日光ってどんなところ？
日光市は栃木県北西部にある市で、全国の市町村の中で3番目に広い面積を誇ります。関東地方でありながら気候が厳しく、東京と比較すると、平均気温が市街地でも4度、山間部になると9度も低くなっています。しかし、自然環境が良く名所もたくさんあるため、毎年1000万人が訪れる一大観光地ともなっています。また東照宮など世界遺産も有名ですが、名湯や秘湯がひしめく温泉大国の顔も持ち合わせています。
日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉をご紹介！
ではこれから、日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉12選をご紹介していきましょう。筆者が厳選したおすすめの日帰り温泉が登場します。なかなか行けない秘湯情報もありますのでどうぞご覧ください。(記事記載の情報は2018年2月12日現在のものです)
日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉1
仁王尊プラザ
日光の温泉地の一つ、名湯鬼怒川温泉にある宿泊も可能な人気温泉施設で、源泉100%の温泉を日帰りで楽しむことができます。この温泉施設の特徴は、目の前を流れる鬼怒川の景色を眺めながら温泉に浸かれることです。川のすぐわきに露天風呂が2つ設けられていて、水着に着替えて入浴します。家族やカップルでも遠慮なく湯浴みが楽しめるので、大人気の温泉となっています。鬼怒川ではライン下りをする屋形船があるので、時どき目の前を船が通り過ぎていくのが見えます。
さらに人気なのが「屋形船露天風呂」です。実際にライン下りで使用されていた屋形船をそのまま浴槽にした露天風呂で、ライン下りの船が通ると船頭さんと声の掛け合いを楽しむことができます。なかなかできない経験ではないでしょうか。このほかにも、内湯と露天風呂など日帰り温泉で利用できるお風呂があり、すべてを網羅するには時間がかかります。日光の名湯鬼怒川温泉を気軽に楽しめる日帰り温泉です。
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【住所】栃木県日光市鬼怒川温泉大原371-1 【TEL】0288-76-2721 【日帰り温泉利用時間】9:00から21:00まで 【日帰り温泉料金】大人(中学生以上)700円,子供(3歳以上)350円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉2
大江戸温泉物語 日光霧降
日本各地に人気温泉ホテルを展開する「大江戸温泉物語」のホテルです。日光霧降高原は、ニッコウキスゲの群生地が観光客に人気で、山の斜面に一斉に咲き誇る黄色の花は見る人の心を和ませてくれます。そんな霧降高原にあるのが「大江戸温泉 日光霧降」です。標高が1000メートルと高めのため、温泉から見える景色はとてもきれいです。温泉は内湯と露天風呂がありますが、どちらの温泉からも四季折々の日光霧降高原の景色を堪能することができます。
この温泉には人気の入浴時間があります。それは早朝です。朝6時から日帰り温泉客を受け入れてくれるのですが、露天風呂から朝日が昇る様子を見ることができるのです。山の頂からゆっくりと朝日が昇る様子を見るのはまさに絶景といえます。冬場は少々寒いのですが、清々しい澄んだ空気の中に太陽が昇るのを見ることができれば、朝早く起きて温泉に出かけても後悔はありません。ニッコウキスゲ鑑賞の帰り道にぜひ立ち寄りたい人気日帰り温泉です。
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【住所】栃木県日光市所野1535-1 【TEL】0570-011263 【日帰り温泉利用時間】6:00から11:00,13:30から18:00まで 【日帰り温泉料金】平日:大人(中学生以上)700円,小学生300円,小学生未満無料|土・日・祝日:大人1000円,小学生400円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉3
日光小倉山温泉 春暁庭ゆりん
加水、加温、循環が一切なしという源泉100%の温泉が楽しめるのが特徴です。山の中にあるため自然環境は抜群で秘湯ムードが感じられます。ナラの原生林が広がるなかにある露天風呂は、鳥の鳴き声が響いてきてなんともいえず気持ちがいいです。内湯もありますがいずれのお風呂も源泉かけ流しです。単純泉なので肌にも優しく、だれでも気軽に温泉を楽しむことができます。無色透明な温泉はよく温まると評判です。
