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滝の名所、日光で一度は訪れたい滝スポット14選!四季の魅力を映し出す絶景に迫る!

日光は関東を代表する滝の名所で、日帰り旅行で訪れたい観光スポットのひとつです。日光にはその名前が全国で知られる日本三大名瀑のひとつである華厳の滝のほか穴場の滝がいくつもあり、滝巡りのおすすめのコースが点在します。今回はそんな日光の滝をご紹介します。
2020年8月28日
水木誠人
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日光のおすすめの滝スポットをご紹介

Photo by Kentaro Ohno

日光は関東地方でも名高い観光名所のひとつです。知名度の高さも人気度も抜群の大自然に囲まれた小さな都市で、江戸幕府の書大将軍であった徳川家康が建てた日光東照宮で知られています。そんな日光の穴場スポットといえば滝スポットです。日光には滝の名所がいくつもあり、パワースポット巡りとしてもおすすめです。今回は、そんな日光の滝巡りのさまざまなスポットについてご紹介します。滝の種類、高さ、名前なども合わせてご紹介したいと思います。マイナスイオンを全身に受け止め、リフレッシュする旅行へいざゆかん!

日光滝巡りおすすめの観光名所コース①

華厳の滝

日本三大名瀑のひとつに数えられ、日光を代表する滝といえば、華厳の滝です。標高2400m級の男体山の噴火によって生まれた中禅寺湖から流れる大谷川から流れ落ちる滝で、その水量と豪快さや姿の華麗さが魅力の美しい滝です。

滝の名前の由来・高さや種類

華厳の名は仏教経典のひとつである華厳経から名づけられたといわれています。落差97mから一気に流れる滝の様子が日本三大名瀑に数えられる所以です。日光三名瀑はこの華厳の滝に、霧降の滝と裏見滝を、奥日光三名爆は湯滝、竜頭の滝を加えたものです。落下する水量は平均3tともいわれ、かなりの迫力がこの水量からもわかります。

近くの穴場スポット

華厳の滝エレベーターで下りた観爆台から滝つぼを見ることができます。また、中禅寺湖の周りにはさんさく登山コースもあるため、中禅寺湖の眺望を楽しみたい方はぜひ挑戦を。中禅寺湖の南岸の半月山展望台からは勇ましい男体山を見渡すことができます。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース②

霧降の滝

華厳ノ滝と裏見滝を合わせ、日光三名瀑と呼ばれる霧降の滝。霧降川に注ぎ落ちる滝で、このあたりはキスゲ平などの登山コースやキャンプ場、冬にはスキー場などの観光施設もあるため、ペンションや別荘地なども整備され、一年中、楽しめる一帯となっています。

滝の名前の由来・高さや種類

霧降の滝は霧降高原に位置し、霧降川に注ぐ滝ですが、霧降の名は初夏にかけて降るように霧が現れ、美しい雲海を作り出すことから生まれたようです。滝は2段になっていて、上段25m、下段26m、高さは75mとなっています。

近くの穴場スポット

霧降高原にはいくつかの観光スポットが点在します。ハイキングが好きな方にはキスゲ平園地があり、レジャーランドが好きな方にはチロリン村があります。また、吹きガラス体験ができるグラススタジオポンテもありますので思い出作りに。大笹牧場ではぜひソフトクリームをいただきましょう。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース③

裏見滝

日光三名瀑のひとつで、岩が浸食された滝中央に道があり、裏から滝を眺めることができためずらしい滝です。滝の裏には不動明王像がありますが、現在は訪れることができません。大谷川の支流、荒沢川にあり、安良沢の国有林の中にひっそりとたたずんでいる姿が印象的です。

滝の名前の由来・高さや種類

裏から滝が見られたことが名前の由来となった滝です。高さは20mと、ほかの滝に比べると規模は小さいものの、ぜひ訪れてみたい滝のひとつです。松尾芭蕉が奥の細道に記述した滝としても有名で、芭蕉の句碑が国道120号に建立されています。

近くの穴場スポット

裏見滝の上流に観音滝という名前の滝があります。この滝は、丹勢山麓散策路案内図のそばから細い山道を登ったところにある観音橋のたもとから河原に下りていくと見つかります。高さ6mと小さな滝ですが、自然に囲まれてひっそりとした滝を楽しみたい方はぜひチェレンジを。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース④

