ハランとは?特徴や育て方、剪定方法、花言葉、自生地などを詳しく解説!

ハランとは?特徴や育て方、剪定方法、花言葉、自生地などを詳しく解説!

ハランとはどのような植物かご存知でしょうか?ハランは大きな葉が特徴の植物で、生命力も強く、初心者向けの植物として知られています。花は目立ちませんが、葉が見応えがあるので、緑が好きな方におすすめです。今回はそんなハランの特徴や育て方、剪定方法などを解説します。

記事の目次

  1. 1.ハランとはどんな植物?
  2. 2.ハランの特徴
  3. 3.ハランの種類
  4. 4.ハランの花言葉と名前の由来
  5. 5.ハランの販売価格は?
  6. 6.ハランの育て方①環境
  7. 7.ハランの育て方②用土・植え付け
  8. 8.ハランの育て方③水やり・肥料
  9. 9.ハランの育て方④植え替え・増やし方
  10. 10.ハランの育て方⑤剪定・手入れ
  11. 11.ハランの育て方⑥病気・害虫
  12. 12.まとめ

ハランとはどんな植物?

あまり背の高くならない、緑が綺麗な植物を育てたいと考えている方におすすめなのが「ハラン」です。名前を聞いたことは無くても、見たことがある方は非常に多い植物で、花は目立ちませんが、葉が見応えがあります。また、生命力が強く、初心者でも育てやすいのが特徴で、簡単に増やして行けます。今回はそんなハランの特徴や育て方、剪定方法、花言葉や自生地などを解説します。

ハランの特徴

ハランとは?

ハランとは、キジカクシ科ハラン属に分類される多年草です。原産地は日本の九州地方で、葉の高さは大体70~80センチほどに成長します。よく料理の仕切りに使われているプラスチックの「バラン」を見かけますが、元々はこのハランが使われており、今でも料亭などでは本物のハランが使われています。また、生け花やフラワーアレンジメントなどでもよく使われており、洋風でも和風でも合う植物です。

ハランの自生地

現在の自生地は、日本・中国・ベトナム・ラオスといったアジア圏です。元々自生していたのは中国と言われていたのですが、近年、元々の自生地は日本の九州であることが分かりました。九州南部の宇治群島、黒島といった場所が本来の自生地です。日本や他の国も含め、自生地では約59種類が分布しています。

ハランは初心者でも育てやすい?

肝心の育てやすさですが、非常に生命力が強いので、初心者でも気軽に育てられる観葉植物となっています。常緑性ですので、いつでも濃い緑を楽しめるのが嬉しいポイント。また、日陰でも育ちますので、日の当たり肉い場所や、日があまり入らない室内でも育てられます。耐陰性のあるインテリアグリーンを探している方にもおすすめです。

ハランの開花時期

基本的には葉を楽しむ植物ですが、実は花も咲きます。開花時期は3~5月で、花径4センチほどの花が株元に咲きます。葉に隠れてしまう為、あまり目立たないのですが、画像のように面白い見た目をしているのがポイント。花の後には、甘い香りの果実が出来ます。

ハランの種類

ハランの種類①旭葉蘭

こちらは葉先だけに斑が入るタイプの品種で、こういった入り方を深爪斑と言います。画像のように、緑から白へグラデーションしているのがとても美しく、人気があります。

ハランの種類②一文字

こちらは葉の真ん中に、黄色っぽい斑が入る品種で、名前の通り、一文字を感じさせます。こちらも同じように育てられますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

ハランの種類③星月夜

こちらは非常にユニークな見た目をしている品種で、天の川という名前で流通することもあります。星をちりばめたような斑点が入っており、人気です。ネットショップでも購入出来ますので、欲しい方は見てみましょう。

ハランの花言葉と名前の由来

ハランの花言葉

育てる際に気になる花言葉ですが、花言葉は三つあります。「強い心・強い意志」と「平癒」です。強さを感じさせる花言葉は、これから何か頑張ろうとしている方に贈る花言葉にピッタリです。また、平癒はハランの殺菌作用から来ているとされています。ハランの葉には殺菌作用がある為、食べ物の仕切りに使われており、また根や茎が薬として使われることもある為、この花言葉が付けられています。

ハランの名前の由来

名前の由来も気になるところですが、漢字で書くと「葉蘭」となります。元々は中国で「馬蘭」と呼ばれており、大きなランという意味でした。それが変わって現在の形になったとされています。蘭という漢字が使われていますが、ランの仲間ではありません。ちなみに、ハランは中国の王朝で献上されるような植物でした。

ハランの販売価格は?

ハランの販売価格

ハラン 4号ポット植え

Amazon
楽天

購入時に気になるのが販売価格ですが、観葉植物としては平均的な販売価格で、1000~1500円ほどで販売されていることが多いです。大きさにもよりますので、大きいものであれば3000円ほどで販売されていることもあります。ホームセンターや園芸店で販売されていますが、見当たらない場合はネットショップを見てみましょう。

ハランの選び方

選び方の特別なポイントはありませんので、元気そうな苗を選びましょう。葉を見て楽しみますので、葉が生き生きとしており、病気や害虫被害の様子もないものを選んで下さい。

ハランの育て方①環境

ハランは鉢植え?庭植え?

