浦安におでかけ！どんな街？
千葉県浦安市は、千葉県の最西端に位置します。旧江戸川を挟めばすぐに東京都江戸川区という、非常に東京都に近い位置にあり、物理的にもかなり都心にアクセスしやすい街になっています。浦安市には全国的に有名なテーマパーク「東京ディズニーリゾート」がありますが、実はそのほかにも、地元民以外には案外知られていない、家族やお一人様でも楽しめるおでかけスポットが点在しているのです。
埋立地からなる浦安
ディズニーリゾートがある位置がかつては海だった、という話が有名ですが、浦安市の約4分の3は1960年代以降に造成された埋立地が占めています。それらの埋立地にあたる地域では、2011年の東日本大震災の時には、液状化現象などの被害が深刻だったと報道されました。江戸川の両岸にある自然堤防の上にある市街地は埋め立て工事より以前からあり、現在も旧市街としてその姿を残しています。
浦安駅の特徴
浦安駅は東京メトロの東西線が乗り入れています。快速・通勤快速・各駅停車すべてが停車します。これ一本で、大手町駅までは各駅で20分、終点の中野駅までは40分と、かなり都心へのアクセスが便利になっています。また京葉線の新浦安駅までは徒歩で36分、バスで16分ということもあり、どちらかが不通になった際はどちらかの駅が乗客であふれかえるという状態にもなってしまいます。
東口
浦安駅の出口は1か所、高架下に出る形になります。高架下の北側・南側ともにコンビニや飲食チェーン店が多く、生活の基盤となるようなお店が多い印象を受けます。南側にはタクシー用のロータリーがあります。バスは北口、南口あちこちにバス停があるので、自分が利用するバス停がどのあたりか迷わないように調べておくとスムーズです。
浦安といえばディズニーリゾート！
浦安市にある全国的なテーマパークといえば東京ディズニーリゾートです。1983年に東京ディズニーランドが、2001年に東京ディズニーシーがオープンして以来、多くの観光客がその魅力に惹かれて訪れています。
東京ディズニーランド
東京ディズニーランドは、ディズニーの作品の世界観を表現したテーマパークです。キャッチコピーは「夢と魔法の王国」です。ランドマークであるシンデレラ城を中心に、7つのエリアに分かれています。2020年には再開発により「美女と野獣」や「ベイマックス」といった人気作品をモチーフにした施設が登場することで注目を集めています。
東京ディズニーシー
東京ディズニーシーは、2001年にオープンした、日本で2番目のディズニーパークです「冒険とイマジネーションの海へ」というキャッチコピーの通り、海をイメージしたテーマエリアやアトラクションが集まっています。入り口の地球儀「アクアスフィア」があるエントランスを抜けたら、異国情緒あふれる情景が広がっています。お酒が飲めることやオリジナルのショーが充実していることも人気を集めています。
浦安からディズニーリゾートまでのアクセス方法
東京ディズニーリゾートの最寄り駅は、京葉線の舞浜駅です。そのため浦安駅から舞浜駅まで電車で行こうとすると、結構な回り道になってしまいます。そこで、もし浦安駅から東京ディズニーリゾートにアクセスしたい際は、浦安駅南側のバス停のうち「舞浜」行きあるいは「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」行きに乗車すると到着します。乗車時間はいずれも大体30分程度になっています。もし、舞浜駅ではなく浦安駅で降りてしまった！という方はこちらで向かうという手もおすすめです。
ほかにもある！浦安のおでかけスポット
浦安にはディズニーの他にも、実はまだまだおでかけスポットが充実しています。気張らず、フラッと立ち寄るのにぴったりな浦安のおでかけスポットをご紹介します。
大江戸温泉物語
日帰り・宿泊どちらも温泉を堪能できるとして人気の「大江戸温泉物語」男女混合で水着で楽しめる露天風呂や、着衣の状態で楽しめる足湯など、アトラクション的な要素のお風呂が多いので、家族や友達同士で気軽に楽しむことができます。室内もムーディーな和の雰囲気漂っていて、インスタ映えもバッチリ。最寄り駅は「新浦安駅」ですが、浦安駅からも無料のシャトルバスが出ています。
イクスピアリ
舞浜駅を出て、ディズニーランドと反対方面にあるのが、2001年にオープンした商業施設「イクスピアリ」です。アパレルや雑貨のショップ、カフェや飲食店、さらにはプリクラが撮れるコーナーや映画館まで揃っています。遊びも、休憩も充実していますし、舞浜といえばのディズニーストアも大人気です。ディズニーには行かなくても、舞浜で1日楽しみたいという人におすすめです。
