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【2020】涸沢の紅葉情報総まとめ!気になる見頃の時期やアクセス状況もご紹介!

上高地の奥・涸沢の紅葉は日本一といわれ、その評判を聞いてひと目見たいと多くの人が上高地へ向かいます。毎年9月の下旬から始まる涸沢の紅葉時期になると、上高地では秋の観光シーズンの始まりです。多くの人を引き寄せる涸沢の紅葉。その魅力のすべてを紹介していきます
2021年1月29日
カレーパン
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紅葉の超有名ポイント・涸沢ってどんなところ?

フリー写真素材ぱくたそ

涸沢(からさわ)は有名な観光地・上高地から約6時間登ったところにあり、紅葉の名所としてあまりにも有名なスポットです。

ここはカールと呼ばれる氷河の侵食でできた窪地状の地形で、涸沢カールとも呼ばれます。周囲は3千m級の山々がそびえ、その山肌を彩る紅葉の美しさは絶景そのもの。

紅葉シーズンともなると、例年涸沢カールは人とキャンプテントであふれます。そんな中、涸沢カールで見頃の紅葉を楽しむための情報をお伝えしていきましょう。
(※この記事内の情報は2021年1月23日現在のものです)

涸沢の紅葉を楽しむには9月下旬から10月中旬がベスト!

Photo byKANENORI

涸沢は標高2,300mほどの高所にあります。そのため秋の気配は例年8月末には感じられ、9月も半ばには色づき始めるのがいつものこと。紅葉の見頃は9月下旬から10月中旬まででしょう。

色づくのは樹種によってばらつきがあり、ピークは10月の初旬あたりです。以前は9月下旬が最高といわれていましたが、近年は1週間から10日ほど遅れる傾向といわれます。お出かけは情報・状況を把握して、早目がいいでしょう。

涸沢カールの紅葉は年によって当たりはずれあり

涸沢の紅葉は確かに素晴らしい景観ですが、毎年同じ絶景が見られるわけではありません。実は、紅葉には年によって当たりはずれが出るものです。

色がきれいに出るには、天候が大きく影響してきます。条件としては、暑いときは暑く、涼しい時はしっかり気温が下がることと、適度な雨も重要な要素です。

夏の間は気温が高く、残暑は短く秋が早く来た年は当たり年。寒暖の差が少ない年は、絶景の紅葉が少しさびしくなります。

紅葉の見ごろには涸沢の混雑もピーク

涸沢の紅葉へのアクセスは、駐車場から上高地までバスや乗合タクシーで行き、上高地で車から降りて歩きます。そのコースが、例年の紅葉のシーズンには大混雑なのです。

駐車場でバスなどに乗る時点から大行列で、着いた上高地からの登山道も人でびっしり。トイレの行列はもちろん、登山道を歩くペースも周囲に合わせなければいけない状況なのです。ストレスを感じる混雑を覚悟して出かけましょう。

涸沢までの紅葉を見る登山ルートを詳しく解説!

駐車場から上高地を経て出発!横尾までの紅葉

涸沢へのスタートは沢渡(さわんど)またはあかんだな駐車場になります。上高地まではここからのバスか乗り合いタクシーしか入れません。4人まとまれば、時間の自由なタクシーをおすすめします。

上高地で降りていよいよ涸沢へ向け出発です。ここから涸沢までは17㎞、高低差800m、約6時間の登山道を歩きます。難易度は低いですが、6時間歩ける体力は必要でしょう。

