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パスポートの写真の服装に指定はある?NGな服装や注意点をご紹介!

今年の年末年始はいつもより長めの連休の方も多いのではないでしょうか。海外旅行に必須なのがパスポートです。パスポート取得の際に細かい規定があるのが写真。実は意外な服装がNGだと知っていますか。パスポート写真撮影時に気を付けたい服装の注意点や工夫をご紹介します。
2020年8月27日
いとさん
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パスポートとは

Photo by is_kyoto_jp

海外旅行に必須のパスポート。忘れてしまうと旅行へ出発できません。海外旅行といえば、飛行機でお出かけされる方が多いと思いますが、飛行機以外でもパスポートは必要です。また、あまり知られていませんが、基本的に2歳以下のお子様は飛行機の座席を買う義務はありません。しかし、パスポートは必要ですので、生後間もなくても必ず発行しなければなりません。ご注意ください。(こちらの記事は2019年9月10日の譲歩を元に作成しました。)

パスポートの期限は2種類

Photo byannca

パスポートには、有効期限があります。5年のものと10年のものです。発行するための料金はそれぞれ16000円、11000円です。5年の方が安くなっていますが、期限が半分しかないわりには、割高です。10年のパスポートは20歳以上で発行できるので、未成年はおのずと5年のものを発行する規定です。20歳以上の方には10年のものを推奨します。また、同じ5年のパスポートでも、12歳未満は6000円で発行できる規定も。性がかわったなどの記載事項の変更は6000円で行います。

パスポートの色は全部で3種類!

Photo by Kanesue

先ほどご紹介した通り、パスポートには5年のものと10年のものがあります。5年のものは青色、10年のものは赤色です。さて、もう1つは何色でしょう。また、だれが使っているのでしょうか。答えは、緑色です。青色、赤色のパスポートは正式には一般旅券と言います。一方緑色のパスポートは公用旅券と言います。この公用旅券は、日本領事館や青年海外協力隊など、公的に海外へ赴き、仕事をする方に与えられるものです。なかなか見ることはできませんが知っていると自慢できるかもしれませんね。

パスポート用写真での服装はここに注意!

Photo byOpenClipart-Vectors

それでは、本題のパスポートの写真についてご紹介します。パスポートの発行の際に書かなければならない書類には、ご自身の写真を一緒に提出しなければなりません。写真は写真館などでプロに頼んで撮影してもらっても、スーパーなどにある証明写真の撮影機を利用しても構いません。

Photo byTeroVesalainen

最近では、スマートフォンの写真や専用アプリなどで撮影する方も多く、指定はありません。手間、値段や写りなどでかなりの差がありますので、ご自身にあった方法で規定が多い写真を撮影するための注意点をまとめました。

パスポート用写真の服装はここに注意!①

外務省規定をチェック!

Photo byThePixelman

パスポートの申請は、外務省へします。地域のパスポートセンターで書類を記入、写真を提出しますので、そちらの用紙に記載されている規定をご確認ください。パスポートの作成い当たって、基本となるのが外務省の規定や指定についてです。服装などには細かい指定はありません。しかし、背景の色や照明など規定があり、NGだと取り直さなければなりませんので注意が必要です。詳しくはホームページにも記載がありますのでご覧ください。

パスポート申請用写真の規格(平成28年4月20日更新) | 外務省

パスポート用写真の服装はここに注意!②

背景の色に注意!

Photo byChrisFiedler

背景の色についての指定は、「背景と人物の境界がはっきりとしていること」です。服装と背景の色の組み合わせに注意が必要です。背景が白色の場合や照明が明るい場合などは、白色の服装がNGです。境界がはっきりするような工夫が必要です。証明写真機の背景の色で多いのは、白色や薄いグレーです。事前に確認して服装を決めておきましょう。また、写真館で撮影される場合は、服装によって背景を指定できるお店が多いので、店員さんにご相談ください。

