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開店・開業祝いに贈る花の種類や金額相場などの4つのマナー!どんな花がいい?

開業・開店祝いに贈ると喜んでもらえるのはどんな花でしょうか。そもそもどうしてお花を贈るのが良い?定番の胡蝶蘭やスタンド花のほかにどんな種類がある?金額の相場はどれくらい?その他贈るときの注意点など、開業・開店祝いの花を贈るときのマナーをご紹介します。
2020年8月27日
しまうま花屋
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フラワーアレンジメント

プリザーブドフラワー リース

開業・開店祝いに贈るにはどんな花が喜ばれる?

開業・開店祝いを華やかに彩ってくれるお祝いのお花。 お祝いに贈りたいけれど、どんな花を贈ったら良いのか悩む方も多いのでは。喜ばれるのはどんな花?金額の相場はどれくらい?どんなマナーがあるの?今おしゃれなのはどんな花? 開業・開店祝いのお花を贈る際の4つのマナーとおすすめをご紹介します。

開業・開店祝い、お花を贈るメリットは?

開業・開店祝いの定番といえばお花ですが、そもそもなぜお花がよく選ばれるのでしょうか。みんながお祝いにお花を贈る理由とは?そのメリットとは? まずはそんな疑問にお答えします。

開業・開店が周知されやすい

お花が最もよく選ばれる理由はやはり、開業・開店が華やかになるからです。 街を歩いていて、店頭にお花がたくさん並んでいるお店やオフィスは一目で「最近開店したんだな」と分かりますよね。なによりも開店や開業の宣伝になり、さらには集客にも繋がります。

お祝いとして華やかでボリュームがある

お祝いの品として、金額に対してボリュームのあるプレゼントになるのがお花です。 さらに、のちにお店のインテリアとして残ってくれるようなものを選ぶか、お花が終わったあとの処理の負担がないようなものにするか、などでも選び方は変わってきます。贈り先やプレゼントしたい相手に合わせて選べるのも魅力です。

マナー① / 開業・開店祝いのお花、種類は?

ひとくちにお祝いにお花を贈ろう!と思っても、実はいろんな種類があるのです。開業・開店祝いのお花っていったいどんなお花が適しているのでしょうか。 定番のお花にはどんな花があるのか、その利点はなにか、選び方のポイントをご紹介いたします。目的に合ったものを探してみてくださいね。

開業・開店祝い定番のお花 / 1.胡蝶蘭

「幸福が飛んでくる」という花言葉を持ち、大きく豪華で花保ちの良い胡蝶蘭。お祝いのお花には定番中の定番です。 胡蝶蘭は3本立てもしくは5本立てのものが基本です。基本的には3本立てで30,000円、5本立てで50,000円くらいの相場ですが、3本立てでもサイズが小さいものであれば15,000円くらいから探すことができます。

■金額 10,000〜50,000円 ■メリット ・ボリュームがあり豪華で上品 ・1ヶ月以上お花が綺麗に保つ ・ネットでの購入の場合、写真と実物にあまり差がない ■デメリット ・大きくて場所を取る ・枯れてしまったあとの鉢の処理が大変

開業・開店祝い定番のお花 / 2.スタンド花

スタンド花には1段タイプと2段タイプがあり、予算に合わせて選び方を変えることができます。お花の色や雰囲気を自由にオーダーできるので、華やかかつ個性を出しやすいのが特徴です。 スタンド花は基本的にはお花が終わるころにお花屋さんがスタンドごと回収してくれることが多いので、お花の処理や鉢の処理などの負担がかかりません。お花屋さんに確認してみましょう。

■金額 10,000〜30,000円 ■メリット ・背が高いのでよく目立つ ・色やお花によって雰囲気を変えられる ・スタンドやお花はお花屋さんが回収してくれることが多いので、処理に困らない ■デメリット ・花保ちは3〜5日ほど ・ネットでの購入の場合、実物と差が出る可能性がある

