香川のどんなお花見を希望？
香川の自然の絶景のお花見を希望
桜前線が疾風のごとく香川に到来し、花見のシーズンが訪れるときに望まれるのは絶景的な見応えある桜の風景です。香川では山岳の高所からの眺望、あるいは海原の眺望が絶景と称えられる桜の名所が、各地で人気を博しています。絶景に溶け込む桜ならば、心まで響くこと間違いなしです。
香川の歴史的なお花見を希望
いにしえに築かれた寺院や神社、そして江戸時代からの日本庭園は造形深く、見るものを圧倒する迫力があります。香川にもそんな古来よりの名所が多数存在し、そうした施設には必ずといっていよい程に秋の紅葉、そしてお花見が付き物です。歴史系の桜の名所は必見なのです。
香川の美味しいお花見を希望
もはや主食と定まったうどんに限らず、香川の桜のお花見スポットには、グルメ三昧もできる店舗が並んでいる場所も珍しくありません。それは老舗の有名店だったり隠れた茶屋だったり、臨時のお祭り屋台系だったり色々です。美味しいグルメも叶えてくれる名所は、優先的に選びたくなります。
香川でおすすめな桜の名所①（さぬき市）
亀鶴公園
宮池の水面に花しょうぶが咲くことでも知られる亀鶴（きかく）公園は、香川の東讃地方でも一番手の桜の名所です。西側の鶴の形をした鶴が山と、池の真ん中の亀島を中心に、500本のソメイヨシノが開花します。隣接の長尾総合公園は、バーベキューやパターゴルフを楽しめるスポットです。
お花見の見どころ
西側に鎮座する宇佐神社と宮池の亀島とを結ぶ300mの通路には、整然とした桜の並木が見られ、花を開けば桜のトンネルと呼ばれる絶景です。並木がライトアップがされた回廊の姿が特に有名で、宮池の水面にも写り込んで綺麗な装いとなります。この名所は香川でも人出が多めで3万人が来場します。
桜スポット情報
【所在地】香川県さぬき市長尾名1673-1
【見頃の時期】3月上旬～4月下旬
【入場料】無料
【ライトアップ】18:00~21:00
【アクセス】琴電長尾線の長尾駅から南へ徒歩30分、タクシーで5分。
香川でおすすめな桜の名所②（高松市）
公渕森林公園
やたらと池だらけを実感する香川で、幕末に高松藩が造営した公渕（きんぶち）池と城池のほとりは、桜並木も綺麗な公渕森林公園が広がります。93haの広さを有し、お花見にはランキングトップの10万人が来場します。各種の花も綺麗な場所で、キャンプやバーベキューでも注目な名所となります。
お花見の見どころ
遊歩道がうねうねと伸びる公渕池の名所には、ソメイヨシノなど5,000本の桜が見られます。池の畔の500ｍの通りは桜並木のトンネルが最大の見所で、並木辺りは夜のちょうちんライトアップの中心です。標高180ｍの二子山の頂上の場所は、香川の都市や瀬戸内海までも鮮やかに一望できます。
桜スポット情報
【所在地】香川県高松市東植田町寺峰1210-3
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】無料
【ライトアップ】18:00~21:00
【アクセス】琴電長尾線高田駅からタクシーで10分、高松自動車道の高松東インターから、県道30号を南へ12分。
香川でおすすめな桜の名所③（高松市）
栗林公園
回遊式庭園の桜を観賞してみたいなら、香川どころか四国唯一の特別名勝として有名な四国栗林（りつりん）公園がおすすめです。江戸時代前期から地元の名士により脈々と造営されて来た歴史は長くあり、春にはおよそ6.5万人がお花見に訪れ、来場者数ランキングもかなり上位の名所です。
お花見の見どころ
稲荷山の東に川のように巡らされた群鴨池や西池などのほとりに、ソメイヨシノやエドヒガンなど320本の桜が、名のある松と共演して咲いています。この香川の名所は夜間になるとライトアップが始まり、庭園の夜桜は光を帯びて違った装いです。園内の茶屋での、お茶とお菓子が楽しみとなります。