写真写りがいい服装は白色

Photo byDaria-Yakovleva

長い間使うパスポートですから、女性はとくに写真写りも気になります。先ほどご紹介した通り、証明写真機は白色の背景が多いので白色の服装は推奨できませんが、写真写りがいい服装は、白色です。とはいっても、お近くの証明写真機の背景の色が白色だったら、困りますよね。そんな時に女性に推奨する服装は、襟元が開いた濃い色の服装です。顔が小さく見え、ご自身のデコルテが照明に当たり、顔を明るくしてくれる効果が期待できます。照明を味方に写真写りのいい最高の1枚を目指しましょう。

パスポート用写真の服装はここに注意!③

ボーダーやストライプなどの服装はNG

Photo bystux

陥りがちなNGな服装はこちらです。パスポートは白色シャツやスーツなどの正装でなければならないという指定はありませんので、普段ご自身が着ている服装で構いません。しかし、注意したいのが、ボーダーやストライプ柄の服装です。ほかにも、チェックも規定外です。理由としては、照明の関係もあり、写真に写りこんだ部分の模様がうねった写真にみえ、それがよくないのです。こちらは時々写真館の方も忘れている場合があります。規定をチェックするのは、パスポートセンターの方なので、写真館でOKと言われてもパスポートセンターでNGと言われてしまった例もあります。できるだけ、無地のものを選んで着用するようにしましょう。

パスポート用写真の服装はここに注意!④

ハイネックはNG

Photo by455992

先ほどからご紹介しているように、顔の輪郭がはっきりしていない服装はNGなのがパスポート用写真の規定です。顔が隠れてしまうような服装には注意です。例えば、ハイネックやあまりにも大きな襟を立たせている服装だと撮影しなおさなければなりません。すっきりとした服装を意識しましょう。また、反対にタンクトップや若い女性を中心に人気があるオフショルダーはどうでしょうか。こちらの服装は規定で禁止されておらず、服装として問題ありませんのでご安心ください。

パスポート用写真の服装はここに注意!⑤

サングラスや帽子はNG

Photo byCounselling

サングラスや帽子は規定でNGとされています。いくら普段かけているからといって、サングラスをしての撮影はやめましょう。また、色付きの眼鏡も規定に明記はされていませんが、推奨されません。あくまでも自己責任でお願いいたします。また、税関を通る際は、サングラスや帽子を取るように言われますのでご注意ください。


ちなみに眼鏡は

Photo byFree-Photos

普段から眼鏡をかけている方は眼鏡をかけて撮影しましょう。ただし。照明に注意が必要です。理由としては、照明が眼鏡に当たって光ってしまうとNGだからです。また、カラーのレンズの眼鏡の場合、NGになることがあるので注意が必要です。また、出国、入国の際に眼鏡や帽子を外すように言われます。顔の輪郭や目を隠さない程度の眼鏡を着用しましょう。

パスポート用写真の服装以外でもここに注意!⑥

女性が気になるメイク方法

Photo byBessi

女性が服装以外でも気になるのは、メイクの許容範囲です。服装だけでなく、メイクにも気を付けたい点があります。普段通りのメイクを心がけましょう。マツエクやつけまつげは規定で禁止されていませんので、あまり濃くない程度で着用しましょう。ディファインは推奨できませんし、カラーコンタクトはNGです。証明写真機の照明を活用して美白にしたりすることは可能ですので、こちらで対応しましょう。また、10年後も使うということを意識したメイクででないと10年後後悔するかもしれません。

メイクのコツ

Photo bykinkate

では、実際はどのようなメイクにしたらよいのでしょうか。飛行機に乗るタイミングは、それぞれです。夜間のフライトや長距離のフライトの場合、女性の方はメイクを落としますか?さすがにすっぴんでの写真撮影はできなくても、そのことを意識したメイクにしましょう。写真の顔写りと実際のお顔が違いすぎて、税関で止められたことがあるという逸話を聞いたことがあります。慣れない土地で母語ではない言語で説明できるかも大切なポイントになるかもしれません。このあたりも自己判断ということになります。