上高地を出ると梓川の清流沿いに、傾斜がゆるく歩きやすい道をたどります。

上高地から約1時間で明神へ到着

上高地から1時間で、一軒宿・明神館の前に到着。喫茶、売店もあって一時休憩しましょう。近くの橋を渡れば有名な明神池(鏡池)のほとりに出ます。

このあたりまでは、日帰りで来る上高地観光の人たちの散策路になります。特別な装備や服装もいらず、気軽に紅葉の日帰り見物ができるスポットです。

梓川に沿ってさらに先に進みますが、左には紅葉をまとった明神岳が見えています。ノコギリのような山頂がいくつもある、特徴的な山です。

紅葉の明神岳を見ながら1時間で徳沢に到着

明神を出て、さらに梓川の清流沿いを進みます。見事に黄葉した落葉松林や紅葉の明神岳、前穂高を見ながら1時間ほどで徳沢着。

ここにはかわいい洋風建築の徳沢園があります。和室・洋室の宿泊室のほかラウンジ、喫茶、広い浴室も備えた施設です。

ここからは穂高の北尾根が望めます。周囲に広がる紅葉とのコラボが美しく、しばらく見とれてしまいますよ。

紅葉を見ながら着いた横尾は登山道の入口

涸沢を目指す登山道は、徳沢を出ると梓川の流れに沿って進みます。1時間余りで大きな前穂高が見えてくると、横尾に到着です。ここは槍ヶ岳、蝶ヶ岳、北穂高各方面への分岐点でもあります。

実はここまでは標高100m稼いだだけで、助走路のようなもの。緩やかな登りで、周囲の紅葉を眺めて歩くハイキングコースみたいでしたが、ここから本格的に登り始めて難易度がアップします。

上高地からの距離は10㎞で、涸沢まではあと7㎞の地点まで来ました。

体力に自信がなければ横尾で一泊しよう

横尾には板壁2階建ての横尾山荘があります。客室23室を持ち、売店や食堂、浴場を備えた立派な施設です。

横尾にはキャンプ場も2ヵ所あり、きれいなトイレと水場も便利な場所に作られています。

山歩きに慣れていない人は、無理しないでここでキャンプなど一泊するのがおすすめです。涸沢までの6時間は結構長いし、これからは本格的な登りにかかります。バテてしまうと紅葉も目に入りませんので、余裕を持ちましょう。

横尾を出るといよいよ涸沢への最終コースへ


木製の構造体をワイヤで支えた横尾大橋を渡り、横尾谷を涸沢へ向かって登り始めます。といっても1時間余りかかる本谷橋までは、横尾までの道に毛が生えた程度。大した勾配ではありません。

歩くうち、左側に屏風岩が見えてきます。ここはもう氷河が作ったU字谷の一部で、切り立った岩肌はロッククライミングの名所です。

1時間ほどで本谷橋につきます。この後は勾配がピークになるので、一休みしてから再スタートしましょう。

紅葉の絶景の中を涸沢へ向かう

本谷橋からはあと2.5㎞。この距離で高度を500m上げるので、相当キツイ登りです。あえぎながら休み休みの登坂になるでしょう。

この難所に耐え、やがて勾配がゆるくなりますが、道は岩だらけです。視界が開けてくると、山の色が急に変化し始めます。谷の向こうの岩山に張り付いた木々が、鮮やかに色づいてきました。

道の周囲の高木や低木がどれも鮮やかに色づいて、絵の具をぶちまけたような絶景が広がり、感動もピークに達します。ここから涸沢までは、見飽きることのない紅葉の連続です。

涸沢の紅葉とヒュッテにご対面

鮮やかな紅葉の向こうに涸沢ヒュッテの吹き流しが見えてきます。すでに涸沢カールの中にいて、先はまだ長くても紅葉を見ながら難なく歩けるでしょう。

最後にまた急坂があり、紅葉の中を回り込むように登ります。岩肌とそれを覆う紅葉は息を飲む美しさです。

ヒュッテが次第に近づき、テラスにいる人たちが見えてくるともうすぐです。石段を登ればやっと涸沢に到着です。

涸沢ヒュッテ付近から涸沢カールの絶景を見る

フリー写真素材ぱくたそ

上の写真はヒュッテ付近から見た景観です。極彩色の紅葉に覆われた涸沢は、表現のしようがない美しさですね。手前の赤いのはナナカマドでしょう。

これを見れば、上高地から6時間歩いてきた疲れは消えてしまいます。

カールは窪地で、その底部から上を見上げています。画面中央凹部の左のとんがりが涸沢槍、その左が涸沢岳、さらに奥穂高岳と続き、いずれも3千m超の北アルプス高峰群です。