深夜2時まで営業しているので、仕事などで遅くなって夜に訪問しても温泉を楽しめるのは大きな魅力です。夜間は周りの木々がライトアップがされ、幻想的な雰囲気が漂います。こちらの温泉では会員制度による割引料金を設けており、種類によってドリンクがサービスになるなど特典を付けてくれます。また軽食も食べることができ、特に温泉卵を使った「温泉卵のカルボナーラ」はこの温泉の人気メニューとなっています。夜間でも利用できる筆者おすすめの日帰り温泉です。
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【住所】栃木県日光市所野2823 【TEL】0288-54-2487 【日帰り温泉利用時間】14:00から深夜2:00まで 【日帰り温泉料金】800円
日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉4
国民宿舎 渓山荘
間欠泉があることでも知られる、秘湯ムード漂う川俣温泉にある国民宿舎です。こちらでは宿のお風呂を日帰り温泉に開放しています。冬季以外は「山王林道」によって奥日光に抜けられるため、ドライブの好きなドライバーが日帰り温泉で多く立ち寄っています。宿のロケーションが大変よく、秘湯ならではの大自然の解放感が格別です。すべてのお風呂が源泉かけ流しという贅沢な湯使いで、泉質も雰囲気も満点に近いのではないでしょうか。
内湯の大浴場と露天風呂があり、特に露天風呂は渓流の流れの音をバックにゆったりと温泉に浸かれます。68度で湧く単純温泉は、刺激が少なく肌にも優しいと女性からも高評価です。国民宿舎にもかかわらず自家源泉を所有している贅沢な宿といえます。日帰り温泉の利用時間が短いのが残念ですが、日光の秘湯を楽しむために時間を合わせて出かけてみる価値は大いにあります。
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【住所】栃木県日光市川俣865 【TEL】0288-96-0282 【日帰り温泉利用時間】10:00から14:00まで 【日帰り温泉料金】500円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉5
源泉 ゆの香
名湯奥日光湯元温泉にある日帰り温泉施設です。すぐ後ろが奥日光湯元温泉の源泉元となっていて、観光客が源泉元を見学するため、建物のわきの道を往来しています。奥日光湯元温泉で日帰り温泉を楽しめるところは、入浴料が高めのところが多いのですが、その中で大人700円というリーズナブルな値段はなかなかの魅力です。源泉に近いので新鮮なお湯が常時供給されて泉質は抜群です。硫化水素臭香る緑がかった乳白色のお湯は、温泉気分をいっそう盛り上げてくれます。
温泉は男女別に内湯と露天風呂があり、源泉かけ流しで楽しむことができます。また食事処もあり、日光名物の「ゆば」の刺身や、鹿肉の刺身など地元色あふれるメニューを楽しめるのもうれしいですね。休憩室もあるので、出たり入ったりを繰り返しながら良質の温泉を堪能できます。日光観光に訪れた際には、少し足を延ばして奥日光湯元温泉で日帰り温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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【住所】栃木県日光市湯元温泉 【TEL】0288-62-2326 【日帰り温泉利用時間】10:00から19:00まで 【日帰り温泉料金】大人700円,子供500円,幼児300円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉6
湯けむりの里 柏屋
日光の名湯の一つ川治温泉にあるのが、「湯けむりの里 柏屋」です。川治温泉は、大きな温泉街を有する鬼怒川温泉と異なり、静かな雰囲気が特徴です。2本の川が合流する谷に開けた温泉地のため、露天風呂や客室から川を眺められる宿泊施設が数多くあります。こちらの宿も例外ではなく、自慢の露天風呂からは川に鉄道の橋がかけられた素敵な景色が眺められ、電車が走るとまた気分がでます。
露天風呂も内湯も大変広々しており、込み合っていてもそれほどストレスは感じません。温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、肌が滑らかになり、刺激が少ないので誰にでも合う温泉です。源泉はぬるめですが、2つの露天風呂のうちの1つで加温なしの源泉を楽しめます。寒くなったら隣の加温している露天風呂に入浴して、両方交互に楽しむのがおすすめです。入浴料が少々高いのですが、タオルやバスタオルも無料ですので立ち寄ってみましょう。
