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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~冬の千葉は海沿いが面白い!~

冬はドライブで千葉県に出かけてみませんか?冬でも温暖な気候の海沿いには素敵な観光スポットが目白押しです。今週は千葉県の海沿いをドライブで巡るおすすめの観光コースをご紹介します。立ち寄るのは全部で7ヶ所の観光スポットです。どうぞご覧ください。
2022年1月12日
iiyudana
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冬の千葉をドライブで巡ろう!

出典:ライター撮影

いい旅してますか?今週は冬の千葉県をドライブで巡ります。旅の舞台となるのは銚子市で、夏は涼しく冬は暖かいとても住みやすい場所として知られています。冬の積雪もほとんどなくドライブ旅にはうってつけの場所ですね。

ドライブ旅のスタートとなるのは東関東自動車道「佐原香取IC」で、銚子市内までは1時間ほどと少々距離が離れているため、観光コースを組み立てる際にはその時間を考慮に入れる必要があるでしょう。東京都心からも近く日帰りでも十分に観光を楽しめるに違いありません。

ドライブ旅の行程をご紹介

ここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず最初に有名醤油メーカーの工場見学を楽しみ、そこから海岸沿いのエリアへ移動して観光施設で魚介類のお土産を購入します。続いて近くにある眺望スポットから絶景を眺め、そこから海岸沿いにある食事処へとアクセスして美味しい魚介グルメを堪能します。

午後の部は白亜の灯台のある有名な岬へ移動して景色を楽しみ、その後は国の天然記念物のスポットへとドライブしてダイナミックな風景を満喫します。ドライブ旅の最後は海岸沿いのホテルで日帰り温泉を楽しみます。

有名醤油メーカーで工場見学

ヤマサ醤油工場見学センター

まず最初に観光するのは佐原香取ICから55分ほどドライブした場所にある「ヤマサ醤油工場見学センター」です。千葉県は醤油の国内出荷量の約35%を生産する醤油処で、誰もが知る大手の有名醤油メーカーの3社が千葉県内に所在地を置いています。

そのほかにも地元で親しまれている小さな醸造元がいくつかあり、それぞれに特長の異なる醤油を生産しています。ご紹介するヤマサ醤油も有名メーカーの一つですね。銚子工場では自社の醤油をアピールするために工場見学を企画していて、訪れる観光客に無料で工場案内を行っています。

しょうゆ味わい体験館もおすすめ!

工場見学は工場見学センターからスタートします。まずヤマサ醤油の歴史や醤油の作り方を映像で学び、それから工場内に移動して醤油の原料が詰まったサイロや仕込みを行うタンクなどを見学して回ります。特に見学コースの最後にある「タップトーク」というコーナーは、本物の醤油樽の中にいるような気分になれるバーチャル体験が楽しめるのでおすすめです。

工場見学の後は「しょうゆ味わい体験館」で手焼き煎餅の体験を楽しみましょう。もちろん出来立てのアツアツの煎餅に味付けするのはヤマサの醤油ですね。旅の思い出にぜひどうぞ。

観光スポットは千葉のココ!

ヤマサ醤油工場見学センター

  • 住所
    千葉県銚子市北小川町2570
  • 電話番号
    0479-22-9905
  • 営業時間
    9:00~11:00 13:00~15:00
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より55分

海産物のお土産はココでゲット!

出典:ライター撮影

ウオッセ21


工場見学を楽しんだ後は今度は海産物のお土産をゲットしましょう。向かうのはヤマサ醤油から10分ほどドライブした場所にある「ウオッセ21」です。この施設は水産物の卸売りセンターとなっていて、海の幸やそれを使った加工品を販売するお店が軒を並べています。

目の前が銚子漁港という抜群のロケーションにあるため、その朝水揚げされた鮮度抜群の魚介類を購入することが可能です。冬の銚子港ではメカジキやヒラメ、ビンチョウマグロやアンコウなどの魚が水揚げされるので、それらの冬の味覚を旅行土産にすることができます。

練り物の名店でお買い物

鮮魚や干物のお土産もおすすめですが、Aブロックで営業している「嘉平屋」で練り物を購入してみてはいかがでしょうか。魚のすり身を使ったはんぺんやかまぼこなどを販売するお店で、その場で購入して食べることもできます。

いろいろな練り物があるためどれも食べたくなりますがぜひ「磯揚げ」を購入してみましょう。すり身の中に野菜などの具材を入れて油で揚げたのが磯揚げで、銚子の名物グルメの一つになっています。ファーストフード感覚で食べられるので冬の銚子の海を眺めながらいただいてみてはいかがでしょうか。

観光スポットは千葉のココ!

