美浜サーキットとは
場所は愛知県の知多半島
いつも注目度の高めな美浜サーキットがあるのは、愛知県の南西部でくの字になって、白い灯台でもおなじみの知多半島。この半島の南方の里山風景でいっぱいな丘陵地の中、サーキットが完成したのは2005年のことでした。現在に至るまで、株式会社美浜サーキット・クニモトが運営しています。皆で一心不乱にとことんまでレースに夢中になれる、美浜サーキット。まずはこちら施設の概要から迫ってみることにします。(当記事は2019年7月17日時点の情報を元に掲載しています。)
4種の乗り物が走行できる屈指の大型コース
数々のサーキットが見られる日本ですが、中でもこの美浜の施設は4種類の乗り物を乗りこなせる場所として知られています。日本屈指の大型サーキットで走り回るのは、派手な四輪や二輪、子供も乗り込むカートなどのモータースポーツはもちろん、時には自転車も主役に躍り出ることがあります。
多様なレースが開催される
何よりも人々の支持を集めて来たのは、美浜サーキットの多様なレースの存在です。プロが走る高度なレースのほか、モータースポーツを実体験したい一般が参加できるレースを、色々と用意しています。この場所にお出かけすれば、訪れるたび好みのレースを楽しむことが自在になるのです。
基本情報
【場所】愛知県知多郡美浜町野間馬池16
【運営会社】株式会社美浜サーキット・クニモト
【電話】0569-87-3003
美浜サーキットの営業
営業期間と営業時間
一年を通じてこちらの美浜サーキットには定休日が無く、年末年始の保守点検の休みがあるのみです。営業時間は春~冬まで一貫とし、朝の8時から夜の22時までとなります。ただし営業期間中には団体に貸切していることがあり、個人が入場不能な日や、レース参加不能日も出てきます。
レンタルカートの営業時間
子供も夢中になって止まらぬカートの営業時間については、美浜サーキットの冬季には若干違いが出ています。春~秋シーズンにはレンタルカートは17~22時まで走ることができますが、冬の営業時間は21時までとなります。ただし冬でも予約・貸切の場合は22時まで乗ることが可能です。
美浜サーキットの営業期間と営業時間まとめ
【営業期間】年末年始を除く1年中
【営業時間】8:00~22:00
【走行時間】9:00~17:00
【カート】春~秋:9:00~22:00、冬:9:00~21:00(予約・貸切の場合22:00まで)
美浜サーキットのコース
1周は1,000m
全体を1周するコースを設定した場合には、スタートからゴールまでの全長は1,000mに達しています。美浜サーキットの最大直線は、中央部にある200mの部分。見どころとなる40Rに達するコーナーなど含め、南北に急激なカーブを複数配しています。
南北のショートコース
走行やレースの種類によって、コース全体のレイアウトを変えられるのが美浜サーキットです。南北に2つのショートコースを設定できる構造となっています。北ショートは全長500mと短め。南ショートはレンタルでも使われる場所となり、700mの距離があります。
コースデータ
【1周コース】1,000m(JAF国内公認カートコース)
【南ショートコース】700m(レンタルコース
【北ショートコース】500m
【最大直線】200m
【幅員】10~15m
【コーナー半径】最大40R、最小13R
美浜サーキットの使用料金
入場料は無料
現地にたどり着くと入場料を支払いがちなのが、一般的なレジャー施設です。しかし知多半島の美浜サーキットの場合、入場するだけなら料金は完全無料なのが嬉しいところです。無料なのでお財布に優しく、カートや車のレースにも参加しやすく感じられます。
四輪フリー走行の料金
大人が熱中する四輪のスポーツ走行は、現地でレンタル車両を選べるのも美浜サーキットの良さです。四輪フリー走行は、1クール20分の走行券が、1~3クール用意されます。一般は平日1クール2,000円からスポーツドライブを楽しめます。会員登録すればかなり割安になります。
二輪フリー走行の料金
二輪についても同様となり、美浜サーキットでは1クール20分の走行が基本です。1~3クールが用意され、一般の二輪は平日2,000円から走り回れます。二輪車種によっては1日走行券がお得で、計測器+ランチ&1ドリンク券も付いてきます。kidsやポケバイなら、平日1,500円とかなりの割安です。
持ち込みカートフリー走行の料金
カートの場合には、美浜サーキットに自前の車両を持ち込むのと、レンタルするのでは全く利用法や料金形態が異なります。持ち込みの平日一般は、時間帯によって3,500~4,500円でスポーツ走行が楽しめます。丸1日カートで走り回れる1日走行は、平日6,000円とお得感が出てきます。
レースの観戦料金
プロのモータースポーツの観戦チケットについては、その種類によって料金が異なります。例えば全日本スーパーモト選手権の前売入場券は、近頃では1,000円となっていました。迫力ある特上のレース観戦に気軽にお出かけできるのも、美浜サーキットの良さです。
美浜サーキットのレンタルカート
ライセンス制
装備も免許も車両も何も無くても、子供から気軽に参加できるのが美浜サーキットのカートです。ライセンスフリーな走行を楽しめる他、規定タイムのクリアでレベルアップができるのも魅力。エキスパートカートに乗り込めるAライセンスや、スーパースポーツカートに乗れるS・SSライセンスが存在します。
各種のカート
大人が初めて美浜サーキットでカートを疾走させたいなら、最高時速60kmのBIREL N35からです。子供用ではVIPER MINIが用意されています。Aライセンスでは時速70km出るEXTREMEのWF32、S級では80km出るイントレピットのMT01、SS級では時速100kmを誇るとんでもない車両も登場しました。