中央右よりの建物は涸沢小屋で、間の低地にテント場があります。

涸沢カールの全景が圧巻

この写真は涸沢カールのほぼ全景といっていいでしょう。上から氷河が流れ、削られてできた涸沢カールの全容がよくわかります。

それにしても見事な紅葉です。涸沢カール全体を極彩色で埋め尽くした景観は、自然が作った芸術作品。人間がいくら絵の具を塗っても、到底及ぶところではありません。

涸沢ヒュッテの水鏡に映った涸沢カール

フリー写真素材ぱくたそ

ここは涸沢ヒュッテの裏側です。小さな池があって、そこに涸沢カールがきれいに映っています。写真が好きな人にはよく知られた撮影スポットで、いつも誰かがカメラを構えているでしょう。

涸沢カールの上の方には白く雪渓が見えます。紅葉と同時に雪渓が見られるのも、3千mの頂上に近い涸沢ならではの風景です。じっとしていると寒い気温なので、服装や装備にはそれなりの配慮が必要になります。

涸沢カールの夜景と満天の星空を堪能しよう

Photo byjourneycloud

涸沢カールで泊まるなら、夜景も楽しみましょう。人家がないので、ヒュッテ、小屋以外に見える灯りはテントだけ。色とりどりのテント地を透けた灯火は、紅葉シーズンはびっしり詰まってとてもきれいな夜景です。

それ以上に美しいのが星空です。湿気が少ない秋の夜は透明度が増して、かすかな星の光まで見ることができます。

空いっぱいの星は、人間が住まない地域でしか見られません。テレビもなくスマホも圏外なので、満天の星空をゆっくりと鑑賞してください。

涸沢カールで見るモルゲンロート

涸沢カールで泊まる理由は、ほとんどの人が「モルゲンロートが見たいから」と答えるでしょう。

朝日が昇り始めると、一番高い山の頂上から順に真っ赤に染まっていきます。これがモルゲンロートと呼ばれる現象なのですが、紅葉の季節は特に色が鮮やかです。

山頂から次第に赤く染まる様子は荘厳そのもの。これを見たさに夜明けを待っていた人たちから、思わず歓声があがります。ただ、これが拝めるかどうかは運次第。山の神様にお祈りするしかありません。

涸沢での宿泊はヒュッテと小屋とテントの3択

フリー写真素材ぱくたそ

涸沢カールの紅葉を見るには、日帰りでは無理です。1泊2日が標準的な行程なので、上高地との間のどこかで宿泊することになります。

一番多いのがやっぱり涸沢での宿泊でしょう。朝日に映える山なみ(モルゲンローテ)が美しいのも涸沢の魅力ですから。

宿泊には涸沢ヒュッテと涸沢小屋、それにテントの3通りの方法があります。

小屋とヒュッテは食事付きで気楽に宿泊できる


涸沢小屋は原則予約が必要

二つの宿泊施設のうち、涸沢小屋は定員100名ほど。事前の予約が必要ですが、空きがあれば1,000円割増しで泊まれます。

紅葉が見頃の季節は例年大混雑で、定員の3倍も受け入れる状況もあるそうです。予約できれば幸運なのでしょう。

部屋では基本雑魚寝で、食事、寝具はありますが、入浴はできません。ここでは売店にもつ煮やおでんがあります。これを肴にテラスで飲む生ビールは、格別の味がすると大好評です。

