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伏見稲荷の夜が凄い!綺麗すぎるライトアップや危険と噂の深夜参拝まで解説!

世界でも有名な京都にある神社、伏見稲荷大社の夜の姿を解説します。 伏見稲荷大社が怖いと言われる理由の諸説から、年に一度点灯される幻想的なライトアップと、稲荷山から眺める広大な夜景スポットもお伝えします。千本鳥居だけではない、伏見稲荷大社の魅力に迫ります。
更新: 2024年5月29日
reina.k
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京都の千本鳥居が有名な伏見稲荷大社に迫る

観光どころが沢山ある京都ですが、今京都で一番人気がある観光スポットといえば、千本鳥居で有名な伏見稲荷大社です。トリップアドバイザーで2018年のトラベラーズチョイスで日本一に輝き、世界のランキングでも24位という、今最も注目されている観光地が伏見稲荷大社です。

伏見稲荷大社詳細情報

【住所】〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
【電話番号】(075)641-7331
【アクセス】
電車:JR奈良線 稲荷駅下車すぐ、又は京阪本線 伏見稲荷駅下車徒歩5分
バス:南5系統 稲荷大社前下車徒歩7分

日中の伏見稲荷大社は観光客で大賑わい!

伏見稲荷大社の千本鳥居の撮影は早朝か夜が吉

朱色の千本鳥居が印象的な伏見稲荷大社ですが、京都という場所柄もあり日中は世界各国から観光客が押し寄せてきて賑やかです。

日中の伏見稲荷大社は混雑しており千本鳥居のところでは、まともに写真も撮ることが出来ないので、じっくりと伏見稲荷大社の千本鳥居を味わいたい人は早朝か夜に行くといいでしょう。早朝や夜は人も少ないので落ち着いて撮影できます。

夜の京都伏見稲荷大社は危険!?

巷ではパワースポットや冥界の聖地などと囁かれている伏見稲荷大社ですが、夜間の伏見稲荷大社は昼間の喧騒とはかけ離れ、空気が異なります。昔は夜になると全然人気もなかったらしく、昼と夜の空気の違いから心霊スポット的な扱いもあったようです。

今では夜の伏見稲荷大社もそれなりに人がいるので安心です。

深夜も伏見稲荷大社の参拝はできる

実は伏見稲荷大社は特に入る時に規制があるわけではないので、深夜でも自由に出入りすることができます。伏見稲荷大社は稲荷山に広く分布しているので、24時間入山可能ということになります。山ではありますが、一応歩くところは参道となっているので、夜のハイキングとしても使われているようです。

深夜の伏見稲荷大社への入山は勇気が必要

深夜になるにつれ、人も少なくなるので一人で伏見稲荷大社がある稲荷山に入山するには勇気が必要になってきます。危険回避のためにも深夜帯の入山はなるべく複数人で行きましょう。

伏見稲荷大社の夜道は怖い

伏見稲荷大社の山道に入ると、日中も人気のない山道は不気味で心細くなりますが、夜になるとよりいっそう不気味で心細くなります。

夜のハイキングとして活用しているのは恐らく地元の人たちで、普段から伏見稲荷大社に慣れ親しんでいない人は、夜の伏見稲荷大社の不気味さに途中で引き返す人たちも多いようです。空気も奥に進むと山の中特有のヒヤッとした空気になるので、なおさら心霊的な怖さが増長されます。

夜の伏見稲荷大社の様子

普段は夜の伏見稲荷大社のライトアップはしていない

普段の伏見稲荷大社の夜はライトアップされておらず意外と暗いです。一応、外灯はありますが心もとないです。ただ鳥居が連なっている道を照らしているだけなので闇夜にうっすら浮かぶ鳥居は異様で、夜の不気味な雰囲気に飲み込まれます。

かなり足元が見えづらくなっており、危険ですので夜に参拝するときは懐中電灯を持っていきましょう。


夜間の時間帯は特に危険!野生動物に注意

日中に伏見稲荷大社の参道を歩くと、野生動物に注意といったような看板も見かけます。山の中にある神社なので、野生動物が多く生息しています。夜は日中よりも野生動物が活発に動いているので危険です。特に夜間はイノシシがよく出没するそうなので、夜の伏見稲荷大社に参拝する際は注意しましょう。