育てる形は、鉢植えでも庭植えでも構いません。鉢植えであれば移動出来るのがメリットで、戸外に出したり、室内に入れたり出来ます。庭植えをすると手間が減るのがメリットで、植え替えや水やりの頻度が下がります。手間をかけたく無い方は庭植えにしましょう。関東より西の地方であれば、問題なく冬越しが出来ます。

ハランに適した生育環境

直射日光が苦手な植物ですので、強い直射日光が当たり続ける場所で管理してはいけません。木陰や室内、半日陰のような場所で育てましょう。特に、斑入りの品種は日光に弱いので、日陰で育てるのが大切です。ただし、日陰でも風通しが悪い場所だと病気や害虫被害を受ける可能性が高くなりますので、日陰かつ風通しが良い場所に植えて下さい。

ハランの夏冬の管理

観葉植物の管理で怖いのが夏と冬を越せるかどうかですが、夏越しに関してはあまり心配いりません。水切れに注意して管理しましょう。冬越しがポイントで、霜に当たると枯れる危険性がありますので注意して下さい。氷点下になるようであれば室内に入れると良いでしょう。秋頃に取り込むと安心です。また、冬はあまり水を消費しませんので、水やりのペースを落とすこともポイントとなります。

ハランの育て方②用土・植え付け

ハランの用土

水はけが良く、通気性のある土を好みます。鉢植えの場合は、赤玉土を6割、腐葉土を4割の割合で混ぜた用土を使用するか、販売されている培養土を使用すると良いでしょう。庭植えの場合は、植え付けの一週間前に腐葉土を混ぜておいて、土の状態を良くしておきます。

ハランの植え付け

ハランの植え付けは5~6月に行います。購入した苗をポットから取り出し、根をほぐし、古い土を3分の1ほど落として植え付けましょう。鉢は鉢底石を敷いて、3分の1ほど土を入れ、その上に苗を置きます。隙間に土を入れて、水やりをすれば植え付け完了です。庭植えの場合は、土を掘って、同様に植え付けます。

ハランの育て方③水やり・肥料

ハランへの水やり

肝心の水やりですが、ハランは水を沢山吸収することで知られています。普通の観葉植物よりも水切れに注意しましょう。鉢植えの場合、土の表面が乾いたら水やりをします。水の量は、鉢の底からしみ出る程度に与えて下さい。庭植えの場合も同様ですが、雨水がありますので水やりの頻度はかなり下がります。冬は土が乾いてから数日待ってから水やりをすると良いでしょう。

ハランへの肥料

肥料は与えすぎないように注意して下さい。肥料を与えすぎると、斑入り品種の斑が消えてしまうことがあります。まず、植え付けの際に緩効性肥料を混ぜておいて、12~2月になったら寒肥を与えます。寒肥を与えると、春の成長期に入った時に、良い具合に効き目が出てきます。

ハランの育て方④植え替え・増やし方

ハランの植え替え

庭植えでは植え替えの必要はありませんが、鉢植えにしたら際は2年に1回のペースで植え替えしましょう。適期は3~6月、もしくは9~10月です。鉢から株を出して、根鉢を軽くほぐし、古い土を3分の1ほど落として、新しい鉢に植え替えます。根がよく張る植物ですので、植え替えをしないと根詰まりになり、生育不良となります。水が染み込みにくくなったら植え替えして下さい。

ハランの増やし方①株分け

増やし方は株分けと種まきの二通りがあります。株分けの適期は3~4月、もしくは9~10月で、植え替えと同時に行うと良いでしょう。3~6芽ずつに株分けして下さい。株分けする際は、清潔なハサミを使用します。株分けして複数植えた状態にする際は、間隔を50センチほどあけておきます。どんどん増えていきますので、多すぎる場合は処理して下さい。

ハランの増やし方②種まき

花後に種が採取出来ますので、種を収穫して種まきをします。種は2ヶ月程度で発芽しますが、雑草の勢いに負けてしまう可能性がありますので、草むしりをしながら負けないように育てて下さい。また、水切れすると育ちませんので、水切れしないよう管理します。

ハランの育て方⑤剪定・手入れ

ハランの剪定

剪定は夏以外、いつでも行えます。葉が重なっていると風通しが悪くなりますので、剪定しましょう。また、垂れて地面についてしまっている場合も剪定した方が良いです。剪定した葉は、生け花や花束、フラワーアレンジメント等に使えます。

ハランの手入れ

特別な手入れはありませんので、手入れをしたくない方にオススメの観葉植物です。強いて言えば、枯れ葉取りが必要な手入れになるでしょう。葉が落ちないタイプの植物ですので、葉が傷んできたら取ってあげて下さい。適期はありませんので、好きな時に手入れが出来ます。

ハランの育て方⑥病気・害虫

ハランの病気

ハランは円星病にかかる可能性があります。この病きは、葉に5ミリから1センチ程度の病斑が現れる病気で、病原菌が感染すると発症します。発症が見られた葉は取り除いて処分しましょう。予防策として、窒素分の多い肥料を控える、風通しを良くするといった方法があります。葉が重なっている場合は剪定する等して風通しを良くして下さい。

ハランに付く害虫

ハランはカイガラムシの被害を受ける可能性があります。カイガラムシは多くの観葉植物にとっての害虫で、植物の汁を吸汁します。成虫になると殻を持ってしまい、薬剤が効きにくくなるのが問題点です。成虫を見つけたら、ヘラなどでこすり落とすと良いでしょう。幼虫の間は薬剤が効きますので、薬剤で予防しておくのも良い手です。詳しい対策方法は下記記事で解説しています。

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まとめ

今回の「ハランとは?特徴や育て方、剪定方法、花言葉、自生地などを詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか?育て方から手入れ、害虫対策などまで解説させて頂きましたが、育てやすく増やしやすい、初心者向けの植物ですので、ぜひ気軽に育ててみて下さい。水を沢山吸いますので、水切れに注意して育てましょう。

ハランが気になる方はこちらもチェック!

今回はハランについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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T・S
ライター

T・S

元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!


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