桜スポット情報
【所在地】香川県高松市栗林町1丁目20-16
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】大人410円、小中学生170円
【アクセス】JR高徳線の栗林公園北口駅から徒歩0分。琴電琴平線の栗林公園駅から西へ徒歩5分。
香川でおすすめな桜の名所④（綾川町）
西分のしだれ桜
高鉢山に抱かれた里山の景色が色濃い綾川町では、隠れた桜の名所、西分のしだれ桜も見逃せません。このしだれ桜の場所は田畑が広がる西分地区の民家の軒先で、枝葉を左右におおきく広げた姿を見せています。香川のしだれ桜の中で比較すると、いちばんに口コミで評価の高い名所です。
お花見の見どころ
樹齢はまだ40年を過ぎたほどのエドヒガンですが、既に高さは12ｍ、樹幅は16ｍに達しています。時期を迎えれば地域で有名な花の郷まつりが開かれ、隠れた名所をひと目見ようと香川各地から足を運ぶ人がいます。夜間になればライトアップもあり、しだれた様子はいっそう幻想的になります。
桜スポット情報
【所在地】香川県綾歌郡綾川町西分1518
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】無料
【ライトアップ】夕方以降
【アクセス】琴電琴平線の陶駅より、タクシーで15分。高松自動車道の高松西インターより、県道44号と182号で綾川町へ。
香川でおすすめな桜の名所⑤（多度津町）
県立桃陵公園
多度津の港町に寄り添う香川の桃陵（とうりょう）公園は、小高い桃山の斜面に作られている自然公園です。山頂の展望台は市街地と港と瀬戸内科を望む風光明媚な名所。公園内ではメロディー時計から童謡が流れるなかで、ソメイヨシノなどの桜を観賞しに、春には大勢の観光客がやってきます。
お花見の見どころ
桃山の斜面の一面には、およそ2,000本の桜がひしめいています。日没を過ぎた頃からのライトアップではぼんぼりも伴って、桜全体が光に浮かび上がる綺麗な光景が広がります。この香川の名所では多度津さくらまつりが4月に開催され、太鼓の披露や桜餅が振る舞われるなどイベントで飾られます。
桜スポット情報
【所在地】香川県仲多度郡多度津町桃山
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】無料
【ライトアップ】日没～21:00（4月上旬）
【アクセス】JR予讃線の多度津駅西口から、徒歩13分。高松自動車道の善通寺インターから、県道25号を北へ15分。
香川でおすすめな桜の名所⑥（琴平町）
金刀比羅宮
その昔に象頭山に大物主大神を祭る社殿を建てたことに始まるのが、香川ではこんぴらさんでお馴染みの金刀比羅宮（ことひらぐう）です。この場所は年初から参拝客が絶え間なく、奥社はパワースポットでも有名です。ソメイヨシノなど3,500本もの桜が境内を彩る、お花見の名所となります。
お花見の見どころ
【告知】2013年4月10日（水）
— チュケオ (@chukeo1237) March 25, 2013
金刀比羅宮桜花祭
冠に桜の花を差した神職と桜の枝を手に持った巫女（みこ）の行列が、奏楽のなか、大門から御本宮まで優雅に参進する。
絵巻物のような雅なお祭り
讃岐路に本格的な春を告げます。 pic.twitter.com/0dWRZtBJia
老舗のグルメ処がひしめくこんぴら表参道から境内の奥まで、桜並木など見所に溢れている名所です。厄除けの鎮花祭の役割を持っている4月10日の桜花祭は、香川の春の金刀比羅宮ではメインイベント。桜並木の前を、桜花で飾る神職と桜の枝を手にする巫女が、雅楽と共に行列を作る姿が印象的です。
桜スポット情報