夜の伏見稲荷に参拝した人たちの心霊体験が続々

深夜の伏見稲荷大社はさすがに千本鳥居のあたりも人気がなくなり、薄気味悪いので深夜の時間帯に参拝するのはお勧めしません。

その深夜の時間帯に千本鳥居を抜けて稲荷山に入って写真を撮ると心霊写真が撮れたり、突然何かが自分の後をつけてくる気配がして怖い思いをしたりと、調べれば無数の心霊体験が出てきます。

夜の四ツ辻から先は人が減るので心細い

夜景ポイントとして有名な四ツ辻から先は、人がいきなり減るのでかなり心細くなります。夜は恐怖で先に進むことが出来なくて、登頂を諦める人も多いようです。

四ツ辻から先は日中でも登る人が少なくなる場所なので、元々人の気配が感じづらい場所でもあります。闇夜で一度「怖い!」と思ってしまうとその思考から抜け出せなくなるので注意です。

様々な人たちが夜の稲荷山にやってくる

心霊的な怖さもある伏見稲荷大社ですが、夜の伏見稲荷大社は様々な人間が訪れているようです。面白半分で夜の時間帯に遊びにきた若者や、カメラ好きな人など多種多様な人々が夜になると集まってきます。

そのため夜の稲荷山の参道では、たまに想像を超える不思議な人に遭遇してビックリすることもあるようです。

心霊現象よりも怖いのは夜に出会う人間

伏見稲荷大社はお稲荷様の総本山ゆえに、いろんな思いを持って入山してきている人もいます。伏見稲荷大社という場所自体は恨みつらみを成就させるような所ではありませんが、闇夜で出会って怖いのは心霊よりも人間なのかもしれません。

伏見稲荷大社はパワースポットがいっぱい

夜の伏見稲荷大社での心霊現象や、不思議な出来事が起きる背景には、お稲荷様の総本山であるために非常に強いパワースポットが稲荷山に点在しているのも理由の一つと言われています。

伏見稲荷大社まで来たらぜひ!根上がりの松

意外と知られていないのが、金融関係者や腰痛、膝痛持ちにご利益がある「根上がりの松」です。その名の通り、松の木の根元が持ち上がっていることから名づけられました。

膝や腰の痛みが治るご利益と、根上がり=値上がりとなることから、株などの金融関係者にご利益があると人気です。松の木に触れることも出来るので、伏見稲荷大社に来た際には是非訪れて欲しいスポットの一つです。

何も知らずに夜に見かけると怖い!お塚

山道をしばらく歩くと「お塚」と呼ばれる伏見稲荷大社特有の、大量の小さな鳥居が置いてある場所にいくつも出くわします。

私的にお稲荷さんに名前を付けて奉納したもので、全く悪いものではないのですが、山の中に突然出てくる朱色という色のパワーと無数にある小さな鳥居の迫力、伏見稲荷大社の持つ底力みたいなものに圧倒されます。夜にお塚を見ると、悪いものでないはずなのに背中がゾクっとします。

伏見稲荷大社の言い伝え 新池の不思議

伏見稲荷大社内の熊鷹社の前にある新池には、ちょっと不思議な言い伝えがあります。池に向かってパンと拍手をするとこだまが返ってきます。その時に返ってきた方角に行方不明者の居場所を見つける手がかりがあるという言い伝えがあります。

そのためこの池を別名、谺ケ池(こだまがいけ)とも言われています。夜にここを通ると異世界に引き込まれそうになるくらい、別世界です。


夜の伏見稲荷大社が美しく輝くお祭りに行こう

普段の夜は参道を照らすだけの伏見稲荷大社ですが、七月に行われる「本宮祭」とその前日の「宵宮祭」では、夜になると稲荷山の境内にある灯篭と千本鳥居には無数の提灯を吊らして、ライトアップがされます。闇夜に浮かびあがる、伏見稲荷大社の本殿の美しさに目を奪われることでしょう。

夜の伏見稲荷大社ライトアップ以外にも見どころが!