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【住所】栃木県日光市川治温泉高原62 【TEL】0288-78-0002 【日帰り温泉利用時間】14:00から16:00まで(平日のみ) 【日帰り温泉料金】大人1500円,子供1000円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉7
川俣温泉 一柳閣
日本秘湯を守る会の会員にもなっている、日光の秘湯川俣温泉にある宿です。川俣温泉の間欠泉のすぐ近くにあり、大きな提灯が目印です。自家源泉を所有しているため、湯量豊富な温泉を源泉かけ流しで使っています。一番のおすすめは、川を見下ろすように広がる大露天風呂です。混浴となっていますが素晴らしい景観が楽しめ、開放感いっぱいの露天風呂です。雪が降ると、白に染まった違った雰囲気の露天風呂に変わって、またそれが格別です。
混浴が苦手な女性のために、女性専用の露天風呂も用意されていますので安心です。内湯も男女別に用意されているので、寒い季節でもゆっくりと温泉を楽しむことが可能です。ただせっかく秘湯に来たのなら、ぜひ露天風呂に入浴することをおすすめします。日帰り温泉利用時間が短いので、特に降雪時には時間に余裕をもって到着するようにしましょう。
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【住所】栃木県日光市川俣40-3 【TEL】0288-96-0111 【日帰り温泉利用時間】10:00から14:00まで 【日帰り温泉料金】1000円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉8
加仁湯
奥鬼怒温泉にある秘湯の中の秘湯です。温泉愛好家にも人気の温泉で、秘湯ならではの不便さがこの温泉の人気の理由になっているのです。女夫渕という場所まではマイカーの乗り入れができますが、そこからは宿の送迎バスか徒歩でしか行くことができません。特に、日帰り温泉で訪れる場合は徒歩限定となってしまいます。1時間半近く歩くとようやく宿に到着するというまさに秘湯ですね。
でも、その苦労は報われます。加仁湯は5つの源泉を所有しており、それぞれ泉質が異なる温泉を源泉かけ流しで湯船に流し込んでいるのです。内湯も露天風呂も雰囲気満点で、別世界に来たようなそんな自然たっぷり、開放感たっぷりの温泉です。毎日の気象条件などによって、温泉の色が微妙に異なっているのも源泉ならではでしょう。徒歩は大変ですが天気とよく相談して、加仁湯までの往復の道のりを楽しみながら温泉に浸かりましょう。
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【住所】栃木県日光市川俣871 【TEL】0288-96-0311 【日帰り温泉利用時間】9:00から15:00まで 【日帰り温泉料金】大人500円,小学生300円
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉9
奥日光高原ホテル
日光の名湯奥日光湯元温泉にある温泉ホテルです。源泉の濃さでは全国有数といわれる奥日光湯元温泉のお湯を、源泉かけ流しで楽しむことができます。硫黄分を多く含んで硫化水素臭が香る温泉は、入浴もさることながら、湯気を吸いこむことで効能がいっそう高まるともいわれています。新鮮なお湯がたっぷりと供給されているホテルのお風呂は、心と体を癒すのにもぴったりです。
お風呂は男女別に内湯と露天風呂があります。内湯の大浴場は窓が大きく、奥日光の四季折々の景色を眺めることができます。また露天風呂は、塀に囲まれてはいるものの解放感いっぱいで、特に雪が降った時の雰囲気はなんともいえない贅沢です。奥日光湯元にはスキー場もありますので、雪遊びを楽しんでからひと風呂浴びるのもいいのではないでしょうか？
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【住所】栃木県日光市湯元2549-6 【TEL】0288-62-2121 【日帰り温泉利用時間】12:30から(終了時間は要問合せ) 【日帰り温泉料金】大人(中学生以上)1000円,小学生800円,小学生未満無料
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉10
