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【2022最新】全国の深海魚がいる水族館10選!レア度満点の場所はココだ!

まだ見たこともないレアな深海魚が、全国あちこちの水族館にいます。不思議な生きた深海魚から基調な標本の展示までもあり、ワクワク感でいっぱい。東北から九州など全国で、2020年の深海魚鑑賞ならここがおすすめという水族館の10選です。
更新: 2022年9月13日
はぐれ猫
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深海魚が必見な理由

めったに見られない深海魚がいる

日頃から身近なお魚と言えば、スーパーに並んだ鮮魚、そして釣りでヒットする川魚や海の根魚です。しかし海の水深300mより深いところに生息する深海魚は、関東、東北、関西など、どこでも自然に見る機会が滅多に出てきません。珍しい深海魚を見るなら、収集と展示をしている水族館が一番です。

深海魚の飼育は難しくて珍しい

実は深海魚と呼ばれる種類は、多様な生物の中でも飼育が難しい生物です。なにしろ水深1,000mでは、気圧(水圧)が地上の100倍にも達する異世界。真っ暗で気圧が高くて過酷な環境に住む深海魚は、地上の水槽で飼育できる種類も限定されるし、全国で生体展示できる水族館も限定的なのです。

他の海の生物も一緒に楽しめる

そして各地の水族館に行けば、深海魚の他のいろんな海の生き物との出会いもあります。かわいいイルカやアザラシなどの哺乳類、巨大なジンベエザメやマンボウを展示する水族館もあります。日本一クラスの巨大施設からこじんまりした専門施設まで、水族館は知的な余暇を過ごすのにぴったりです。

深海魚がいるおすすめ水族館①(福島)

アクアマリンふくしま

いま東北を代表する水族館と言ったら、小名浜港のアクアマリンふくしまが上位です。ガラス製の潜水艦のような芸術的な施設は、東北のいわき市に2000年に開業し、780種67,000点もの展示があります。アザラシなどの海獣や潮目の海の巨大水槽などの展示と並び、東北では珍しい深海魚も見どころです。

深海魚エリア

東北どころか日本でも珍しいハゴロモコンニャクウオは、近ごろ水族館を訪れる人の間で話題になった深海魚です。海・生命の進化ゾーンでは、生きた化石と呼ばれるシーラカンスの標本の展示も見どころ。ふくしまの海ゾーンには深海の王者のような風格を持つタカアシガニもいます。

基本情報

【所在地】福島県いわき市小名浜辰巳町50
【電話】0246-73-2525
【営業時間】通常期:9:00~17:30、冬季(12月~3月下旬):9:00~17:00

アクアマリンふくしま

深海魚がいるおすすめ水族館②(東京)

サンシャイン水族館

池袋の観光名所の筆頭なのが、1978年に開業したサンシャインシティです。当時日本一の高層ビルだった名所には、初年からサンシャイン水族館があり、関東で人気を博してきました。空を飛ぶようなペンギンの水槽やパフォーマンスが人気ですが、多様な種類が揃う深海魚専門ゾーンも見どころです。

大海の旅

多数の深海魚は、大海の旅ゾーンで見られます。長い鼻を持つ珍しいゾウギンザメは、水族館で注目度の高い深海魚です。関東でも珍しいと言えば、短足なタコの一種メンダコ。ザリガニみたいなアカザエビ、巨大ダンゴムシみたいなオオグソクムシなど、関東の深海魚ファンを納得させる種類が見られます。

基本情報

【所在地】東京都豊島区東池袋3丁目1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
【電話】03-3989-3466
【営業時間】8:30~19:00(展示により異なる)

サンシャイン水族館

深海魚がいるおすすめ水族館③(神奈川)


横浜・八景島シーパラダイス アクアリゾート

東京湾に浮かぶ横浜八景島シーパラダイスは、創業以来関東を代表するレジャースポットです。年間150万人の来場者がある人気ぶりで、施設は水族館のあるアクアリゾーツ、遊園地、ベイマーケットなどのエリアに分かれています。水族館は、関東でも専門性の高い深海魚の展示が見られるところです。

