永観堂とは
京都の左京区にある寺院
秋になったら訪れたい永観堂があるのは、有名な大文字山が近くにある、左京区の東山の高台です。近隣には立派な平安神宮やかわいい動物満載の京都市動物園、そして歴史と風情ある南禅寺といった有名な観光名所も色々。歴史ある秋の永観堂に行ってみれば、紅葉観光はとても充実したものになるでしょう。
空海の弟子が創建した寺院
極めて人気な永観堂は、本来の名を聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)、禅林寺と言います。る浄土宗の西山禅林寺派の総本山であり、その創建は仁寿3年(853年)まで遡ります。創建したのは弘法大師空海の高弟だった、真紹(しんしょう)。永観の名は、平安時代にこの寺を中興した住持、永観に由来しています。
紅葉の見どころいっぱい
古くは『古今和歌集』でも岩垣もみじが讃えられた永観堂なので、紅葉の見事さは京都でもトップクラスなのは間違いなし。有名な境内は池泉回遊式庭園があり、歴史的な建築物の数々があって、時期が来れば紅葉と合わさった魅力を発揮しています。ライトアップを拝見する目的で、夜間に訪ねてみるのもおすすめです。
基本情報
永観堂
- 住所〒606-8445
京都府京都市左京区永観堂町48 - 電話番号075-343-0548(京都市観光案内所)
- 公式サイトURLhttp://www.eikando.or.jp/
永観堂の紅葉の時期
見頃な時期は11月中旬~
毎年京都が秋の11月を迎える頃になると、永観堂の境内が色づき始めます。紅葉が見頃の時期となるのは、11月の中旬頃から。およそ3,000本にも達するイロハモミジやオオモミジが、黄色や赤の葉っぱで埋め尽くされています。永観堂で紅葉が特に見頃な時期は、12月の上旬まで続きます。
ライトアップの時期と時間
本日は蹴上から永観堂へGO!
— naokichi_works_ (@naokichi_works_) November 26, 2019
まずは御影堂前で燈籠を手前に配してライトアップされた紅葉を撃ち込んでました。^^
小雨降る中でしたが今週で最後と思われたので作戦強行!
このグラデーション!!来てよかったぁ~。(≧∇≦)#PENTAX #ライトアップ #永観堂 #御影堂 #写真撮ってる人と繋がりたい pic.twitter.com/Ta0RRLcucR
2020年の永観堂でも、紅葉が見頃の時期にライトアップイベントが予定されています。その始まりの時期は11月7日の予定で、寒くなってくる12月6日まで続きます。ライトアップ時間は、夕方の暗くなる時間にスタート。毎日夜の21時まで、境内の紅葉が鮮やかに照らし出されます。
名所が混雑する時期
秋深まる11月の永観堂は、日によっては混雑しがちな名所です。中でも夜間ライトアップの時間は、例年順番待ちの行列ができるほど、ものすごい混雑となっていました。永観堂が特に混雑するのは、週末や休日。2020年は混雑が若干緩和する可能性はありますが、それでも人出が多い状況が予想されます。
永観堂のアクセス
電車とバスでお出かけ
車の混雑を避けてのんびり紅葉を見に行くなら、永観堂まで電車とバスでのお出かけがおすすめ。JR京都駅前から市営バス5系統に乗り込めば、南禅寺・永観堂道バス停からは徒歩5分です。また京都駅前からは急行100系統と32系統もあり、宮ノ前町バス停から徒歩5分。地下鉄東西線の蹴上(けあげ)駅から、徒歩で行くこともできます。
車でお出かけ
