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日焼け止め&虫よけの併用はアリ?正しく使う順番と両効果を備えた優秀スプレーも!

日差しが強まり、虫が活発になる時期が近づいています。日焼け止めと虫除けスプレーが併用できるのか、正しい順番があるのかなど気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、日焼け止めと虫除けスプレーの併用とその順番、虫除け効果付きの日焼け止めスプレーをご紹介します。
更新: 2023年7月25日
ミドリノ
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日焼け止めと虫除けスプレーどっちも使いたい!

Photo byCouleur

これからの季節、日焼けも虫さされも気になり始めるかと思います。暑い季節が来る前に、日焼け止めと虫除けスプレーの併用の可否や、併用する際の正しい順番を知っておくと安心です。今回は、日焼け止めと虫除けスプレーを両方使いたい方に向けて、使い方の順番や虫除け効果付きのおすすめスプレーなどをご紹介します。

日焼け止めを塗り始める時期

Photo byPublicDomainPictures

日焼けを引き起こす原因になるUV-B派は、3月の中旬を境に紫外線量が増加し始めます。ですので、3月中旬から塗り始めるようにしましょう。また春夏以外の季節にも、紫外線は降り注いでいるので、11月頃までは日焼け止めを使い続けると効果的です。

しかし、日差しや紫外線量は夏と比べて弱いので、オーガニック系の日焼け止めやSPFやPAの数値が低いものを選ぶと、肌への負担を抑えつつ日焼け対策ができます。

日焼け止めを塗ると効果的な時間帯

Photo byFree-Photos

一日の中で紫外線が多いのは、太陽が高い地点にある10時~14時の時間帯です。この4時間は、特に紫外線に気を付けるべき時間帯ですが、この時間以外にも、紫外線は太陽が出ている間は降り注いでいます。

外出する際は、日焼け止めを塗る習慣をつけておきましょう。また2~3時間おきに塗り直すことでより、日焼け止めの効果を維持できるので、気が付いた時に塗り直すのがおすすめです。

日焼け止めの種類

①ケミカル

Photo byAdoreBeautyNZ

ケミカルとは、紫外線吸収剤を使用しているもので、肌に直接紫外線を吸収した後に、赤外線などのエネルギーに変えて空気中に出すことで、日焼けを防止することが特徴です。化学変化で日焼けを防止しているので、肌の弱い人などにとっては負担になる恐れがあります。

しかしケミカルタイプの日焼け止めは、白浮きしないので肌馴染みがよいです。使い心地のよいジェルタイプの日焼け止めは、ケミカルタイプのものが多い傾向にあります。

②ノンケミカル

Photo bychezbeate

ノンケミカルとは、紫外線散乱剤を使用している日焼け止めです。紫外線を肌に吸収してから化学変化で日焼けを防ぐケミカルとは異なり、ノンケミカルは、白いパウダーで紫外線を反射させて日焼けを防ぎます。

使用前に本体を振るタイプの日焼け止めは、ノンケミカルの製品が多いです。肌に吸収せずに日焼け防止できるので、ノンケミカルの製品は注目を集めています。日焼け止めの中には、上記のケミカルとノンケミカルを両方配合した製品もあるので、購入する際には一度調べてみてはいかがでしょうか。

日焼け止めと虫除けスプレーの併用はあり?

日焼け止めと虫除けスプレーは併用できる!

Photo byBru-nO

日焼け止めと虫除けスプレーは、併用可能です。正しい順番で使用することで、日焼け止めと虫除けの両効果が発揮されます。ただし、日焼け止めと虫除けスプレーを塗り重ねることは、少なからず肌の負担になります。肌がデリケートな赤ちゃんや子供、肌が弱い方は、虫除け効果のある日焼け止めスプレーやオーガニック系の製品がおすすめです。

日焼け止めと虫除けスプレーの順番が大切

Photo byClker-Free-Vector-Images

日焼け止めと虫除けスプレーを正しく使用することで、両効果が発揮されますが、逆に正しい順番で使用しなければ、どちらの効果も得られにくくなります。

効果が真逆といえるほどに大きく変化してしまうので、使用前にきちんと順番を確認しておきましょう。日焼け止めと虫除けスプレーのどちらを先に使用するのか、正しい順番を次の項目で詳しくご紹介します。

