、そもそもお花の頼み方がいまいち分からなくてちょっと敬遠してしまう…という方も意外と多いのではないかと思います。家に飾るお花がちょっと欲しいだけでも、なんとなく店員さんには声をかけにくくてちょっと買いづらいこともありますよね。

気軽に花屋へ行ってみてほしい

この連載では、そんなふうに感じている人たちに、花と花屋のある暮らしをもっと楽しんでもらえるような記事を綴っていけたらと思っています。まずは、どんなお花屋さんでどんなお花が買えるのか、どんなお花屋さんがあるのか。それらを踏まえ、近所のお花屋さんでお花を買うポイントをご紹介していきます。

花屋の選び方①どこでお花が買える?

生花店

花屋というとまず最初に思い浮かぶのは、店頭にちょっとした花苗や鉢物が置いてあって店内に切り花のディスプレイがあるような、いわゆるお花屋さんです。花束やアレンジメントなどのフラワーギフトや、観葉植物の販売、お店によっては会場装飾や結婚式のブーケなども作成・販売しています。そのほかにもプリザーブドフラワーや造花など、お花に関するあらゆることを扱っています。

園芸店

園芸店とは、お花の苗や植木などを扱うお店です。室外で育てる植物を中心に、ガーデニング用の鉢や用土、肥料なども販売しています。生産を行う農園や種苗店などが展開している園芸店も多く、近年は多肉植物や珍しい植物など特化したお店も見られます。また、庭の施工などの造園業を行う園芸店もあります。

ホームセンター

ガーデニング用品は、ホームセンターでも多く取り扱っています。室外で育てる花苗や植木、室内で楽しむ観葉植物、土や肥料のほかにエクステリアに関する商品も幅広く揃います。一般的にはシキミや仏花、ちょっとした切り花も置いています。中には切り花の品揃えも豊富で、花束やアレンジメントなどを注文できるホームセンターもあります。

雑貨店


小さい観葉植物やプリザーブドフラワー、ハーバリウムなどの花雑貨は、雑貨店でも取り扱っています。100円ショップでは小さな観葉植物やハーブ苗などの扱いもあり、プラスチック鉢などのガーデニング用品も揃えることができます。また、雑貨店では造花を扱っているお店も多く、近年の造花はとても精巧にナチュラルに作られています。

お花屋さんの選び方とは?

お花と一言で言っても、切り花を主に扱う生花店とガーデニングが専門の園芸店では店員さんの専門知識も違うし、お店によって扱う商品も相場も違ってきます。お花を選ぶ際には切り花については生花店へ、園芸品種については園芸店で相談するのが大切なポイントです。園芸店についてはまた別の機会にして、今回は、特に切り花を扱う生花店についてご紹介してみます。

花屋の選び方②どこに花屋がある?

駅前

大きな駅にはたいてい、駅構内や駅前にお花屋さんがあります。全国チェーン店や複数店舗を持つようなお花屋さんであることが多く、店舗の面積は小さくても品揃えが豊富です。作り置きの小さなブーケやラッピングしてある鉢物など、すぐに買って帰れるフラワーギフトを置いているお店が多くあります。土地柄、相場が少し高い場合もあります。

街中

ほとんどのお花屋さんは、街の一角にある個人経営のお店です。家族経営のお店や、海外で修行したフローリストのお店など、お店によって雰囲気やテイストは異なります。切り花の種類は仕入れる人のセンスや好みによるところが大きく、可愛らしいお花が多いお店、スタイリッシュなお花や葉物が多いお店など個性は様々です。同時に、価格や品質もお店によって様々です。

百貨店やデパート

百貨店やデパートにもたいていお花屋さんが入っています。こちらも全国や地域のチェーン店であることが多く、小さい店舗ながらお花の種類が豊富です。特に百貨店はフラワーギフトの需要が高いため、花束やアレンジメントはもちろん胡蝶蘭などの豪華なフラワーギフトも揃えています。相場は少し高めですが、品質の良いお花屋さんが多いです。

スーパー

スーパーにはたいていお花のコーナーが入っています。菊などの墓花や仏花に適した切り花や、シキミなど日常的に必要なお花たちを扱っています。それらに加え、桜の枝など季節の枝物や、バラやかすみ草などの定番のお花も販売しています。鉢物や花苗、多肉植物などを置いているお店も多くあります。価格は上記3つの花屋よりも少しリーズナブルなこともあります。

商店街

商店街にもたいていお花屋さんが入っていることが多く、個人経営の昔ながらのお店などが多いように見受けられます。仏花やシキミなど日用花やフラワーギフトなど全般的に扱うほか、大きめの枝や葉物など生け花に使えるようなお花を扱っているお店も多くあります。意外なお花がお買い得価格で販売されていることもあり、掘り出し物が見つかることがあります。

インターネット通販


インターネットにもお花屋さんはあります。観葉植物などの鉢物や花束やアレンジメントなどのフラワーギフトに加え、切り花を扱うネット通販店も。実店舗よりも少しお買い得なのが相場です。また、最近は月に一回お花が届く定額制のサブスクリプション型のお花サービスもあります。