車で永観堂へ向かっても、現地には駐車場が存在していません。そのため周辺の駐車場を利用するのが基本です。府道187号などでまず向かうのは、紅葉鑑賞の観光客で混雑しやすい、平安神宮エリア。岡崎公園には大きな地下駐車場があり、永観堂までの徒歩はさほど時間をかけません。
アクセスルート
【電車とバス1】JR京都駅→市営バス5系統→南禅寺・永観堂道バス停
【電車とバス2】JR京都駅→市営バス100系統・23系統→宮ノ前町バス停
【電車】地下鉄東西線→蹴上駅→徒歩10分
【車】烏丸通り→府道187号→岡崎公園駐車場→徒歩10分
永観堂の紅葉ポイント①西側の入口
総門と参道
The Sōmon Gate (総門), of the Eikan-dō Zenrin-ji temple grounds (永観堂禅林寺) in Kyoto, today! #Kyoto, #autumn2014 pic.twitter.com/3OP5EDBwOw
— KyotoNaraDream-Trips (@kyotodreamtrips) November 13, 2014
有名な永観堂にたどり着くと、まず目に入るのは鹿ヶ谷通り沿いにある立派な総門の姿です。この総門は天保11年(1840年)に建てられたという歴史あるもの。紅葉が見頃の時期には総門のあたりから人でいっぱいになり、周囲のもみじや奥に続く参道の紅葉も合わせた風景が魅力です。
総門と参道の紅葉の見どころ
真如堂の総門。一面真っ赤でした。南禅寺や永観堂ほど混雑していないせいか、大きなカメラを持った本格的な写真家が集っていました。#真如堂 #紅葉狩り #京都 #日本 #旅行 #観光 #神社 #お寺 #寺 #風景 #パワースポット #写真 #庭園 #歴史 https://t.co/58CdWcWihn pic.twitter.com/ntkACBUiP5
— Mayumi Nitta (@elmosscockiem) November 25, 2017
鹿ヶ谷通りのもみじは見頃に真っ赤な色となって、総門を紅葉色で染め上げてしまいます。総門の先に続いている参道沿いの紅葉も折り重なって、江戸中期に完成した中門まで続く紅葉の並木道の姿も圧巻。混雑しやすい場所ですが、たどり着いたその場から、撮影ポイントに困らないのが永観堂なのです。
永観堂の紅葉ポイント②西側の名所
楓橋と画仙堂
2015/11/06 永観堂 画仙堂 pic.twitter.com/n10ip6fH2p
— ザイログ80 (@MZ_80K2) November 10, 2015
西の総門のそばに、永観堂が誇る池泉回遊式庭園と放生池という名所があります。南側の小さな池の近くには楓橋という石橋が架かり、その先には画仙堂があります。この周囲は水辺の紅葉風景が綺麗なところで、見応えある日本庭園の鑑賞ついでに訪れてみたい、興味をそそるポイントです。
楓橋と画仙堂の紅葉の見どころ
昔の人も渡った楓橋を通過しながら、画仙堂を含めた紅葉の景色に見惚れることができます。永観堂の画仙堂ももみじに囲まれて、とても絵になる光景です。普段は非公開な画仙堂ですが、過去の紅葉シーズンには内部の特別拝観も実施されていました。浄土変相図という障壁画を見られたら、とてもラッキーな気分です。
永観堂の紅葉ポイント③絶景の池
放生池
古来より京都を代表するほどの池泉回遊式庭園が、観光客で混雑しやすい永観堂の放生池でした。池の中央には弁天社もあるので、弁天池という別名もあります。放生池は永観堂の日本庭園と紅葉の絶景を眺められる名所なので、観光するなら時間をかけてのんびり散策がおすすめです。
