タコノキとは?実を食べるとどんな味?その特徴や育て方などを解説!のイメージ

タコノキとは?実を食べるとどんな味?その特徴や育て方などを解説!

タコノキとはどのような植物かご存知でしょうか?タコノキは暖かい地域に自生している植物で、パイナップルのような実を付けることで知られています。今回はその実を食べるとどんな味がするのか、特徴や種類、育て方などの基本情報を解説していきます。

2019年10月20日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. タコノキとはどんな植物?
  2. タコノキの特徴
  3. タコノキの種類
  4. タコノキの花言葉と名前の由来
  5. タコノキの販売価格は?
  6. タコノキの育て方①環境
  7. タコノキの育て方②用土・植え付け
  8. タコノキの育て方③水やり・肥料
  9. タコノキの育て方④植え替え・増やし方
  10. タコノキの育て方⑤手入れ
  11. タコノキの育て方⑥病気・害虫
  12. まとめ

タコノキとはどんな植物?

南国の雰囲気を味わえる面白い植物を育ててみたいと考えている方にオススメなのが「タコノキ」です。名前も面白く、またパイナップルのような実を付けるユニークな木で、なんとその実は食べることが出来ます。しかし、食べるとどのような味がするのか、どのように食べられることがあるのかはあまり知られていません。今回はタコノキの実を食べるとどんな味がするのか、特徴や種類、育て方などの基本情報を解説していきます。

タコノキの特徴

タコノキとは?

タコノキとは、タコノキ科タコノキ属に分類される常緑性の低木です。自生地はユーラシア大陸、アフリカ大陸、オセアニア等に520種類が分布しており、基本的に暖かな地域で見られます。種類によって大きさは違いますが、大きくなるものは大木に成長し、幹からは気根と呼ばれる根がタコの足のように伸びます。画像のように、面白い見た目になる植物で、日本では小笠原諸島や沖縄などに分布しています。

タコノキは初心者でも育てやすい?

初心者の方が気になるのが育てやすさですが、環境が合えば問題無く育ってくれる植物です。日本でも沖縄などでは普通に自生しているような植物ですので、問題なく育てられます。ただし、やはり耐寒性は高くありませんので、寒さには注意しましょう。寒い地域で育てる際は、冬越しに気を付けてあげる必要があります。

タコノキの開花時期

タコノキは雌雄異株の植物です。花に花弁はありません。雄しべだけの花が集まって大きな花序となり、下向きに白い花を咲かせます。雌の花は球状の花序を作って、20~30㎝ほどの球から独特な実を付けます。この実が非常に特徴的であり、一度見ると忘れられません。パイナップルのような見た目をしており、トロピカルな雰囲気があります。

タコノキの実を食べると?

パイナップルのような実は食べることが出来ます。種類によりますが、オガサワラタコノキの実はほんのりと甘い味がします。しかし、好んで食べるほどの甘みがある訳ではありませんので、食用にすることはほとんどありません。煮て食べることも出来ますが、地域の生き物の餌にもなっていますので、無理して食べずに放っておくのも良いでしょう。

タコノキは絶滅しそうだった?

実はかつて、絶滅危惧となる可能性のある植物とされていました。絶滅危惧種になった訳ではなく、絶滅危惧になる可能性のある植物という扱いに2000年頃はなっていたのです。現在はその心配が無くなった様子で、絶滅危惧種とは言われなくなりました。ネットショップ等でも普通に購入出来ますので、気になる方は気軽に育ててみましょう。

タコノキの種類

タコノキの種類①オガサワラタコノキ

こちらは名前の通り、小笠原諸島が原産の種類です。比較的大きめの種類で、高さは6~10mに成長します。観葉植物として育てられますので、気になる方はチェックしてみましょう。葉にはトゲがありますので扱いには気を付けて下さい。

タコノキの種類②アダン

アダンは沖縄に沢山自生している種類です。高さは少し低めの3~6mで、扱いやすいのがポイント。アダンも葉にトゲがありますので気を付けて下さい。沖縄以外にオーストラリア等にも分布しており、アダンの葉は色々な物の材料としてもよく使われています。茅葺屋根の材料としても使われることで知られています。

タコノキの種類③シマタコノキ

こちらはアダンなどよりも小さく、高さが1mほどしかない小さな種類です。名前の通り、葉に模様があるのが特徴で、美しい品種となっています。ハワイ等にも自生しており、現地ではハラなどと呼ばれています。こちらもアダン等と同様に、帽子やバッグなどの材料として使われることがあり、馴染み深い植物です。アダンでは大きいと感じる方にオススメの種類です。