開業・開店祝い定番のお花 / 3.アレンジメント

フラワーアレンジメントは大きさや器の高さ・種類、お花の色などにより選び方が豊富で、より贈り先に合わせた雰囲気にできるのがメリットです。自分で持っていけるサイズにすることもできるので、直接贈り先へ持っていきたい場合などにも向いています。 また、小さなものでだいたい3,000円から探すことができ、リーズナブルな価格からでも選ぶことができます。

■金額 3,000〜15,000円以上 ■メリット ・自分でも運びやすい ・色やお花によって雰囲気を変えられる ・予算や大きさに応じて探しやすい ■デメリット ・花保ちは長くて1週間ほど

フラワーアレンジメント


開業・開店祝い定番のお花 / 4.観葉植物

観葉植物は、開業・開店祝いのあとにもきれいに残るのが特徴です。店舗のインテリアや、贈り相手のご自宅などでも長い間楽しむことができるので、植物好きな方や殺風景になりがちなオフィスなどにプレゼントするのも良いですね。 また、「金のなる木」などといった縁起の良い花言葉の種類を探してみるのも良いかもしれません。

■金額 5,000〜20,000円以上 ■メリット ・インテリアとして実用的 ・1ヶ月〜半年以上、きれいな状態を保ってくれる ・予算や大きさに応じて探しやすい ■デメリット ・お世話するのが苦手な方には不向き

ゴムの木

開業・開店祝いのお花 / 5.番外編

生花のお祝い以外には、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの長くお花を楽しめる種類も人気があります。生花とは違ったおしゃれさを演出してくれるのが人気の理由です。

一番のメリットは、インテリアにもなり水やりなどの手がかからないことです。価格帯もさまざまで、種類が豊富です。プリザーブドフラワーは花保ちが半永久と言われることも多いですが、高温多湿の日本では実質3、4年ほどが寿命です。

しかし開業・開店祝いのお花は生きたお花を選ぶのがマナー、というお考えの方もいらっしゃるので、贈り相手に合わせて選びましょう。残るものなので、贈り先の雰囲気によく合わせたものをプレゼントすることをおすすめします。

プリザーブドフラワー リース

マナー② / 開業・開店祝いのお花、金額の相場は?

では開業・開店祝いの金額相場はいったいどのようになっているのでしょうか? 金額の相場は、贈りたい相手との関係によって変わってきます。でもやっぱり一番大切なのはお祝いしたいという気持ちですので、それを踏まえて参考にしてみてくださいね。

開業・開店祝いの相場 / 1. 友人・知人へ

ご友人や知人へのお祝いの金額相場は、5,000〜10,000円程度。 フラワーアレンジメントや小さめの観葉植物などがおすすめです。プリザーブドフラワーやドライフラワーも良いでしょう。また、とても小さいサイズのミニ胡蝶蘭なども華やかでお手頃です。

開業・開店祝いの相場 / 2. 家族・親族へ

親族なら10,000〜30,000円程度、家族なら50,000円程度までが相場のようです。 胡蝶蘭やスタンド花で華やかにプレゼントするのがおすすめです。大きめの観葉植物などを開店より先にプレゼントしてあげるのも手です。贈り先のスペースに合わせて選びましょう。

開業・開店祝いの相場 / 3. 取引先へ

取引先への金額相場は10,000〜50,000円程度です。 関係性にもよりますが、取引先へのプレゼントは上品な胡蝶蘭や華やかなスタンド花を贈るのが一般的です。なにを贈るべきか迷った場合は、胡蝶蘭を選ぶのが良いでしょう。その際は、お花が終わったあとに鉢を回収してくれるお店を選ぶのもマナーのひとつです。

マナー③ / 開業・開店祝いのお花、贈り先によってなにがおすすめ?