放生池の紅葉の見どころ
秋の京都「永観堂」・・・夢庵から。一面が真っ赤な紅葉です。 pic.twitter.com/UJPcywIrSe
— pito (@yuka_vl) November 15, 2015
放生池には紅葉の見どころが無数にありますが、北側の夢庵から錦雲橋を見る構図が、最も素晴らしいと評されています。池の周囲は特にもみじが折り重なって植えられたポイント。永観堂の有名な岩垣もみじの様子も確認できるし、極楽橋や、紅葉の森から天に伸びる多宝塔の姿も見どころです。
逆さ紅葉を見よう
そして永観堂の放生池と言えば、逆さ紅葉という絶景も有名です。逆さ紅葉とは鏡のようになった放生池の水面に、周囲の紅葉が映り込む光景のこと。紅葉が素晴らしい時期、無風の状態の日なら逆さ紅葉は見事に映し出されています。太陽の下の昼も、ライトアップの夜も、永観堂でも注目の楽しみです。
永観堂の紅葉ポイント④池の神社
弁天社
おはようございます☁️
— YASUHiRO🚕FUJiTA@⚾️🥎 (@yasufujita) November 19, 2019
今日は奈良へ観光のお仕事です。
楽しんできます🚕
(永観堂 弁財天) pic.twitter.com/JmqixdcYeP
紅葉に包まれた放生池の中に浮かぶ弁天島は、お金のご利益をもたらすという弁財天を祀っている名所です。境内の参道からは錦雲橋を渡って参拝できます。金運のご利益を期待している人も、永観堂の紅葉の見頃には水辺の絶景に心癒やされてしまうに違いありません。
弁天社の紅葉の見どころ
以前京都の永観堂の弁天社前の紅葉です。今年は紅葉のライトアップも撮影したいです。#京都 #永観堂 #紅葉#kyoto #そうだ京都行こう#ファインダー越しの私の世界#写真好きな人とつながりたい#写真撮ってる人と繋がりたい pic.twitter.com/RynSvQJ7VN
— 大樹 (@gvZqbe29JRF6Hz6) October 11, 2019
太鼓橋のように膨らんでいる錦雲橋の向こうに、古風な造りの弁天社が見えています。その周囲を紅葉がバランスよく取り巻いて、何だかとても芸術的です。鳥居をくぐって錦雲橋を渡ってみれば、永観堂の放生池の紅葉を一望できるのも魅力に感じます。
永観堂の紅葉ポイント⑤癒しの茶屋
見返り茶屋
@ 永観堂
— ゆう (@sa1216mi) November 24, 2014
茶屋 pic.twitter.com/oly0DFPVX2
とても広い永観堂の境内の散策をすれば、時間と共に疲れを感じて何処かで休憩したくなってしまうもの。そんな時に立ち寄ってみたいのが、放生池のそばにある見返り茶屋です。じつはこの有名な茶屋の名所、休憩どころであると同時に、永観堂でも有数の紅葉鑑賞ポイントにもなっています。
見返り茶屋の紅葉の見どころ
#京都 #紅葉
— 蒔里 (@ayukociel) November 10, 2017
京都思い出
永観堂紅葉
茶屋の団子が美味しかった pic.twitter.com/tsgi43OPz5
茶屋の和風な椅子に座ってみれば、放生池を含む境内の見通しが良いため、遠方までの風景も楽しめます。紅葉の見頃となったカラフルな山林の中には多宝塔の姿もあり、写真を撮影するにもぴったり。ここではひとまず見返り茶屋の名物を注文して、じっくり眼前の紅葉に見入ってみてください。
見返り茶屋の名物と言えば?