タコノキの種類④ビヨウタコノキ

こちらは数ある種類の中でも特に大きくて美しい種類です。原産地はマダガスカル島で、大きさはなんと20mにもなります。大木に成長する種類ではありますが、一般家庭で育てる分にはそこまでの大木になることは無いでしょう。葉の裏側には赤いトゲがありますので気を付けて下さい。

タコノキの種類⑤トゲナシフイリタコノキ

こちらはシマタコノキのように縞模様が入っているのが特徴の種類です。また、大きさも控え目で、1~2mにしか成長しません。アダンなどでは大きいと感じる方はチェックしてみましょう。名前の通り、トゲがありませんので安心して扱えます。ただし、タコの足のような気根が少なめですので、少し物足りなく感じる方もいるかもしれません。

タコノキの花言葉と名前の由来

タコノキの花言葉

実が特徴的ですが、花を咲かせますので花言葉も持っています。花言葉は「強がり」と「集い」の二つです。この花言葉が付けられた由来については知られていませんが、トゲがあることから「強がり」と付けられた可能性があります。また、「集い」に関しては実の特徴から付けられたと予想出来ます。

タコノキの名前の由来

花言葉と共に気になるのが名前の由来ですが、これは見た目の通り、気根がまるでタコの足のように見えることから名づけられました。漢字では「蛸の木」や「露兜樹」と書かれます。また、英名では「boninensis」と呼ばれますが、これは小笠原諸島の英名である「Bonin Islands」が由来となっています。その他、学名であるパンダヌスも別名として呼ばれています。

タコノキの販売価格は?

タコノキの販売価格

タコの木 沖縄を代表する植物
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気になる販売価格ですが、大きさによって販売価格が大きく異なります。小さな苗木であれば1000~3000円程度で販売されていますが、大きなものは1万円を超えます。小さな苗だと問題がある訳ではありませんので、コストを抑えたい方は安く販売されているものを選ぶと良いでしょう。また、苗だけじゃなく種も販売されており、種であれば数粒で数百円程度の販売価格となっています。

タコノキの選び方

苗の選び方ですが、やはり最初から調子の悪いものは育てにくいので、なるべく元気そうなものを選びましょう。葉や幹におかしな様子は無いか、病害虫の被害は無いかを見ておいて下さい。お店で販売されていることが少ない為、ネットショップを利用する方が多いかもしれませんが、ネットショップではどの苗が来るか分からないことも多いので、信頼出来るお店で購入しましょう。

タコノキの育て方①環境

タコノキの置き場所

鉢植えにして室内で育てる場合、置き場所に注意しましょう。多くの種類は葉にトゲがあり、よく通る場所に置いておくとケガをするかもしれません。あまり触れないような場所に置くと良いでしょう。また、風水の観点では、個性的な見た目の植物は東に置くと良いとされていますので参考にしてみて下さい。

タコノキに適した生育環境

日光が好きですので日当たりは大切ですが、一日中光が当たるような場所よりも、午前中は日が当たり、午後は日陰となるような半日陰の場所に植え付けると安心です。光量が少なすぎると上手く育たないので注意して下さい。室内で育てる場合は、ガラス越しの光を当ててあげましょう。また、暖かくて乾燥した環境を好みますので、ジメっとした環境にならないよう注意します。

タコノキの夏冬の管理

暖かい地域の植物ですので、夏の気温に関しては問題ありません。ただし、夏の強い日光で葉焼けすることがありますので、やはり半日陰の場所で育てた方が良いでしょう。特に斑入り葉の品種は焼けやすいので気を付けて下さい。冬の寒さには弱いので、10度を下回りそうになったら室内に取り込んであげます。そして、窓際の日の当たる場所で冬越しをさせ、春にまた外に出してあげます。

タコノキの育て方②用土・植え付け

タコノキの用土

使用する用土は水はけが大切です。海岸沿いに自生することが多い植物ですので、水はけの良い環境を好む性質があり、水はけが悪いと腐ってしまいますので注意しましょう。赤玉土を4割、川砂を4割、腐葉土を2割の割合で混ぜた土がオススメです。また、鉢植えする際は、鉢の底に大粒の軽石を敷くと排水性が良くなります。