贈り相手との関係性によって贈るお花も変わってきますが、さらに贈り先が飲食店か病院かなどによっても選び方は変わってきます。 どの贈り先にどんな花が喜ばれているのか、選び方のポイントや傾向をご紹介します。

開店祝い / 1. 飲食店

飲食店の開店祝いには、開店したことが一目でわかるような華やかなものを贈ると喜ばれます。 また、香りのきついものは避ける傾向にあり、香りの少ない胡蝶蘭が人気です。スタンド花でも、ユリなどの香りのきついものを避けるようにお願いすると良いでしょう。お店のロゴや外観・雰囲気に合わせたお花でおしゃれにしてもらうのも良いですね。

開店祝い / 2. その他店舗


その他店舗でも、華やかで目につく大きいお花を贈ると喜ばれます。 美容院などは、インテリアにもなる観葉植物などもおすすめです。逆に雑貨屋さんなどは店内にスペースがない場合が多く、大きい観葉植物は置く場所に困ってしまいます。スタイリッシュなお店には胡蝶蘭よりおしゃれなアレンジメントのほうが、逆に大きい店舗では胡蝶蘭ほどのボリュームがあるほうがお店が映えます。

開業祝い / 3. オフィス

オフィスの開業祝いでは胡蝶蘭・観葉植物が相場です。 胡蝶蘭は幸せを呼ぶと言われ縁起が良いため、胡蝶蘭がよく選ばれます。また、開業当時には殺風景になりがちなオフィスには、観葉植物を贈ると喜んでもらえるケースも。その際は、葉っぱが落ちにくい種類の植物を選ぶのがマナーです。

開業祝い / 4. 病院

病院にはいろんな患者さんが来るため、香りのある種類のお花は避けましょう。 香りの少ない胡蝶蘭や観葉植物がおすすめです。花粉がよく落ちる種類のお花も避けましょう。受付にちょっと置けるようなアレンジメントやプリザーブドフラワーなどをプレゼントするのも良いですね。

マナー④ / 気をつけておくべき4つの注意点

さて、お花の選び方がなんとなく固まってきたところで、せっかく贈るお祝いのお花ですから、気持ちよく受け取ってもらいたいですよね。開業・開店祝いを贈るときの気をつけておくべき注意点をご紹介します。

1. 赤い花は避ける

一般的に赤い花は「火事」や「赤字」を連想させるため、避けたほうが良いと言われています。 ただ、お店のイメージカラーや贈り相手の好みに合わせて、赤いお花を入れることも一概に悪いとは言えません。しかし、そうでない場合には真っ赤なものは避けるのが無難です。相手との関係性もよく考え、色の選び方にも気をつけましょう。

2. お届けは贈り相手に連絡してから

サプライズでお花をプレゼントしたい気持ちはわかりますが、お届けの前に贈り相手に一報入れるほうが、より気持ちよく受け取ってもらえます。 贈り先によっては「お祝いのお花は遠慮します」とされている場合もあります。お届けの前に、お祝いの気持ちとともにお花を贈りたい旨を伝えると良いでしょう。実は胡蝶蘭はやめてほしい、スタンド花は置くスペースがない、などの要望が結構あるものです。

3.お届け日も贈り相手に確認をしてから

開業・開店日に合わせてお花を贈られる方も多いですが、実際オープンの日はとても忙しく、受け取る側もバタバタしてしまいます。受け取れる日時を相手に確認しておくのもマナーのひとつです。 花保ちの短いアレンジメントやスタンド花は当日の午前中に届けるのが良いでしょう。前日までにお届けする場合は、鮮度のあまり変わらない胡蝶蘭や観葉植物などがおすすめです。

4. 立て札・メッセージを忘れずに

胡蝶蘭やスタンド花、大きいアレンジメントや観葉植物には、立て札を忘れずにつけましょう。開業・開店祝いの立て札には、「祝開店」と朱書きで書きます。また親しい関係の場合でも、不躾な印象にならないように立て札やメッセージカードは必ずつけておきましょう。 お花屋さんによく相談してみましょう。

開業・開店祝い、最近のトレンドはどんな花?