レンタル料金
カートの走行はヒート制で、美浜サーキットでは1回の乗車の時間は7分間と決まっています。一般は道具全てのレンタルがついて、1ヒート2,000円からですが、会員登録でかなり格安になります。長時間カートを乗りこなしてAライセンス以上を目指すなら、平日8,000円の1日乗り放題がおすすめです。
美浜サーキット四輪主要レース
DIREZZA CHALLENGE
ダンロップタイヤを愛車に装着している方はDIREZZA CHALLENGE(ディレッツァ・チャレンジ)に参加してみてください。このレースはダンロップユーザーの最速を目指せる、美浜サーキットの人気レースです。変速ノックダウン方式のタイムアタックで、気軽に日本一が決まります。
82CUP
颯爽とかっこいいスポーツカーが勢揃いするのは、美浜サーキットで開催される82cup。シボレーカマロやポンティアックなど、ちょっとクラシカルな高級感ある車が、クラス分けしてレースを繰り広げます。地元でホットドッグが美味しいとしてで有名な、クラウド9が出店してレースを盛り上げています。
美浜サーキットの他の主要レース
ミニバイク耐久レース
チームで参加するミニバイクのレースの代表は、美浜サーキットの耐久レース。これは6時間、8時間といった各種があり、50ccや125cc以下での耐久でタイムを競います。学生だけで参加してみたり、タイム競争に関係なく、マイペースでエンジョイすることもできます。
レンタルカート美浜シリーズ
みんなで参加できるカートのレースと言えば、美浜サーキットではこちらが代表格です。レンタルカート美浜シリーズと銘打つ、5時間耐久レースです。3名以上で当日にお出かけすれば、ドライビング素人でも直接参加申し込みができる仕組み。練習、予選20分と経て決勝を争います。
知多エンデューロ&ママチャリ耐久レース
誰でもママチャリでサーキットを疾走できるレースもあります。これは毎年春と秋に開催の自転車競技、知多エンデューロ&ママチャリ耐久レースです。ロードバイクの知多エンデューロは、子供からソロやチームで参加できます。ガチで戦えるママチャリ部門は、レンタルもあって参加しやすい感じです。
美浜サーキットの主要施設
パドック
広いパドックはレースや練習をこなす時、車両整備に利用する施設です。美浜サーキットでは車が50台が入るパドックと、隣接するゲストハウス施設があります。訪れると、日頃から凄いマシンの内部を目撃することもできるところです。特にレースの時には、人や車両で熱気を放っています。
クラブハウス
お出かけしたなら確実に立ち寄ってみたい施設が、美浜サーキットのクラブハウス。各種の参加の受付や予約をできる他、レースのミーティングをしたり、シャワーを浴びたり、レストランで美味しいグルメを味わえたりもします。クラブハウスのテラスは、くつろぎながらサーキットを眺められる場所です。
レストラン
かなり多様なメニューを揃えていて驚きで、子供と一緒に必ず立ち寄ってみたいのが美浜サーキットのレストラン。トッピングできて人気のカレー、ピラフや牛丼などご飯物、たこ焼きなどサイドメニューも豊富です。受付でチケットを購入すると、ドリンク付きの昼食をお得に食べられるので見逃せません。
美浜サーキットのアクセス
アクセスの概要
北方の名古屋方面から伸びる南知多道路を通れば、最寄りとなるのは美浜インターです。また電車の場合には名鉄知多新線の野間駅、あるいは名鉄河和(こうわ)線の河和駅へ向かい、タクシーでサーキットにアクセスします。野間駅から徒歩で向かうとしても、20分程度で到着できます。
アクセスルート
【車でアクセス】知多半島道路→南知多道路→美浜IC→県道274号→ふるさとロード→県道277号→美浜サーキット
【電車・タクシーでアクセス】名鉄新知多線→野間駅→タクシー、名鉄河和線→河和駅→タクシー
【電車・徒歩でアクセス】名鉄新知多線→野間駅→東へ徒歩20分
※タクシーは電話で呼ぶ必要あり。
美浜サーキットの駐車場
駐車場の場所
里山風景を抜けて美浜サーキットにアクセスをすれば、正面ゲートの前に駐車場が広がっています。サーキット全体を見渡せる高台の駐車場となっているのが特徴的で、基本的に営業時間内ならばどこに駐車をしてもokです。
駐車場の料金
通常の営業日にアクセスした場合には、美浜サーキットにある駐車場は無料での利用ができます。駐車場の利用時間は営業時間と同様です。しかし年間に何度かあるサーキット貸し切りの日にお出かけした場合、駐車場の利用ができない場合もあります。
美浜サーキットにお出かけしよう
体験してみたいレースを選んで
暇な時にお出かけすれば、すぐに子供もカートに乗りこめる、美浜サーキットの魅力がわかってきました。サーキット施設は1年を通じて色んなレースが存在していて、乗り物好きを飽きさせません。車やバイク好きなら、美浜サーキットで自分のドライビングの実力を試してみるのも良いですね。
愛知が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは美浜サーキットの他にも、お出かけしてみたい愛知の観光情報をまとめています。今度の休日は子供と愛知の名所を訪ねたい方もチェックしてみてください。
【2019】愛知県のおすすめ観光スポット15選!エリア別に人気な名所をご紹介!
2019年に行きたい愛知県のおすすめ観光地はどこでしょうか?愛知県は大きく西部の尾張エリアと西三河地方、東三河地方の三つに分かれており、各エ...
【2019】愛知県の雨の日でも遊べるスポット13選!雨ならここがおすすめ!
愛知は名古屋を中心におすすめの観光地が多い地域。雨でも遊べるスポットがたくさんあります。映画のロケセットやリニアモーターカーを見られるところ...