ウオッセ21

  • 住所
    千葉県銚子市川口町2-6529-34
  • 電話番号
    0479-25-4500
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より60分
  • 営業時間
    8:30~17:00

銚子自慢の絶景スポット

出典:ライター撮影

銚子ポートタワー

魚介類のお土産を購入したなら今度は近くにある絶景スポットへと向かいましょう。ウオッセ21から歩いてすぐの場所にある「銚子ポートタワー」です。この施設は高さ約60メートルのツインタワーで、高さ約47メートルの場所に展望室が設けられています。

それほど高いタワーではありませんが、展望室はガラス張りとなっているため360度のパノラマを楽しむことが可能です。眼下には銚子漁港や太平洋の大海原、太平洋に流れ込む利根川や遠く犬吠埼灯台の景色を眺めることができます。銚子きっての絶景スポットというにふさわしい施設ですね。

ロマンチックな夕日の絶景もおすすめ!

訪れる季節や時間帯によって見える景色が異なるので、ぜひリピートして楽しんでみてはいかがでしょうか。銚子漁港がすぐそばに見えるため、朝の時間帯は港に魚介類が水揚げされる様子を見ることができます。たくさんの漁船が行き交う風景はまさに海沿いの町といった雰囲気ですね。

また、夕方は沈む夕陽で赤く染まった利根川の景色も眺めることができます。ロマンチックな雰囲気が漂うこの時間帯はデートを楽しむカップルの姿も多く見かけますね。タワーの1階にはお土産コーナーもあるのでぜひ帰りにのぞいてみましょう。

観光スポットは千葉のココ!

銚子ポートタワー

  • 住所
    〒288-0001
    千葉県銚子市川口町2-6385-267
  • 電話番号
    0479-24-9500
  • 営業時間
    8:30~17:30
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より60分
  • 公式サイトURL
    https://www.choshikanko.com/porttower/

ランチはやっぱり海の幸

一山いけす

午前の部の最後は海鮮グルメでランチといきましょう。銚子ポートタワーから4分ほどドライブした場所にある「一山いけす」でいただきます。このお店は創業60年という老舗の活魚料理店で、運営するのは地元の有名鮮魚問屋です。目の前が海という最高のロケーションにあるため、太平洋の景色を眺めながらランチをいただくことができます。

日本で初めての生簀料理店として知られていて、店内にある大きな生簀には銚子漁港で水揚げされたピチピチの魚たちが泳ぎ回っています。春夏秋冬それぞれの季節に漁獲される地魚を食せるのが一山いけすの魅力です。


単品料理で冬の味覚を堪能

刺身の盛り合わせや寿司、丼ものや定食など一山いけすのメニューはとにかく多彩です。ランチで最も人気なのは丼もので、高級なイセエビを使った天丼はぜひ一度は食べてみたい一品ですね。また、刺身や煮魚、お吸い物などがバランスよく並ぶ「磯定食」もランチにぴったりなメニューです。

冬から春にかけてはイカの活造りがメニューに加わります。生簀の中にいる生きたままのイカをスタッフがすくって調理するため鮮度よさは言わずもがなです。白いご飯や味噌汁などは単品でも注文できるので冬はイカ刺しとご飯でいかがでしょうか。

観光スポットは千葉のココ!

一山いけす

  • 住所
    千葉県銚子市黒生町7387-5
  • 電話番号
    0479-22-7622
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より65分
  • 営業時間
    11:00~15:30 17:00~19:30

銚子一の観光名所

出典:ライター撮影

犬吠埼

魚介グルメに舌鼓を打ったなら午後の部へとまいりましょう。次に観光するのは一山いけすから5分ほどドライブした場所ある「犬吠埼」です。関東最東端の岬で離島や山頂を除いて日本で最も早く初日の出を拝めます。犬吠埼の周辺は荒磯が広がっていてしぶきをあげながら打ち寄せる波は大変豪快です。

周辺は公園のようになっていて、ベンチに腰掛けて海の景色を眺めたり、遊歩道を歩いて磯場を散策したりすることができます。銚子きっての観光スポットだけに土産物屋や飲食コーナーなどもたくさんありとても賑やかですね。

