日本三代うどんってどこ?有名なうどん産地と味などの特徴の違いを解説!

日本三代うどんってどこ?有名なうどん産地と味などの特徴の違いを解説!

日本は国土が狭いにも関わらず小麦も多く作られ、昔からうどんとして主食のひとつとされてきた国です。うどんをよく食べる日本人が美味しい!と感じるうどん産地のことを日本三大うどんといいます。三大うどんとはどの産地を指すのでしょう。それぞれの特徴と違いをお伝えします。

記事の目次

  1. 1.日本三大うどんの産地と特徴を知りたい!
  2. 2.日本三大うどんは絞り切れない!?
  3. 3.有名な日本三大うどん・産地候補①「稲庭」
  4. 4.有名な日本三大うどん・産地候補②「讃岐」
  5. 5.有名な日本三大うどん・産地候補③「五島」
  6. 6.有名な日本三大うどん・産地候補④「水沢」
  7. 7.有名な日本三大うどん・産地候補⑤「氷見」
  8. 8.有名な日本三大うどん・産地候補⑥「きしめん」
  9. 9.自分の三大うどんを決めよう
  10. 10.まとめ

日本三大うどんの産地と特徴を知りたい!

名物うどんの発祥や違いも

日本はご飯が主食となっていますが、その他にも昔から小麦を使ったうどんもご飯に代わる主食としてよく食べられてきた国です。その製法や麺の太さなどもさまざまな工夫がされてきて、狭い国土ながら個性豊かなうどんが味わえます。その中から特に美味しいものの代名詞「三大うどん」の発祥と、それぞれの違いを、美味しい食べ方とともにご紹介していきます。

日本三大うどんは絞り切れない!?

有名なうどんの産地といえば

日本には美味しいといわれている有名なうどんがたくさんあります。米作中心の日本の農業で、田んぼが空いているときの二毛作として、麦を作る農家が多く、その小麦を利用したご飯に変わる主食として作られ、発達したのが日本のうどん文化です。その中でも、個性的で他にない美味しさがあると有名な産地がいくつかあります。日本三大うどんともいわれますが、実はその3つのうち2つは決まっていますが、残りひとつについてはさまざまな意見があります。

3つに絞りきれない美味しいうどんの産地

三宅耕三氏(日本うどん学会会長)の意見では、日本を代表する3つ目の産地を決めるのは難しいという見解です。日本中のうどんをすべて食べ歩いているという人も数が少ないですし、地方によって三大うどんのメンバーが変わってくるのが理由です。

現状では「讃岐」と「稲庭」はほぼ「当確」という見方が強い。第三のうどんには、長崎県の「五島」、群馬県の「水沢」、富山県の「氷見」のほか、名古屋の「きしめん」が挙がることも

有名な日本三大うどん・産地候補①「稲庭」

稲庭うどん発祥

稲庭うどんを食べたことがない人でも、その名前は知っているという方も多いでしょう。それほどこの産地は有名です。その成り立ちは秋田藩稲庭村小沢集落から。佐藤市兵衛さんという人がその製法を考えたとまで伝わっています。というのも、この稲庭うどんの製法は一子相伝で、他の家の人が作ることはおろか、同じ佐藤さんの家の人であったとしてもたった一人の子どもにのみ伝えられた「門外不出の作り方」でした。

稲庭うどんといえば【特徴】

このうどんは「細い」「乾麺」「中が空洞」「平たい」ということがあげられます。また、食物油が一切使われないのも大きな特徴です。なめらかな食感を出すために使われることも多い油。それを使わなくてもしなやかでツルツルの麺に仕上げるための研究・工夫がされた特殊な製法のうどんです。

稲庭うどんの美味しい食べ方

そうめんに近いような、細いタイプのうどんで、しかも乾麺ですので、食べる前に「茹で」の工程が入ることになります。美味しくいただくおすすめの食べ方は、もりうどん。細いうどんをしっかり締めて、ベタつかせず、くっつかせず、のどごしで味わうことができる食べ方です。もり以外でも、お店で食べるなら、茹でたてのベストな状態の麺を暖かいつゆでいただく食べ方もおすすめです。