竜頭の滝

奥日光三名瀑のひとつで、ダイナミックで雄大な姿に魅了される竜頭の滝は、中禅寺湖から北岸、戦場ヶ原の方へと進んだ湯川から流れ落ちています。男体山の噴火でできた渓流瀑で、初夏の5月~6月ごろになると、トウゴクミツバツツジが美しく、また、9月下旬ごろから日光で早く紅葉が訪れるエリアとなっています。

滝の名前の由来・高さや種類

滝つぼのそばに大きな岩があり、そこで渓流が二分され、その姿が竜の頭に似ていることが名前の由来といわれています。落差210m、幅10mの階段状の岩場から落ちる滝の姿は、まるで踊り竜のごとく美しく、それぞれの季節に応じた彩を楽しめる滝となっています。

近くの穴場スポット


家族連れで訪れる方は、魚にエサをあげることもできるさかなと森の観察園が人気です。ハイキングが好きな方は、そのまま戦場ヶ原の方へと歩を進めていくと、すばらしいコースがいくつも点在します。また、中禅寺湖畔でカフェを楽しむのもよし。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑤

湯滝

戦場ヶ原からさらに北上した湯ノ湖から流れる滝、湯滝。豪快な姿が印象的で、滝つぼ近くから至近距離で滝を見学することもできます。ツツジやシャクナゲで有名で、春になると写真を撮りに多くのファンが訪れます。

滝の名前の由来・高さや種類

三岳火山の噴火で作られたせき止め湖である湯ノ湖から、高さ70m、幅25mから溶岩流の岩壁を豪快に流れ落ちる湯滝。滝つぼのそばにある観瀑台でマイナスイオンを全身に浴びながらその迫力を楽しむことができますが、さらに、滝の上の遊歩道から滝がはじまるポイントも見学することができます。

近くの穴場スポット

湯ノ湖や湯滝のあたりは、例年、10月に入ると紅葉が美しくなります。湯ノ湖はマス釣りの名所でもあるため、5月~9月の解禁期間は釣り人でにぎわいます。湯ノ湖のあたりには、奥日光湯元温泉もありますので、ゆったりとくつろぎたい方はぜひ足を運びましょう。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑥

寂光の滝

寂光の滝は、大谷川へ流れ込む田母沢川に落ち注ぐ滝です。高さ50m、幅6mで、7段に流れ落ちる姿が美しく、趣深い滝のひとつです。田母沢川の下流には、日光田母沢御用邸記念公園があり、季節の花が楽しめるほか、のんびりとした時間を過ごすことができます。

滝の名前の由来・高さや種類

寂光の滝の名は、このあたりに寂光寺があったことが由来です。寂光寺は、9世紀ごろ、弘法大師が開基したと伝えられる寺でしたが、1871年に神仏分離で寂光権現が廃止となり、若子神社になったのだとか。布引きの滝や七滝の別称も持っています。

近くの穴場スポット

寂光の滝から奥へ歩を進めていくと、田母沢川の源流域が広がります。苔むしたその様子はとても情緒的で、散策するのもおすすめです。また、田母沢川は釣りで訪れる方もいらっしゃいます。興味のある方はぜひ岩魚を狙ってみてはいかがでしょうか。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑦

隠れ三滝(丁字の滝・玉簾の滝・マックラ滝)

日光三名瀑のひとつ、霧降の滝のさらに奥にある隠れ三滝がこの三つの滝です。高さ10mほどではあるものの、水量が多く圧巻の丁字の滝、さらに規模が小さいけれど、滑り落ちる水の姿が美しい玉簾の滝、北向きに流れるめずらしいマックラ滝です。隠れ三滝のバス停もありますので、散策する価値あり。

滝の名前の由来・高さや種類

マックラ滝は、霧降川支流にかかる滝で、この三つの滝の中で最も豪快な滝です。名の由来は、滝がある場所が昼でも真っ暗だったからだとか。落差30mで水量も豊富です。霧降滝から足を延ばしてマイナスイオンを浴びる散策に出かけるのもおすすめです。

近くの穴場スポット

隠れ三滝の散策はだいたい2時間程度のコースです。時間に余裕があれば、温泉に入ってくつろぎたいものです。霧降高原から東武日光駅へと向かう途中、日帰り温泉ほの香があります。ひと風呂浴びてから帰路に着きましょう。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑧

方等滝(ほうとうのたき)