永観堂
— 【梵天】ぼんちゃん (@OEMydCEj3UJqefR) November 17, 2018
休憩がてらに茶屋で
一休み一休み pic.twitter.com/PB6TY9GX0H
気分も落ち着く、見返り茶屋のお抹茶は頼んでみたいところ。とことん甘党な人は、永観堂の茶屋名物、ぜんざいは確実に頼みたいメニューです。腹持ちが良いみたらし団子も見逃せません。体力回復の意味でも、甘酒もおすすめな飲み物です。
永観堂の紅葉ポイント⑥古い建物
釈迦堂(方丈)
Have a good time dear friends ♡
— mamimoe1 (@mamimoe1) September 18, 2014
永観堂・釈迦堂前庭
Eikan-do and the Shaka-do front garden pic.twitter.com/B72ZseSfDT
今に残る永観堂の伽藍でも、釈迦堂の名もある方丈は見どころの1つです。この建物は京都市の文化財であり、社伝によれば16世紀始めに後柏原天皇が建立したと言いますが、実際には1627年(寛永4年)の建物だとか。いずれにしても優に400年が経過した建物であり、紅葉を合わせた魅力は高めです。
釈迦堂の紅葉の見どころ
⛳️永観堂禅林寺⑧。
— 日本庭園情報メディア『おにわさん』 (@oniwastagram) December 17, 2019
日本庭園らしい雰囲気が感じられるのは方丈から眺められる枯山水庭園と、境内の中心にある“放生池”。こちらも紅葉が映り込む姿と東山の借景、そして多宝塔🗼や本堂の眺めが美しい。#庭園 #日本庭園 #京都 #紅葉 #京都紅葉 pic.twitter.com/ARpDe2FHGf
入母屋造りの釈迦堂の前庭は、古風なデザインの日本庭園になっています。有名な前庭では、手入れの行き届いた不思議な枯山水を拝見できることも、楽しみな要素の1つ。そんな日本庭園があるため、永観堂の中でも紅葉はとても威厳のある印象で、写真に収めてみる価値ある名所です。
永観堂の紅葉ポイント⑦最大の仏堂
御影堂
放生池の極楽橋の先に行けばたたずむ御影堂も、永観堂では目にしてみたい建物です。御影堂は1912年(大正元年)に建てられた、永観堂では最大となる仏堂で、内部では宗祖法然を祀る役割を果たしています。御影堂の周囲も紅葉が濃いポイントで、秋の見頃には回廊を渡りながら鑑賞するのが楽しみです。
御影堂の紅葉の見どころ
京都、永観堂にて。
— ゆーこ (@yuyutatsuYuko) December 19, 2019
御影堂の幕をもみじ越しに撮ってみました。
今夜はTwitterが重くて写真のアップに大変手間取りました。このあたりで休みます。皆様、良い夜を。 pic.twitter.com/DmBBHxzcvG
総ヒノキ造の御影堂には幕が掛けられて、紅葉が組み合わさって永観堂の中でも一味違った雰囲気を醸し出しています。その背後には、古来より絶賛されてきた岩垣もみじを従えています。それが御影堂が写真撮影する上でも、無視できない見どころです。
永観堂の紅葉ポイント⑧本尊の建物
阿弥陀堂
境内の最奥に建っている名所が、永観堂の阿弥陀堂です。本堂となっている入母屋造の阿弥陀堂は、かつて大阪の四天王寺にあった曼荼羅堂が、安土桃山時代にこの地に移築された記録が残っています。「永観、遅し」の言葉で知られる、有名なみかえり阿弥陀像が安置されたお堂は、秋には紅葉に包まれます。
阿弥陀堂の紅葉の見どころ
京都、永観堂にて。
— ゆーこ (@yuyutatsuYuko) December 19, 2017
阿弥陀堂前の石段わきのもみじが真っ赤に染まっていました。
近くには綺麗な山茶花も咲いていました。もみじが主役の境内では見る人も少なくてちょっとかわいそうでした。 pic.twitter.com/LfEAD185uA
阿弥陀堂のあたりも永観堂では紅葉が見事に映えるポイントで、立派なサイズのイロハモミジを見ることができます。歴史ある阿弥陀堂の姿と、真っ赤なもみじが重なって感動的。極彩色の装飾や、有名なみかえり阿弥陀像の拝観ができるのも見逃せない要素で、休日なら混雑は避けられないところです。