涸沢小屋

  • 住所
    〒390-1516
    長野県松本市安曇上高地 4469-1
  • 電話番号
    090-2204-1300

補足情報:営業期間は4月中旬~11月3日です。詳しくは電話で確認してください。

涸沢ヒュッテはテント場の管理も兼務

涸沢ヒュッテは130人が宿泊可能です。こちらも電話による事前予約が必要で、1ヵ月前の同日付から受け付けます。

食事や寝具はありますが、入浴はできません。ヒュッテではテラスで軽食もできます。到着時に、おでんで飲むビールを楽しみにする定連さんも多いようです。

紅葉の見頃は激しい混雑で、予約はかなり難しいようです。テント場の管理もヒュッテの担当なので、レンタルなどの予約もこちらの電話で受け付けます。

涸沢ヒュッテ

  • 住所
    〒390-1516
    長野県松本市安曇4469-1
  • 公式サイトURL
    https://www.karasawa-hyutte.com/
  • 電話番号
    090-9002-2534

補足情報:営業期間は4月中旬~10月下旬です。詳しくは電話で確認してください。

予約いらずで確実に泊まるにはテントがおすすめ

昨今の旅行事情では、一番安全で確実なのは自前のテントです。幕営料1,000円、床用マット・コンパネ(厚手のベニヤ)レンタル500円で宿泊でき、トイレ、飲料水も提供されます。

石のない平らな場所があればコンパネは不要ですが、紅葉の時期はまず無理でしょう。オンシーズンにはものすごい数のテントで埋め尽くされ、自分の居場所の確保で精いっぱいです。

それでも小屋だと布団1枚に2~3人が寝るので、それよりははるかにマシでしょう。

テント場は予約なしで利用できる

テントを持参すれば、キャンプ場の中央付近にある受付で申し込み、利用料金を払えばOKです。特に予約する必要はありません。

テントのレンタルや食事の提供が過去にはありましたが、2020年度は中止。その後のシーズンは未定です。テントレンタルの場合は電話で予約してください。問い合わせ・予約は涸沢ヒュッテで受け付けます。

なお、夜は気温が下がるので、日帰り用の装備や服装プラス防寒が必須です。

涸沢テント場

連絡先は涸沢ヒュッテです。

  • 住所
    〒390-1516
    長野県松本市安曇4469-1
  • 公式サイトURL
    https://www.karasawa-hyutte.com/
  • 電話番号
    090-9002-2534

涸沢へ行く最適な装備や服装はコレで決まり!

Photo bymaxmann

涸沢の標高は2,300mあります。気温は100mごとに0.6度下がるので、単純に計算しても涸沢の気温は平地より約14度低くなるでしょう。季節が9月末から10月初旬ともなると、上着をプラスしたぐらいでは追いつきません。

また、最短で6時間、ゴツゴツ・ゴロゴロの石や岩の上ばかり歩いても足が痛くならない靴も必要です。

紅葉の時期に涸沢へ着ていく服装は防寒重視で

秋の涸沢の気温は平地の初冬と思ってください。服装は寒さ対策で重ね着が必要です。ただ寒いだけではなく、動いて汗もかくので汗冷えも考えなくてはいけません。

肌に触れるシャツは、吸湿性で乾きやすい化繊のTシャツに長袖のシャツを重ねます。さらにフリースと防風用のジャケットも用意しましょう。下半身は厚手のパンツでOK。

装備の要・靴は登山靴が絶対おすすめ

片道6時間の行程なので、足元の装備も大切です。日帰りみたいな感覚では山で泣くことになるので、しっかりした全天候型登山靴を用意しましょう。底の薄いトレッキングシューズでは不安です。

サイズ合わせはもちろん、実際にはいてみて無理がないかを必ず確かめてください。

涸沢への出発点・上高地へのアクセス

Photo by myhsu

涸沢へ行くには、出発点として必ず通過しなければいけないのが上高地です。ところが、ここ自体が有名な観光地なので、マイカーで直接行くことはできません。

途中にある釜トンネルで、年間を通じてマイカー規制がかかります。このため、アクセス方法としてはバス、タクシーに頼るしかないのです。

各方面からのアクセス方法を解説します。

マイカーでできるだけ上高地に近づくアクセス


出典: https://www.kamikochi.or.jp/access

荷物もあるし、できるだけマイカーを使いたいという場合は、途中の駐車場までなら利用できます。

駐車場は2ヵ所です。長野方向から来る場合は沢渡(さわんど)駐車場、松本方向からはあかんだな駐車場に車を置き、そこからシャトルバス、または乗合タクシーに乗り換えます。