有名な日本三大うどん・産地候補②「讃岐」

讃岐うどん発祥

一子相伝の稲庭うどんと比べて、その発祥が定かではないのが讃岐うどんです。さまざまな発祥のいわれがありますが、その中でも有力なのが2つの発祥地が「琴平町」と「滝宮」。というのも、讃岐うどんの美味しさのポイントは、良質の小麦粉。一人のうどん職人の技術が素晴らしかった稲庭とは違い、原料の良さを活かしたうどん作りがあちこちの町で工夫され、有名になりました。

讃岐うどんといえば【特徴】

食べやすい太くもなく細くもない、ザ・うどんというような見た目。色は白く、食感はもっちりしているのが特徴です。また、讃岐は有名な塩の産地でもあったので、うどん作りには重要な塩かげんが絶妙で、そのまま食べても美味しい麺となっています。また、足踏みでコツを出す製法が讃岐うどんの秘訣といわれているくらい、コシが強くて噛むほどにもちもちとした弾力を感じられます。

讃岐うどんの美味しい食べ方

さきほど、讃岐は塩の産地と言いましたが、それ以外にも有名な「いりこ」ができる場所としても有名です。美味しいうどんを余さず体験するには、そのつゆにも讃岐のいりこを使い、いただくことをおすすめします。そこまでして初めて、本当の讃岐うどんを食べることができます。

有名な日本三大うどん・産地候補③「五島」

五島うどん発祥

うどんは日本の食べ物という印象もありますが、五島うどんに関しては、他と違い、そのルーツは中国という説が有力です。それというのも、五島列島がある長崎は鎖国していた時代でも開かれていた、日本の海外との門といえる場所でした。手延べという日本では珍しいその作り方が、中国の「索麺」の製法に似ていることから、中国が五島うどんの発祥ではないかと思われています。

五島うどんといえば【特徴】

さきほども、少し触れましたがその大きな違いには「製法」があります。多くの工程を必要とする手延べという作り方で、その出来も天候に大きく左右されるのが五島うどんです。家族で、工場で。ひとりで打つのではなく、みんなで協力して時間や天候と戦いながら作り上げる麺です。手延べの良さは、細くてもコシがある。切れにくい。ぷるぷるとしたしっかりした細麺となってあらわれています。

五島うどんの美味しい食べ方

土地の風土や歴史によって作られたうどんなので、その地元で食べられている方法でいただくのが、本当の五島うどんの食べ方ではないでしょうか。「地獄だき」という方法をご紹介しましょう。これは、乾麺を大鍋で茹で、それを水でしめることはせずそのまま各自鍋からとっていただくという大鍋料理です。味付けは色々なものがあり、生醤油で食べたり、あごだしや、みりんを入れて甘く仕上げたつゆもあります。ゆであげうどんにたまごを絡めてしょうゆをかけてネギなどの薬味と一緒に食べる方もいます。

有名な日本三大うどん・産地候補④「水沢」

水沢うどん発祥

海沿いの地方にあることが多かったうどんの産地。周りを海で囲まれた日本列島の中でも、内陸にある群馬でつくられたのが水沢うどんです。発祥はハッキリしており、400年ほど前の水澤寺というお寺。この参拝客に振る舞われたのがはじまりと言われています。

水沢うどんといえば【特徴】

このうどんの特徴は、太麺、もっちり、透明感があるの3点です。群馬は赤城山のふもとに広い関東平野が広がり、米作りも盛んに行われている場所。二毛作として冬は小麦を作っています。日本でも名水と名高い利根川や、赤城山に降った雨がろ過される地下水。水が綺麗な場所で作られた小麦が、美味しくないわけはありませんね。

水沢うどんの美味しい食べ方

他の産地と比べると、水沢のそれは家庭で食べるために工夫・研究されたうどんというよりも、お寺の参拝客に食べていただくためのうどんです。そのお店の食べ方に準じるのが、安定して美味しくいただける方法です。ほぼ99%が冷やしざるうどんとして提供されます。海がないところですので、山菜や野菜の天ぷらなどと合わせていただきます。つゆはしょうゆがベースが多いですが、やはり畑で作られる胡麻を利用した胡麻ダレでいただく食べ方もあります。