永観堂の紅葉ポイント⑨魅力の石仏
阿弥陀堂周辺の石仏
京都、永観堂にて。
— ゆーこ (@yuyutatsuYuko) December 19, 2017
阿弥陀堂の前の石段下にいらっしゃる仏様。真っ赤なもみじに囲まれて華やいで見えました。
今夜はすっかり遅くなってしまいました。
おつきあい下さりありがとうございます🙇♀️温かくしてお休みください。良い夜を。 pic.twitter.com/Y2Cv5gMHC0
とても絵になる永観堂の石仏も、紅葉と合わせて目にしたいところです。境内の各地に存在する中でも、阿弥陀堂前は無視できない魅力的な仏像が集まっているポイント。紅葉と一緒に眺めれば霊験あらたかな感じがしますし、写真に納めたくなってしまうのも当然のことでしょう。
阿弥陀堂の石仏と紅葉の見どころ
京都、永観堂にて。
— ゆーこ (@yuyutatsuYuko) December 20, 2019
阿弥陀堂下では小さな仏さまがもみじ狩りを楽しんでいらっしゃいました🍁 pic.twitter.com/9NvrqOYyMu
まず阿弥陀堂前で目に付くのは、建物を守るようにたたずむ白く立派な仏像の姿。見頃には赤い紅葉に包まれて、独特な神々しさがあります。さらに阿弥陀堂の下には小さな石仏が集まって、まるでみんなで紅葉を鑑賞しているかのよう。永観堂では仏像の虜になってしまいそうです。
永観堂の紅葉ポイント⑩不思議な回廊
臥龍廊(がりゅうろう)と開山堂
永観堂の臥龍廊。山の斜面にそってカーブした階段が美しい。 pic.twitter.com/ACRn5WV6w1
— salted (@uk_now) November 24, 2017
何とも独特な建築物が、永観堂の境内の東方にある臥龍廊です。この建物は位牌堂と開山堂を結びつけている回廊の一部で、全体がS字を描きながら斜面をのぼる階段状になった独特なもの。16世紀初頭の建築とも昭和のものとも言われますが、紅葉の風景の中で歩いてみたい名所の1つです。
臥龍廊と開山堂の紅葉の見どころ
京都🍁紅葉ツアー
— 日本の懸造りめぐり (@kakezukuri) November 24, 2019
永観堂 開山堂
すごい人だかりで、シャッターチャンスが一瞬📷
境内はどこも紅葉が見事ッ#懸造り#絶壁建築 pic.twitter.com/Dz03PFVPTc
周囲が色づく風景の中、珍しくて有名な臥龍廊の急階段を上がるのは現実離れした時間です。臥龍廊の曲がりくねった建築美ともみじは相性が抜群で、色んな角度から眺めてみたくなります。登った先の開山堂は高台の展望台といったところで、紅葉で埋め尽くされた永観堂の様子に圧倒されます。
永観堂の紅葉ポイント⑪絶景の塔
多宝塔
こんばんは!
— ゆーこ (@yuyutatsuYuko) December 17, 2018
朝のうちの雨がお昼前には止んで、久しぶりにきれいな青空が見られました。少し寒さが和らいで、ホッとできました😄
今夜も、京都旅行の写真におつきあいを。
登れなかったのでせめて写真をとたくさん撮った多宝塔。永観堂にて。2018/11/26撮影。 pic.twitter.com/n0T8AlSC3y
この永観堂で一番眺望の良い場所と言ったら、東山の斜面にそびえる多宝塔のことです。釈迦堂の裏に建っている多宝塔は昭和3年の建築で、古風な様式が採用された建物。訪れるまでは臥龍廊を超えて、ちょっとした高台に上がることになります。総門から時間をかけてでも訪れたい、紅葉の名所です。
多宝塔の紅葉の見どころ
多宝塔のあたりは、永観堂の境内でもかなり標高があることがわかります。永観堂の境内の伽藍と見頃な紅葉が一望できてしまうのは勿論ですが、京都盆地の市街地や丹波高地など、広い範囲の景色が眺められてまさに絶景。これが多くの観光客が、多宝塔を目指して歩いていく理由です。
永観堂で訪ねたい名所
水琴窟
水琴窟の音色。
— このよひらり (@conoyohirari) December 15, 2019