未知なる海底谷 深海リウム

水族館の深海魚専門エリアは、未知なる海底谷・深海リウムの名で呼ばれています。ここは怪しげな光を放つ水槽が、いくつも並んで不思議な場所。トゲトゲなイガグリガニ、生きた化石のオウムガイ、オオグソクムシ、ヌタウナギ、タカアシガニなど、関東近海の珍しい深海生物が揃っているのが特徴です。

基本情報

【所在地】神奈川県横浜市金沢区八景島
【電話】045-788-8888(八景島シーパラダイス・テレフォンインフォメーション)
【営業時間】9:00~20:00(日により異なる場合あり)

横浜・八景島シーパラダイス

深海魚がいるおすすめ水族館④(神奈川)

新江ノ島水族館

景勝地の江ノ島を眺められる片瀬海岸の新江ノ島水族館は、関東でとても人気の本格水族館。1954年以来の歴史がある水族館は、えのすいの愛称で呼ばれます。8,000匹のマイワシが大迫力な相模湾大水槽が名物展示で、潜水調査船しんかい2000や、深海魚の専門的な展示も見逃せないところです。

深海ゾーン

平家の怨念の表情が甲羅に刻まれたと言うイズヘイケガニ。足の長さが半端ないヒラアシクモガニ。けむくじゃらのお爺さんと形容されるオキナエビなど、水族館の深海ゾーンでは特に甲殻類の種類が目立ちます。お目々がかわいいヨコスジクロゲンゲなど、深海魚の種類も多彩です。

基本情報

【所在地】神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19‐1
【電話】0466-29-9960
【営業時間】9:00~17:00(冬季は10:00から、GWは8:00~19:00)

新江ノ島水族館

深海魚がいるおすすめ水族館⑤(静岡)

沼津港深海水族館

今では日本一クラスの深海魚の名所として有名なのが、沼津港深海水族館です。静岡の沼津港のそばで、世界初の深海生物専門の水族館として2011年に開業しました。小型の施設ながら、シーラカンスなど深海魚の展示が充実。静岡でも有数の名所として、今では人気が不動になっています。

深海魚の展示

世界でもここだけという冷凍シーラカンスが、この水族館の目玉展示です。珍しい深海魚や深海生物の種類としては、透明感あるサケビクニン、モフモフまん丸なダーリアイソギンチャク、原始的なカグラザメなど、その種類は100種以上。地球上のあらゆる深海魚に出会えるのが人気の理由です。

基本情報

【所在地】静岡県沼津市千本港町83
【電話】055-954-0606
【営業時間】10:00〜18:00

沼津港深海水族館

深海魚がいるおすすめ水族館⑥(富山)

魚津水族館


海産物の水揚げが多い魚津港のお膝元では、日本一歴史の長い魚津水族館が人気です。関西からも近い富山で、1913年に初代水族館が開業しました。100年以上の歴史ある名所では、北アルプスの魚から日本海の深海魚まで幅広く扱っています。珍しいおさかなショーなど、名物イベントも見どころです。

深海生物

水族館の暗い通路を進むと、富山湾の深海魚にこだわる深海生物コーナーに辿りつきます。普通の貝とは違ったサラサベッコウタマガイや、体が透けて見えるザラビクニンなどが待っています。全体が真っ暗な空間ですが、近づくとスポットライトで照らし出されるという工夫が面白い場所です。

基本情報

【所在地】富山県魚津市三ケ1390
【電話】0765-24-4100
【営業時間】9:00~17:00(12~3上旬まで月曜定休、年末年始休業)

魚津水族館

深海魚がいるおすすめ水族館⑦(愛知)

竹島水族館

タケスイの愛称がある竹島水族館は、関西からも近い三河湾を眺める蒲郡の人気スポット。小規模でありながら展示する生物は500種類にものぼり、愉快なアシカショーやカピバラショーが名物です。深海生物の展示は日本一を自称するほどであり、深海魚ファンにとってはたまらない水族館と言えます。