 

長野・松本からマイカー利用でのアクセス

長野方面からは、長野道を松本ICで降り、国道158号線を高山方面へ走ります。沢渡大橋を渡ると駐車場ゾーンで、市営、民営合わせて14ヵ所、約2,000台置ける駐車場です。

シャトルバスは4ヵ所の市営駐車場のどこからでも乗れ、発車間隔は20~30分おき。タクシーは、各駐車場ごとに乗り場があり、定員が乗れば随時発車します。

料金は、バスが片道1,300円/往復2,300円、タクシーは片道4,600円の定額制で、頭割りの負担です。上高地へは約30分で着きます。

岐阜県側からマイカー利用でのアクセス

岐阜県側からは中部自動車道の高山ICでおりて、国道158号を松本方面へ進みます。こちらから入るのは、平湯温泉・あかんだな駐車場です。(有料道路に入らないよう注意)

市営駐車場が3ヵ所あり、上高地行きのシャトルバスは第2駐車場から1時間おきに出ます。タクシーは各駐車場が待機場所です。

料金は、バスが片道1,180円/往復2,090円、タクシーは定額で片道5,000円(有料道路料金込)。上高地までは約30分かかります。

上高地へ直接到着するバス直行便いろいろ

一番楽なのは、上高地のバスターミナルに直接入ることでしょう。近辺や主要都市から上高地行きの直通バスが数多く出ています。
 

松本電鉄新島々駅発沢渡経由の路線バス 冬季運休
高山発平湯温泉乗り換えの路線バス 平湯ー上高地冬季運休
新宿・渋谷・東京・大阪発さわやか信州号 冬季運休
新宿・竹橋・千葉発毎日アルペン号 冬季運休
長野駅発せせらぎ号 冬季運休
名古屋駅前発名鉄高速バス 冬季運休

※全便冬季は運休で、それ以外の季節でも状況によって運休便あり。

紅葉の時期は基本的に直行バスがあります。これに乗れば、上高地バスセンターに到着後すぐに登山道へ向かえるので、一番手っ取り早いアクセスでしょう。

公共交通機関を利用するアクセス

出典: https://www.alpico.co.jp/traffic/rail/

電車やバスなど、公共交通機関を使って上高地に入るには、長野県のJR長野駅・松本駅と岐阜県のJR高山駅を経由する方法があります。

各地から新幹線、在来線、高速バスを使って長野、松本、または高山に入るのが1ステップ。その後のルートは次の表のとおりです。
 

長野駅から 直通高速バスせせらぎ号(指定席)で上高地へ
松本駅から 松本電鉄で新島々へ・路線バス乗換えで上高地へ
松本駅から 直通路線バスで上高地へ
高山駅から 路線バスで平湯温泉へ・シャトルバス乗換えで上高地
※長野・松本からの直通便は1日1本です。

まとめ・涸沢の紅葉を見ないで紅葉は語れない!

Photo byKANENORI

涸沢というところは、簡単に日帰りできる場所ではありません。難易度はそう高くありませんが、1泊2日で歩き通した人だけが見られる絶景でした。

悪路や急坂という状況を乗り越えて、苦しい思いの末に目にした涸沢の紅葉にはそうするだけの価値はあります。

今回お伝えした見頃の時期や混雑状況、アクセスなどを参考に、ぜひとも涸沢へお出かけください。

上高地周辺のオススメ絶景スポット

今回紹介した涸沢カールは、誰もが認める紅葉の絶景ポイントでした。拠点となった上高地周辺には、まだまだ見るべき絶景や観光スポットがあります。

こういった記事を参考に、一度アルプスの山中へ分け入ってみませんか?