ホテル カジュアルユーロ
日光の隠れた名湯で、湧出量が毎分400リットルというph8.6のアルカリ性単純泉の源泉を所有しています。美肌の湯としても知られており、女性客にも人気のホテルです。客室に露天風呂がついており、いつでも源泉を楽しめるのが特徴です。日帰り温泉はホテルに備わっている内湯と露天風呂で楽しむことができます。塀に囲まれているため眺望は望めませんが、植物を上手に配置して高級感のある湯船となっています。
またこちらには貸切風呂が準備されており、テラスやシャワー室、休憩スペースなどが備わっていて、日帰り温泉客にも利用できるようになっています。家族で、またカップルで利用すれば、プライベートなバスタイムを過ごせますね。自家源泉は泉質も良好で、入浴すると肌が滑らかになり、出た後もとてもさっぱりしています。夜10時まで日帰り温泉を利用できますので、忙しかった一日の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか？
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【住所】栃木県日光市所野字丸飛1550-37 【TEL】0288-53-0500 【日帰り温泉利用時間】10:00から22:00まで 【日帰り温泉料金】500円|貸切風呂3000円/50分
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日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉11
日光沢温泉
奥鬼怒温泉にある秘湯の一つが「日光沢温泉」です。一軒宿の温泉で秘湯マニアにはこたえられない温泉ですね。前述の「加仁湯」と同様に女夫渕駐車場にマイカーを置くと、徒歩で1時間半から2時間の旅路が待っています。奥鬼怒遊歩道を歩くかたちになるため、雪が降ればさらに余分な時間を見積もらなければなりません。標高1400メートルという高地であるため気温の変動が大きく、登山をするという心構えで臨むのが適切でしょう。
しかし、温泉にたどり着けば「来てよかった」と思える素晴らしいお湯を楽しむことができます。玄関にかけてある鐘を鳴らして宿の人を呼び出すというユニークさがいいですね。日帰り温泉で利用できるのは2つの露天風呂となります。両方とも混浴ですが、片方の露天風呂は透明な温泉で、もう片方の露天風呂は白濁しています。どちらも硫化水素臭がする温泉気分満点のお風呂です。午後3時までの入浴となりますので、早めの到着をおすすめします。
立ち寄り湯情報はこちら！
【住所】栃木県日光市川俣874 【TEL】0288-96-0316 【日帰り温泉利用時間】9:00から15:00まで 【日帰り温泉料金】大人500円,子供300円
日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉12
八丁の湯
秘湯マニアの中でも有名な日光奥鬼怒の温泉ですね。こちらの温泉に行くにも、女夫渕駐車場にマイカーをとめ1時間半歩いて向かうしかありません。大自然を満喫できるこの温泉には、4つの特徴的な露天風呂がありそれが大人気なのです。「雪見の湯」、「滝見の湯」、「石楠花の湯」、「滝見露天風呂」という露天風呂があり、滝見露天風呂は女性専用で、ほかの3つはすべて混浴というラインナップです。
特に滝見の湯は、上から流れ落ちる滝を目の前に見ながらの入浴となり気分最高です。雪が降れば雪見風呂がまた風情があって素敵ですね。場所が不便なだけに、入浴客でごった返すということも少なく、子供も少ないので静かにのんびりと湯浴みできます。一度秘湯に入浴してみたいと思っていた方には、関東最後の秘境といわれる日光奥鬼怒温泉の八丁の湯に、日帰り温泉を楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか？
立ち寄り湯情報はこちら！
【住所】栃木県日光市川俣876 【TEL】0288-96-0306 【日帰り温泉利用時間】9:00から15:00まで 【日帰り温泉料金】500円
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日帰り温泉は日光で！
日光の名湯・秘湯おすすめ日帰り温泉をご紹介してきましたがいかがでしたか？日光には日帰り温泉を楽しめる場所がたくさんあり、秘湯も楽しめる素晴らしい温泉環境が整っています。皆さんも記事を参考にして、ぜひ日光の魅力的な日帰り温泉を楽しんでみてください。