深海コーナー

手書きの解説すらも日本一を自称する竹島水族館では、生物種が多い深海コーナーも極めて独特。何しろ他の水族館と違って、深海魚にタッチできてしまうのです。生きている巨大なタカアシガニ、カゴに入ったオオグソクムシ、他にもトゲトゲなカニやサメの種類など、いろんな生き物を触って楽しめます。

基本情報

【所在地】愛知県蒲郡市竹島町1‐6
【電話】0533-68-2059
【営業時間】9:00~17:00(火曜定休)

竹島水族館 蒲郡市

深海魚がいるおすすめ水族館⑧(大阪)

海遊館

ド派手な外観を持つ大阪の海遊館は、1990年にオープンした関西を代表する水族館です。大阪港の水族館は、夜になるとジンベエザメなどのイルミネーションが輝いて一際目立ちます。関西での見どころの第一が、ジンベエザメとマンタの共演。多様な展示の中に、深海魚の専門エリアも含まれています。

日本海溝

関西の海遊館では、日本海溝の深海魚を展示するゾーンに注目が集まります。ここで主役と言えば、全長3mにもなるタカアシガニ。海藻を背負ったオオホモラというカニや、体長2mにもなるオオクチイシナギなどもいます。全部で9種類の深海系生物は、関西の水族館でも屈指の見応えです。

基本情報

【所在地】大阪府大阪市港区海岸通1丁目1‐10
【電話】06-6576-5501
【営業時間】10:00~20:00

海遊館

深海魚がいるおすすめ水族館⑨(福岡)

マリンワールド海の中道

むかしから福岡の景勝地だった海の中道で、訪れてみたいのがマリンワールドです。九州北部の対馬暖流をテーマにした水族館は、350種類20,000点を展示しています。巨大なパノラマ大水槽や、アザラシが通り抜けるうみなかCUBEなどの名物展示があります。九州の深海魚を集めた見どころも注目です。


九州の深海

水族館内の九州の深海ゾーンでは、大きなタカアシガニがフレンドリーに出迎えてくれます。特に深海魚の標本コーナーが充実していて、リュウグウノツカイやメガマウスといった、九州近海の巨大深海魚を目にすることができます。オオグソクムシなどのゲテモノを食べる、珍しいイベントも見どころです。

基本情報

【所在地】福岡県福岡市東区大字西戸崎18‐28
【電話】092-603-0400
【営業時間】9:30~17:30(時期により異なる)

マリンワールド海の中道

深海魚がいるおすすめ水族館⑩(沖縄)

沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館

遠く沖縄のバカンスでも行きたい名所が、本部半島の美ら海水族館。建設当時は世界一だった黒潮の海大水槽は、九州一どころか日本一を誇り、特大のジンベエザメが悠々と泳ぐ姿が印象的です。740種21,000点を数える展示ではイルカショーが人気ですが、深海魚の専門エリアも見どころになっています。

深海への旅

周辺の海域から集められた沖縄の深海魚は全部で20種類がいて、細長いナガタチカマス、鼻の長いノコギリザメなどが気ままに暮らしています。珍しい深海の甲殻類を集めた展示や、ホタルのように光を見せる発光器を持つ種類が集められていたりと、独特な魅力のある水族館です。

基本情報

【所在地】沖縄県国頭郡本部町字石川424
【電話】0980-48-3748
【営業時間】通常:8:30~18:30、3~9月:8:30~20:00(12月第1水木定休)

沖縄美ら海水族館

水族館で深海魚に会おう

未知との遭遇で知的好奇心を満たせる

とても珍しい深海魚を鑑賞できる水族館が、東北や関西や九州など色んな土地にありました。水族館の中には日本一クラスの深海魚の名所もあって、未知との遭遇は知的好奇心を満たせる瞬間になります。2020年の旅行には、不思議な深海魚を見に行くプランを組んでみたいですね。

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