開業・開店祝いの定番のお花の選び方をご紹介してきましたが、最近は特にどんな花が人気なのでしょうか。トレンドを抑えた開業・開店祝いのお花の選び方をいくつかご紹介いたします。

男性にも人気!多肉植物

近年、男性を中心に人気を集めているのがユニークな形の多肉植物。おしゃれで種類も豊富なため、選ぶのに困ってしまうほど。1種類をおしゃれな鉢に植えても、寄せ植えにしてもおすすめです。 しかし、多肉植物のお水管理は意外にちょっと難しいので、植物がお好きな方へプレゼントすることをおすすめします。

個性的で手入れも楽!苔玉

和モダンな雰囲気で近年人気なのが苔玉です。植物を苔の玉に植えたもので、あまり大きさはありませんが、植物によって個性的になるのが魅力です。定番のアイビー、和風な松や紅葉、おしゃれなシダ植物などが人気です。 お手入れは苔が乾いてきたら水を張ったバケツにどぼんと浸けるだけ。あまりコツがいらないので初心者にもおすすめのインテリア植物です。

カラフルで可愛いハーバリウム

この1、2年、女子に人気なのが植物標本のようなハーバリウム。ドライフラワーなどを特別なオイルの入った瓶に入れたインテリア雑貨です。 まったく手入れが不要で置くスペースも取らないので、小さめのプレゼントとして人気です。最近は雑貨屋さんなどでも種類豊富になってきました。ネイルサロンや美容室など、かわいい雰囲気のお店などにぴったりです。


おしゃれなお花の選び方、3つのおすすめ

プレゼントは相手のことを考えて相手に合わせて選んだものが喜ばれますよね。贈りたいお店やオフィスにぴったりのお花を選びたいものです。 どんな花がおしゃれに見えるのか、より相手に喜んでもらえるようなおしゃれなお花の選び方ってどうすれば良いのか、ポイントを3つご紹介します。

1. 贈り先のコンセプトでお花を選ぶ

お店のロゴや雰囲気に合わせたおしゃれなお花でセンス良く開店をお祝いするのはどうでしょう。コンセプトやロゴが分かる場合は、それをもとにお花のデザインを頼んでみましょう。世界で一つしかないプレゼントに、贈り相手もきっと喜んでくれるはず。

もしお時間があるなら、お花屋さんの店頭でイメージを伝えるのがおすすめです。ロゴなど明確なものがなくても、贈り先のイメージや、あれば店舗の外観などの写真を持っていくとより相手にあったおしゃれなお花が仕上がること間違いありません。

2. 贈り先のカラーで選ぶ

お店の雰囲気に合わせるのが難しければ、テーマカラーを決めるだけでも一段おしゃれな贈り物になります。相手の好みのカラーにしてみたり、美容院にはシックな色にしたり、お菓子屋さんにはポップな色にしてみたり。ただお花屋さんに任せるだけでなく贈る方も楽しくなりますよね。

細かくお花の指定をしてしまうと料金が上がってしまうこともありますが、カラー指定だけならそこまで料金が上がらない場合も。予算に合わせてお花屋さんに相談してみてくださいね。

3.お花となにかを組み合わせる

最近はバルーンとお花を組み合わせたスタンド花など、個性豊かで目の引くお花の種類も増えてきました。今はインターネットで全国配送を受けてくれるお花屋さんも多くあります。好みのお花を探してみるのも良いですね。

お菓子やお酒などとお花を贈るのもおしゃれ。ほかとは一味違った贈り物になって周りと差がつくこと間違いなしです。 しかし、おしゃれさや奇抜さを狙いすぎた選び方は禁物です。受け取る側の気持ちになって、何とどんな花の組み合わせが良いか考えてみましょう。

まとめ

開業・開店祝いのお花にはマナーや形式もありますが、大事なのは開店をお祝いしたい・なにかプレゼントしたいという気持ちですよね。相手に合わせたものを、より喜んでもらえるように贈りたいものです。ぜひ参考にしてみてくださいね。