有名な日本三大うどん・産地候補⑤「氷見」

氷見うどん発祥

氷見うどんの正式名称は「氷見糸うどん」。加賀藩御用達の氷見うどんの発祥は高岡屋といううどんのお店といわれています。

ルーツは輪島のそうめんで、1751年(宝暦元年)に「高岡屋」が輪島から技法を取り入れて作り始めた

氷見うどんといえば【特徴】

日本のうどんの製法は「手打ち」と「手延べ」に分けられます。多くの地域で行われているのが、包丁で切って作る「手打ち」ですが、氷見うどんは基本的には手延べの作り方で作られます。ツルツルとした食感と、のどごしが良いとされるうどんです。見た目は手延べによくある平麺で、色は白く、細いものが主流ですが、太い麺も作られており、好みで選んで食することができるのが大きな違いです。

氷見うどんの美味しい食べ方

各産地によって、一番味わい深くいただけるおすすめの食べ方というのがありますが、氷見うどんに関してはその太さが多種に渡るので、この生産者のイチオシ!という食べ方がありません。逆にいえば、麺の太さによっていろいろとアレンジして食べることが可能な麺ということ。小麦粉の風味やのどごしを味わう冷やしざるから、焼きうどん、煮込みうどん、カルボナーラ風など洋風な食べ方もいろいろ試してみたくなるのが氷見うどんです。

有名な日本三大うどん・産地候補⑥「きしめん」

きしめん発祥

きしめんについては、その発祥が明らかになっていません。有名な起源説は2つあり、ひとつは三河の芋川という場所。"いもから"から"ひもかわ"に変わり、きしめんになったという説。この他に三河池鯉鮒宿で名物となった雉(きじ・鳥類)を入れたつゆで食べる"きじめん"から変わったという説。食べられ始めたのが江戸時代初期で、同じ江戸時代に書かれた「東海道名所記」には芋川説が書かれていることから、こちらが有力説とされています。

きしめんといえば【特徴】

きしめんの見た目特徴は、今さらご説明することもないくらい有名ですが、その幅が広くて薄いという他に「小麦粉を打つ段階で塩を一切つかっていない」ということは、あまり知られていなないところ。そのため、ツルツルとしていてやわらかい麺が特徴となっています。

きしめんの美味しい食べ方

きしめんは、暖かい麺でいただくことが多い麺です。しょうゆベースのつゆの他、名古屋の味ともいえる味噌煮込みで食べるのもおすすめ。少数派ではありますが、茹でて冷やしたきしめんを、つけ汁につけていただく食べ方もあるようです。

自分の三大うどんを決めよう

通販でも買える美味しいうどん

稲庭饂飩・比内地鶏つゆセット

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通販でも買うことができる、いろいろな地域の名物うどん。お取り寄せして自宅で食べ比べてみてはいかがでしょうか。こちらは、稲庭うどんと比内地鶏を使っためんつゆのセット。うどんといえば稲庭だという人もいるくらいファンが多いうどんです。おすすめのつゆもセットになっているので、ベーシックな味をまず知りたいという方にもおすすめです。

水沢うどん

水沢うどん

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他の三大うどんとは大きく違う、太い生麺、手打ち製法で作る水沢うどん。産地の水沢から直送で送られてきます。まるで餅を食べているかのような、しっかりとしたもっちり感をお試しください。

五島うどん

五島手延べうどん

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手延べ麺である五島うどんは、乾麺なので保存もきき、通販で利用しやすい三大うどんといえますね。「なかなか九州までうどんを食べにいくことができない」という人でも、家で自分で食べ比べてマイ三大うどんを選ぶことができます。

まとめ

みんな美味しい!3つにしぼれない日本の三大うどん

日本三大うどんは地方によっていろいろな3つで選ばれるベスト3といえます。三大うどんが4つや5つでもいいんじゃないかというくらい、個性豊かで食指が動くものばかりでした。発祥地もご紹介していますので、現地まで足を伸ばして、通販を利用して、ご自分の舌で美味しいうどんを味わってください。

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佐藤3
ライター

佐藤3

ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。

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