もみじで有名な永観堂のものです。
※音は小さめです。#永観堂 #水琴窟 pic.twitter.com/EH6PUsMXkJ
御影堂や臥龍廊の近くへ行けば、水琴窟と呼ばれるとても珍しい名所があります。これは秋の時期にも訪ねてみたくなる、永観堂が参拝者におすすめする魅力の1つ。周囲が紅葉に色づく中で、風流な音の楽しみを得られる時間がやってきます。
水琴窟の魅力
永観堂禅林寺。
— ゆっち🎶 (@yukmk1) October 5, 2014
さすがもみじの永観堂、わずかに色づいていた。
みかえり阿弥陀様は厳か。牡丹孔雀図、竹虎図、等々。
拝観は高く登り、多宝塔からの眺望も気持ち良い。水琴窟、水を注ぐと澄んだ音がかすかに美しく響く。自分でやると音もまた違う⁉ pic.twitter.com/2jHuNaQTZT
水琴窟は紅葉も楽しめる崖のそばにあり、その見た目は石を積み重ねてできた井戸のようです。竹のフタの上には水が湧き出る筧(かけい)があり、そこから水琴窟に水がしたたると、摩訶不思議な音がかすかに響くという仕組み。美しい音色なので、永観堂では何度も耳にしてみたくなってしまいます。
永観堂の紅葉ライトアップの見どころ
放生池の周囲でライトアップ鑑賞
11/19永観堂禅林寺
— ぽんぽんやま@京都 (@mt_pompon_ppy) November 19, 2019
放生池周辺見頃、そのほか色づき半ば
ここは紅葉ライトアップがオススメ。
なぜなら昼間1,000円、夜間600円だから pic.twitter.com/7IwA39lG9s
決して見逃せないのが、永観堂の放生池と池泉回遊式庭園のライトアップです。境内でも一番もみじが濃い有名な庭園は混雑率も高めですが、11月からの見頃な紅葉のライトアップにより、昼間とは違う燃えるような姿を見せます。闇夜に浮かぶ錦雲橋と弁天社の姿が紅葉を引き立て、夜の放生池の逆さ紅葉が感動的です。
建築物と合わせたライトアップも魅力
永観堂ライトアップ🍁 pic.twitter.com/PVMhZ4v4wT
— かりん (@karin__m) December 2, 2019
入口にある総門から、夜のライトアップを楽しめる永観堂。境内では数々の歴史的建築物と、紅葉のライトアップのコラボも必見です。特に阿弥陀堂や釈迦堂などの紅葉スポットは、真っ赤なもみじが照らし出されて絶景そのもの。周囲の紅葉と組み合わせた多宝塔も芸術的です。
茶屋でライトアップ鑑賞
永観堂紅葉ライトアップ、弁天社はかなり色づいています。画仙社から弁天社への休憩スポットの傘もインスタ映えする傘になっていました。休憩スポットあたりはまだ青い木が多く見えましたが、樹勢が強く、1日毎に赤くなっていきそうです。 pic.twitter.com/uXZYSUZ99h
— suizouさんと他2023人の愉快な仲間 (@suizou) November 16, 2017
境内の紅葉を一望する永観堂の茶屋も、夜のライトアップでイチオシのポイントです。紅葉の森の奥には永観堂の多宝塔が浮かび上がって、和傘がライトアップされ、この世ではないような情景。混雑はしがちですが、幻想感の高い中でぜんざいをいただけば、格別な時間になります。
永観堂の紅葉を見に行こう
京都で随一の秋の絶景を求めて
昔の人を感動させてきた永観堂の紅葉は、現代人の心も鷲掴みにしてしまうスポットです。永観堂の秋の時期は日中に自然のままの紅葉を見るも良し、混雑する中で夜の時間帯のライトアップを見るのもおすすめ。2020年の秋の永観堂は、確実に京都観光で取り入れてみたいものですね。
京都が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは紅葉がすごい永観堂の他にも、京都で見に行きたい有名観光スポット情報をまとめています。京都旅行を計画中な方は、チェックしてみてください。
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