シンボルの灯台を見学

犬吠埼といえばやはり犬吠埼灯台は外せません。レンガ造りの白亜の塔で高さは約31メートルです。全国的にも数が少ない登れる灯台で、灯台の内部には99段のらせん状の階段が設置されています。灯台の高さに岬の高さが加わるため、上から眺める景色はまさに絶景というにふさわしいものです。

灯台に入場するには大人200円の料金がかかりますが、敷地内にある灯台の資料館も一緒に見学することができます。初代の犬吠埼灯台に使用されていたレンズなど貴重な品々が展示されているのでぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

観光スポットは千葉のココ!

犬吠埼

  • 住所
    千葉県銚子市犬吠埼9576
  • 電話番号
    0479-25-8239
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より65分

東洋のドーバー

出典:ライター撮影

屛風ヶ浦

灯台から絶景を眺めた後は異国情緒を感じるスポットへと向かいましょう。犬吠埼から6分ほどドライブした場所にある「屛風ヶ浦」です。銚子市からお隣の旭市まで続く観光スポットで、約10キロメートルにわたって断崖絶壁が続いています。

高さは40メートルから50メートルほど。まるで地面が切り取られたかのような風景は迫力満点です。イギリスとフランスを隔てているイギリス海峡には白い断崖絶壁が続く「ドーバー海峡」と呼ばれる場所がありますが、屏風ヶ浦の風景はこのドーバー海峡を思い出させるものとなっています。

遊歩道を歩いて東洋のドーバーを満喫

この観光スポットには遊歩道が整備されていて、観光客はそこを歩きながら東洋のドーバーを見学します。遊歩道は海と断崖絶壁の間につくられていて、断崖の上からは景色を眺めることはできません。長い年月をかけて海の波によって浸食されてできたこの不思議なスポットは一度は訪れる価値があります。

屛風ヶ浦は2016年に国の名勝および天然記念物にも指定されました。屛風ヶ浦の手前には銚子マリーナ海水浴場があり、そちらに整備されている広い駐車場に車をとめることが可能です。無料で観光できるのでぜひ立ち寄りましょう。


観光スポットは千葉のココ!

屛風ヶ浦

  • 住所
    千葉県銚子市名洗町
  • 電話番号
    0479-24-8707
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より55分

海を眺めながら温泉三昧

犬吠埼観光ホテル

ドライブ旅の最後は温泉でシメましょう。日帰り温泉を楽しむのは屛風ヶ浦から7分ほどドライブした場所にある「犬吠埼観光ホテル」です。海沿いにある温泉ホテルで泊まりでも日帰りでも温泉を堪能することができます。

温泉はナトリウムとカルシウムを多く含んだ天然温泉で、貸切風呂を含めてお風呂のラインアップは8つです。特に素晴らしいのが大浴場にある4つの露天風呂ですね。太平洋の大海原を間近に見ながら入浴する気分は最高です。予約をすれば貸切風呂も利用できるので天然温泉と海の絶景を独り占めできます。

コースで楽しむ日帰り温泉

入浴のみも可能ですが夕食の付いた日帰りコースを選択してみるのもおすすめです。「きらきらコース」を予約すると温泉を楽しみながら和食膳をいただくことができます。和食膳は数種類の中からチョイスすることができ、別料金を支払えば他のメニューを加えることも可能です。

もし宿泊気分を味わいたいなら「個室磯懐石プラン」がおすすめで、個室で寛ぎながらプライベートに夕食を満喫できます。窓の外にはライトアップされた海の景色が見えて最高のシチュエーションですね。浴衣も借りられるので日帰りでも大満足です。

観光スポットは千葉のココ!

犬吠埼観光ホテル

  • 住所
    千葉県銚子市犬吠埼10293
  • 電話番号
    0479-23-5111
  • アクセス
    東関東自動車道「佐原香取IC」より65分

冬こそ千葉を楽しもう!

出典:ライター撮影

今週は冬の千葉県をドライブで巡る旅をお届けしましたがいかがでしたか?絶景、グルメ、温泉と千葉県の海沿いは魅力満載です。銚子市の海沿いへのアクセスには少々不便さを感じますが、冬でもたくさんの観光スポットを巡ることができます。次のお休みはマイカーで千葉県に出かけてみてはいかがでしょうか。