併用する際の正しい順番①日焼け止め

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虫除けスプレーと併用する場合、日焼け止めを先に塗りましょう。日焼け止めは特に決まった順番はなく、併用する塗り物やスプレーとの相性で順番が決まります。虫除けスプレーのみ併用する場合は、先に日焼け止めを塗りますが、スプレー以外に塗り薬がある場合は、順番が少し変わるので注意が必要です。

塗り薬を使用する場合は日焼け止めの前に

Photo bystux

虫除けスプレーと日焼け止め以外に、市販の塗り薬も使用する場合は、日焼け止めを塗るよりも先に塗り薬を塗りましょう。塗り薬は肌に近い方が効果が発揮されるため、併用する際には、まず最初に塗るのがおすすめです。塗り薬も併用する際の順番は、①塗り薬②日焼け止め③虫除けスプレーになります。

併用する際の正しい順番②虫除けスプレー

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虫除けスプレーは、空気と触れることで揮発し、揮発した気体に虫除けの効果があります。そのため、虫除けスプレーの上に日焼け止めを塗ると虫除けスプレーが揮発しにくくなり、効果が阻害されてしまいます。虫除け効果を100%発揮させるために、虫除けスプレーは、日焼け止めを塗った後に使用するのがおすすめです。

ディート入りのスプレーはアウトドアに効果的!

ディートとは

Photo byqimono

ディートとは、虫除けスプレーに含まれている場合がある薬剤です。虫が非常に多い場所での使用を想定して開発されています。ディートが含まれている製品は、キャンプや登山などの際にはおすすめです。強い虫除け効果のあるディートですが、その強さゆえに使用制限や年齢制限があります。

キャンプや登山などにおすすめ!

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マダニやノミなどの害虫が多く生息している場所に行く場合や、蚊が多い場所には、ディート入りの虫除けスプレーは効果的です。

ディート不使用のオーガニック系の虫除けスプレーは、ディートが含まれているものと比べると、虫除け効果がやや劣ります。キャンプや登山など自然豊かな環境に出かける際には、ディートが含まれているスプレーがおすすめです。

ディート入り虫除けスプレーの使用・年齢制限

Photo byClker-Free-Vector-Images

ディートの使用制限は「生後6ヶ月以上2歳未満の子供は1日1回」、「2歳以上12歳未満の子供は1日3回」と決められています。

年齢制限は、虫除けスプレーに含まれているディートの割合によって異なり「ディート12%以下の製品は赤ちゃんは生後6か月から使用可能」、「ディートが30%以上含まれている製品は12歳から使用可能」です。

これらのディートの使用・年齢制限は、アメリカ疾病予防管理センターが定めています。ディートにはこれらの規定があることから、ディート不使用のオーガニック系の虫除けスプレーも多く販売されています。

ディート入り虫除けスプレーは危険?

Photo bymultifacetedgirl

年齢制限・使用制限があるため、ディートは危険な薬剤という印象の方もいるかもしれません。しかし、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の報告では、「40年以上使用しているにもかかわらず、薬事法に基づく重篤な副作用の報告はない」とされています。

日常生活で使用する分には、ディートが含まれていないオーガニック系の虫除けスプレーで十分です。逆に登山など虫が多い場所に行く際には、ディート入りの虫除けスプレーが効果的なので、場面によって上手く使い分けましょう。


虫除け効果を兼ね備えた便利な日焼け止めも!

虫除け効果のある日焼け止めを使うメリット

Photo byPCB-Tech

日焼け止めと虫除けスプレーを併用するよりも、虫除け効果のある日焼け止めを使用する方が、肌への負担が少ないです。また塗り重ねる手間が省けるので、じっとするのが苦手な子供にも向いています。敏感肌の方や子供、赤ちゃんは両効果を備えた一体型の製品がおすすめです。

登山やキャンプなどの際に、片手で簡単に使用できる点も、虫除け効果のある日焼け止めスプレーのメリットといえます。肌を守りながら虫除けできる、オーガニック系のスプレーもおすすめです。

UV効果と虫除け効果を持つスプレー①

アジャステ エアリータッチUVスプレー

アジャステ エアリータッチUVスプレーは、髪や顔を含めて全身に使用できる、とても便利な日焼け止めスプレーです。化粧水をベースに作られているので、付け心地もよく日焼け止めスプレーによくあるパウダーの白浮きもしません。