このお祭りでは夜のライトアップが壮観なことで有名ですが、日本画家や工芸家が伏見稲荷大社に奉納した行灯画が400点近くも見ることができます。夜にライトアップされた行灯画は美しく、各作家の個性が出ていて大きな見どころの一つです。

夜の伏見稲荷大社とキツネのお面が妖しい

お稲荷さんの総本山らしく、キツネのお面が売っているところもこのお祭りらしいところです。夜に浴衣を着た女性がキツネのお面を被ってライトアップされた伏見稲荷大社を歩いている風景は、キツネの妖怪を思わせる雰囲気で幻想的です。

伏見稲荷大社から見る夜景が綺麗との噂

伏見稲荷大社は稲荷山に大きく分布しているので、山に登ると京都の街が一望できます。その夜景が綺麗だと密かに話題になっています。

夜景を見に行くときは警備員に一声かけると安心

稲荷山は24時間入山可能ですが、外灯も少なく行き慣れていない人が夜景を見に行くにはハードルが高いところもあります。不安な方は一度、伏見稲荷大社の夜間警備員が駐在している詰め所に一声かけると安心です。

四ツ辻から夜景が見える!

伏見稲荷大社内で一番有名な夜景スポットです。もちろん日中も絶景です。四ツ辻までは日が暮れて間もない時間帯は、地元の人がランニングしていたりと普段から通いなれている人にとっては、のどかな雰囲気だそうです。

ただ通いなれていない人にとって、夜はお塚があったり生い茂る森に圧倒されるので怖いと感じる方も多いでしょう。深夜は避けて、早めの時間帯に夜景を楽しんでください。

一番綺麗な夜景は荒神峰(田中社神蹟)の裏

実は本当に綺麗な夜景が楽しめるのは四ツ辻ではなく、荒神峰(田中社神蹟)の裏です。伏見稲荷大社のオフィシャルサイトにも京都の景観が一望できると載っているのですが、日中でも訪れる人が少ないため、深夜に訪れるのは避けましょう。

ここの夜は真っ暗で足元が見えず危険なので、必ず複数人で足元を照らすライトを所持して見に行ってください。

お稲荷さんって恐ろしい存在なの?

よくお稲荷さんには祟りがあるから近づいてはダメ!と昔から代々伝えられてきており、中には「伏見稲荷大社に入ったらだめ」と言う人もいます。心霊話にもお稲荷さんが出てくるほど、世の中では気軽に触れてはいけないものとしても知られています。

伏見稲荷大社の稲荷信仰がメインとなる神様とは


神社である伏見稲荷大社は、主となる神様は五穀豊穣を祈って祀られた神様です。宇迦之御魂神という名前の神様で「うかのみたまのかみ」と読みます。この神様はとても穏やかな女神です。

そのうち時代が進むにつれ、五穀豊穣だけでなく様々なご利益を生むようになりました。例えば商売繁盛、家内安全、芸能など多岐にわたります。そんな様々なことにご利益のある神様のお使いがキツネです。

世間で言われている危険なお稲荷さんっているの?

よくお稲荷さんは恐ろしいと伝えられているのは、仏教が主となるお稲荷様です。お寺で〇〇稲荷という名のところのほとんどが荼枳尼天という女の神様が祀られているんです。漢字だと全く読めませんがカタカナ表記だと「ダキニ天」です。この神様は伏見稲荷大社には祀られていません。

だが実はこの神様も福神様

この神様はヒンズー教生まれの女神であり、ご利益も強力であるため歴史に名を残した将軍たちがこぞってお祈りした女神としても知られています。今では福神様となっているので、願掛けの仕方さえ間違えなければ私たちの味方になってくれる神様でもあります。

伏見稲荷大社にも荼枳尼天が祀られていた!

昔は神社もお寺も一緒の敷地に存在しており、伏見稲荷大社の境内には仏教のダキニ天が祀られていたと言われています。しかし明治に執行された神仏分離令で伏見稲荷大社からはお寺がなくなってしまいました。

伏見稲荷大社の怖い噂の原因はこれかも

伏見稲荷大社の恐ろしい噂の一つに、実はダキニ天が祀られていたということが理由である可能性が考えられます。昔はそんな仏教の神様がいたことが現在は忘れ去られてしまって「伏見稲荷大社に入ってはだめ」という言葉だけが残ったのかもしれません。

敬意をもって伏見稲荷大社へ参拝に行こう

ここまで伏見稲荷大社についてご紹介しましたが、いかがでしたか。今では全国に約30,000社以上とも言われている、稲荷信仰の大元になっている伏見稲荷大社。

神聖な場所でありますから、昼夜問わず伏見稲荷大社に参拝するときは敬う心を忘れないようにしましょう。きっと伏見稲荷大社にいるお稲荷様が、私たちの願いを聞いてくれるはずです。

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京都は伏見稲荷大社以外にも見どころがたくさんあります。京都に遊びに出かける際はこちらもご覧ください。