浦安市運動公園
ディズニーランドとシーの間に、浦安市民にはお馴染み、それ以外の人は知る人ぞ知るといった、広々とした公園があります。舞浜駅からイクスピアリを経由してディズニーシーに歩いて向かうと、岡本太郎が手掛けた特徴的な大きい門が目印になっています。アスレチック遊具で遊ぶ子供たちの姿や、スケボーやローラースケート、ランニングに勤しむ人たちの姿でいつも賑わっており、ここで過ごせばのんびりリフレッシュすることができます。
浦安市郷土博物館
ディズニーランドやシーが異国情緒を再現した街並みなら、浦安市郷土博物館は「昔ながらの漁村の風景を再現した街並み」が楽しめます。浦安の自然、文化、歴史に関する資料を展示しており、歴史好きな人は大満足な内容です。また屋外展示には船宿に加え、川に浮かぶ「ベカ舟」も再現されていて、歴史に詳しくない人もその昭和の街並みの再現に驚くことでしょう。見学が終わったら、併設のレストランで「あさり飯」がおすすめです。
浦安でグルメを楽しもう！老舗からおしゃれまで
浦安へ出かけたら、地域に密着したグルメもチェックしてみたいところです。海に近い浦安ならではの食材を使ったお店や、若い方でも入りやすいおしゃれなカフェなど、浦安の街を支える名店をご紹介します。
猫実珈琲店
どこかほっとする雰囲気の漂うお店は、家具、雑貨、食器など全て店主の好きなもので揃っているのだとか。そんな店内で、高級なコーヒー豆「スペシャリティコーヒー」を丁寧にハンドドリップし、提供しています。陳列してあるコーヒーカップや本の数々を眺めてるゆっくりした時は至福そのもの。またお土産にも人気の「猫実もなか」は、その名の通り猫のお顔を模したかわいいもなかです。地域のお店や作家とコラボレーションをすることもあるそうで、目が離せない素敵なお店です。
基本情報
【住所】千葉県浦安市猫実4-16-16
【電話番号】047-382-8584
【アクセス】浦安駅から徒歩4ふん
【営業時間】10:00〜18:00(日・月曜定休日)
とんかつやまだ
とんかつ一筋で30年以上、浦安の街で高品質な高級店の味をお届けしています。様々なグルメマンガにも登場する人気店は、ランチタイムには行列ができていることもあるので、ぜひお早めに足を運んでおきましょう。豪快な分厚いお肉に、カリカリサクサクの衣が纏い、食欲を刺激します。「普段頑張っている自分へのご褒美」にはもちろん、ちょっとした食事にも利用したくなるような、魅力たっぷりのお店です。
基本情報
【住所】千葉県浦安市北栄1-17-3
【電話番号】047-354-0535
【アクセス】浦安駅から徒歩1分
【営業時間】11:30〜14:00、17:00〜21:30
Healthy Boy
明るく広々とした店内のイタリアンバル「HealthyBoy」カジュアルなお料理がメインになっているので、家族やお友達同士、カップルでも訪れられるのが魅力です。自家製のピッツァや、千葉県産の豚を使ったお肉料理、産地直送の野菜を使ったフレッシュなサラダなど、素材にこだわったメニューの幅広さについつい通いたくなってしまいます。
基本情報
【住所】千葉県浦安市当代島1-5-40
【電話番号】047-380-1381
【アクセス】浦安駅から徒歩2分
【営業時間】11:00〜14:30、18:00〜23:30
うらやす
浦安そして千葉といえば、新鮮な海鮮料理。浦安駅すぐ近くの「うらやす」は、とにかくリーズナブルながらも高品質なおいしい海鮮料理が食べられると人気です。中でもボリュームたっぷりの新鮮な海鮮丼は、ランチタイムから飲み会帰りの一皿まで大人気です。ご飯おかわり可、ドリンクバーまで付いていて、コスパの良さにとにかく大満足。とにかくゆっくり過ごすことができるので、初めて浦安で海鮮料理が食べたいという方におすすめです。
基本情報
【住所】千葉県浦安市当代島1-17-5 浦安第２メトロ内
【電話番号】050-5868-7391
【アクセス】浦安駅から徒歩1分
【営業時間】11:00〜22:00（木曜定休日）
浦安へのおでかけで、遊びもリフレッシュも充実！
浦安にある、誰もが知っているであろう有名なテーマパークから、知る人ぞ知る穴場まで、充実した休日が過ごせるおでかけスポットをご紹介しました。浦安へのお出かけなら、お友達同士やファミリーで楽しい時間が過ごせること間違いなし。ぜひ浦安でガッツリ遊びつつ、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。