方等滝は、大谷川の支流にかかる滝で、日光市街と中禅寺湖や奥日光を結ぶ道路であり、急カーブが48か所あることからその名がついたいろは坂から遠望できる滝です。この滝、下りの第一いろは坂の途中にある剣が先展望台から眺望できる滝なので、ぜひ立ち止まってその美しさを目に焼き付けたいです。

滝の名前の由来・高さや種類

高さ50m、滝の上部は堰堤になっていますが、この堰堤こそ国の登録有形文化財に登録されたものです。男体山の裾野から流れる直下型の滝で、秋の紅葉時期に般若滝と並ぶその美しさは圧巻です。方等とは平等の心理を意味する仏教用語です。

近くの穴場スポット


日光へドライブを兼ねた来訪であれば、ぜひ第二いろは坂も体感したいです。途中の明智平展望台からの眺めはとても美しく、紅葉時は絶景のドライブを楽しめます。なお、紅葉シーズンは大渋滞となりますのでご用心を。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑨

般若滝

方等滝と並び、第二いろは坂から眺望を楽しめる滝が般若滝です。左側が放等滝、右側が般若滝で、その二本の筋は実に自然が作り出したアートそのもの。般若滝は、その昔、滝の裏側を通れたことから、小裏見滝との別称も持っていたのだとか。方等滝といい、般若滝といい、パワースポットとしても気になる滝。

滝の名前の由来・高さや種類

日光といえば山岳信仰の聖地としても名高い土地で、とくに日本百名山にも数えられる男体山は信仰の中心として崇められていたことから、方等滝や般若滝といった経典が由来となっている滝が点在します。般若滝は、高さ20m、紅葉をバックにした姿はとても可憐で美しいです。

近くの穴場スポット

般若滝や放等滝のそばには、日光二荒山(ふたらさん)神社があります。境内は国の史跡に指定され、かつ、日光の社寺として世界遺産にも登録されています。古くからある山岳信仰の中心とされていました。パワースポット巡りにも興味のある方は、合わせて様々なスポットを訪れるのもまた楽しい旅となります。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑩

白雲の滝

白雲の滝は、華厳の滝の下流に注ぐ滝です。この滝は、岩壁の割れ目から地表に湧き出た伏流水から成る潜流瀑で、かなりの水量があります。いわく、日本最大規模の潜流瀑なのだとか。かつては華厳の滝の下流域に入ることができましたが、現代ではそのルートは閉鎖され、明智平からロープウェイで上った明智平展望台から眺めることができます。滝にはかささぎ橋という橋がかかっていますが、現在通ることはできません。

滝の名前の由来・高さや種類

白雲の滝は落差42mほど、幅は7mほどの美しい滝です。地表から水が湧き出る姿から白雲の名が浮かびあがりますが、名前の由来は不明です。潜流瀑といえば、日光にはほかに、アクダラ滝という滝があります。この滝は、いろは坂の奥に位置しますが、この滝も、白雲の滝のように岩壁の割れ目から水があふれだし、美しい自然との造形を生み出しています。

近くの穴場スポット

明智平のロープウェイは、冬の点検整備の期間のほか、天候が悪いときなどを除くと、毎日運行しています。明智平展望台からは、男体山、いろは坂、日光の街並みが美しく見えます。紅葉シーズンは非常に混みますが、せっかく日光まで訪れたら、ぜひこのすばらしい展望はその目に焼きつけて帰りたいものです。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑪

虹見の滝

栃木県にある数多くの温泉地の中でも、鬼怒川温泉や川治温泉は、日光からアクセスがよい温泉地として知られています。このふたつの温泉地の真ん中にある龍王峡は、かつて海底火山の活動で噴出した火山岩が鬼怒川によって浸食されて生まれたすばらしい景観を誇ります。そんな龍王峡のハイキングコースに流れる迫力のある滝こそ、虹見の滝です。

滝の名前の由来・高さや種類

虹見の滝は、太陽の光が差し込むと、美しい虹が見えたことからその名がついたといわれています。高さ20mから勢いよく流れ落ちる滝は迫力があると評判です。また、虹見橋という橋が近くにあり、違った角度から滝の美しさを見ることもできます。滝の見学は、ハイキングコースを行くため、歩きやすい格好で訪れましょう。

近くの穴場スポット

虹見の滝を訪れるハイキングコースには、五龍王神社が断崖の上に祀られています。神社を訪れながら、ハイキングコースを進んでいくと、だいたい1時間半ほどで戻ってくることが可能です。気軽に散策できるコースとなっていますので、ぜひ自然散策をしながら滝を見学することをおすすめします。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑫

竪琴の滝

鬼怒川温泉と川治温泉の間にある龍王峡のハイキングコースにある虹見の滝のすぐそばにある滝が竪琴の滝です。滝の幅が広く、岩肌にぶつかって独特な水しぶきがその美しい姿を描く滝で、静まり返った大自然の中で美しい滝音と静寂を感じることができます。ハイキングコースは龍王峡駅から川治温泉駅までの間にありますので、健脚具合と観光ルートを考えて、ぜひ滝を見学しながらこの美しい渓谷を旅してみましょう。

滝の名前の由来・高さや種類

竪琴の滝は、高さ5mほどの小さな滝ですが、幅が広く、水が幾筋にも広がり、その姿が竪琴の弦のように見えることからその名がついたとされています。龍王峡の中心となる滝は、竪琴の滝と虹見の滝で、ハイキングルートにある白龍峡と呼ばれる龍王峡駅近くのルートを回れば見学することができます。こちらは3kmほどのコースで1時間半ほどで回ることができますので、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

近くの穴場スポット


龍王峡駅から川治温泉駅までハイキングコース6kmを散策し、温泉に寄って旅の疲れを癒してから帰路に着くというコースがおすすめです。川治温泉はケガに効能があるとされる温泉で、旅でケガをされたらぜひ立ち寄りたいです。また、10月中旬ごろからの紅葉が美しく、紅葉狩りに出かけたい方にもおすすめです。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑬

白糸の滝

日本には数多くの白糸の滝が存在します。1本の白い糸のような滝から、幾重にも落水が連なる白糸の滝まで、さまざまな種類の滝がありますが、その数、40を超えるほどあるともいわれています。そんな日本では知られている白糸の滝、日光にも存在します。日光の白糸の滝は、日光二荒山神社の別宮である滝尾神社の入口にある滝で、パワースポットとしても有名な滝です。

滝の名前の由来・高さや種類

日光の白糸の滝への道のりはおよそ20分程度です。弘法大師が修行したとも言われるパワースポットで、天狗沢に落水する高さ10mほどの滝です。白糸の名のように滝の流れが白い糸がたなびくようにも見えます。あちこちに鳥居や岩が祀られているため、静粛な気持ちで多くのエネルギーを全身で受け止めながら散策することをおすすめします。

近くの穴場スポット

日光の白糸の滝への道のりはおよそ20分程度です。弘法大師が修行したとも言われるパワースポットで、天狗沢に落水する高さ10mほどの滝です。白糸の名のように滝の流れが白い糸がたなびくようにも見えます。あちこちに鳥居や岩が祀られているため、静粛な気持ちで多くのエネルギーを全身で受け止めながら散策することをおすすめします。

日光滝巡りおすすめの観光名所コース⑭

庵滝

冬に日光を訪れる旅を考えてらっしゃる方に強くおすすめしたい滝があります。それは、庵滝です。この滝は冬になると凍結することで知られている滝です。岩肌に凍りついた滝の色が水色であることから、ブルーアイスの氷瀑などと呼ばれています。とても神秘的で美しい姿ですが、雪原を歩いて行かければなりません。

滝の名前の由来・高さや種類

庵滝の名前の由来は定かではありませんが、氷瀑の姿を見学する際は、ツアーなどに参加する方法もあります。実際、庵滝までの道のりはわかりにくく、戦場ヶ原、小田代ヶ原を越え、山奥へと進んでいきますし、雪原を往復で10kmほど歩かなければなりません。

近くの穴場スポット

庵滝の名前の由来は定かではありませんが、氷瀑の姿を見学する際は、ツアーなどに参加する方法もあります。実際、庵滝までの道のりはわかりにくく、戦場ヶ原、小田代ヶ原を越え、山奥へと進んでいきますし、雪原を往復で10kmほど歩かなければなりません。

日光の滝の名所でマイナスイオン三昧のススメ

Photo bymgmccardle

日光は関東で人気の観光スポットであり、自然が豊かで見どころも多く、さまざまな遊びを体験することができます。とくに日光の滝は、日光四十八滝とも呼ばれ、その数の多さで知られています。日光を訪れたら、ぜひ滝巡りで身も心もリラックスしましょう。日常では見られない自然の不思議やすばらしい出会いに感動するはずです。

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