サラッとした速乾タイプのスプレーですが、SPF50+PA++++と紫外線の防止数値もとても高いです。さらに虫除け効果もあるので、登山やキャンプといったアウトドア向きの日焼け止めスプレーといえます。

UV効果と虫除け効果を持つスプレー②

スキンピースファミリーハーブUVジェルa

スキンピースファミリーハーブUVジェルa

出典:Amazon

スキンピースファミリーハーブUVジェルaは、植物由来成分84%で作られた、幼い子供や赤ちゃんにも安心して使用できる日焼け止めジェルです。虫除けとしての機能もあり、通常は刺激性の強い成分が配合されることも多いのですが、この製品は無添加でディート成分も不使用、香りも天然由来のものとなるため、赤ちゃんの負担にならず安心です。

UV効果と虫除け効果を持つスプレー③

リシャン 大容量UVスプレー アロマミックス

リシャン 大容量UVスプレー アロマミックス

出典:Amazon

こちらの日焼け止めスプレーには、6種類のアロマエキスを配合しており、ひと吹きでUV効果と虫よけ効果を発揮します。肌に優しい成分で作られているほか、石鹸で落とせるというのも魅力ポイントの1つ。

また、こちらの日焼け止めスプレーは、サラサラとした質感が特徴的です。パラベンフリーでの商品のため、肌のほかに髪にも使用できるため、さまざまなシチュエーションで利用してみてください。

UV効果と虫除け効果を持つスプレー④

アロベビー UV&アウトドアミスト

アロベビー UV&アウトドアミスト 80ml

出典:Amazon

アロベビー UV&アウトドアミストもオーガニック系の製品です。特徴として、新生児の赤ちゃんから使用できます。ボディーソープなしでお湯だけで落とせるため、赤ちゃんや子供の柔らかい肌への負担も少ないです。

虫除け効果のある香りも、オーガニック製品特有の優しいハーブの香りで、白浮きもしませんSPF15、PA++と市販の日焼け止めと比べるとやや低い数値ですが、日常生活で使用する程度であれば問題ないです。

UV効果と虫除け効果を持つスプレー⑤

マイマ アウトドアミスト

マイマ アウトドアミスト 120ml

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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こちらの製品は、無添加処方でありながら、日焼け防止効果と虫除け効果を持ち、赤ちゃんや子供にも使用できます。天然由来の成分から作られたスプレーで、肌を守りながらケアできるため、刺激に弱い方でも安心。性別問わず、登山やキャンプなど、アウトドアが趣味の方にもおすすめです。パッケージがシンプルで、おしゃれな点も魅力と言えるでしょう。

日焼け止めと虫除けスプレー以外にも対策を!

特に子供や赤ちゃんは蚊に狙われやすい

Photo bycherylholt

虫除けスプレーを使用しても、どうしても防ぎきれない箇所はあります。子供や赤ちゃんは体温が高く肌も柔らかいため、大人よりも蚊に刺されやすいです。対策として、虫除けスプレーに加えて帽子などを被せることで、頭部分を蚊から守ることが可能となり、虫除けネットが付いたタイプの帽子は頭だけでなく、耳や首元も守れます。

特に虫が多いキャンプや登山などのアウトドアをする際には、虫除けスプレー以外の対策が必須といえるでしょう。

モスキーヒ 虫よけハット 日よけ付き 子供用

出典:Amazon
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日焼け止めと虫除けスプレーを上手く使おう

Photo byPexels

日焼け止めと虫除けスプレーと正しい順番でうまく併用すれば、どちらの効果もきちんと発揮されます。日焼けと虫は登山やキャンプ、アウトドアの際には特に気になるもの。日焼け止めと虫除けスプレーを上手く使って、快適にアウトドアを楽しみましょう。

虫除け効果がある日焼け止めスプレーは、片手で使える上に塗りなおすのも便利なので、アウトドアにおすすめです。日焼け止めと虫除けスプレーだけではなく、帽子などのグッズも上手く使いましょう。

まとめ

Photo by ajari

日焼け止めと虫除けスプレーの併用の仕方と順番、おすすめスプレーを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。子供や赤ちゃんがいる方は、天然由来成分が含まれたオーガニック系の虫除けスプレーやベビー用の日焼け止めがおすすめです。

登山やキャンプへ行かれる方は、ディートが含まれた虫除けスプレーが効果的ですので、アウトドア用に1本持っておくと、登山やキャンプをより快適に楽しめます。

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