髪型

Photo byOpenClipart-Vectors

服装の注意点も多くありますが、次に迷われる方が多いのは髪型ではないでしょうか。規定では、顔の輪郭が隠れてしまう髪型はNGとされています。特に女性の方は注意が必要です。前髪は、おでこが半分以上でるように、ピンでとめるなどの工夫が必要です。耳にかかっても問題はありませんが、顔にかかって顔写りが暗くならないように注意してください。また、あまりにも奇抜な髪型ですと、ほかの髪型で海外旅行した際に勢なんでチェックされます。こちらもメイク同様10年後まで使う「海外での身分証明書」という意識をもって撮影しましょう。

パスポート用写真の服装以外にもここに注意!⑦

発行するタイミング

Photo bytigerlily713

有効期限があるものなので、普段から常備するというよりは、海外旅行をきっかけにパスポートを発行する方が多いのではないでしょうか。海外旅行者が多いのは、GWやお正月などの長期連休やクリスマスなどのイベントの時期です。通常だと、約15日前後で発行できるパスポートですが、このように旅行が集中する1~2か月前には手続きをする人が急増します。それを理由に1か月ほどかかってしまうことも。航空券を取るにはパスポート番号や名前が必要です。早めに計画を立ててパスポートを取得するのが安心です。

名前や生年月日

Photo by masahiko

パスポートには写真のほかにも、名前や生年月日などを明記します。1文字でも違うと飛行機にのる権利がありません。名前を変更するだけで手数料がかかったり、最悪の場合飛行機に乗ることができなくなってしまいます。特に名前の「taro」なのか、「tarou」なのかなど、慎重に決める必要があります。ちなみに、どちらでも構わないので、覚えやすい普段使っている方を使うのが推奨されていいます。また、兄弟で誕生日をまちがえたり西暦のミスなども致命的です。発行しなおす必要が出てきますので要注意です。

結婚で性が変わった場合

Photo byqimono

女性の場合、結婚して性が変わった場合はどうでしょう。実は、旧姓のままのパスポートを使うことが出来ます。実は、海外では結婚などで性が変わらない国の方が多いのです。なので、新婚旅行など、姓が変わってい旧姓で予約したり新しい性で予約したりと混ざってしまうより、旧姓で統一する方が手間が省ける場合が多いです。せっかく新しい性になったので新しいパスポートが欲しくなるところですが、お金もかかるのでそのままを推奨します。もちろん新しい性に変えることは可能です。

新しい性で

Photo byGabrielFerraz

新しい性になってパスポートを作る方法は2つあります。1つは記載事項を変更する場合です。こちらは、6000円と安く、今までのパスポートを使えることがポイントです。しかし、先ほどご紹介したように、姓が変わったことを税関で聞かれる場合があります。現地の言葉で説明できるでしょうか。もう1つは新しくパスポートを作り直すことです。新しい写真を用意したり、お金はかかりますが、また10年の有効期限があること、身分証明書としても使えることがメリットです。どちらでも旅行は可能ですので、ご自身にあった方法で申請しましょう。

パスポート用写真での服装の注意点まとめ

Photo bySkitterphoto

パスポートの写真を撮影するためにはたくさんの服装の注意点がありました。日本で使うものであればまだしも、言葉や文化が違う海外でも使うとなると、きちんとした服装で写真撮影し、持って行きたいものです。特に写真撮影時の、服装の指定や髪型の指定、女性にとってはメイクの指定も気になるポイントではないでしょうか。不安なポイントがあれば、実際にパスポートセンターで確認して不安を払拭することを推奨します。

パスポートについて気になる方はこちらもチェック!

服装以外にもパスポートについて気になることはたくさん。ほかにもこちらでは、詳しく紹介されています。楽しい海外旅行先で大二はパスポートをなくしてしまった場合の対処法はいざというときに知っておくと安心な情報です。また、磁気に弱いパスポートを守るためのグッツの紹介など、知っておきたい情報がたくさんあります。どれも楽しい記事なので合わせてチェックしてみてください。