花屋の選び方③花束やアレンジメントを買うなら

価格で選ぶなら

花束やアレンジメントの相場はお店や地域によっても違いがあります。価格を抑えたい場合は、お花一本の単価が低いお店をおすすめします。街中のお花屋さんやネット通販が適当です。また、お花屋さんでこれくらいの予算でボリューム重視で、と伝えることで大きく作成してもらうこともできます。

丁寧さで選ぶなら

上品さや豪華さを求める場合には、百貨店やデパートのお花屋さんや街中のお花屋さんがおすすめです。品質の良いお花屋さんのお花は花持ちがよく長持ちします。目上の方へのプレゼントや、大切なプレゼントには品質の良いお花屋さんで買うと失敗しません。特に事前に予約しておくと、その場で注文するよりも丁寧に作ってもらえる場合が多いのでおすすめです。

おしゃれさで選ぶなら

センスの良い花束やアレンジメントを贈りたいという場合は、お気に入りのお花屋さんを見つけるのがおすすめ。最近はインスタグラムをやっているお花屋さんが多く、お花や作品の写真を見ることができます。近所のお花屋さんをぜひ検索してみてください。また、欲しいお花のイメージが固まっている場合、店員さんにどんなイメージが良いか伝えたり写真を見せると良いですよ。

花屋の選び方④大きなフラワーギフトを買うなら

胡蝶蘭など

胡蝶蘭や観葉植物を贈りたい場合には、大きなお花屋さんに行くのがおすすめです。どこの花屋でも取り寄せたりして希望の植物を探してくれるので、慣れている方はどのお店でも良いかもしれません。しかし初めての場合は、品揃え豊富なお店のほうが実物を見ることができるのでおすすめです。特に百貨店の花屋や飲屋街の近くにあるお花屋さんだと、胡蝶蘭の品揃えが豊富です。

フラワースタンド

開店祝いや舞台などに並ぶフラワースタンド。スタンド花と呼ばれたりもします。上段だけのものと、上段下段の2段になっているものがあります。どんなお花屋さんでも注文可能ですが、こだわりがある場合にはネット通販やインスタグラムで探したお店などで頼むと出来上がりが想像しやすくておすすめです。相場はお店によって様々で、だいたい1万円から注文できます。

花屋の選び方⑤家に飾るお花を買うなら

種類豊富なお店を選ぶ

家の一輪挿しや花瓶に飾るお花を買うなら、駅前のお花屋さんや大きい店舗のお花屋さんに行くのがおすすめ。あまりお花に詳しくない方は、お花の種類が常に豊富なお店に行くと好みのお花を見つけやすくなりますよ。特に駅前の花屋さんなどはお花に花名や値段を明示したポップをつけているお店が多いので、選びやすく頼みやすいかもしれません。

掘り出し物を選ぶ


その一方で、商店街や街中の小さなお店で掘り出し物を探すのも楽しいものです。商店街の昔ながらの花屋さんでは、大きな柳の枝が安く売られていたり、お買い得なお花が売られていることがあります。枝を一本花瓶に入れておくだけで、部屋が華やかになります。また、地方の産直市場のお花コーナーでも掘り出し物が見つかることも。ぜひ巡ってみてください。

良いお花屋さんって?

お花を丁寧に扱うお店

では良いお花屋さんとはどんなお花屋さんなのでしょうか。センスの良いお花屋さん、お花の種類が多い店、いろいろ好みはあります。わたしは、お花を丁寧に扱っているお店が良いお花屋さんだと感じています。水揚げを丁寧にしているとお花の持ちも違うし、生産者や生産地を丁寧に選んでいるお店のお花は美しくハリがあります。

良いお花を買うには?

しかし、そういったことは買い手側からはあまり見えないものです。そこでおすすめなのは、とにかく新鮮なお花を選ぶことです。花びらの艶や葉っぱのハリが良いもの、お花が開ききっていないものを選ぶこと。分からない時には、店員さんに「長持ちしそうなものを選んでほしい」とお願いしてみましょう。また、お花の市場はたいてい月・水・金曜日に行われており、新鮮なお花が入荷しています。この日を狙っていくのも良いですよ。

近くのお花屋さんをのぞいてみて

花を買う楽しさを

お花屋さんでお花を選ぶのは、初めのうちは気恥ずかしくて、慣れなくて、ちょっと戸惑うこともあるかもしれません。駅前やスーパーなどポップがあるお花屋さんなら、店員さんに聞かなくても値段も分かるし自分で花をピックアップできるのでおすすめ。まずはお花を買うことを楽しんでみてくださいね。

お花の選び方について気になる方はこちらもチェック

お花の選び方やお花の飾り方など、これから連載の中で取り上げていきたいと思っています。お花のことがよく分からない方にも、お花が好きな方にも届けられる記事を目指していますのでぜひまた読んでみてくださいね。また、花束の相場などについてほかにも記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。