タコノキの植え付け

植え付けの適期は5~7月の穏やかな時期です。梅雨時期は湿気で弱る場合がありますので、梅雨は避けると良いでしょう。鉢と用土、鉢底ネットと軽石を用意します。鉢底に軽石を敷いてから用土を入れ、苗を置き、隙間に土を入れ、水やりをすれば完了です。苗に傷んだ根があればカットしてから植え付けましょう。地植えする際は植穴を大きめに掘って、腐葉土を少し混ぜてから植え付けて下さい。葉にトゲがありますので、扱いには注意しましょう。

種から育てる場合

先述したように、種も販売されていますので、種まきから始めることも出来ます。時期は5~6月が良いでしょう。種は川砂に半分ほど埋めるようにして、あとは水切れしないように、明るい日陰で管理します。直射日光に当てると発芽しにくくなりますので注意して下さい。

タコノキの育て方③水やり・肥料

タコノキへの水やり

水やりの具合は大切なポイントです。乾燥に強い植物ですので、少し乾燥気味に管理すると良いでしょう。過湿になると調子が悪くなりますので、鉢植えであれば土の表面が乾いてから水やりをするようにします。夏は乾きやすいので水切れに注意して下さい。冬はあまり水を必要としませんので、土の表面が乾いてから3日ほど待って水やりすると良いでしょう。葉に溜まった水は拭き取るようにします。

タコノキへの肥料

より良く育つように肥料も与えましょう。春から秋の間が成長期になりますので、その期間に、2ヶ月に1回のペースで緩効性肥料を与えるのがオススメです。緩効性肥料はゆっくり長く効きますので、手間がかかりません。液体肥料をお持ちの場合は、月に2回のペースで与えると良いでしょう。夏に濃い肥料を与えると調子が悪くなりますので気を付けて下さい。また、冬は肥料を必要としません。

タコノキの育て方④植え替え・増やし方

タコノキの植え替え

根の生育が旺盛な植物ですので、放っておくと根詰まりしていきます。2年に1回のペースで植え替えしましょう。植え替えの適期は5~7月です。株を鉢から取り出し、根を軽くほぐして、傷んだ根をカットしてから新しい鉢に植え替えて下さい。新しい鉢は一回り大きなものを用意し、用土も新しいものを使います。

タコノキの増やし方①株分け

増やし方は株分けか挿し木が一般的です。株分けでの増やし方は簡単で、大きく育った株の株元に付いた子株を切り離して育てていくだけです。ただし、子株が小さいと成長しにくいので、葉が7枚ほど付いている状態になってから切り離した方が良いでしょう。切り離した子株は湿らせた川砂に挿し、水切れしないようにしばらく管理して発根させて下さい。

タコノキの増やし方②挿し木

挿し木での増やし方も簡単です。適期は5~7月。株の中央上部をノコギリで切り、下場を半分落とします。落としたら、赤玉土に挿し木しましょう。適切に管理をしていれば。1~2ヶ月で発根します。十分発根したら、本来の株と同様に育てて下さい。

タコノキの育て方⑤手入れ

育てていると下葉が黄色くなってきますので、色が変わってきたら切り落としてしまいましょう。また、葉先が枯れてきた場合も、枯れた部分はカットして下さい。

タコノキの育て方⑥病気・害虫

タコノキの病気

病気は葉枯病にかかる可能性があります。これは名前の通りの病気で、葉が枯れていく病気です。発生したら早めに葉をカットして処分して下さい。原因は糸状菌ですので、広がらないよう注意します。

タコノキに付く害虫

害虫はカイガラムシやハダニなどの被害があり、特にカイガラムシに気を付けましょう。カイガラムシは殻を持った害虫で、成虫になると薬剤が効きにくくなります。見つけ次第ブラシなどでこすり落として補殺します。幼虫は薬剤も効きますので、早めに対策しておくのも良いでしょう。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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まとめ

今回の「タコノキとは?実を食べるとどんな味?その特徴や育て方などを解説!」はいかがでしたでしょうか?特徴や実の味、育て方や増やし方などを解説させて頂きましたが、特徴的で魅力的な植物ですので、気になった方はぜひ育ててみて下さい。育て方は難しくありませんが、寒さには弱いので、早めに室内に取り込むことが大切です。

タコノキが気になる方はこちらもチェック!

今回はタコノキについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方はぜひ見てみて下さい。

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