【所在地】香川県仲多度郡琴平町892-1
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】無料
【アクセス】JR土讃線の琴平駅、琴電琴平線の琴電琴平駅から徒歩15分。
香川でおすすめな桜の名所⑦（三豊市）
紫雲出山
青に霞み掛かる瀬戸の海に、粟島や高見島など島々を眺める、荘内半島の紫雲出山（しうでやま）。この名は浦島太郎の玉手箱の煙が紫雲となったとの伝説を元にしています。千本の桜と山頂からの有名なパノラマの絶景を見ようと、香川では春に3万人のお花見客が押し寄せるランキング上位の名所です。
お花見の見どころ
2つある紫雲出山の展望台まで、ちょっとしたハイキングをするのも、この名所でのお花見の通常です。特に桜色が斜面の一面を埋め尽くしてその向こうに瀬戸内海が見えている、西の山頂展望台のほうが人気です。日没からのライトアップは、香川の紫雲出山の桜と海を一層綺麗に引き立てて見せます。
桜スポット情報
【所在地】香川県三豊市詫間町箱
【見頃の時期】3月下旬～4月中旬
【入場料】無料
【ライトアップ】日没～21:00
【アクセス】三豊市街地から県道232号を北西へ車で40分。
香川でおすすめな桜の名所⑧（三豊市）
朝日山森林公園
昇る朝日と桜が奇麗なことで知られる香川西部の名所、朝日山。ここは標高238メートルの頂上部に伊勢朝日山本宮が鎮座し、地元の付近では「あせび山」と呼ばれています。森林公園は浅口城というの資料館・展望台があり、桜のお花見だけでなく、瀬戸内海方面までの眺望も注目な見どころです。
お花見の見どころ
太鼓橋の掛かる橋のあたりは特に桜が綺麗な場所で、水面には橋と桜が映りこんだり、花びらが絨毯のように敷き詰められたりします。お城型の展望台の頂上まで上がって、朝日山周辺の2,000本にものぼる斜面の桜を、高い場所から眺めてみるのもおすすめです。
桜スポット情報
【所在地】香川県三豊市高瀬町下麻
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】無料
【ライトアップ】日没～22:00
【アクセス】高松自動車道の三島鳥坂インターから、国道11号と県道219号で南東の高瀬町へ。
香川でおすすめな桜の名所⑨（三豊市）
不動の滝カントリーパーク
さぬき百景の不動の滝と一緒に、桜の絶景を眺められる隠れた名所がここ、カントリーパークです。弘法大師の7つのお宝伝説が伝わる七宝山の南麓に位置します。この名所には弥生～飛鳥時代の楼閣や仏塔を模した大型滑り台があり、パットゴルフができるなど、香川で親子での休日にも最適です。
お花見の見どころ
七宝山の斜面や公園の広場のあたりでは桜や梅の花々がいろどり、その向こうの断崖からは落差50メートルもある不動の滝が、勢いをつけて流れ落ちています。訪れる時期によっては、鯉のぼりと桜の競演も見られたりもします。香川では隠れた穴場の名所ながら、いつも独特な特徴に満たされています。
桜スポット情報
【所在地】香川県三豊市豊中町岡本3567-6
【見頃の時期】3月下旬～4月上旬
【入場料】無料
【アクセス】JR予讃線の本山駅から、西へ徒歩15分。高松自動車道のさぬき豊中インターから、県道229号などを西の七宝山まで15分。
春は香川の桜の名所にいってみよう
有名所や隠れた名所も
トンネル状の並木や存在感あるしだれ桜など、香川の桜が綺麗な場所は数多くありました。お花見は例年人出が絶えない有名所や隠れた名所など迷いがちです。しかし満開となる時期は3月～4月まで幅があるので、開花予想を気にしつつ香川各地を訪ねてみる、お花見の名所巡りがおすすめです。
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